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2008年(平成20年)4月
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2008年4月6日(日) 2306号
2008中部パック
包装・食品・物流機械・関連機器、包材、食材等総合展
4月9日(水)〜12日(土)、ポートメッセなごやで開催

粉体工業展名古屋2008併催包装・食品・物流機械・関連機器、包材、食材等の総合展「2008中部パック」(主催=中部包装食品機械工業会、会長=生田芳規氏・フジキカイ社長)が4月9日、「食と包装ものづくり、元気な中部が提案します」をテーマに名古屋市港区金城ふ頭のポートメッセなごやでいよいよ開幕する。前回に引き続き、「粉体工業展名古屋2008」との併催で行われ、出品社数226社、総小間数765小間の展示規模での開催となる。主催者側は会期中6万名の来場を目標としている(写真は前回展の会場風景)。
 中部パックは、昭和54年5月に名古屋市吹上ホールで第1回を開催して以来、隔年に開催され、今回で第16回目を迎える。規模の拡大に伴い、第3回以降会場を名古屋市国際展示場(ポートメッセなごや)へ移し、名称も「名古屋包装・食品機械展」から「中部パック」に変更、中部地区の産業イベントとして定着している。
 2008中部パックのテーマは「食と包装ものづくり、元気な中部が提案します」。ものづくりで世界をリードする中部において、包装機械、食品機械、環境機器、検査装置、物流機械、包装資材、食材などを一堂に集め、安心・安全・省資源を追求した製品や技術を紹介する。中部パックで195社が662小間に出展、粉体工業展名古屋では31社が103小間に出展し、総出品社数226社、総小間数765小間の展示規模となる。今展では、特に環境面への工夫がなされた出品がどの分野でも増えている。
 毎回、時代に即した内容で人気を集める特別講演会であるが、今回は初日に「おいしさを科学する」と題して山崎義樹太陽化学副社長が講演。食品加工における永遠のテーマである“おいしさ”を追求し、開発に取り組んできた一端を披露する。2日目以降は、安全・安心につながる「トレーサビリティ」や「健康食品開発戦略」をテーマにした講演が行われる。
 また、出品社プレゼンテーションセミナーも中部パック関係が8セッション、粉体工業展関係で18セッションの合計26セッションと充実し、多くの新製品、新技術の情報が発信される。
 来場者へのサービス活動として、包装相談コーナーでは包装機械に関する技術一般や容器・包装材料などの相談に対応。同様に、粉体工業展名古屋でも粉体技術相談コーナーを設置し相談に応じる。
 2008中部パックでは、中部地方はもちろんのこと、新名神高速の開通でより近くなった関西地方からの来場者も視野に入れた広報活動を展開。今回初めて中部パック視察とトヨタ自動車工場見学のパッケージツアーも企画され、ものづくりで世界をリードする中部を実感できる絶好のチャンスとなる。
ホットで興味深いテーマの
講演会やセミナーも
【特別講演会】
「おいしさを科学する」〜粉体工学と界面化学の融合〜
◇講師=太陽化学代表取締役副社長 山崎義樹氏
◇日時=4月9日午後1時〜2時30分
「紙製飲料缶の充填にICタグで生産管理」
◇講師=凸版印刷パッケージ事業本部Eビジネス部 立木昭次氏
◇日時=4月10日午後1時〜2時30分
「健康食品開発戦略」
◇講師=神戸大学大学院農学研究科 金沢和樹氏
◇日時=4月11日午後3時30分〜5時
 会場はいずれもポートメッセなごや・交流センター3階で、受講無料。受講希望者は、事前に2008中部パック事務局まで申し込みが必要(FAX052―452―7752)。
【開催概要】
■名称=2008中部パック
■テーマ=「食と包装ものづくり、元気な中部が提案します」
■目的=包装機械、製菓製パン機械、食品機械、物流機械、関連機器、環境機器および包装資材、食品材料等を資材から製造、包装、物流までを一貫して展示し、業界の発展とユーザーとの共存共栄の道を拓く
■主催=有限責任中間法人中部包装食品機械工業会
■併催=粉体工業展名古屋2008(日本粉体工業技術協会)
■後援=愛知県・名古屋市・名古屋商工会議所・日本貿易振興会名古屋貿易情報センター
■協賛=日本包装機械工業会/日本包装技術協会/日本食品機械工業会/日本製パン製菓機械工業会/日本粉体工業技術協会/東京糧食機工業協同組合/日本ロジスティクスシステム協会/日本製麺機材工業会/愛知県菓子工業組合/包装食品技術協会/愛知工研協会/全国豆腐機器工業会/日本厨房工業会/食品関連産業協会/全国醸造機器工業組合/日本冷凍空調工業会/日本自動販売機工業会/梱包機工業会/日本包装リース/セロファン工業会/中部包装資材協議会/日本粘着テープ工業会/全日本包装資材連合会/日本印刷産業機械工業会/愛知県印刷工業組合/東海北陸シーリング印刷協同組合/中日新聞社/日本経済新聞社/日刊工業新聞社/中部経済新聞社/日本工業新聞社/中部日本放送/東海ラジオ放送/東海テレビ放送/中京テレビ放送/メーテレ/テレビ愛知
■会期=平成20年4月9日〜12日の4日間
■開催時間=午前10時〜午後5時
■会場=ポートメッセなごや(名古屋市港区金城ふ頭2―2)
■展示規模=2号館6576u、3号館9450u
■展示内容=@包装機械A包装材料加工機械B包装材料、包装容器C製菓・製パン機械、食品機械D食材E環境機器F関連機器G物流機器H粉体製造機器・技術
■会期中行事=出品社によるプレゼンテーションセミナー、事務局主催による特別講演会ほか
■入場料=1000円(ガイドブック、消費税込)

正・賛会員各一社が加入
5月20日に通常総会
愛知県管工機材商協組 定例理事会を開催

 愛知県管工機材商業協同組合(理事長=伊藤辰之氏・イトウ社長)では、3月4日午後6時15分より、名古屋都市センターにおいて「定例理事会」を開催し、5月20日に通常総会を開催することを決める一方、新規正会員1社と新規賛助会員1社の加入を承認した。
 当日審議された事項は次の通り。
▽第1号議案=新年賀詞交歓会収支報告の件
 1月22日に、名古屋マリオットアソシアホテルで、来賓はじめ正会員、賛助会員ら過去最高の305名が出席して開催され、収支もほぼ予算枠内に収まった。
▽第2号議案=第27回管工機材・設備総合展の件
 来る10月2日〜4日の期間で名古屋市吹上ホールで開催するため、目下、展示会実行委員会(委員長=小川信氏・山信社長)においてその準備に取り掛かっており、3月4日現在49社の101小間の申込があり、満小問獲得に向けて精力的に取り組むことを確認した。
▽第3号議案=通常総会開催の件
 5月20日(火)に名古屋マリオットアソシアホテルで開催するため、司会者(懇親会同)について人選し、石原理事(原芳商会社長)に決まった。
▽第4号議案=組合だより116号の進捗状況が報告され、3月発行予定を確認した。
▽第5号議案=平成20年度健康診断事業実施報告
 既に数社の申し込みがある。例年約1000名以上の受診者があり、組合から1人当たり700円の補助金が支給される。
▽第6号議案=流通部セミナー実施の件
 3月6日に、東別院会館にて開催する。演題は「石油・非鉄金属価格の動向と見通し」について、住友商事総合研究所情報調査部・経済産業分析チーム長奥田壮一氏に解説して頂く。
▽第7号議案=経営研究セミナー実施の件
 3月12日に、東別院会館にて開催する。演題は「事業承継」について、北見式賃金研究所所長の北見昌朗氏に解説して頂く。
▽第7号議案=組合員新規加入の件
 正会員にイシグロ名古屋支店(名古屋市中川区山王3―16―5・支店長=石塚茂氏)、賛助会員にヘルメチック(東京都新宿区高田馬場1―9―27・社長=小林智氏、工業用接着剤及び液状パッキンの製造販売)の申込があり、審議の結果、新年度からの入会が決まった。
▽第8号議案=その他の件
(イ)「役員・従業員数報告ハガキ」の記入方法について=組合運営の土台となる賦課金算定の基礎となり、集団健康診断を受ける場合の補助金算定の基準となる。
(ロ)管機連四十五周年式典運営委員会について=2月22日に開催され、現在の連合会スローガン(4本)に、新たに「環境保全の推進」と、5つ目のスローガンを制定する模様となった。
 また、連合会四十五周年記念式典は6月17日(火)に東京で開催される。
(ハ)次回理事会開催の件=4月23日(水)に開催することを決めた。
(ニ)事務局職員規定について=新しく刷新させた。

業界の市場動向を把握
「継手部会」も開催
静岡県管工機材商組合 3月理事会を開く

静岡県管工機材商組合(理事長=伊藤捷三氏・沼津管材社長)では、3月7日午後3時より静岡駅北のマイホテル竜宮において「3月度理事会」を開催し、管材業界の市況動向を把握する一方、「継手部会」を開催し、同業界の今後の動向について研修した。
 理事会に先立って、伊藤理事長より、「建築基準法が改正された昨年6月20日以来、新設住宅着工戸数は6カ月連続で2桁台の大幅な減少が続いており、静岡県下においても11月の着工戸数は前年同月比20%超減とふるわず、このままでは倒産が増えることも予測できる」と、今後の影響を懸念する一方、鉄鋼需給のひっ迫を背景に、需給バランスを保ちつつ、店売り鋼管の値上げ交渉を進めている大手鋼管メーカーを取り巻く産業界の動向や、首都圏、静岡県下の管材商社の経営概況についても触れ、「昨年前半の好調を裏目に後半は下降傾向にあり、各社とも利益率が伸展せず、赤字か収支トントンにおかれており、3月に入っても荷物量は減少するなど、この先明るい展望が望めない状況下にあり、今以上に、与信管理には十分気を付けてほしい」と訴えた。
 理事会では、5月15日=開催の「通常総会」で表彰する“優良社員表彰者”の対象者を募ることを確認したほか、年会費の回収状況も踏まえて、未納先には再度の請求を督促することにした。
 理事会の後は、引き続いて「継手部会」をおこない、同業界を取り巻く現状等について大手継手メーカーの担当者より解説してもらった。
 継手部会の研修内容は次の通り。
 高成長を続けている中国経済も、北京オリンピック以降の下期は今までの二桁成長(07年度11.4%)から一桁成長(9.6%)に減速すると予測しているとの見解を示したあと、一般に継手は、水道・ガス・空調用の配管に用いられるところから、継手の使用量とビルや病院など中高層の建築物着工と相関関係にあり、従来は新設住宅の着工床面積と継手使用量と比例していたが、プラスチックやステンレス等の異種類材料との競合が進み、昭和48年のピークを境に減少しており、メーカー各社とも厳しい収益状況からの脱却を諮るべく、更なる技術革新での生産性の向上(セル生産方式も一つの解決策=1人1人の作業のスピードに合わせて、作業する方法で、成果が個人別に掌握できるので、成果を評価しやすい)を模索しており、素材面での制約を回避するために各企業とも他素材へのシフトなどがますます進むと見られると共に、企業間の提携も増えると見ている。今後の見通しについては、明るい材料に乏しく、とりわけ年後半は厳しくなると予測している。
 新設住宅着工戸数の推移は、昨年6月の建築基準法改正での影響は継続しており、今年1月の新設住宅着工戸数は1万4343戸(前年同月比12%減)と、7カ月連続で2桁台の減少となったが、減少幅は月を追う毎に好転している。
 価格動向については、一部のメーカー(JFE継手4月1日、東尾メック4月21日出荷分より)で値上げが表明されるなど、材料となる鉄鉱石(165%)やコークス(200%超)の価格高騰から目を離せない状況が続いている。
 全国ベースで好調な中部地区も、ここへ来てやや下降気味であり、コスト軽減からかコンクリート建造物から鉄骨建造物への移行が進んでいる。また、オフィスビルの空室も増えつつある。トヨタにおいても、コスト削減と効率の面からの内製化を更に進めている。

食品搬送の近未来を提案
「ミニパーフェ」など出品
伊藤伝動工業 08中部パックに出展

 伊藤伝動工業(社長=伊藤勝利氏、本社=名古屋市熱田区五本松町6―4)は4月9日から12日の4日間、ボートメッセなごやで開催される包装・食品・物流機械・関連機器、包材、食材等の総合展「2008中部パック」に、THKのローコストアクチュエータやオークラ輸送機の「ミニパーフェ」、シュマルツの真空搬送システム等を出品し、新しい食品搬送を提案する。
【主な出品製品】
◆THK「ロープライスアクチュエータVLA」
 特長は次のとおり。
 @シンプル構造で低価格=アクチュエータ本体は、LMガイドを直接ベースとして使用し、部品点数を削減したため、シンプル構造、軽量、コンパクト設計となり、低価格を実現した。
 A簡単操作=専用コントローラは、ON/OFF信号のみで多点位置決めが簡単にできる。
 B長期メンテナンスフリー=直動案内部にボールリテーナの採用で性能を飛躍的に向上させた軽量コンパクトLMガイドSRS形を採用。またボールねじに最少最適な潤滑を可能にした潤滑装置QZを採用し、長期メンテナンスフリーを実現した。
 C環境に優しく高いエネルギー効率=エアシリンダを電気アクチュエータVLA形に置き換えることで、潤滑オイルミストで環境を汚さず、排気音が無く静かで、エネルギー効率が高く省エネルギーを達成できる。
 D高い生産性=高性能ACサーボモータの採用で高速、高タクトの動作が可能となり、効率が大幅に向上し高い生産性を実現できる。
 Eモータの変更が可能=ACサーボモータをユーザーの制御仕様に合わせて変更できる。
 THKの製品ではこの他に、防塵・防水性能(規格IP55標準)を備えたRoHS指令対応のローコストで手軽な「ロッドアクチュエータCRES」、地震から大切な物を守る置くだけ簡単設置の免震テーブル等も展示する。
◆オークラ輸送機「ミニパーフェ」
 ケース品・袋物等の軽量・小物搬送物を高速でソフトに垂直搬送する。
 主な特長は次のとおり。
 @処理能力は毎時最大4500個の高能力。
 A主務チェーンにシール付チェーンを採用するなど低騒音対策を徹底。
 B設置面積の小さい超コンパクト設計。
 C荷受台(特許出願中)で水平のまま昇降する方式のため、商品にダメージがない。
 D部材にアルミ、樹脂、ステンレスを使用しているために衛生的。
◆シュマルツ 真空搬送システム
 真空搬送のベスト・ソリューションを提供しているシュマルツ製品は、吸着面がフラットでない商品や通気性のある商品も、独自のノウハウと技術で安全にハンドリングできる。
 また、伊藤伝動工業は中部パック期間中の11日にポートメッセなごやの交流センター3階で、THKの「安全・安心・快適へのご提案」(午後1時〜2時)、オークラ輸送機の「小物用高速垂直搬送機『ミニパーフェ』の機能と用途」(午後2時〜2時30分)、シャマルツの「最新真空技術による省エネ搬送方法」(午後2時30分〜3時)の3つのプレゼンテーションセミナーを開催する。

京一会長から栄二社長へ
東洋工具社旗を引き継ぐ
オリエンタル会 オークション売上は全額寄付

東洋工具(本社=岐阜県瑞穂市)とその協力会社が集うオリエンタル会(会長=林則好氏・サンエイWOOD社長)が3月7日、岐阜市住ノ江町の新岐阜うた倶楽部で開催され、会員ら20数名が参加して交流を図った。
 当日は武藤修東洋工具専務の司会進行で、午後6時30分に開会。
 はじめに林オリエンタル会会長が挨拶を行った。
 東洋工具では昨年8月に社長を交代したことから、この日は引継式が行われ、竹中栄二新社長に竹中京一会長よりオリエンタルのトレードマークの入った社旗が手渡された。
 栄二社長が挨拶で今後の決意を表明すると、会場からは大きな拍手が送られた。
 続いて、岐阜周辺の経済情況について大垣信用金庫岐阜県庁前支店の渡辺支店長が報告。
 新製品の紹介では、ひば製品についての説明があり、このほか京一会長の長男が先頃開店したこだわりのオートバイの店の紹介も行われた。
 その後は、参加者1人1人の自己紹介や、それぞれが持ち寄った品でのオークションなど楽しい催しで親睦を深めた。また、会場の「新岐阜うた倶楽部」は京一会長が経営するカラオケ道場ということもあり、各自自慢の喉を披露し大いに盛り上がった。
 なお、オークションでの売上金は、全額岐阜放送のチャリティー募金に寄付された。

新社長に服部久代氏
服部 前社長の急逝を受け

伝動機業界の老舗、服部(本社=名古屋市中村区上ノ宮町2−21)は、今年1月の服部誠社長の急逝に伴い、新役員人事を発表した。
 後任の代表取締役社長には、誠氏の妻の服部久代氏が就任。長男の将康氏も入社し、取締役に就任した。また、村上憲生氏は引き続き取締役として、新社長の補佐をする。
 久代新社長は「微力ではありますが、夫・誠の意志を継いで、服部の発展のため今後一層の努力をいたす所存です。前社長同様、ご指導ご支援のほどよろしくお願いいたします」としている。

受賞候補者の募集開始
20年度第6回新機械振興賞
機械振興協会 企業等・研究開発担当者に向け

 機械振興協会(会長=豊田章一郎氏、住所=東京都港区芝公園3―5―8)では、優秀な研究開発を行い、その成果を実用化することによって、わが国機械工業技術の進歩発展に著しく寄与した企業・大学・研究機関(以下「企業等」という)及び研究開発担当者を表彰しており、平成20年度第6回新機械振興賞の受賞候補者を次の要領で募集する。
【表彰対象】独創性、革新性及び経済性に優れた機械工業技術に係る研究開発及びその成果の実用化により、新製品の製造、製品の品質・性能の改善または生産の合理化に顕著な業績をあげたと認められる企業等及び研究開発担当者とする。ただし、当該研究開発は、おおむね過去3年以内に成立したものに限る。
【募集の方法】機械工業に係る関係団体、地方公共団体、国公立試験研究機関、学会等に募集を依頼し、受賞候補者の推薦を求める。受賞候補者の推薦期間は平成20年4月1日(火)から5月19日(月)必着とする。「募集要領」及び「推薦書の様式」は、http://www.tri.jspmi.or.jp/prize/からダウンロードできる。
【表彰の方法】@特に優秀と認められるものについて経済産業大臣賞及び中小企業庁長官賞の授与を申請するものとする。その他の受賞者に対し、会長名の賞状を贈呈する。A受賞する企業等に対し、記念品を贈呈する.B経済産業大臣賞及び中小企業庁長官賞を受賞する研究開発担当者に対し、賞金を贈呈する。賞金の額は、経済産業大臣賞は80万円、中小企業庁長官賞は50万円(研究開発担当者が複数である場合も、これらと同額)とする。
【選考】機械振興協会会長が委嘱する学識経験者より成る審査委員会により行う。
【受賞者発表】平成20年12月に発表の予定。
【後援(予定)】経済産業省、中小企業庁、日本自転車振興会、中小企業基盤整備機構、日本機械工業連合会、日本経済新聞社。
【問合せ先】機械振興協会技術研究所技術協力センター技術情報室新機械振興賞担当(東京都東久留米市八幡町1―1―12、TEL042―475―1168、FAX042―476―4870、E-mail prize@tri.jspmi.or.jp)。

セコ・ツールズ
日本市場でのサービスを強化
名古屋と神戸に ショールーム開設

Seco Tools AB(スウェーデン)の日本法人、セコ・ツールズ・ジャパン(社長=松田剛一氏、本社=東京都千代田区三番町8―7)は、日本国内の顧客と販売パートナーのサポートを強化するため、3月1日に名古屋と神戸にショールームを兼ねた営業所をオープンした。
 サンドビックグループの傘下企業でもある同社は、日本市場では主に難削材などの加工をする大手ユーザーの間で、高品質・高性能の切削工具メーカーとして広く知られている。今後はこれらの製品をより幅広い顧客に利用してもらうために、同社では昨年から社内改革を進めており、この程、名古屋と神戸にショールームをオープンする運びとなった。
 新しいショールームでは定期的にトレーニングを開催。顧客が現在所有する、工作機械のパフォーマンスを引き出すためのノウハウを提供する。
 また、同社が国内の顧客から高い評価を得ている分野、特に航空機・発電機関連の難削材加工や五軸加工機・複合加工機での加工に関するセミナーも定期的に開催していく予定。
 日本市場でのサービス強化のために、今回新たに10数名の営業及び技術部門スタッフを採用し、より一層密なサービスを提供していく。
【名古屋営業所・ショールーム】
 所在地・名古屋市名東区上社2―203本郷ビル1F(市営地下鉄東山線本郷駅徒歩2分)、TEL052―760―3311、FAX052―774―0022
【神戸営業所・ショールーム】
 所在地・兵庫県神戸市中央区加納町2―4―10水木ビル4F(JR山陽新幹線新神戸駅徒歩10分・JR三ノ宮駅徒歩10分)、TEL078―262―7447、FAX078―221―1108

中小企業IT経営力大賞
八幡ねじ 経済産業大臣賞受賞

経済産業省は、わが国経済を支える中小企業のITの利用・活用に取り組む意欲の向上を図ることを目的として、優れたIT経営を実践し、かつ、他の中小企業がIT経営に取り組む際の参考となるような中小企業について、その功績を表彰する制度として「中小企業IT経営力大賞」を平成19年度新たに創設した。
 その第1回目の大賞(経済産業大臣賞)に、八幡ねじ(社長=鈴木建吾氏、本社=愛知県北名古屋市山之腰天神東18)が選ばれた。
 この受賞は、「高品質な製品」「生産と流通の合理化による、低価格の実現」「高度な製品の分類仕分」「確実な即日納品」を追求してきた同社がその一環として昨年構築した、「ヤハタ・フローシステム」が高く評価されたもの。
 中小企業の生産性向上が必須となっているが、そのためにはITをビジネスツールとして、攻めの経営に使うことが必要とされる。以前は「IT経営100選」があり、平成18年に160社が認定された(最優秀賞75社、優秀賞59社、IT活用賞3社)。
 今回、仕切り直しをして今までの表彰企業もあわせ、新たにIT経営実践認定企業が139社選出された。
 今回の応募企業数は全国で429社。表彰はIT経営実践企業から選ばれた18社3人で、その内訳は大賞である経済産業大臣賞が3社、優秀賞が10社、特別賞は人を表彰するものでこれが3人、審査員奨励賞が5社となっている。
 大賞受賞に際して鈴木社長は、「八幡ねじは幸運にも経済産業大臣賞を受賞という栄誉に浴することができました。このほかに中部でもIT経営力大賞が選ばれました。中身は大賞が1社、優秀賞が7社、奨励賞が12社です。この地方のねじ業界からはアンスコさんが優秀賞に選ばれました。このたび経済産業省の認定マークができ、IT経営実践企業は認定マークを名刺に入れることになりました」と喜びを語った。

歓声がレーンに響き盛況
浅見学氏(近代精機)優勝
愛機工南支部 親睦ボウリング大会

愛知県機械工具商業協同組合(理事長=野田道典氏・ノダキ社長)の南支部(支部長=伊藤照之氏・伊藤信産業会長)は2月23日午後3時より、「親睦ボウリング大会」(大会幹事=伊藤久輝氏・丸正社長、徳野朋文氏・トラスコ中山名古屋支店長)を名古屋市瑞穂区堀田通の名古屋エースレーンで開催し、支部員ならびに従業員ら60名がゲームを楽しみながら親睦を深めた。
 定刻より、トラスコ中山の玉井奈緒子さんの司会進行で開会。伊藤支部長が「本日は参加いただきありがとうございます。和気あいあいとした雰囲気で楽しんでください」と挨拶した後、同氏による始球式でゲームスタート。
 3ゲームで日ごろの腕前を競った結果、浅見学氏が441ピンで見事優勝した。
 ゲーム終了後は、会場近くの「昭和食堂」に場を移して懇親会と表彰式が行われ、伊藤支部長の発声で乾杯した。
 表彰式では各賞の表彰が行われ、上位入賞者やとび賞受賞者に豪華賞品が贈呈された。また、他にもいろいろな賞を設け、参加者全員に賞品が行き届くよう配慮された。
 午後6時半ごろ、伊藤大会幹事の中締めで散会した。
 上位入賞者は次のとおり。(敬称略、女性には1ゲーム20点のHDCP有り)
▽優勝=浅見学 441ピン(近代精機)
▽準優勝=前田隆志 426ピン(ナゴヤカット)
▽三位=竹内良徳 424ピン(カネキ商会)
▽ベストスコア賞(男子)=浅見学 173ピン(近代精機)
▽ベストスコア賞(女子)=玉井奈緒子 140ピン(トラスコ中山)

2月受注額1308億円前年比0.5%減
14ヵ月ぶりに前年水準下回る
日本工作機械工業会 2月工作機械受注実績

 日本工作機械工業会がまとめた2008年2月分の工作機械受注実績調査報告によると、2月の受注額は1308億円で、前月比は9.1%増と3カ月ぶりのプラスとなるも、前年比はわずかではあるが、0.5%減と14カ月ぶりのマイナスになった。2月単月の受注額としては、2007年の1314億円に次ぎ史上2番目を記録。また、46カ月連続での1000億円超えはバブル期を24カ月抜き最長記録を更新中。2カ月ぶりに1300億円台となり、今のところ高水準の受注額を維持している。
 内外需別にみると、内需は604億円で前月比7.1%増と3カ月ぶりのプラスになり、前年同月比は4.7%減と6カ月ぶりにマイナスとなった。前月比は、一般機械4.8%増、自動車15.8%増、電気・精密5.4%減(電気12.8%減・精密4.2%増)であり、主要業種では自動車が顕著な伸びを示し4カ月ぶりに200億円を超え、一般機械もプラス、電気・精密はマイナスになった。
 外需は704億円で2カ月ぶりに700億円台を記録し、前月比は10.8%増と3カ月ぶりのプラスとなり、2006年12月以来の2桁の伸びを示した。前年同月比も3.5%増と2カ月ぶりにプラスとなった。地域別では主要三極ともに前月比プラス。アジアが前月比28.2%増と高い伸びとなり、欧州同1.2%増、北米同3.7%増とともにプラスになった。前年同月比では、北米が同4カ月連続マイナスと弱含みな動きが続いているものの、欧州は同23カ月連続プラスと好調に推移しており、アジアも同2カ月ぶりのプラス、外需全体としては前年水準を上回った。産業別では、世界各地域で自動車向けが好調なほか、航空機、エネルギー関連、一般機械類、建機、IT関連、医療など多くの分野で拡大基調にある。
 内需の内訳をみると、一般機械は250億円で前年同月比8.5%減と4カ月連続のマイナスになった。このうち、金型は33億円で同32.9%減と2カ月連続のマイナス。自動車は200億円で同0.3%増と8カ月連続のプラスになった。このうち、部品は106億円で同47.0%増と3カ月連続のプラス。電気・精密は60億円で同0.2%減と2カ月ぶりのマイナスになった。主要業種では、自動車がプラス、一般機械と電気・精密がマイナスとなり、それ以外では、鉄鋼・非鉄金属、金属製品などがプラスになった。
 外需の内訳では、アジアが264億円で前年同月比10.5%増。2カ月ぶりに250億円を上回り主要三極中最高額となった。東アジアは中国が前年同月比24.8%増、韓国・台湾が同マイナス。その他アジアではタイ・マレーシア・インド等が同プラスとなった。欧州は243億円で同9.4%増。史上最高額を記録した2007年10月の259億円には及ばないものの依然高水準を持続している。EU主要国のドイツ・イタリア・フランス、東欧・ロシアも同プラスになった。北米は163億円で同17.8%減。米国は2カ月連続で同マイナスとなった。
【2008年4〜6月期受注額見通し】(3月上旬会員アンケート調査結果)
 1〜3月期見通しに比べ、「減少」のウエイト低下分(4.2%減)が「保合」(4.0%増)と「増加」(0.2%増)へシフトしている。
 前期に比べさらに「減少」していくとの見通しを有する会員のウエイトが4.2%低下し、91%の会員が「現状水準が持続する」と見通している。
◇2008年4〜6月期見通し(2008年3月調査)「増加」10.4%、「保合」80.6%、「減少」9.0%。
◇2008年1〜3月期見通し(2007年12月調査)「増加」10.2%、「保合」76.6%、「減少」13.2%。

掴んだ力が一目でわかる
北川鉄工所 静止型チャック把握力計
JFT‐S100発売

北川鉄工所(社長=北川祐治氏、本社=広島県府中市元町77―1)は、「掴んだ力が一目でわかる」静止型チャック把握力計JFT―S100の販売を開始した。
 JFT―S100は、作業性に優れたコンパクトタイプで、チャックの把握力を定量化し、品質管理と安全性を向上させた。
 検出部と表示部は一体型の軽量1.3kgで、取り扱いが簡単。
 自動でゼロ調整されるため、直ちに測定可能であり、必要な測定値を一点記憶でき、後での確認も可能である。
 また、自動電源遮断機能の使用で節電できる。
 さらに、警報メッセージ表示により、電池電圧低下・過大入力・自動ゼロ調整範囲外などがアラーム表示される。
【仕様】
◎検出部(ロードセル)
 定格容量(爪当たり)=100kN
 許容過負荷=150%
 把握点数=3箇所または2箇所
 精度=±2%R.O.
 測定径=φ62〜65mm(ロードボタンA使用時)
 測定径=φ62〜75mm(ロードボタンB使用時)
◎表示部
 最大表示=110.0kN
 表示単位=0.1kN
 操作スイッチ=シートスイッチパネル
 表示部=LCDキャラクタディスプレイ(8×2行バックライト付)
◎その他
 電源=リチウム電池(CR123A×2本)
 使用温度範囲=0〜50℃
 使用湿度範囲=80%RH以内(結露しないこと)
 質量=1.3kg
 付属品=
・ロードボタンA(高さ7mm)×3ヶ
・ロードボタンB(高さ12mm)×3ヶ
・動作確認用電池×2本

グローバル市場で更なる発展目指す
組織変更及び人事異動発表
キトー 4月1日付で実施

キトー(社長=鬼頭芳雄氏、本社=山梨県中巨摩郡昭和町築地新居2000)は、平成20年3月18日開催の取締役会において、4月1日付で次の通り組織変更、執行役員の選任及び人事異動の実施を決議した。
【組織変更
 グローバル市場における更なる発展を目的として、次の通り組織変更を行う。
@企画本部
 企画本部を廃止し、その管理下であった「経営企画室」を社長直轄、「営業企画部」を営業統括の直轄とする。
A営業本部
 エンジニアリング部を「エンジニアリング・サービス部」に名称変更する。
B海外本部
 海外本部を「海外事業本部」に名称変更する。
C製造本部
 機器製造部とシステム製造部の2部体制から「製造技術部」・「ホイスト製造部」・「クレーン製造部」の3部体制にする。
 「製造技術部」は、コア技術の強化・獲得とグローバル生産体制の構築推進、「ホイスト製造部」は、巻上機などのコンポーネント製品に関わる設計・製造、「クレーン製造部」は、クレーンビジネスに関わる設計・製造を担当する。
【執行役員の選任】
Edward Hunter▽
新役職名=執行役員兼HARRINGTON HOISTS 
’INC.President&CEO
前役職名=HARRINGTON HOISTS 
’INC.President&CEO
※HARRINGTON HOISTS 
’INC.は、同社の連結子会社
【執行役員の担当職務の変更】
野村博氏▽
新役職名=専務取締役執行役員営業統括
前役職名=専務取締役執行役員企画本部長
田中博樹氏▽
新役職名=常務取締役執行役員技術・製造統括
前役職名=常務取締役執行役員製造本部長
西牧喜和氏▽
新役職名=取締役執行役員製造本部長兼製造技術部長
前役職名=取締役執行役員総務本部長
平沼優氏▽
新役職名=常務執行役員海外事業本部長
前役職名=執行役員海外本部長
箭内吉夫氏▽
新役職名=執行役員総務本部長兼財務部長
前役職名=執行役員総務副本部長兼財務部長
【部長の人事異動】
遅澤茂樹氏▽
新役職名=総務本部付部長
前役職名=総務部付部長(出向)江陰凱澄起重機械有限公司董事(副総経理)
佐藤登氏▽
新役職名=総務部長
前役職名=総務本部付部長
後藤一郎氏▽
新役職名=総務部付部長(出向)上海凱道貿易有限公司董事(総経理)
前役職名=総務部付マネージャー(出向)上海凱道貿易有限公司董事(総経理)
安野木竹夫氏▽
新役職名=エンジニアリング・サービス部長
前役職名=エンジニアリング部長
荒巻一郎氏▽
新役職名=海外事業本部付部長
前役職名=海外第一部長
山田浩氏▽
新役職名=海外第一部長
前役職名=輸出第一グループマネージャー
杉野秀朗氏▽
新役職名=ホイスト製造部長
前役職名=機器製造部長
上湯瀬広氏▽
新役職名=クレーン製造部長
前役職名=システム製造部長
深澤俊之氏▽
新役職名=調達部長
前役職名=製造本部付マネージャー
※江陰凱澄起重機械有限公司(中国)及び上海凱道貿易有限公司(中国)は同社の連結子会社

総受注高7ヵ月連続前年上回る
1月単月値過去最高を記録
中部経産局 平成20年1月度金属工作機械受注状況

 中部経済産業局が2月29日発表した管内金属工作機械メーカー主要8社(オークマ、テクノワシノ、ジェイテクト、日平トヤマ、富士機械製造、豊和工業、三菱電機名古屋製作所、ヤマザキマザック)の平成20年1月度金属工作機械受注状況によると、総受注高は457億7600万円で、前年同月比0.7%増と7カ月連続で前年を上回り、単月値過去最高総受注高を記録した。また、前月比は8.1%減となった。
 国内受注は、自動車工業向けが70億2300万円と5カ月連続して前年を上回ったものの、一般機械工業向けが81億2700万円と9カ月連続で前年を下回り、全体でも183億4200万円で前年同月比2.6%減と5カ月ぶりに前年を下回った。また、前月比は2.9%減となった。
 海外受注は、北米向けが5カ月連続で、アジア向けが13カ月ぶりに前年を下回ったものの、ヨーロッパ向けが29カ月連続で前年を上回ったことから全体でも274億3400万円で前年同月比3.0%増と8カ月連続して前年を上回った。また、前月比は11.2%減となった。
 国別にみると、1位のアメリカが60億1100万円(前年同月比22.1%減)、以下、ドイツ33億5000万円(同34.9%増)、中国30億円(同16.8%減)、イタリア22億700万円(同66.3%増)、インド15億4900万円(同35.8%増)の順となった。
 販売額は、369億7200万円となり、前年同月比は4.2%減と2カ月連続して前年を下回った。また、前月比は14.7%減となった。
 受注残高は、2289億6900万円となり、前年同月比2.1%増と3カ月連続して前年を上回った。また、前月比は2.0%増となった。
 なお、1月単月総受注高457億7600万円は、平成19年1月の454億5500万円を上回り、1月度最高値を更新した。
(注)平成5年1月以降の記録

11項目におよぶ機構改革
機構改革及び人事異動発表
キッツ 4月1日付け発令

キッツ(社長=小林公雄氏、住所=千葉市美浜区中瀬1―10―1)は、4月1日付で機構改革、執行役員の業務委嘱の変更及び人事異動について、次のとおり発表した。
【機構改革】
@バルブ事業部事業統括部をマーケティング戦略統括部に改称する。
Aバルブ事業部マーケティング戦略統括部にマーケティング戦略第一部、マーケティング戦略第二部及びマーケティング戦略第三部を新設する。
Bバルブ事業部事業統括部マーケティング部、営業推進第一部及び営業推進第二部を廃止し、その業務を新設するマーケティング戦略第一部、マーケティング戦略第二部及びマーケティング戦略第三部に移管する。
※マーケティング部宣伝広告Grをマーケティング戦略統括部直轄とする。
Cバルブ事業部にプロジェクトマネージメント部を新設する。
Dバルブ事業部材料研究部を材料開発部に改称する。
※同事業部技術本部研究部素材研究Grを廃止し、その業務を材料開発部に移管する。
Eバルブ事業部国内営業本部に北関東支店を新設する。
※同事業部同本部東京支社北関東営業所及び新潟営業所を北関東支店に移管する。
Fバルブ事業部技術本部に商品開発部を新設する。
Gバルブ事業部技術本部開発第一部を第一設計部に改称する。
Hバルブ事業部技術本部開発第二部を第二設計部に改称する。
Iバルブ事業部技術本部設計部を設計管理部に改称する。
Jバルブ事業部技術本部研究部を廃止し、その業務を技術本部に移管する。
【執行役員の業務委嘱の変更】
小林吉正氏▽
新委嘱業務=執行役員バルブ事業部グループ生産戦略担当及びNEW KICSセンター長
前委嘱業務=執行役員品質保証部担当、バルブ事業部生産本部長及びNEW KICSセンター長
藤原示氏▽
新委嘱業務=執行役員品質保証部担当、バルブ事業部生産本部長
前委嘱業務=執行役員バルブ事業部生産本部副本部長及び生産管理部長
【人事異動】
川元勝徳氏▽
新職=内部監査室付
前職=内部監査室長
渡辺健治氏▽
新職=内部監査室長
前職=内部監査室付(主査)
大瀧光夫氏▽
新職=バルブ事業部マーケティング戦略統括部長
前職=バルブ事業部事業統括部長
福光政憲氏▽
新職=バルブ事業部マーケティング戦略統括部マーケティング戦略第一部長
前職=バルブ事業部事業統括部営業推進第一部長
増尾宏之氏▽
新職=バルブ事業部マーケティング戦略統括部マーケティング戦略第二部長
前職=バルブ事業部事業統括部マーケティング部長
小河原邦文氏▽
新職=バルブ事業部マーケティング戦略統括部マーケティング戦略第三部長
前職=バルブ事業部事業統括部営業推進第二部長
井村和人氏▽
新職=バルブ事業部プロジェクトマネージメント部長
前職=バルブ事業部技術本部技術部付(主任技師)
西馗夫氏▽
新職=バルブ事業部材料開発部長
前職=バルブ事業部材料研究部長
井沼達治氏▽
新職=バルブ事業部国内営業本部北関東支店長兼北関東営業所長
前職=バルブ事業部国内営業本部東京支社北関東営業所長
佐藤好治氏▽
新職=バルブ事業部技術本部商品開発部長
前職=バルブ事業部技術本部開発第一部長
真田寿美夫氏▽
新職=バルブ事業部技術本部第一設計部長
前職=バルブ事業部技術本部設計部長
田草川勝氏▽
新職=バルブ事業部技術本部第二設計部長
前職=バルブ事業部技術本部研究部長
北澤茂男氏▽
新職=バルブ事業部技術本部設計管理部長
前職=バルブ事業部技術本部付(技師)
橋岡由男氏▽
新職=バルブ事業部技術本部給装Gr長
前職=バルブ事業部技術本部開発第二部長
井出良茂氏▽
新職=東洋バルヴ転籍(同社取締役に就任予定)
前職=バルブ事業部生産本部長坂工場長兼BC製造部長
柳本智明氏▽
新職=バルブ事業部生産本部長坂工場長兼BC製造部長
前職=北澤精密機械(昆山)有限公司出向(同社総経理)
鈴木好実氏▽
新職=バルブ事業部生産本部生産管理部長
前職=バルブ事業部生産本部伊那工場FCB製造部長
阿部匠司氏▽
新職=バルブ事業部生産本部伊那工場FCB製造部長
前職=バルブ事業部生産本部付(主任技師)
中嶋隆氏▽
新職=バルブ事業部生産本部付(主任技師)
前職=バルブ事業部生産本部伊那工場自動弁製造部長
山岸信博氏▽
新職=バルブ事業部生産本部伊那工場自動弁製造部長
前職=バルブ事業部生産本部生産管理部自動弁生産管理Gr長

ノダキ 中国上海に現地法人設立
一層のサービス向上図る
洛塔起精密工具貿易有限公司

4月1日より営業開始
 ノダキ(社長=野田道典氏、本社=名古屋市西区名駅3―10―26)は、業務拡張のため中国上海に洛塔起精密工具貿易(上海)有限公司を新設。4月1日から営業を開始し、より一層のサービス向上に努める。
【概略】
◎名称▽洛塔起精密工具貿易(上海)有限公司
◎営業開始日▽平成20年4月1日
◎住所▽〒200042 上海市延安西路1088号長峰中心830室
◎連絡先▽
TEL=(86)21―32033708
FAX=(86)21―32035708

鋳鋼、鍛鋼とも高水準の生産続く
19暦年で対前年比鋳鋼増、鍛鋼減
日本鋳鍛鋼会 生産速報20年1月分

日本鋳鍛鋼会は鋳鋼(全国77工場)、鍛鋼(同19工場)の1月分生産実績を集計し、2月29日発表した。
 それによると、1月の鋳鋼の生産量は2万4062トンで、前月比4.7%減、前年同月比4.1%増であり、鍛鋼の生産量は5万8711トンで、前月比3.9%減、前年同月比7.8%増であった。
 前月比では、鋳鋼、鍛鋼ともマイナスとなったが、前年同月比では、鋳鋼が14カ月連続、鍛鋼が4カ月連続でそれぞれプラスとなった。当面、需要減の要因は特に見当たらないため、高水準の生産が続きそうである。
 平成19暦年の主な需要機種別動向をみると、前年を上回っているものは、鋳鋼では鋳鋼管(8.2%増)、バルブ・コック(12.4%増)、自動車(19.2%増)、船舶(7.0%増)、土木建設・鉱山機械(7.5%増)、破砕機・摩砕機・選別機(3.7%増)、鍛鋼ではロール(1.8%増)、船舶(3.9%増)、土木建設・鉱山機械(3.1%増)、産業機械・産業設備(1.3%増)、発電用機器(5.0%増)等となっており、全体では鋳鋼が前年比4.2%増、鍛鋼が同0.2%減となった。
 また、1月の各地区の生産状況は次のとおり(※数字は前年同月比)。
【鋳鋼】
 北海道298.0、東北111.2、関東信越94.7、東海北陸97.6、近畿100.7、中国125.4、四国104.4、九州97.6、以上。
【鍛鋼】
 北海道112.9、関東信越92.7、東海北陸104.3、近畿119.0、中国83.6、九州97.3、以上。

承継をめぐるセミナー開催
戦国武将の教訓学ぶ
愛知県管工機材商協組 経研部講演会開催

 愛知県管工機材商業協同組合(理事長=伊藤辰之氏・イトウ社長)の経営研究部(部長=倉地久雄氏・倉地社長)主管による「事業承継と税制をめぐるセミナー」が、3月12日午後2時より名古屋市中区の東別院会館で開催され、正会員等30余名が出席した。
 セミナーは、倉地部長の司会進行、伊藤理事長の「本年度の組合の事業としては今日が最後ということで、皆様のご理解、ご協力の賜物と心より感謝いたしております」との挨拶に引き続き、本日の講師である北見昌朗氏(北見式賃金研究所所長、賃金・人事コンサルタント)の紹介がされたあとセミナーに臨んだ。
 セミナーのテーマは、『信玄と謙信に学ぶ事業承継』。北見氏は「武田家滅亡に学ぶ事業承継」「上杉謙信に学ぶ事業承継」(共に幻冬舎刊)を始め、現代の事業承継問題を戦国武将たちの隆盛と重ね合わせ有効な教訓とする著書を著している。
【講演要旨】
 川中島の戦いで相対した武田信玄と上杉謙信は全然タイプの違うキャラクターでありながらその死に方には共通性があった。
 それは『後継者不在のカリスマ』であったためである。信玄・謙信の死後両家共に衰退していくのだが、武田・上杉では大きく違いが見られる。
 武田家は信玄の四男勝頼が継いで10年目には滅亡してしまうが、上杉家は石数こそ減らしたものの明治まで続き、いわば生き残りに成功したといえると語り、滅亡した武田家についてその背景と要因について詳しく語った。
 武田家の悲劇のキーワードは親子・男女・家臣の不和。勝頼は長篠の戦で負け、自決に追い込まれたが、その勇み足の原因を作ったのは信玄。自分の死後についての指示に問題があったため、勝頼は自分の力を見せなければという気負いが強くなってしまった。一方、上杉景勝は「もしも謙信公が生きていたらどうするか」ということを判断基準で動いていた。
 この2人を見ていて思うのは先代を『肯定して継いだ景勝』『否定して継いだ勝頼』。しかし、共に先代を意識しすぎて苦労してしまった。先代を超えたいという思いは誰でもあるが、それにこだわらないほうがいいというのが教えである。先代の生きた時代と自分の生きている時代は情勢が違う。先代は先代、自分は自分。情勢の変化に敏感に対応していくことが大事と諭した。
 講演後は、坪井相談役(ツボイ会長)の「大変な時代でありますが、戦士のお話を参考に皆様の会社が発展されるよう心からお祈り申し上げます」と謝辞を述べ終了した。
【継がせる側のための十の教訓】
@子供に必要以上の金を与えて甘やかすな。A子供に適性がなければ継がせるな。B早くバトンタッチしろ。子供を何人も会社に入れるな。C後継者に苦労をさせろ。D任せた以上、後継者を信じて任せきれ。E後継者がやりやすい体制を作れ。F自分自身が健康に留意して長生きしろ。G株式の分散をするな。後継者に株式を100%譲るべし。H相続税体制を講じておけ。遺言を残せ。I子に継がせたければ会社を大きくしすぎるな。
【継ぐ側のための十の教訓】
@継ぎたくなければ継ぐな。A先代から謙虚に学ぶべし。B先代の幹部に謙虚に接すべし。C社史もしくは父母の自分史を作れ。D現場で汗まみれになって仕事を覚えろ。E新たな事業を創業しろ。F自分の幹部を作れ。G早く結婚して、次の後継者を育てろ。H大きな会社なら妻を入れるな。I事業の見込みがなければアッサリと止めろ。

石油・非鉄金属価格の動向と見通し
価格高騰は長期的へ
愛知県管工機材商協組 流通部講演会開催

愛知県管工機材商業協同組合(理事長=伊藤辰之氏・イトウ社長)の流通部会(部会長=大藪淳一氏・大清社長)では、3月6日午後1時20分より東別院会館において、「流通部講演会」を開催し、「石油・非鉄金属価格の動向と見通し」について、住友商事総合研究所情報調査部・経済産業分析チーム長の奥田壮一氏を招いて解説してもらった。
 講演会に際し、伊藤理事長より、「世界的な金余り現象が商品市場に流れており、原油高とか我々に関係のある素材価格を引き上げるなど複雑怪奇なものがあります。今日はその複雑怪奇の部分を是非解明して頂きたいと思います」と挨拶。次いで大藪部長より講師の紹介がされたあと、講演会に臨んだ。
【講演要旨】
 1バレル100ドルを超えてまだ止まる気配がない原油高。2006年後半から右肩上がりの上昇を続けている穀物価格。その背景には、中国、インド等の新興国の成長を抜きにしては語れない。BRICs(ブリックス=経済発展の著しいブラジル、ロシア、インド、中国の頭文字を合わせた4力国の総称)の台頭で世界経済の構図は大きく様変わりしつつある。世界の実質GDP成長率は平均5.4%(2006年IMF統計)、BRICsは平均7.8%と世界経済を牽引する一方、日本・米国など先進国の成長率は平均2.9%と1990年初頭からほぼ横ばいで推移している。米国の世界経済に占めるウエイトは1/4に低下。BRICsは世界の工場から世界の消費国への仲間入りをし、貿易・投資を原動力に高成長を維持する「デカップリング」(米国経済が成長を減速させたとしても、自律性を高めつつあるブリックスの経済に余り影響せず、世界経済全体からすると景気失速は連鎖しないという見方)の図式が定着しつつある。
 そのような中、BRICsに続く、中東、中南米といったフロンティア市場も今後ますます注目を集める。
 また、サブプライム問題での深刻化で米国経済への信用が低下する中、年金などの機関投資家、オイルマネーによる潤沢な政府系ファンド等の巨大マネーが原油先物やトウモロコシ、大豆などの穀物商品市場に流れ、歴史的な値上がりとなっている、巨大マネーの存在も見逃すことができない。
 今回の原材料高騰は一時のトレンドではなく、長期的な様相を示している。こうした中、原材料高騰はガソリンや加工食品への価格転嫁という形で跳ね返り、一般消費者の暮らしを直撃し、メーカーは値上げなしには生存も覚束ないという状況に追い込まれている。
 一方では、原材料の価格が高止まりする時代を見越して、今までの戦略を大きく見直す企業など、思い切った方向転換も始まっている。
 「BRICs」=世界人口の45%を占め、広大な国土、原油や鉄鉱石などの豊富な天然資源、労働力の源泉となる膨大な人口を持つのが共通点となっている。2050年の世界経済勢力図・GDPは、中国、アメリカ、インド、日本、ブラジルの順。中国のGDPは、2007年にドイツ、2015年に日本、2039年にアメリカを抜き、2050年に世界最大の経済大国になると予測されている。

INAX新商品研修と親睦
新商品研修会を開催
山信 総勢350名が参加

山信(名古屋市熱田区中田町・社長=小川信氏)では、3月12日に「INAX新商品研修会」を開催し、各営業者から参加者総勢350名がバス10台に分乗して、研修会会場のINAXテクノトレーニングセンターへ集合し、それぞれの会場に分かれて、2008年発表の新商品の数々について研修した。
 研修会に先立ち小川社長は、平素のご愛顧に対してお礼を述べたあと、「本日はご多忙の中をご遠方までお越し頂きまして有難うございます。本日はINAXさんの2008年の新商品を取り揃えました新商品研修会を開催させて頂きます。ごゆっくりと見て頂きまして明日からのご商売の糧にして頂ければ幸いです。また、お話は変わりますが建築の確認申請も徐々に回復してきており、2月の愛知県の持家住宅の確認申請は112%と回復しています。これからも私共山信とINAXさんとで一生懸命お手伝いさせて頂きます」と挨拶。
 引き続いて、INAX中部統括支社名古屋支社名古屋営業所竹下課長から、「本日は朝早くからお越し頂きまして有難うございます。平素は山信さんを通じまして私共の商品を大変ご愛顧頂きまして、重ねてお礼申し上げます。本日は2008年の新商品を展示紹介いたしておりますので、ごゆっくりとご覧になって頂きましてこれからのご商売にお役立て頂ければ幸いです」と歓迎の挨拶。
 続いて、研修会の概要説明を受けた後、ユニットバス、洗面化粧台、システムキッチン、シャワートイレ、給水栓等の「住設新商品」、エクステリア、インテリア、パブリック等の「タイル建材新商品」等を約一時間半を掛けて研修。
 中でも、今年六月発売の業界初のエアドライブ洗浄方式を採用した、シャワートイレ「レジオ」、業界最大1.5リットルのターボ洗浄と多彩な洗い心地のおしりマルチフィット洗浄のシャワートイレ「Kシリーズ」、表面処理と新床面状で汚れが取れやすく、掃除が簡単な「キレイ床」を装備した、システムバスルーム「La・BATH」、おもてなしと寛ぎのメインステージとして、集う暮らしをデザインしたシステムキッチン「グランビアッセ リュクス」。が話題を呼んでいた。
 研修会場の一画に設けられた、おもてなしコーナーでは、とん汁、パンプキンスープやコロッケ等の軽食を試食しながら団欒。
 また、おたのしみ抽選コーナーでは、一等常滑焼き焼酎サーバーや体組織計等が当たるとあって、順番待ちで大賑わい。一等が当たると歓声と同時に拍手が会場内に響き渡った。
 研修会場を後に、各営業所別に昼食会場に移動。
 昼食会場は、豊浜にあるジャンボエビフライで有名な、まるは食堂にて20cm以上もあるジャンボエビフライを賞味。
 食事の後は、さかな広場やえびせんべいの里でせんべいの製作工程を見学したり、買い物等をして楽しんだ。

南海漫遊記 S
〜「ジュニアー会」
ホーチミン・台北紀行
倉地社長 倉地 久雄

[統一会堂 その7]
 ところでスタジオ録音、ライブ録音を問わず、公式に発表されたジミ・ヘンドリクスの演奏は、これまでにジミヘン研究家(またはフリーク)たちの想像を絶する努力により、そのほとんどが完璧なスコア(総楽譜)に採譜されてきた。
 アルバム『バンド・オブ・ジプシーズ』にも、「ギター・ワールド」編集長のアンディ・アルドート氏の手による、決定稿とでも言うべきスコアが存在する(初版1995 日本版はシンコー・ミュージックから出版)。この楽譜ではギターのノイズやミス・トーンなども含め、絶妙に鳴り響くフィードバック・トーンや、トレモロアームによる過激な音程の変化など、実に細かいニュアンスまでが忠実に音符にされている。
 スコアを眺めていると、ジミたちの演奏の複雑さを再認識させられるのはもちろんのこと、この天才が遺した貴重な音源を、どうにかして譜面上に表現しようという、採譜者のすさまじいまでの意思と情熱が伝わってきて、驚嘆せざるをえない。興味ある方はぜひ一読されることをおすすめする。
 前々稿で訳した曲前のジミのMCは、僕の英語力ではとても細部まで聴き取れないので、本書のテキストにもとづくものである。以下にとりあげる歌詞などもすべて本書を基本資料としていることをお断りしておく。
  *  *  *
 前述したように、『マシン・ガン』はこのフィルモア・イーストの4回のギグで毎回演奏されているが、アルバム『バンド・オブ・ジプシーズ』に収録されたテイクは、1970年1月1日の午後7時半からの、通算3セッション2曲目のものである。
 全世界2000枚の限定プレスだというマニア向けお宝アルバム『2ナイツ・アット・ザ・フィルモア・イースト』で、4つのヴァージョンすべてを聴きくらべてみるとわかるのだが、やはりこのテイクがベスト・パフォーマンスであるようだ。生前のジミがこれをレコードに入れたのも当然のことだと納得できる。
  *  *  *
 導入部の4小節のギター独奏のあと、5小節目でテーマが現れ、6小節目からはベースが絡みだす。9小節目でドラムがフィル・インし、トリオの演奏がはじまる。24小節の前奏を経たのち、ジミはこんな歌詞をつぶやくように唄いだす。
「マシン・ガンが/オレの体をバラバラに引き裂く(繰り返し)/悪魔がオレにおまえを殺させる/悪魔がおまえにオレを殺させる/オレたちはみんな同胞なのに」
 構成は、コール・アンド・レスポンス(問いかけとその答え)というゴスペル〜ブルーズの常套手法に則った、変則的な20小節のEマイナー・ブルーズである。
 2番の歌詞はこのように続く。「オレは戦に出る農夫のように斧を取上げる/わかるだろう?/でもおまえの弾丸はオレを地面に打ちのめす(繰り返し)/それと同じように/おまえもオレに打ちのめされる/悪いのはおまえ自身、そうマシン・ガンだ!」
 イントロから四分ちかくが経過したところで、ジミが満を持してそう叫ぶと、裂帛(れっぱく)の気合がこめられたギター・ソロがついにはじまる。

19年度ボウリング大会
GKC A・Cグランドで開催
松井貴也氏(澤商)が優勝

岐阜県機械金属商業協同組合(理事長=服部与一氏・服部商会社長)は3月7日午後6時30分より、岐阜市茜部のA・Cグランドで「平成19年度組合ボウリング大会」を開催した。
 当日は、組合員企業より43名、賛助会員企業より6名の合計49名が参加。和気あいあいとゲームを楽しみ、会員相互の親睦が図られた。
 2ゲームの結果、松井貴也氏(澤商)が344ピンで見事優勝。前回2位の久野節夫氏(澤商)は今回も2位となった。
 プレー終了後、服部理事長が「いつも組合活動にご協力いただき誠に有り難うございます。本日は週末のお忙しいところ、またお仕事でお疲れにも係わらず、年に1度のボウリング大会に多数の方にご参加いただき有り難うございます」と挨拶。表彰式に移り、上位入賞者には賞品と大きな拍手が贈られた。
 上位入賞者は次の通り。
(敬称略)
◇優 勝=松井貴也 344ピン
◇準優勝=久野節夫 329ピン
◇第3位=河村敦 321ピン

2008年4月13日(日) 2307号
「INTERMOLD2008(第19回金型加工技術展)/金型展2008」
4月17日からインテックス大阪で開催 
日本金型工業会とテレビ大阪主催による「INTERMOLD2008(第19回金型加工技術展)/金型展2008」が、いよいよ4月17日からインテックス大阪で開催される。日本金属プレス工業協会主催の「金属プレス加工技術展2008」も同時開催。
「金型」「金属プレス」の
素形材産業見本市を同時開催 

日本経済をささえる自動車産業をはじめとする「ものづくり」産業は、生産拠点と市場のグローバル化が格段に進み、国際市場における企業間競争が激しくなる一方である。このような厳しい競争が強いられる中、日本の「ものづくり」の国際競争力を維持し、発展させる源泉となっているのが基幹産業となる「金型」「金属プレス」といった素形材産業の技術力の高さである。
 産業空洞化がいわれ、国内素形材産業は厳しい環境にさらされたが、技術流出や模倣品問題、リコールといった品質保証問題などから、大手メーカーによる内製化の見直しや、製造拠点の国内回帰といった動きも見られ、「金型」「金属プレス」といった素形材産業に対する注目度は日増しに高まっている。
 同展では、素形材産業の総合見本市として、金型製造現場に対するより実用的な提案が行われ、金型の設計・製造から成型加工にいたる一連の工程を網羅し、注目の集まる素形材技術「金型」「金属プレス」の最先端技術を発信する。
 また、世界最高水準の技術力を誇る金型メーカーによる型製造技術を集めた金型展と、金属プレス加工技術展を同時に開催し、大手メーカーから中小企業にいたる多くのユーザーに技術提案を行う。
 さらに、近年では金型関連企業の後継者や人材不足、人材育成などの問題が指摘される中で、金型専門学部を設立し人材育成に取り組んでいる大学や研究機関を集めた「産学官技術連携促進ゾーン」を開設。ここでは11の大学・研究機関が出展し、これまでの研究成果や先進技術を披露する。
 今回は、国内外から注目される日本の金型産業に対する、各出展企業の積極的な最新製品、技術の設備提案の姿勢を反映して、333社1174小間(3月3日現在)と過去最大規模での開催となる。また、製造系展示会の開催が少ない大阪・西日本地域のユーザーにとっては期待の大阪開催展であり、前回の東京開催の規模を上回ることからも、製造業系展示会としては大阪・西日本で最も注目される見本市となる。
 主催者は、金型設計・加工技術から、金型をツールとした成型加工技術の工程を提案する総合金型産業見本市として、大手メーカー、サプライヤー、中小零細企業にいたる多くの製造業界関係者の来場を見込んでいる。
【併催事業】
 会期初日の基調講演では三菱重工常務執行役員技術本部長の青木素直氏を講師に招き、「三菱重工のものづくり革新活動〜モジュールデザインプロジェクトを中心に〜」と題し、金型メーカーや金型ユーザー、金属プレス業界関係者をはじめとする製造業関係者を対象に開催する。
 また、主催の日本金属プレス工業協会による特別講演会は「アジア新興国との共生をめざして」と題し、これまで世界の先頭を走っていた日本の製造業が、グローバル化のチャンスとしてアジア地区を捉え、共生していく道を探るべく、アジア新興国の製造業事情に詳しい方々を講師として招く。
 特別企画として、金型製作に様々な方向からアプローチしていく「金型専門技術セミナー」を、大阪大学大学院工学研究科機械工学専攻の竹内芳美教授を迎え「多軸複合加工機の最新動向と上手な使い方」と題したセミナーをはじめ、多彩なプログラムで開講する。これらは有料セミナーとなっており、希望する講演のみ受講が可能。
 さらに、同展の恒例となっている出展企業によるプレゼンテーションセミナー「テクニカル・ワークショップ」を31セッション、「オープンセミナー」42セッションを開催し、ものづくり関係者には金型加工に関する最新技術や情報を得る貴重な場として、展示会と併せて見逃せない内容となっている。
開催概要
▽名称=INTERMOLD2008(第19回金型加工技術展)/金型展2008
▽主催=日本金型工業会、テレビ大阪
▽名称=金属プレス加工技術展2008
▽主催=日本金属プレス工業協会
▽会期=2008年4月17日(木)から20日(日)までの4日間、午前10時から午後5時まで(最終日は午後4時まで)
▽会場=インテックス大阪(4・5・6A・6B号館)
▽入場料=1000円(招待券持参者、事前来場登録者は入場無料)
▽出展社数=333社・団体(3月3日現在、前回2007年東京開催326社・団体)
▽出展規模=1174小間(3月3日現在、前回2007年東京開催1111小間)
▽予想来場者数=7万5千人
▽来場対象=金型メーカー、金型ユーザーなどの金型産業関係者および、自動車・自動車部品、家電・情報通信機器など各種製造部門など
 現在同展公式ホームページにて、展示会来場者のための「事前来場登録」の受付を行っている。この登録フォームから登録すると入場料が無料になり、会場登録時にスムーズに入場することができる。
〈事前来場登録用サイト〉
●INTERMOLD2008 http://intermold.jp/jizen/
●金型展2008 http://intermold.jp/kanagata/jizen/
●金属プレス加工技術展2008 http://intermold.jp/mp/jizen/

INTERMOLD・金型展2008
金型加工のコストダウンを提案
三菱マテリアル 高品質・高性能な切削工具で

 三菱マテリアルは、切削工具のトップメーカーとして素材から完成品までの一貫生産により、高品質・高性能な切削工具を提供している。INTERMOLD2008では、ブース内にて金型加工のコストダウンを提案するプレゼンテーションを実施する。
【出展製品】
◆深切込み加工用スクエアエンドミル SPX
 100mmを超える深い縦壁面においても独自の波刃による細かい切りくず分断で驚きの低抵抗を実現する。
◆多機能形ショルダカッタ APX
 1本の工具であらゆる加工形態・被削材に対応できる多機能性を有し、付加価値の高いショルダカッタ。
◆ヘッド交換式工具 スクリュインツール
 ヘッド交換式を採用し工具管理が容易かつ経済的。ボール・スクエア・ラジアスと豊富なバリエーションを展開している。
◆高送り加工用ラジアスカッタ AJX
 更なる高送りを実現する超多刃タイプをラインナップ。刃先交換式高送り加工用ラジアスカッタ。
◆IMPACTミラクルエンドミルシリーズ
 60HRCを超える高硬度材からプリハードン鋼・汎用材まで、幅広い加工用途をカバーする新次元のエンドミルシリーズ。
◆MSTARエンドミルシリーズ
 汎用エンドミルの決定版。幅広いシリーズ・サイズ構成により様々な加工に対応する汎用エンドミルシリーズ。
◆ソリッドCBNエンドミル CBN―2XLB
 高硬度材の仕上げ加工に最適。安定した長時間仕上げ加工を実現する。
◆IMPACTミラクル制振エンドミル VF―MHV
 不等リード形状を採用し、切削中に生じるびびりを大幅に抑制することができるエンドミル。
◆WSTARインサート式ドリル TAW
 ロー付けドリル並みの高精度加工を実現する、切れ味抜群な刃先交換式ドリル。
◆超硬ソリッドドリル WSTARドリルシリーズ
 切りくず処理性と求心性に優れ、ドリル径の20〜30倍のノンステップ加工を実現するスーパーロングタイプもラインナップした超硬ソリッドドリルシリーズ。
 小間番号6B―605

好評のツーリングエクスプレス
体験キャンペーン実施中
もれなくオリジナル置時計プレゼント

三菱マテリアルツールズ(社長=高田修氏、本社=東京都墨田区横網1―6―1)は、短納期、コスト削減等で好評のセミスタンダード工具オーダーシステム「ツーリングエクスプレス」の見積設計依頼が無料で体験できるキャンペーンを実施している。
 昨年10月に開始したこのシステムは、三菱マテリアルが発行するカタログ掲載工具の準標準仕様品に最短納期で対応する新たなビジネスモデル。「簡単発注」「迅速回答」「特急納品」を実現し、24時間以内の迅速な見積設計回答、14日以内の最短製作納期により、ユーザー仕様のセミスタンダード工具を短納期で納入する。
 「ツーリングエクスプレス」対象製品は刃先交換式正面フライス(APX3000型、ASX400型)、刃先交換式エンドミル(APX3000型、ASX400型)、刃先交換式ドリル(面取り刃付TAF型、座ぐり刃付TAF型)で、見積価格は基本製作費とオプションの合計金額となる。
 体験キャンペーンの応募方法は、三菱マテリアル「超硬ホームページ」http://www.mitsubishicarbide.com/mmc/jp/にアクセスして、ツーリングエクスプレスのバナーをクリック。画面表示にしたがって必要事項を入力し、完成した「見積設計依頼書」を印刷する際に「応募する」にチェックを入れ、TXオリジナル置時計(ロゴ入り卓上時計。温度計、アラーム、カウントダウンタイマー、記念日機能付き)の発送先住所を入力し、そのまま特約店・販売店にファクスする。その後、設計見積りと共にTXオリジナル置時計がもれなくプレゼントされる(プレゼントは1名につき1個)。応募受付期間は4月30日まで。

フルレンジの品揃えで
多様化するニーズに対応
住友電工ハードメタル 最適な金型加工を提案

 住友電工ハードメタル(社長=倉阪克秀氏、本社=兵庫県伊丹市昆陽北1―1―1)は、INTERMOLD2008で不二越と共同展示を行い、ハイスから超硬、CBN、ダイヤ工具までのフルレンジの品揃えで、ユーザーニーズの多様化による金型加工の高速高精度、高能率化に対応した最適な工具、加工方法を紹介する。
【出展製品】
●CBNエンドミル スミボロンモールドフィニッシュマスター
 耐欠損性に優れた独自のCBN材種の採用と、最適な刃先形状により、高硬度金型材の加工において、従来超硬品比三倍以上の高能率と四倍以上の安定した長寿命を実現。工程短縮を狙いとした、熱処理済みの高硬度金型材料の直彫加工を可能に。
 主な特長は、@強靭性スミボロンBN350と特殊刃先処理の組み合わせにより耐欠損性を大幅に向上A高精度刃先加工R精度±〇・〇〇五mm。
●超硬ソリッドエンドミル GS MILLラジアス
 世界標準超硬エンドミル。主な特長は、@低Co超硬母材の採用で剛性と耐摩耗性を同時に向上A超平滑TiAlN系コートの採用により、耐摩耗性の向上と共に切削抵抗を低減し、切りくず排出性を大幅に向上。
●超硬ソリッドエンドミル GS MILLハード
 高硬度材加工用エンドミル。主な特長は、@超アルミリッチなコーティング“GSハードコート”の採用で耐酸化性を高め、超高速加工における耐熱・耐摩耗性能を向上(スクエア)A独自の新断面形状により切りくず排出性と工具剛性を両立B潤滑性に優れた新コーティングにより切削中の摩擦抵抗を低減(ボール/ラジアス)C高強度の超微粒子系低Co超硬合金を採用し、超高速加工中に発生するミクロな塑性変形を迎え、耐久性を向上。
●刃先交換式エンドミル工具 SECーウェーブミルWEX型
 高能率加工と高品位仕上げ面を両立。主な特長は、@刃先強化した低抵抗チップと高剛性ボディにより、安定した高能率加工を実現Aチップとボディの精度向上により、高精度で平滑な仕上げ面を実現B3タイプ5材種の豊富なチップバリエーションで幅広い加工をサポート。
●刃先交換式エンドミル工具 SEC―ウェーブミルWAX型
 非鉄金属専用高速・高能率カッタ。主な特長は、@アルミ合金専用の高速・高能率カッタA一台で粗加工から仕上げ加工まで、また面削りから彫り込み加工まで多用途・多目的に使える。
●ドリリング工具 スーパーマルチドリルシリーズ
 高速・高能率加工用新超硬ドリル。主な特長は、@強度と対摩耗性を両立させ、高速領域にて寿命を50%向上A低抵抗刃型を採用し、低剛性機にも安心して使用可能B1mm飛びシャンクで、コレット管理が容易CMQL給油にも最適で、切刃摩耗が小さい。
●ドリリング工具 SEC―マルチドリルSMD型
 新ヘッド交換ドリル、穴あけコスト低減の決定打。主な特長は、@低抵抗刃型MEL型ヘッドを新たにシリーズ化。ステンレス鋼、軟鋼、ねずみ鋳鉄、低剛性設備にも最適Aろう付けドリルに対し寿命が2倍Bホルダは標準(3D)、ロング(5D、8D)の3タイプをラインナップ。
●刃先交換式カッタ SECースミパワーミルPWC型
 鋳鉄、ダクタイル鋳鉄加工用高能率セミショルダーカッタ。主な特長は、@高能率加工を実現A経済性に優れ、加工コスト低減に貢献B安定した加工、長寿命化を実現C優れた加工面Dボディの信頼性。
 このほか、CBN焼結体工具のコーティドスミボロンシリーズBNC100/160/200/300、コーティング材種エースコートAC700G/AC2000、エースコートACP/ACKシリーズ、金型材料の超硬丸棒、超硬板材も出品する。
 また、18日午前11時からと19日午後1時からの1時間、6B号館内のテクニカルワークショップ第一会場で「生産コストを低減する最新の金型加工工具」をテーマにセミナーを開催。住友電工ハードメタル工具開発部工具開発グループ主査の前田一勇氏と不二越機械工具機械工具事業部工具製造事業所ラウンドツール部技術開発課長の関口徹氏が、金型生産のグローバル化により国内金型メーカーには一層の低コスト・高品位・短納期対応が求められる中で、高能率加工が可能な刃先交換式工具、幅広い加工が可能な超硬エンドミル、高品位、長寿命化が図れるCBNエンドミルから高能率穴あけ加工が可能なハイスドリル、超硬ドリルまでの加工費低減・高品位加工・短納期対応に貢献できる最新の金型加工工具について紹介する。
小間番号6B―603

INTERMOLD・金型展2008
森精機
日本初出展のDHP80はじめ
金型加工に最適な6台を実演展示

 森精機製作所(社長=森雅彦氏、本社=名古屋市中村区名駅2―35―16)はINTERMOLD2008に、国内初出展で三次元測定機に匹敵する精度を誇るDIXI machinesのDHP80、独自技術を搭載することで高精度加工を実現する五軸制御立形マシニングセンタ、精密加工に対応するコンパクト機から大型機といった、多様化する金型産業のニーズに応える六台の工作機械を出品し、実演展示する。
【出展機】
 高精度横形マシニングセンタ DHP80
 国内初出展。APCの搭載により、高精度と高度な自動化を同時に実現する。両方向位置決め精度0.99μm、繰返し精度0.90μm(いずれも実績値)。歪むことのない十分な厚みを持たせたベッドを採用している。
〔仕 様〕
▽主軸最高回転速度=12,000min
▽テーブル作業面の大きさ=四軸800×800mm〈オプション800×1,000mm〉、五軸630×630mm
▽移動量(X/Y/Z軸)=四軸1,200/1、100/1,100mm、五軸1,200/1,100//1,150mm
 五軸制御高精度立形マシニングセンタ NMVシリーズ
 独自のDCG(重心駆動)、DDM(ダイレクト・ドライブ方式モータ)、ORCTM(オクタゴナルラム)の最先端技術が実現した、圧倒的高性能を誇る。同時五軸制御で真円度(NAS規格979)が従来機は20から30μmだったものが、NMV5000DCGでは3.11μm(実績値)を実現。
 第37回機械工業デザイン賞最優秀賞・経済産業大臣賞受賞のNMV5000DCGと先頃発売されたNMV8000DCGを展示。
 高精度立形マシニングセンタ NV6000DCG/50
 オーバハングゼロ構造を採用し、高速・高品位加工を実現。
 高精度立形マシニングセンタ NV4000DCG
 金型の納期短縮と高付加価値を両立する立形の決定版。第46回10大新製品賞受賞。
 金型加工用高精度立形コンパクトマシニングセンタ NVD1500DCG
 省スペースボディに、数多くの高精度技術を搭載。第三十五回機械工業デザイン賞・審査委員会特別賞受賞、2005年度グッドデザイン賞受賞。
小間番号4―104
 NMVシリーズに待望の大型機登場
「NMV8000DCG

森精機製作所は、大型ワークの複雑形状加工に最適な五軸制御高精度立形マシニングセンタNMV8000DCGの受注を3月11日より開始した。
 近年、製造業において加工ワークの複雑化、大型化が進んでおり、そのようなワークの加工に適した五軸制御加工機へのニーズが高まっている。この動向に伴い同社は、五軸制御立形マシニングセンタNMVシリーズの新機種として、NMV8000DCGを開発した。
 NMVシリーズは、高精度加工と使いやすさを兼ね備えた理想の五軸制御加工機を目指して開発がスタートし、機械構造に同社の独自技術であるDCG(重心駆動)、DDM(ダイレクト・ドライブ方式モータ)、ORCTM(オクタゴナルラム)を採用することで高速・高精度加工を実現。シリーズ第1弾として2006年11月に市場へ投入したNMV5000DCG(ワーク振回し径φ700mm、積載質量300kg)は月約20台の受注実績を誇り、その能力と操作性は自動車、航空機産業をはじめとする多くのユーザーから高い評価を得ている。
 シリーズ第2弾となるNMV8000DCGは、ワーク振回し径φ1,000mm、積載質量1,000kgまで対応可能。主軸サイズについてはNMV5000DCGに対応している40番に加えて、50番も用意しており、対象ワークによって最適な主軸を選択できることも大きな魅力となっている。
 また、大型ワークの加工への対応とともに、NMV5000DCGで実現した優れた作業性を保っている。テーブルへの接近性、視認性の良さはもちろんのこと、APC仕様やパレットプールシステムによる自動化支援も充実。さらにオペレーティングシステム“MAPPSV”に三次元干渉チェック機能を装備し、五軸制御加工機を初めて使う人でも安心して操作できる。
【NMV8000DCGの特長】
@機械構造に独自技術(DCG、DDM、ORCTM)を採用
A大型ワークに適した仕様
B優れた作業性
C自動化支援
D安全性の高い三次元干渉チェック機能
※DCG、DDM、ORCTMは森精機の日本、米国およびその他の国における商標又は登録商標。
 機種名はNMV8000DCG/40、NMV8000DCG/50で、定価はそれぞれ1台5600万円、5880万円(MSX―701V)。航空機、建設機械、自動車、金型産業などへ向けて販売し、月産10台を見込む。

超高速・微細加工に対応した
ハイブリッドG1チャック等
ユキワ精工 ツーリングシステムを展示

 ユキワ精工(社長=酒巻和男氏、本社=新潟県小千谷市千谷2600―1)はINTERMOLD2008で、高精度、高速、高バランスを満たした業界初の総合芯振れ精度5μm保証のスーパーG1チャックと、さらに進化を遂げ、超高速、微細加工に真価を発揮する究極のホルダ、ハイブリッドG1チャックをメーンに展示する。次世代への要求に応えた、同社の“ものづくりへのこだわり”と“新旧の融合”が見どころだ。
 同社のハイブリッドG1チャックは、金型加工などの精密加工で客先のニーズを満たす究極のツールホルダ。主な特長は次の通り。
 @コレットホルダで総合振れ精度3μm以内を保証
 スーパーG1チャックに、高安定性のインサイドロックナットを組み合わせることで、振れ精度のバラツキを最小とし、標準品でホルダ本体にコレットをセットした状態での総合振れ精度3μmを可能にした。
 Aコレットホルダの使いやすさ+シュリンクホルダ以上の高精度
 コレット方式でシュリンクホルダ以上の振れ精度を実現。また、ツール着脱に加熱装置などの特殊な機器を必要としないので、ツールの着脱時間はシュリンクホルダに比較して大幅に短縮できる。
 B80,000mmまでの高速回転に対応
 外径部分は、ロックナットとのスキマがなく、ストレートでシンプルな外観。風切り音と切削油の飛散を防止する。ロックナットの質量も小さくすることにより、バランスに影響を与える要因を最小限に抑えている。
【出展製品】
●ハイブリッドG1チャック HSK25E―HGC6―30
●スーパーG1チャック BT40―SGC8―90
●ニュードリルミルチャック BT30―NDC13―90
●ミーリングチャック BT30―PCM20―75
●SGコレット SG6―1
●YCCコレット YCC13―12
●特殊コレット 設計製作品
●CNC円テーブル TNT100
小間番号4―701

第36回東陽ワンマンショー
目標を達成し成功裡に閉幕

東陽(社長=羽賀象二郎氏、本社=愛知県刈谷市中山町3―38)の第36回ワンマンショーが3月13日から15日までの3日間、ポートメッセなごや第2展示場で開催され、目標を上回る来場者で賑わった。
 今回のワンマンショーは、“Global Choice for the Ecology”のテーマのもと169-のメーカーが出展し、売上目標325億円、3日間で6000名の動員を目指して行われた。
 開場に先立ち、13日の午前9時30分より開会式が開かれ、羽賀社長は「本日から3日間、我々のワンマンショーをこのポートメッセの2号館で開催いたします。今年は来場者数6000名を予定いたしております。おそらく、それ以上のお客様がお見えになると思います。皆様がお勧めする商品の良いところ、特にお客様の生産に役に立つというところを強調して、丁寧に説明をしていただきたいと思います。現場の方々は技術そのものに詳しい方ばかりではございません。是非しっかりと説明をして、皆様の商品をどしどしPRして下さい。また今回、私共の会社のマークをこれまでのTOSから変更しました。風を受け空に舞い上がるイメージで、我々東陽が皆様と一緒に空高く舞い上がっていこうという思いを込めております。本日がこのマークの発表の日です。ワンマンショーの3日間で、このマークのように空高く舞い上がってまいりたいと思います。よろしくお願いいたします」と挨拶。
 続いて、メーカーを代表して中村中村留精密工業社長が「本日、かくも盛大に第三十六回東陽ワンマンショーがここに開催されますことを心からお祝い申し上げます。また、開催にあたりご尽力されました東陽の皆様、そして関係者の皆様に深く敬意を表します。一昨日、日本工作機械工業会の記者会見があり、2月の工作機械の受注高が1308億円と大変高い数字でありました。1月が1200億、2月が1300億と、これは予想よりも良い。現在サブプライム問題や株安で、どちらかというと寒々としたニュースが流れておりますが、実際の数字は依然として顕著なものがあります。その1300億円の中で大変特徴的なものとして、自動車産業からの受注が200億ありました。ピーク時の2005年は216億円が月の平均でした。昨年は平均178億円でした。2月に200億円を出せたということは大変嬉しいことであり、今それぞれ各メーカーに、特に自動車関連のお引合いの話や計画の話が流れ始めてきております。自動車産業の設備投資の回復の兆しが見えたと信じております。この段階での展示会は、正にタイミングが非常に良いという思いです。是非とも、会期中に素晴らしい成果をあげられますことを心から祈念いたします」と挨拶を行った。
 この後、2人の若手営業マンをリーダーに「集めろメッセに6千人、ドカンと売って325億、世界に見せろ東陽パワー」とスローガンを唱和し、開幕した。
 開幕と同時に開場を待ちかねた来場者が入場。終日盛況で、平成19年度省エネ大賞受賞機器などに注目が集まっていた。
 また、14日の午後2時からは交流センター3階の会議ホールにおいて野球評論家の木俣達彦氏による講演会が開かれ、プロ野球開幕間近ということもあって好評を博した。

第68回愛機工親善野球大会
4月12日いよいよ開幕
愛機工 キャプテン会議開催

 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=野田道典氏・ノダキ社長)は、4月12日に開幕する第68回親善野球大会(福利厚生部担当、部長=六浦康正氏・六浦本店社長)のキャプテン会議を3月27日午後6時より、名古屋市中区錦の東京第一ホテル錦で開催し、大会要項説明と組み合わせ抽選を行った。
 はじめに大会委員長の六浦福利厚生部長が、「本日はお忙しいところ、ご参加いただき有り難うございます。今年の第68回組合親善野球大会は、昨年と同様にAゾーン16チーム、Bゾーン21チームの参加をいただきました。開幕は4月12日土曜日、愛知県一宮総合運動場の野球場で開催いたします。日頃、皆さんは野球の練習をされているかと思いますが、その成果をこの大会で出していただきたいと存じます。また、親睦を図ることも大切ですので、皆さん楽しんで行っていただければ幸いです」と挨拶。
 続いて、山崎組合事務局長より、資料に基づいて試合規則や注意事項などが説明された。
 この歴史ある野球大会に、今年は37チームが参加。Aゾーン(16チーム)、Bゾーン(21チーム)に分かれてそれぞれ組み合わせ抽選が行われた(結果は別表)。
 大会2日目は5月17日、3日目は6月7日に行われる予定。
 このあと交流会が開かれ、互いに親睦を深めた。
【試合時間】
 第一試合=9時〜10時30分、第2試合=10時30分〜12時、第3試合=12時〜13時30分、第4試合=13時30分〜15時、第5試合=15時〜16時30分。
【試合規則】
◇使用ボール=トップボールA。毎試合一チーム2個のニューボールを提出。
◇回戦=7回戦。試合時間は1時間30分とする。優勝戦は7回とし、コールドゲームは適用しない。
◇延長戦=1時間30分をこえて新しいイニングに入らない。
◇コールドゲーム=3回以降10点差、5回以降7点差となった場合。
◇雨等による試合不能の時=4回までに続行不能となった場合は再試合。5回以上で続行不能の場合はコールドゲーム。
◇集合=開始時間30分前に球場に集合。
◇ベンチ=ベンチは組み合わせ若番が一塁側とする。
◇同点=時間切れ同点の場合は、9名の各選手の全員がジャンケンをして決める。
◇ホームラン=ホームランは審判が判定する。ただし中継ミス等によるものはホームランとしない。

第8回合同BL大会を開催
中日本木工商組・全木商組中部支部

中日本木工機械商工協同組合(理事長=木村秀夫氏・昭元産業会長)と全日本木工機械商業組合中部支部(支部長=島田昭三氏・シマダ機械社長)は3月8日午後3時より、名古屋市中村区名駅南のレジャックボウリングにて両組合合同の第8回組合員親睦ボウリング大会を開催した。
 当日は、組合員及び従業員とその家族も含め、総勢35名が参加。木村理事長が「第8回のボウリング大会にご参加いただき有り難うございます。今回は過去最多の参加者でございます。日頃は組合に対しましてご支援ご協力を賜り、誠に有り難うございます。本日は楽しくゲームをしていただきたいと存じます」と挨拶した後、前回優勝の稲垣稲垣社長の始球式でゲームスタートとなった。
 和やかな雰囲気の中にも白熱した勝負が繰り広げられ、2ゲーム行った結果、中山和三氏(フクモト)が327ピンで優勝を果たした。
 ボウリング終了後は、「座座はなれ」(名古屋市中村区名駅三)に会場を移して懇親会が開かれた。福本副理事長(フクモト社長)の「ボウリング大会では、日頃のストレスを発散できたのではないかと思っております。これから懇親の場ですので、時間の許す限り楽しく懇談していただきたいと存じます」との挨拶に続いて乾杯。ボウリングの成績発表と賞品の授与も行われ、参加者同士で交流を深める場となった。
 上位入賞者は次の通り。
(HDCP含む、敬称略)
▽優 勝=中山和三(フクモト)327ピン
▽第2位=村瀬恭子(ムラセ)319ピン
▽第3位=藤井政彦(フクモト)314ピン

南海漫遊記 21
〜「ジュニアー会」
ホーチミン・台北紀行
倉地社長 倉地 久雄

[統一会堂 その8]
 ジミ・ヘンドリクス晩年の〜といってもこの夭折した天才にとっては26―7歳ごろのことなのだが〜エレクトリック・ギター・サウンドは、古典的なそれの頂点に位置するのはもちろんのこと、それから40年近くが経過した今日の水準からみても、ゆるぎない完成度を保っている。そして、バンドのアンサンブルにいささか問題があるとはいえ、ジミの最上にして最良の音色は、このフィルモア・イースト・ライブのそれであると個人的に確信している。
 ギターの原音にさまざまな効果音や厚みを加えるエフェクターを通し、英マーシャル社製のパワーアップされた改造アンプを幾台も連結し、極限まで増幅された真空管特有のひずみ(サチュレーション)を音色にうまく取り入れるという、今日ではギターの常識となっている手法は、ほとんどジミ(とそのエンジニアたち)によって創りあげられたといってよい。
 ジミのサウンド・システムから出力される音は、僕のようなテクニックのないギタリストが鳴らしたなら、とても制動がきかず、音楽と呼ぶにはほど遠い騒音に堕するのがオチだが、この天才があやつると、それは身震いするほどきらびやかで美しい音塊に昇華してリスナーの全身に降りそそぎ、官能の奥底にまで訴えかけるちからを持つ。
*  *  *
 満場の観客が固唾をのんで見守るなか、『マシン・ガン』中間部のギター・インプロヴィゼーションは、火蓋をきっておとされる。ベトナムの湿気に充満したジャングルの中で延々と繰り広げられたであろう戦闘のすべての様相が、ここにリアルに描写されているといって過言ではない。
 天空から雨あられと降下する無数のナパーム弾の閃光、炸裂音、地響き、サイレンの音、泥沼の銃撃戦、逃げまどう人々の叫び、阿鼻叫喚の地獄図絵、民族や同胞どうしが殺戮しあうことへの怒り、悲しみ…それらのすべてがこの12分間あまりのパフォーマンスに凝縮されている。芥川龍之介の傑作短編『地獄変』で、絵師良秀(よしひで)が実の娘を犠牲にしてまで完成させたという、「火炎地獄の屏風絵」は、かくのごとき情景を描き出したものだったろうか。
*  *  *
 永遠に続くかと思われる怒濤のギターソロがようやく終結をむかえ、ジミは3番の歌詞を唄いだす。
「おまえの弾丸なんてもう怖くない/怖くなんかないんだ/おまえのくだらないおしゃべりはオレにはもう痛みさえ与えない/だからおまえの弾丸を雨のように降らせるがいい/おまえが間違っていることはとっくにわかっているのだから/おまえも同じように打ちのめされるだろう/ああ、マシン・ガンがオレたちを引き裂く」
 散文的な訳語になって申しわけないのだが、曲と歌詞のニュアンスはおおよそわかっていただけると思う。
 こうやって書いてしまうと、反戦をテーマとしたありきたりのブルーズに感じられてしまうのだが、ジミの非凡なところは、たとえば“〜so let your bullets fly like rain”と曲中でつぶやくと、たちどころにギターの音色で、ステージ上に弾丸の雨を降らせてしまうことにある。ウソだと思うのなら、とにかくアルバム『バンド・オブ・ジプシーズ』を大音量でお聴きいただきたい。
 たった3人の黒人トリオが創りだす濃厚な密度の音空間は、1970年の新年を迎えたばかりのニューヨーク・フィルモア・イーストのオーディエンスの現前に、はるか地球の裏側のベトナムでいま行なわれているアメリカの愚行を鮮明に抉(えぐ)りだし、何よりの反戦プロテスト・ソングとなったのだった。
*  *  *
 第17稿から本稿までを書くにあたって、所有しているジミのほとんどすべての音源を聴き返し、ライナー・ノートを読み返して参考とした。なお、ジョン・マクダーモット&エディー・クレーマー著『天才ジミ・ヘンドリックス』(シンコー・ミュージック 1994)もすぐれた基礎資料であることを追記しておく。

2008年4月20日(日) 2308号
中部経産局管内
最近の地域総合経済動向

 中部経済産業局は3月11日、管内(愛知、岐阜、三重、富山、石川の五県)における最近の経済動向をまとめた。それによると、生産は緩やかな増加傾向となっている。個人消費は持ち直している。住宅投資は減少幅が縮小している。公共投資は低調に推移している。また、設備投資は増加している。さらに、雇用情勢は人手不足が続き、労働需給が引き締まっている。これらのことから、管内の経済活動は「緩やかに改善している」と、平成19年4月の発表から12カ月連続で総括判断を据え置いている。なお、先行きについては、生産は電子部品・デバイス、輸送機械などを中心に、当面、高水準で推移するものと見込まれるが、米国経済、原油・原材料価格や為替・金利の動向等については留意する必要があるとまとめている。(比較は断りのあるものを除き、平成20年1月の実績値による)
鉱工業生産・出荷・在庫
鉱工業生産の動向を指数(1月速報)でみると、電子部品・デバイス工業、輸送機械工業、一般機械工業等が低下したことから、前月比3.5%減と3カ月連続の低下となった。また、前年同月比は5.2%増と39カ月連続の上昇となった。
 出荷は、電子部品・デバイス工業、輸送機械工業、一般機械工業等が低下したことから、前月比5.2%減と2カ月ぶりの低下となった。また、前年同月比は4.4%増と36カ月連続の上昇となった。
 在庫は、輸送機械工業、一般機械工業等が低下したことから、前月比0.8%減と2カ月連続の低下となった。また、前年同月比は1.9%増と16カ月連続の上昇となった。
 なお、大口電力需要は、中部電力管内では53カ月連続で前年を上回り、北陸電力管内では50カ月連続で前年を上回った。
主要業種の動向
◆輸送機械

 輸送機械の生産は、緩やかな増加傾向となっている。
 乗用車は、海外向けが中東などで引き続き好調であり、国内向けも新型車効果から持ち直しの動きがみられることから、緩やかな増加傾向となっている。
 自動車部品は、国内完成車向けが順調であり、国内メーカーの海外現地工場や海外メーカー向けの輸出も順調であることから、緩やかな増加傾向となっている。
 航空機体部品は、航空業界の機体調達が旺盛であることから、増加傾向となっている。
◆一般機械
 一般機械の生産は、高水準で推移している。
 金属工作機械は、海外向けが欧州、アジア向けを中心に旺盛であり、国内向けも持ち直しつつあることから、高水準で推移している。
 繊維機械は、織機が主力の中国向けが堅調であり、紡績・準備機械が中国向け、インド向けともに順調であることから、緩やかな増加傾向となっている。
 その他、土木建設機械が海外向けを中心に順調であり、産業用ロボットが国内外ともに堅調である。
◆電子部品・デバイス
 電子部品・デバイスの生産は、高水準で推移している。
 半導体素子・集積回路は、記憶素子(メモリ等)が携帯電話向けなどの需要が旺盛であることから、高水準で推移している。
 液晶素子は、テレビなど情報通信機器向けが順調なことから、高水準で推移している。
◆電気機械
 電気機械の生産は、高水準で推移している。
 開閉制御装置・機器は、半導体関連向け、自動車関連向けがともに順調なことから、高水準で推移している。
 内燃機関電装品は、自動車向けが順調なことから、緩やかな増加傾向となっている。
 電動機は、順調な自動車向けを中心に高水準で推移している。
◆情報通信機械
 情報通信機械の生産は、高水準で推移している。
 民生用電子機械は、テレビ、カーナビが順調であることなどから、高水準で推移している。
 電子計算機は、おおむね横ばいとなっている。
◆金属製品
 金属製品の生産は、緩やかな減少傾向となっている。
 アルミニウム建材は、建築着工の遅れから、木造住宅用を中心に緩やかな減少傾向となっている。
 ばねは、自動車向けが順調なことから、緩やかな増加傾向となっている。
◆鉄鋼
 鉄鋼の生産は、高水準で推移している。
 鋼板は、造船・産業機械向けが好調であり、自動車向けも順調なことから、高水準で推移している。
 棒鋼は、建築着工の遅れなどから減少している。
 特殊鋼鋼材は、順調な自動車関連向けを中心に高水準で推移している。
◆ファインセラミックス
 ファインセラミックスの生産は、増加傾向となっている。
 触媒担体・ガスセンサ素子は、自動車向けが世界的な環境対策の高まりから順調であり、増加傾向となっている。
◆繊維・陶磁器
 繊維・陶磁器の生産は、低水準で推移している。
 繊維は、中国等からの輸入品に押されるなか、天候要因による需要の減少もあり、低水準で推移している。
 陶磁器は、タイルなどが建築需要の減少により低調であることや、飲食器が安価な輸入品に押されて低迷していることなどから、低水準で推移している。

消費・投資などの需要動向
◆個人消費

 個人消費は、持ち直している。
 乗用車販売は、小型車が2カ月連続で前年を下回ったものの、普通車が7カ月連続で、軽自動車が7カ月ぶりに前年を上回ったことから、全体でも2カ月ぶりに前年を上回った。
 家電販売は、薄型テレビ、DVDなどが順調であることに加え、電気暖房機などが伸びたことから、3カ月連続で前年を上回った。
◆設備投資
 設備投資は、増加している。
 製造業では、自動車関連で、生産性向上や能力増強などの投資が引き続き高水準であり、半導体・液晶素子関連でも需要拡大に伴う大型の能力増強投資が引き続き高水準である。また、非製造業でも、電力、運輸を中心に投資を増加する動きがみられる。
 なお、管内主要八社の金属工作機械受注(国内向け)をみると、自動車工業向けが五カ月連続で前年を上回ったものの、一般機械工業向けが9カ月連続で前年を下回り、全体でも5カ月ぶりに前年を下回った。
◆公共投資
 公共投資は、低調に推移している。
 公共工事請負金額をみると、「国」、「県」で前年を上回ったものの、「地方公社」、「独立行政法人等」、「市区町村」、「その他」で前年を下回り、全体でも五カ月連続で前年を下回った。
◆住宅投資
 住宅投資は、減少幅が縮小している。
 新設住宅着工戸数をみると、持家が3カ月ぶりに前年を上回ったものの、貸家が2カ月連続で、分譲が7カ月連続で前年を下回り、全体でも7カ月連続で前年を下回った。
◆輸出通関額
 輸出通関額(円ベース)は、36カ月連続で前年を上回った。
 名古屋税関管内の輸出通関額(円ベース)を品目別でみると、「自動車」、「自動車の部分品」などが前年を上回った。主要地域(国)別でみると、米国向けが5カ月連続で前年を下回ったものの、アジア向けが70カ月連続で、EU向けが3カ月ぶりに前年を上回った。
◆雇用情勢
 雇用は、人手不足が続き、労働需給が引き締まっている。
 新規求人数は、サービス業、製造業などの業種で前年を下回った。
 有効求人倍率は、引き続き高い水準にあり、完全失業率は、引き続き低い水準にある。
◆企業倒産
 企業倒産(件数)は、5カ月連続で前年を上回った。
 企業倒産は、このところ中小零細企業を中心に増加しており、今後の動向については引き続き注視する必要がある。

5月14日から4日間ポートメッセなごやで
難加工技術展2008開催
151社・団体が251小間に出展

 日刊工業新聞社主催の「難加工技術展(略称DMTS)2008」が5月14日(水)から17日(土)の4日間、ポートメッセなごやで初開催される。
 “難削材加工”“難加工材成形”“難形状加工”などの技術は、近年のモノづくりにおいて欠かすことのできない存在となっている。特に航空・宇宙、自動車、医療分野などでは難削材加工の需要が高まっており、同展示会では、これらの分野へ向けた技術・製品も多数出展する。
 開催規模は151社・団体/251小間(3月末現在)で、会場内は「機械・機器/周辺要素」「技術」「材料」分野で構成。
 併催行事では日産自動車による基調講演『日産生産方式(NPW)の取り組み〜難加工への挑戦〜』、特別講演ではサンドビックによる『難削材の最新加工技術』、森精機製作所による『難加工の現状と動向』など、注目の講演を多数開催。また、『航空機産業への扉を拓く鍵とは?!』と題したシンポジウムも行う。
 一方、会場内には「ワークショップコーナー」を設置。出展各社の最新技術・製品等の情報が得られる貴重な情報収集の場となる。加えて、「企画展示コーナー」「就職・転職マッチングin難加工技術展」も実施。
 公式ホームページ(http://www.nikkan-event.jp/nan)では来場事前登録・聴講申し込みを受付中で、登録すると入場料(1000円)が無料となる。
【開催概要】
▽名称=難加工技術展(DMTS)2008、Difficult Manufacturing TechnologyShow 2008
▽会期=2008年5月14日(水)〜17日(土)の4日間、午前10時〜午後5時(17日は午前9時30分〜午後4時30分)
▽会場=ポートメッセなごや3号館
▽入場料=1000円(事前登録者・招待状持参者は無料)
▽開催規模=151社・団体/251小間(2008年3月末現在)
▽展示構成=「機械・機器/周辺要素分野」「技術分野」「材料分野」などで構成
▽併催行事
 @講演会、シンポジウム 5月14日、15日で計4本、聴講無料(事前登録制)、定員は各250名(当日は、席に余裕がある場合のみ入場可)
 A出展者によるワークショップ 5月14日〜17日で計16本、聴講無料(事前受付・当日受付)
 B企画展示コーナー『難加工を知って、明日のビジネスへ繋げよう!!』 難加工に取り組む大学・関連機関等の協力により、最新の難加工研究・加工サンプル・関連映像を紹介。また、日時限定で来場者からの相談にも応じる
 C就職・転職マッチングin難加工技術展 求人を行っている出展企業の「募集要項」をホームページ・会場内看板等で公開

新組織体制で20年度役員人事確認
3月度青年部役員会
愛機工青年部 合同委員会も開催

愛知県機械工具商業協同組合(理事長=野田道典氏・ノダキ社長)青年部(部長=森庸一氏・森哲社長)は、3月19日午後6時30分より名古屋市中区の「黄金の豚」にて3月度の青年部役員会を開催した。また、役員会終了後に合同委員会も開催された。
 役員会では、青年部の組織変更の項目を中心に各議題について話し合われた。
 @青年部の各役職名と各委員会名などの変更を踏まえた平成20年度青年部役員人事(案)が、時津総務統括幹事長から組織図をもとに示され、確認がなされた。
 A通常総会の開催については、6月6日(金)に東京第一ホテル錦にて午後6時から総会、午後6時30分から懇親会を行うことで決定した。
 B青年部ゴルフ大会(有志)を4月26日(土)に開催する予定。5〜6組規模の参加人数を目指す。
 C四月度青年部役員会は、4月17日(木)午後7時から開催。なお、幹事補佐以上の新旧役員を交えて行う。
 役員会終了後、合同委員会開催の挨拶で森部長は、「19年度は、10月に韓国での他産業視察および全国青年部交流会が行なわれ、成功裏に終えることができました。このことは、みなさんの努力とご尽力の賜物であると感謝しております。有り難うございました。20年度は、大きな行事は無かろうかと思いますが、野球大会をはじめいろいろな行事がありますので、みなさんこぞって参加してください。ボランティアで申し訳ないのですが、できるだけ参加していただきたいと思います。そして、こういう会にはお集まりいただいて、時間の許す限り飲んで語らっていただければ、あなたたちにとって、また我々にとっても何か役立つことが生まれるのではないかと思っています」と語り、乾杯の発声を行った。
 合同委員会が始まると、大変賑やかな雰囲気の中、参加者は互いに親睦を深め合い、楽しいひと時を過ごした。また、会の後半にはゲームが行われたり、20年度の青年部役員人事が発表され、会場はいっそうの盛り上がりをみせた。

新旧の部員45名が交流
思い出話に花を咲かせ
第1回愛機工青年部OBの会

第1回愛機工青年部OBの会(代表幹事=岩田敏裕氏・鈴木商店社長)が3月14日午後7時より、名古屋市中区錦の東京第一ホテル錦において開催され、愛知県機械工具商業協同組合の青年部OBと現役部員45名が参加した。
 野崎憲昭常磐精機社長(現役青年部員)が司会を務め、同会の趣旨と発足に至った経緯を説明。続いて岩田代表幹事が「本日は大変な雨の中をご出席いただき有り難うございます。この会は、愛知県機械工具商業協同組合青年部のOBの方々の懇親の場ということと、また現役青年部との交流の場となりますことを望んでおります」と挨拶した。
 乾杯に際し、青年部OBを代表して小島憲二小島商店社長が「私は青年部を卒業して、ちょうど10年になります。その節目の年にこのような機会を作っていただきまして大変嬉しく思っております。OB同士で懐かしい話をしたり、現役の方とも懇親を深めていきたいと存じます」と挨拶し、力強い発声で乾杯。
 懇親会に移り、OBは当時の思い出を語り合ったり、現役部員と歓談する中で、今の活動との違いや、現在も続いている行事の起源などについても話した。年代別に参加したOB1人1人から話しを聞くという企画では、誰もが青年部に思い入れがあり、ついつい話が長くなって予定時間を大きく超えてしまい、続きは次回開催時に行うこととした。
 現役青年部員による余興も飛び出し、楽しい時間はあっという間に過ぎて、午後9時過ぎにお開きとなった。
 この愛機工青年部OBの会発足に当たっては、昨年度青年部を卒業した丹野吉道丹野砥石興業社長らが中心となり、1年間の準備期間に度重なる準備会を開き、賛同者を得ながら徐々に輪を広げ、今回の第1回開催に至った。
 青年部OB会の発足を望む声は以前からあったが、手弁当で準備を進めこれを実現した、OB並びに現役幹事の方々に敬意を表すると共に、この会が今後とも会を重ね、更なる発展をしていくことを記者は祈る。

「コミュニケーションの上手なとり方」
奥井誠氏(エフ・ビー・シー社長)講師に講演会
名機工同友会2月例会を開催

 名機工同友会(会長=金原進一氏・カネキ商会社長)は、2月26日午後6時30分より名古屋市中区の東京第一ホテル錦にて2月例会(講演会)を開催した。
 今回は、奥井誠氏(エフ・ビー・シー社長)を講師に招き、「コミュニケーションの上手なとり方」〜世代間のギャップを取り除く〜という演題で講演会が行われた。
 最初に例会が開かれ、総会の日程が5月26日に決められた。各部からの連絡事項はなかったため、さっそく講演会が開催された。
 開会に先立ち、金原会長がひと言「こんばんは。時間もありませんので、講演会が終わってから皆さんとゆっくりコミュニケーションを図りたいと思います。よろしくお願いします」と挨拶。
 講演会の冒頭、奥井氏は「今日は、人の話を聴いてあげる、上手に聴き出す、そういった意味合いのコミュニケーションを勉強していただきたいと思っています。大きく分けると、コミュニケーションは『仕事指向型』と『人間関係指向型』に分けることができます。このうち、皆さんには『人間関係指向型コミュニケーション』について考えていただき、実践を踏まえ、勉強していきたいと思っております」と語った。
 上手なコミュニケーションの会話技法には、@傾聴することによる効能A質問話法による深い理解力アップB承認をすることの大切さ、以上の3つのポイントがある。そして、この3つの行動をきちんと繰り返し行えば、上手なコミュニケーションをとることができる。
 これらの技法の中で、同氏が強調したのは、傾聴における“どんな風に聴くか(HOW)”である。
 「こちらから積極的に話をしていくのではなく、相手方から積極的に話ができる雰囲気、体制づくりをすることが大切です。このことが傾聴するということになるのです。では、どうすれば傾聴できるようになるのでしょうか。まずは相手の話を否定しない、すなわち、自分の価値基準をひっこめること。そして、話を最後まで聴いてください。さらに、相手と向い合い、話を聴く態度、姿勢になる。相手との目線の高さを同じにする。あいづち、うなづきをすることなども大切です」。
 また、“何を聴くか(WHAT)”では、「言葉がたりなかったり、上手に自分の考えを伝えられない人(部下)に対して、自分の方から言葉を聴き出せるようなことをもっともっとしてあげると、相手(部下)が話しやすくなったり、本音を聴き出せるようになると思います」と語った。
 事前質問で出された、女子社員との接し方等については「必ずしも女子社員の扱いが難しいわけではなくて、それは自分の方が拒絶しているから、女子社員の方もそれを感じて拒絶してしまうということなのです。ですから、女子社員に対してもできるだけ心を開いていけば、自然に相手は動いてくれる、話をしだしてくれると思います」とアドバイス。
 講演会の後半では、参加者全員が自分の性格(タイプ)を知るためのタイプ分けセルフチェックを行い、自分のタイプ及びその行動傾向を把握した。また、自社の全社員に対してもこのテストを実施し、各社員のタイプを知り、社員のタイプ別バランス(構成)を知ることは組織運営において参考になると説明がなされた。
 続いて、コミュニケーションにおいて最も大切な承認(アクノリッジメント)についての解説が行われ、「とにかくきちんと面と向い、社員(部下)を正面から人としてみてあげて欲しいのです。また、普段から人をみる訓練をして欲しいと思います。一方的に指示命令を下すのではなくて、相手に考えさせる、時間を与えることにより、相手の考えを引き出し聴くようにする。そうすることにより、少しでも部下の考え、意識を理解する。さらに、その理解したことに対して、こちらからまた考えを伝えて部下がより成長するやり取りをする。ですから、かたちができるまでは、時間もかかりますし、忍耐力が必要であるので、今日お話した内容についての自己訓練が必要だと思います」とその重要性が語られた。
 そして実践編として、テーブルごとに隣り合った2人同士でお互いに相手の長所を5つ挙げ褒めることを順々に行ったが、5つ挙げることがなかなかできずに参加者は苦労していた。
 最後に、「恥ずかしがらずに素直に相手を褒める訓練をして下さい」と同氏は語り、講演会は終了した。
 終了後も、参加者からの質問に対して丁寧な受け答えが行われていた。
 時津相談役(新栄商會会長)の乾杯の発声で食事会が始まり、奥井先生を囲み、和やかな雰囲気の中、参加者は互いに親睦を深めていた。

商業販売統計速報20年2月分
卸売業、小売業とも前年比増
経産省3月28日発表

経済産業省調査統計部産業統計室は3月28日、商業販売統計速報2月分をまとめた。それによると、2月の商業販売額は49兆4690億円で前年同月比5.5%の増加。
 これを卸売業、小売業別にみると、卸売業は38兆8860億円で同6.2%増となり、小売業は10兆5830億円で同3.1%増となった。
 なお、商業販売額の季節調整済前月比は0.3%減となり、卸売業は同0.5%減、小売業は同1.0%減となった。
【卸売業販売額の動向】
 卸売業を業種別にみると、鉱物・金属材料卸売業が前年同月比21.5%増、化学製品卸売業が同9.0%増、各種商品卸売業が同7.8%増、その他の卸売業が同7.8%増、食料・飲料卸売業が同6.1%増、医薬品・化粧品卸売業が同4.3%増、機械器具卸売業が同3.2%増となった。
 一方、繊維品卸売業が同2.3%減、建築材料卸売業が同1.9%減、家具・建具・じゅう器卸売業が同1.2%減、衣服・身の回り品卸売業が同1.2%減、農畜産物・水産物卸売業が同0.7%減となった。
 大規模卸売店販売額は10兆2390億円で前年同月比5.0%の増加。
 これを商品別にみると、その他の輸送用機械器具が同47.8%増、石油・石炭が同23.3%増、鉄鋼が同13.9%増、鉱物が同8.6%増、農畜産物・水産物が同8.6%増などとなった。
 一方、その他の商品が同14.4%減、家庭用電気機械器具が同12.1%減、建築材料が同10.8%減などとなった。
【小売業販売額の動向】
 小売業を業種別にみると、燃料小売業が前年同月比14.8%増、自動車小売業が同3.2%増、飲食料品小売業が同2.1%増、織物・衣服・身の回り品小売業が同1.9%増、各種商品小売業(百貨店など)が同1.6%増、その他小売業が同1.0%増となった。

従来比約20%増の完粉供給体制
完粉工場の増強工事完成
北海道住電精密2月8日起動式挙行

住友電工ハードメタル(社長=倉阪克秀氏、本社=兵庫県伊丹市昆陽北1―1―1)の刃先交換チップ生産拠点である北海道住電精密(社長=湊嘉洋氏)では、2007年5月より超硬合金の原料粉末を製造する完粉工場の増強工事に着手してきたが、このたび、工場が完成し起動式が挙行された。
 今回の生産能力増強は、刃先交換チップをはじめとして、世界的に需要が拡大している超硬工具の増産に対応するために実施し、これにより、従来比約20%増の完粉を供給できる体制を整えた。
 2月8日の起動式では、住友電気工業の松本社長、住友電工ハードメタルの倉阪社長も列席し、テープカットが行われた。また、併せて刃先交換チップ工場増築の安全祈願祭を行ったほか、午後には高橋はるみ北海道知事、北良治奈井江町長が工場を視察した。
【北海道住電精密の概要】
所在地▽北海道空知郡奈井江町字奈井江776
資本金▽4億5000万円(住友電工ハードメタル100%出資)
事業内容▽超硬合金及び原料粉末の製造

商品研修会通気一体型継手も実施
5月10日に通常総会
名古屋水栓販売協会3月定例会を開催

 名古屋水栓販売協会(理事長=内藤善徳氏・三和管材社長)では、3月26日午後6時より、昭和区鶴舞の萩乃茶屋において「3月定例会」を開催し、5月10日に通常総会を開催することを決めた他、例会を利用して商品研修会を実施し、“通気一体型継手”等について、キッツの担当者より解説してもらった。
 通常総会は、5月10日(土)午後4時30分より、合歓の郷の“ホテル合歓”において開催することを確認した。
 議案審議に先立って、“商品研修会”を行った。
 排水用「通気番」は、建物の美観を損なわず、しかも悪臭を外部に漏らさないなどの従来の通気管での問題点を全て解消した建築設備分野向けの高機能商品。排水流下時には弁が開いて空気を取り込み、それ以外の時には弁を閉じて悪臭を漏らさないようにするため、通気管末端部を屋外に出さずに屋内で処理できる。@管接続部と弁機構部との軸心を偏心させたことで配管と壁面との距離が短くなり、省スペースに貢献、A滞留水収集溝と連結するドレイン孔を垂直方向に設ける事によって内部滞留水を効率よく排水管に逃し、凍結などによる弁機能低下を防ぐ、Bキャップを取り外すことで内部および各部品の点検・洗浄ができる等の特長を持っている。また、「通気番ぷち」は、キッチン排水等の不快なゴボゴホ音や排水不良を防ぎ、スムーズな排水を可能にした。流し用、洗面・手洗い器用、トラップ用がある。
 また、6月から発売の「排水用通気一体型継手」は、通気弁と旋回流継手が合体したもので、3階以下建物の排水立て管頂部の継手に通気弁構造を一体化したことによって、伸頂通気管の省略を可能にした製品。
 研修会のあとは審議事項に移り、5月10日(土)開催の「遠征総会」について最終的な詰めを行った。
 総会当日は、午後4時に合歓の郷の“ホテル合歓”に集合し、同4時30分より総会に臨む。総会後は、懇親会を行い投宿、翌11日は船釣りやゴルフ等が企画されている。

26日・27日両日本社特設会場で開催
第24回大管まつり
大垣管材多彩な企画で満載

大垣管材(大垣市長沢町3―16・社長=五島道久氏)では、毎年恒例の“大管まつり”を今年は、「ありがとう〜50周年 未来へつなごう!第24回 大管まつり」と銘打って、来る4月26日(土)・27日(日)の両日に本社特設会場において開催する。
 今回は、第24回ということで、社員全員が力を結集して、初心に戻って、多数の有力メーカーの協賛のもと、多彩な企画で、日頃お世話になっている関係先への感謝の気持ちを込めて取り組む覚悟でいる。
 有力メーカー50余社の協賛を得て、ユーザーニーズにお応えできる豊富な商品群や、新機能満載の新商品等の展示とともに、社員手作りの企画で準備を整え、集客動員の準備に取り掛かっている。
 特に、環境、IT産業等のユーザーに対応した新機能・付加価値満載の新商品群や工具・器具をはじめ、情報関連機器、健康器具、衣類、生活雑貨等の展示と多彩な企画にて集客動員を図る。
 売上目標額は、5億円で動員目標は500社の1000名を見込んでいる。
 中でも、ご来場の方に豪華賞品が当たる大抽選会は、特賞「加賀屋1泊2日の旅」、1等「宝塚温泉と宝塚・星組公演日帰りの旅」ご招待をはじめ、各種のイベント企画では、初登場の女性社員ダンシングチーム“KANZAIL”のステージ、コーヒーのモーニングサービス、Wiiによる対戦ゲーム、恒例のシェフ北さんの“炎のステーキハウス”など、従来にもまして魅力一杯の豪華企画も組まれている。
 勿論、子供連れのファミリーでも楽しめる金魚すくい、ポップコーン、お菓子すくい、アニメ映画等も用意されている。
 開催時問は、26日(土)が午前9時30分より午後6時30分、27日(日)は午前9時30分より午後5時となっている。

地元物産の展示即売も
新商品内覧会を開催
INAX多彩な催事で賑わう

INAXは、3月13日から15日の3日間に渡って本社のある常滑市を中心に、「新商品内覧会」を開催した。
 内覧会場となったINAXテクノトレーニングセンターでは、今年六月発売の業界初エアドライブ洗浄方式を採用した、シャワートイレ「レジオ」、すっきりデザイン・収納たっぷり・お掃除ラクラクで好評の収納一体型トイレ「ピタ」、業界最大1.5リットルのターボ洗浄と多彩な洗浄のマルチフィット洗浄のシャワートイレ「Kシリーズ」、表面処理と新床面状で汚れが取りやすく、掃除が簡単な「キレイ床」を装備した、システムバスルーム「La・BATH」、おもてなしとくつろぎのメインステージとして、集う暮らしをデザインしたシステムキッチン「グランビアッセ リュクス」、インテリアと使い心地を自由多彩に両立させた洗面化粧台「ピアラ」、優しさ・高級感・上質感など、暮らしの空間を演出する各種の「タイル建材商品」等の新製品が目白押しで、来場者の注目を集めた。
 また、同社の誇る文化の殿堂「ライブミュージアム」一帯では、常滑焼きをはじめ、地元酒蔵の清酒の試飲、常滑焼急須での呈茶サービス等の「地元物産品展示即売会」や、血流観察、メタボチェック、血圧チェックの「健康チェック」、便器に描かれた青と白を基調とした自然の情景を描いた「染付古便器の粋―清らかさの考察展」、地球と暮らしの調和を目指す、サステナブルスタイルを提示した「未来型生活提案」特別展等も開かれ、いずれの会場も期間中来場者で賑わった。
 また、常滑物産品が当たるお楽しみ抽選会も好評であった。

目標を上回る来場者と売上を達成
シャープグランドフェアに協賛
山信 手応え噛みしめる

山信(名古屋市熱田区・社長=小川信氏)では、3月22日・23日の両日、愛知県武道館(名古屋市港区)で開催した、シャープ主催の「シャープグランドフェア」に初協賛し、目標を上回る来場者と売上が達成できたと喜んでいる。
 当初は、初の協賛ということで、来場して頂ける顧客数が掴めないとの不安要素もあったが、「案ずるより産むがやすい」の諺通り、初日から各営業所の顧客が詰め掛けるなど、会場内は連日賑わった。
 会場内には、シャープのメイン商品となった液晶テレビをはじめ、エアコン、冷蔵庫、洗濯乾燥機、レンジ、掃除機などの新製品がずらりと展示紹介された一方、CO2を減らして地球温暖化防止のために貢献しようとの試みによる、環境家計簿や血圧・骨密度等を測定する健康チェックコーナー、時代に合わせたネオ演芸を披露する鈴々舎馬まるこの落語、来場先着抽選会、ビンゴゲーム、成約プレゼントなどの特典を沢山用意しては、来場者に応えていた。
 同社の関係者も、「今回初めての協賛ということでお声を掛けさせて頂きましたお客さんが、どれだけフェアに来て頂けるのか心配しておりましたが、初日からお客さんが絶えることなく来場して頂きホッとしております」と、手応えを噛みしめていた。

滝川物産中心に共生・発展目指す
役員改選で新体制決まる
滝川会第17回年次総会開催

 滝川会(会長=須藤清勝氏・須藤鋼機会長)は、3月7日午後5時より名古屋市中村区のホテルキャッスルプラザにて第17回滝川会年次総会を開催した。
 開会挨拶で須藤会長は「不慣れでございますが、ご指名ですので、議長の重責を務めさせていただきます。皆様のご協力をいただきまして、慎重に、スムーズに議事を進めたいと思いますので、よろしくお願いします」と語った。
 続いて滝川社長が「皆様、お忙しい中、遠くからお集まりいただきまして誠にありがとうございます。また、日頃は滝川会の皆様に絶大なるご支援をいただきまして、高い席からではございますが、御礼を申し上げます。昨年、当社は創業60周年を迎えることができました。そして、記念すべき年を何とかいい結果で終えることができました。これもひとえに皆様のおかげと厚く御礼申し上げます。引き続き順調にいきたいと思っていたのですが、昨年の暮れ頃から今年にかけましてその反動といいますか、非常に苦戦をいたしております。現在のところ、前年度に比べて95くらいの数字になっていますので、頑張って何とか昨年並みに近づけたいと思っております。ここしばらくは厳しい経営環境が続きそうなので、今年はまず足場を固めて、足腰を強くしていく方向で進んで行く考えでおります。また、若返りを図るため、若手の活力をつけることにも着手していきたいと思っております。ともあれ、今年は何とか前年実績近くまでもっていきたいので、当社の努力はもちろんのこと、そのうえに滝川会の皆様の絶大なるご支援をいただいて頑張っていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。さて、滝川会も17回目を迎えました。さらに皆様によろこんでいただけるよう、楽しみもある、勉強についていろいろためになることもある、ということをもっと取り入れていきたいと思っております。また、滝川会では、素晴らしいメーカーさんにも参加していただいておりますので、情報交換の場に使っていただければ幸いでございます」と挨拶。
 今総会についての資格審査報告では、3月7日現在、組合員総数90社のうち、出席61社、委任状出席29社で適法に成立。
 須藤会長の議事進行により各議案の審議が行われた。
第1号議案▽平成19年度事業報告・平成19年度会計報告・平成19年度会計監査報告
第2号議案▽平成20年度事業計画案及び収支予算案
第3号議案▽役員人事改選案件
◎会長=須藤清勝氏(須藤鋼機会長)
◎副会長=笠井善元氏(笠井社長)
◎副会長=石原清延氏(石原商事社長)
◎会計監事=相阪哲治氏(永田工具店社長)
◎幹事=山川健次氏(山川社長)
◎幹事=渡辺富士夫氏(岡崎鋼材工具社長)
◎幹事=長村康義氏(長村商店社長)
◎幹事=小畠嘉豊氏(ヒサヨシ社長)
◎幹事=影山正博氏(オーエスジー中部営業部部長)
(退任=熊澤清信氏(クマザワ社長))
第4号議案▽新規入会及び退会案件
◎新規入会予定=東亜機工(社長=水谷彰宏氏)
◎退会=2社
第5号議案▽その他の案件(なし)
 以上、すべての議案が承認された。
 閉会の辞で笠井副会長(笠井社長)は、「皆様のご協力をいただきまして、スムーズな進行により滞りなく議事を終えることができました。ありがとうございました。重ねて厚く御礼申し上げます。滝川物産さんを中心といたしまして、我々滝川会会員の皆様、賛助会員でありますメーカーさん各位、関係各位の皆様には今後ますますのご発展を心よりお祈り申し上げまして、はなはだ簡単ではございますが、第17回滝川会総会の閉会のご挨拶にさせていただきたいと思います」と総会を締めくくった。
 懇親会での開宴挨拶で石原副会長(石原商事社長)は、「いつも感じるのですが、滝川物産さんは家族的というか、取引先を非常に大切にされる会社であると思っております。また、滝川会におきましても、様々な企画の行事を行っていただいております。この場をお借りしまして、御礼を申し上げたいと思います。我々は滝川物産さんを接点としまして、賛助会員である多くの立派なメーカーさんとお互いに共生し、発展できるような会員になっていければいいなと思っております。この懇親会では、日頃の情報交換をしていただいて、実りある場にしていただきたいと思います」と述べた。
 山川幹事(山川社長)の乾杯の発声で懇親会は始まり、みさお(演歌歌手)ミニコンサートが行なわれるなど賑やかな雰囲気の中、会員同士で親睦を深め合っていた。

顧客の要望により一層応えるため
中国大連市に駐在事務所開設
アネスト岩田4月18日より営業開始

阿耐思特岩田産業機械(上海)有限公司は、アネスト岩田グループ商品を中国市場に供給すると共に、アフターサービス業務、塗装機器・塗装設備・圧縮機の周辺付帯装置のエンジニアリング業務を含めた提案を行っている。しかしながら、伸長著しく且つ、広大な中国大陸の顧客に対し、現在の上海事務所・広州事務所・天津事務所のみの対応では、顧客の要望に応えることが困難であると判断し、阿耐思特岩田産業機械(上海)有限公司の指針である、「アネスト岩田・アネスト岩田グループ商品の幅広い紹介」、「スピードのある、きめ細やかなサービス対応」、「顧客のニーズに合わせた新商品の開拓と提案」、「塗装の総合コンサルテーションに基づくシステム提案と提供」をより一層実行すべく、新たに大連駐在事務所を開設した。業務開始は4月18日から。
【大連駐在事務所】
◎名称▽阿耐思特岩田産業機械(上海)有限公司 天津分公司大連駐在事務所
◎住所▽大連市中山区長江路123号日航ホテル長江写字楼2531室
◎連絡先▽TEL+861(0)411―8252―6071・6072、FAX+861(0)411―8252―6073
◎所長=孫 莉氏(SUN LI)
【主な業務内容】
@アネスト岩田グループ商品の中国市場への供給・販売促進業務
Aアネスト岩田グループ商品全般の中国国内サービス業務
B日系を含む外資系中国進出ユーザ/中国ローカルユーザへの塗装工程・圧縮エア供給工程構築へのコンサルティングサービス業務
C塗装設備製品における中国内作品(板金/ダクト等)のエンジニアリング・調達・販売業務
D圧縮機製品におけるエアーライン(配管等の総合工事)のエンジニアリング・調達・販売業務
【その他中国国内連絡先】
〈上海総公司〉阿耐思特岩田産業機械(上海)有限公司
 上海市虹橋路808号(加華商務)A6103号室、〓+861(0)21―6407―9713・9716、FAX+861(0)21―6407―9723
〈天津分公司〉
 天津市河西区南京路20号金皇大厦2718号室、TEL+861(0)21―2302―9035・9036、FAX+861(0)21―2302―9037
〈広州分公司〉
 広州市天河体育東路网 数 大厦1505室、TEL+861(0)20―3826―4989、FAX+861(0)20―3826―4983
【中国市場における担当窓口】
@問い合わせ全般及び塗装機器関連
 アネスト岩田 塗装機部マーケティングG、TEL045―591―1118、FAX045―591―1137
A塗装システム(設備)関連
 アネスト岩田 塗装機部工業塗装G、TEL045―591―1114、FAX045―591―1127
B圧縮機関連
 アネスト岩田 圧縮機部マーケティングG、TEL045―591―1122、FAX045―593―0294

食品機械用潤滑剤
αフードシリコーンスプレー
トラスコ中山2WAYノズル付

トラスコ中山(社長=中山哲也氏、本社=大阪市西区新町1―34―15)は、αフードシリコーンスプレー「ALP―FS」の販売を開始する。
 この商品は、アメリカ規格協会(ANSI)、カナダ規格審議会(SCC)などに認定されている世界標準の認証システム、NSF“H1”認証取得の食品機械用シリコーンオイルスプレー。H1潤滑油は間接的食品添加物によって構成され、食品に接触するべきではないが混入しても安全なレベルのものとされている。ピンポイント噴射と広角噴射の切り替えが簡単な2ウェイノズルを採用し、使い勝手もよい。
 主な用途は、食品、医療品、化粧品の製造装置、運搬装置の手差し給油箇所に、食品機械等の軽潤滑や離型剤として、食品製造工場、食品物流倉庫などで使用。
【仕様】
 使用温度範囲=マイナス50〜200℃、スプレー後の状態はオイル状
【材質】
 主成分=シリコーンオイル、LPG
【原液色】
 無色透明
【容量】
 約420ml
【メーカー希望小売価格(税抜き)】
 980円
 ※H1潤滑油の使用目的は、意図的でない潤滑油の混入が避けえない状況において、その食品安全に対するリスクを最小にすることにある。混入しても安全なものと定義づけされているが、決して食用ではない。

愛機工組合 各支部総会
愛知県機械工具商業協同組合(理事長=野田道典氏・ノダキ社長)の支部総会が県内各地で開催された。
三河支部
大久保支部長以下
4理事全員が留任

三河支部(支部長=大久保武氏・大久保商事会長)は3月2日、支部総会を開催した。
 当日は、総会前に額田ゴルフ倶楽部で支部懇親ゴルフ会を開き、絶好のゴルフ日和の下、8組30名がプレーを楽しんだ。ゴルフ会終了後は表彰式を兼ねて会食を行い、そこで支部総会が開催された。
 行事報告では、大久保支部長が1年間の組合の活動を報告し、承認された。また、任期満了に伴う理事改選については、大久保支部長はじめ全理事の留任を決め、支部選出理事候補として組合本部へ届けることとし、和やかな雰囲気のうちに終了した。
 ゴルフ結果は次の通り。
▽優 勝=大久保武氏 N72.2H16.8(大久保商事)
▽準優勝=酒見知彦氏 N72.4H27.6(東陽)
▽第3位=成田和仁氏 N73.0H12.0(三豊)
北支部
野田理事長以下
全理事を留任

北支部(支部長=熊田達也氏・久満田商会社長)は、3月13日午後6時30分より名古屋市中村区名駅の北京料理「百楽」において支部総会を開催した。
 長村理事(長村商店社長)が司会進行を務め、資格審査発表では、司会者より支部員の過半数以上が出席し総会が成立すると宣言された。
 熊田支部長が「本日はお忙しい中、ご出席有り難うございます。また、日頃は組合活動、支部活動に対しましてご支援ご協力をいただき感謝申し上げます。市況のほうも、大雨なのか台風なのか分かりませんが、かなり荒れ狂っている状況で、皆さんも色々苦労されていることと存じます。生き残りを懸け皆さん頑張ってまいりましょう。本日は議題も多ございますので、スムーズなご審議をよろしくお願いいたします」と挨拶。
 議長に服部理事(伊吹産業社長)を選出して議事に移り、第1号議案の平成19年度事業報告並びに同収支決算報告・会計監査報告、第2号議案の任期満了に伴う役員改選、第3号議案の平成20年度事業計画について審議を行った。
 その結果、第1号議案を原案通りに可決。
 第2号議案の役員改選では、支部選出の野田道典氏(ノダキ社長、組合理事長)、熊田達也氏(久満田商会社長、支部長)、長村康義氏(長村商店社長)、服部健氏(伊吹産業社長)の留任を決め、組合本部に理事候補として推薦する。
 第3号議案は、20年度行事をほぼ原案通りに承認。審議の中で1泊研修や納涼会の開催なども提案され、活発な意見交換が行われた。
 その他の件では、大曽根商会より退会届が提出されていることについて、これを承認し4月の本部理事会に提出することを決めた。また、組合全体で取り組んでいる組合員増強運動については引き続き推進していくことを確認し、以上で総会を終了した。
 この後の来賓挨拶で野田理事長は、組合本部の活動概況を報告したほか、先日組合の理事と海外視察の下見のため訪問したインドの様子について話した。
 引き続いて、第2部の懇親会に移り、山崎組合事務局長の発声で乾杯。昨年の新年会以降体調を崩していた朝倉朝倉商会社長も元気な姿を見せ、互いに情報を交換して和やかなひと時を過ごした。
熱田支部
4理事全員が留任
総会後に講演会を開催

熱田支部(支部長=小浦喜一氏・こうら社長)は、3月18日午後6時30分より名古屋市中区金山町の名古屋都市センターにおいて支部総会を開催した。
 水谷理事(ミズタニ機販社長)の司会で進められ、資格審査発表では、司会者より会員数34社中23社(委任状含む)が出席し同総会が成立すると宣言された。
 続いて小浦支部長は挨拶で、日頃の支部活動への協力と総会出席に対し礼を述べ、「経済状況は、原材料の高騰、円高、株安と暗雲が立ち込め、先行きが不安なところも感じられます。『日本の製造業』という本を読みましたが、その中で、日本の製造業で一番古いのは金剛組とありました。建設業者で社歴は1500年、飛鳥時代から脈々と企業経営をされている。日本で200年の社歴を持つ会社は3000社あるそうです。ものづくりのドイツでも800社しかありません。3000社の多くが製造業。経済の根幹はものづくり、製造ではないかと思っております。そのものづくりを下支えする、これが私どもの工具商。自信を持って仕事にあたれると思います。今年は色々なことが起こって厳しい状況があるかと思いますが、怯むことなく積極果敢に攻めて行くことが大切ではないかと感じております。私は1期2年、支部長を務めさせていただきました。今年は改選期でございます。この改選期を1つの機会といたしまして、皆さんのご意見を組合へ反映していき、そして組合の存在価値をより深く理解していただくためにも、皆さんの絶大なる支援協力をお願いいたします」と述べた。
 引き続いて、支部の慣例により小浦支部長を議長に議案審議に移り、第1号議案の平成19年度事業報告から第4号議案の平成20年度予算案までを原案通りに可決。
 第5号議案の役員改選では、支部選出理事の水谷隆彦氏(ミズタニ機販社長、組合会計理事)、小浦喜一氏(こうら社長、支部長)、滝沢有一氏(松本商店社長)、乾正樹氏(山下機械社長)の留任を承認し、次点に山本員彰氏(センサスヤマモト社長)を選出、理事候補として推薦する。
 第6号議案のその他の件では、組合員の増強が呼びかけられた。
 以上で総会を終了。この後、休憩と食事をはさんで講演会が開かれた。
 講演会では、大竹美保子氏(クリエイト・ハーモニー社長)が「部下との上手なコミュニケーション」と題して、1時間にわたり講演。コミュニケーションを取るには、自分を知り、相手を知ることが大切と語り、人を大きく4つのタイプに分けそれぞれの特徴や指導方法について説明、各タイプそれぞれに向き不向きがあり、人を活用するにはその人に適した仕事を与えると良いと述べた。また、人の思いは最も重要で、良いことでも悪いことでも思った通りになるとも話した。
中南支部
役員改選で理事3名に
支部員増強が課題

中南支部(支部長=志知亨氏・志知社長)は、3月21日午後6時より名古屋市中区錦の東京第一ホテル錦にて支部総会を開催した。
 支部長挨拶で志知支部長は、「本日は、年度末の大変お忙しい中、中南支部総会にご出席いただきまして有り難うございます。ここ数年の組合員の減少で中南支部も支部員がかなり減少しています。この問題については後ほど議題に上ると思います。昨年の総会で支部員の増強をみなさんにお願いしたのですが、なかなか厳しい状況が続いておりましてこの1年間でも2社減っています。ただ、組合のほうでもこれ以上組合員が減ってはいけないということで、増強の活動を計画しておりまして、4月に会合を行うことになっています。みなさんにはこれからも支部員増強にご協力いただき、組合に入られていない同業者の方がいらっしゃいましたら、お誘いしていただきたいと思います」と語った。
 続いて、山崎組合事務局長が組合事業の概要について報告した。
 志知支部長の議事進行により各議案の審議が行われ第1号議案の平成19年度事業報告、第2号議案の平成19年度収支決算報告並びに会計監査報告、第3号議案の支部役員改選の件、第四号議案の平成20年度事業計画、第五号議案の平成20年度収支予算案はいずれも原案通り承認された。
 支部役員改選では、支部員の減少に伴い、支部運営規約により理事をこれまでの4名から3名に変更。志知享氏(志知社長、支部長)、六浦康正氏(六浦本店社長)、鈴木俊雄氏(マルマン商事社長)の留任を決め、組合本部総会へ上程する。
 総会終了後、木村理事(木村北社長)の乾杯の発声で懇親会が始まり、参加者はフレンチのコース料理を堪能しながら、楽しいひと時を過ごした。
西支部
内藤氏が新理事候補に
組合新年会は全員で取り組む

西支部(支部長=滝川和彦氏・滝川物産社長)は、4月4日午後6時より名古屋市中区錦の東京第一ホテル錦にて支部総会を開催した。
 総会に先立ち、故服部誠氏(服部前社長)の冥福を祈り全員で黙祷を捧げた。
 冒頭、滝川支部長は出席者に感謝の意を表すとともに、故人を偲んだ。
 そして、「我々をとりまく環境は非常に厳しさを増してきたのではないかと思っております。昨年の暮れから今年にかけまして、弊社の業績は目標をかなり下回っておりまして、前年実績を5〜6%下回る厳しい結果となりました。この先のことを考えますと、新たな人材確保や価格改定の時期にどのように考えたらいいのかなど、皆さん悩みがあると思いますが、お互いに情報交換できるような関係を構築して組合を利用していただき、また組合活動にも頑張っていただきたいと思います。今年度は新年会の当番幹事ですので、何回も打ち合わせをさせていただくことになると思いますが、ご協力よろしくお願いいたします」と挨拶。
 出席状況については、34全支部員(委任状含む)が出席と報告され、同総会の成立が宣言された。
 議事に移り、第1号議案の平成19年度活動報告及び会計報告、第2号議案の平成20年度予算案及び行事計画については原案通り承認。
 第3号議案の役員改選では、服部前理事の後任に内藤和美氏(内藤商事専務)を選出し、その他3名の理事は留任、次点に吉野栄一氏(吉野機械工具社長)を決め、支部選出理事候補とした。
 第4号議案の平成21年賀詞交歓会幹事については、何回か打ち合わせを行い、全員参加で成し遂げることを確認した。
 総会終了後、新理事候補の内藤氏による乾杯の発声で懇親会が始まり、和やかな雰囲気の中、支部員同士親睦を深め合っていた。
尾張支部
小木曽氏・坂倉氏を
新理事候補に選出

尾張支部(支部長=服部利一郎氏・服部商会社長)は3月1、2の両日、愛知県蒲郡市の西浦温泉「たつき別館 葵」において支部総会を開催した。
 総会は、伊藤理事(伊藤商事社長)の司会進行のもと、坂倉支部役員(コーワ精工販売会長)が開会の辞で「組合員の融和と結束の強化を今年1年目指したい」と述べて開会。資格審査発表では、司会者より支部員28社中26社(委任状含む)が出席し同総会が適法に成立すると宣言が行われた。
 引き続いて服部支部長が、総会への出席と過日行われた組合新年会の担当支部として過去最大の規模で開催できたことに対して支部員の協力の賜物と謝意を表した後、「本年度は役員改選の年ですので、ご審議のほどよろしくお願いいたします」と挨拶。
 近藤理事(油伝商店社長)を議長に選出して各議案の審議を行い、全議案を原案通り承認した。
 また任期満了に伴う役員改選では、服部利一郎氏(服部商会社長、支部長)、伊藤由男氏(伊藤商事社長)、小木曽淳二氏(小木曽鋼機社長)、坂倉幹和氏(コーワ精工販売会長)の4名を理事に承認。次点に大崎政雄氏(大崎機工社長)を選出し、組合本部総会へ支部推薦の理事候補として上程する。
 総会後の懇親会では、囲炉裏を囲んでサザエや海老などの海の幸を堪能しながら胸襟を開いて語り合り、翌朝に解散した。
 また、2日には有志による支部ゴルフ会も開催された。
中北支部
高田支部長以下
4理事全て留任

中北支部(支部長=高田研至氏・井高社長)は、3月24日午後6時より名古屋市東区泉の大和屋において支部総会を開催。
 山崎組合事務局長の司会で進められ、冒頭、高田支部長が日頃の組合活動並びに支部活動への支援協力に対し礼を述べた後、「組合では、現在教育事業はじめ色々な活動をしており、今年度はMECT07展もあり、大変盛況のうちに終了させていただきました。支部活動は、基本的には交流の場ということを主に行っております。教育事業は、組合全体の中でツールエンジニアスクール、管理者教育、新人研修はじめその他多くのものを行っておりますので、ご参加いただければと思っております。本年度は改選期ということですのでご審議をよろしくお願いいたします」と挨拶。
 議案審議に移り、平成19年度の事業報告と決算報告を椿井理事(椿井精工社長)が行い、承認された。また、平成20年度の事業計画についても審議し、承認された。
 任期満了に伴う役員改選では、理事の伊藤高潤氏(春日鋼機社長、組合副理事長)、椿井基男氏(椿井精工社長)、高田研至氏(井高社長)、森田乾嗣氏(モリタ社長)の留任を決め、支部選出の理事候補として推薦する。
 この後、山崎組合事務局長が組合の事業部で取り組んでいる共済保険、人材適性診断システムCUBICなどを紹介したほか、組合員増強についても協力を呼びかけた。
 総会終了後は懇親会が開かれ、津田氏(金馬商工社長)の音頭で乾杯。和やかに歓談し、午後8時過ぎに終了した。
南支部
3名の新理事候補を選出
伊藤支部長らは相談役に

南支部(支部長=伊藤照之氏・伊藤信産業会長)は、3月28日午後6時より名古屋市瑞穂区雁道町の八百善「多志満」において支部総会を開催した。
 中川理事(ナカガワ社長)の司会で進められ、司会者より52社中出席29社委任状13社合計42社で本総会が成立すると宣言された。
 伊藤支部長が、日頃の組合活動並びに支部活動への支援協力に対し礼を述べた後、業界の動向について話し、「若いフレッシュな方がどんどんと出てきておられます。若い人に知恵を出していただき、我々がもう少し住みやすい業界にしていただきたいと存じます。また、本日は役員改選という大きな議題がございますのでよろしくお願いします」と挨拶。
 規約により、伊藤支部長が議長を務めて議事に移り、第1号議案@の平成19年度事業報告、第1号議案Aの平成19年度決算報告並びに監査報告、第2号議案@の平成20年度事業計画案、第2号議案Aの平成20年度収支予算案を原案通り可決した。
 第3号議案の役員改選の件では、伊藤照之理事(伊藤信産業会長)、矢田多蔵理事(ナゴヤカット社長)、金原進一理事(カネキ商会社長)の退任と、森庸一理事(森哲社長、新支部長)、中川雅夫理事(ナカガワ社長)の留任、そして新たに伊藤正人氏(伊藤信産業社長)、伊藤久輝氏(丸正社長)、和久田修志氏(三和商事社長)の3名を理事に選出し、これらを全て承認。組合本部へ支部推薦理事候補として提出する。また、勇退した3氏については支部相談役とすることも併せて承認した。
 伊藤支部長が32年間の理事生活を振り返り、その間の温かい支援に対し感謝を込め挨拶。会場からは3氏へ労いの拍手が送られた。続いて森新支部長が挨拶し、「伊藤さんという立派な支部長の後ということで、大変だという気持ちで一杯でありますが、できる限りのことはいたしたいと存じます。5人の理事の体制で、私の未熟さをカバーして余りある方々ですので、頑張ってまいります」と所信を述べた。
 第4号議案のその他の件では、新加入者と退会者の報告が行われた。新加入は中南支部からの移籍でスイデン(名古屋支店)。
 この後、2人の新理事候補からもひと言ずつ挨拶があり、矢田理事の閉会の言葉で総会を終了した。
 終了後は懇親会に移り、情報を交換しながら親睦を深めた。
東支部
時津副理事長勇退
新理事候補に安藤氏

東支部(支部長=田中知之氏・ミユキ商會社長)は、4月2日午後5時30分より名古屋市中区錦の東京第一ホテル錦において支部総会を開催した。
 井口支部幹事(サンコー商事)の司会進行で、はじめに田中支部長が「お忙しい中、ご出席有り難うございます。新聞紙上を見ておりますと、ドル不安の波及、ガソリン暫定税率の話など不透明な面もあります。我々の業界でも、各メーカーからの値上げの問題があり、厳しい状況にあるのではないかと感じております。組合活動並びに支部活動に対しまして皆様方の忌憚のないご意見を賜りたいと存じます。今後の東支部の発展のために皆様方のご支援ご理解をいただき、理事はじめ幹事一同頑張ってまいる所存でございます」と挨拶。
 続いて、組合本部を代表して時津副理事長(新栄商會会長)が挨拶し、組合の概況や組合員増強活動などについて話した。
 資格審査発表では、司会者より33社中26社出席で総会が成立することが宣言された。
 野崎理事(常磐精機社長)を議長に選出して議案審議に移り、平成19年度事業報告、同決算報告並びに監査報告、平成20年度事業計画案、同予算案を原案通り可決した。
 任期満了に伴う役員改選では、東支部選出の時津副理事長より辞意が表明され、退任を承認。代わって安藤晶啓氏(安藤専務)を新理事に選出し、ほか三名の理事は留任とした。
 東支部推薦の理事候補は、田中知之氏(ミユキ商會社長、支部長)、林正人氏(広島商事社長)、野崎憲昭氏(常磐精機社長)、安藤晶啓氏(安藤専務)、次点が青木渉氏(BTT社長)。
 総会終了後は、会場を移して懇親会が開かれた。
関西グローバル企業への対応を強化
大阪支社を吹田市に開設
アラヤ4月1日より営業開始

多言語翻訳のアラヤ(社長=中嶌重富氏、本社=東京都目黒区中目黒1―1―71)は、関西地域の企業における翻訳需要に対応するために大阪支社を開設し、4月1日に営業を開始した。グローバル展開している関西地域のモノづくり企業への対応を強化する。
 アラヤは、2004年4月に設立した多言語翻訳のベンチャー企業で、取扱い言語の豊富さ(世界40言語以上)と広範な対応分野を生かし、日本が誇る世界ブランド、メーカーなどからの受注を増やしている。今回の大阪支社開設は、ドイツ・デュッセルドルフ、中国・大連に続く3拠点目となる。
 関西地域には、中小企業を含め、多くのモノづくり企業が集まっており、世界的に高い評価を得ているが、その一方で翻訳会社の多くが東京に集中しているため、わざわざ遠くの翻訳会社に発注しているのが現状。
 アラヤはすでに、関西に本社を置く企業との取引きがあるが、より的確な翻訳をスピーディーに達成しようという場合、電話・Eメールでの確認だけでは難しいケースもある。そこで、今回の大阪支社開設により、クライアントと直接コミュニケーションがとれる体制を整え、クライアントからの要望により細やかに、より高度に、よりスピーディーに対応できるようにする。
【大阪支社の特徴】
 関西地域には、原稿作成から翻訳、編集を一貫して対応する翻訳会社が少なく、翻訳、制作、印刷と別個に発注している現状にある。アラヤでは、原稿制作から翻訳、編集までを一貫して対応でき、制作業務の一括発注が可能。
 グローバル化がますます進展する中、外国語への翻訳(商品説明書、取扱説明書など)は、20以上の言語に翻訳されることも少なくない。アラヤでは、40言語以上もの言語に翻訳可能な体制を敷いており、多言語翻訳に対応できる。
 大阪支社は、オフィスが集中する江坂駅にあり、クライアントとのコミュニケーションにおいて、アクセスに便利な立地にある。
【大阪支社の概要】
◎名称=アラヤ 大阪支社
◎支社長=木田光広氏
◎社員数=3名(支社長を含む)
◎所在地=〒564―0052 大阪府吹田市広芝町9―28 江坂三生ビル4階
◎電話番号=06―6310―8560(代表)
◎FAX番号=06―6310―8590
◎アクセス=御堂筋線江坂駅徒歩4分

5月29日の総会に向け準備
ISOリフレッシュセミナーを12日に
愛鋲協3月定例理事会を開催

 愛知鋲螺商協同組合(理事長=鈴木建吾氏・八幡ねじ社長)は、3月21日午後6時より名古屋市中村区名駅の組合事務局において、鈴木理事長以下7名が出席し「平成19年度第8回定例理事会」を開催した。
 冒頭、鈴木理事長より挨拶があり、続いて議案審議に移った。
 第1号議案の平成19年度決算中間報告に関する件では、土方副理事長が中間報告と決算予想を行い、会計監査については4月22日午後4時より組合事務局で行うことを決めた。
 第2号議案の平成20年度第35期通常総会(開催日=5月29日、会場=名鉄ニューグランドホテル)に関する件では、はじめに当日のスケジュールを確認。役員会は午後3時から、総会が同5時から、懇親会を同6時から8時までとする。
 また来賓として、公的機関から愛知県中小企業団体中央会(2名)、組合関係では馬場相談役、船橋相談役、鈴木相談役、藤田相談役に出席の依頼を行う。報道関係は5社に案内を出す。総会案内は5月上旬に送付する予定。
 第3号議案の事業委員会に関する件では、2月度の収支報告が行われた。また、4月12日に愛知県サンライフ名古屋で開催されるISO内部監査員リフレッシュ講座(会費1万円、募集人員30名)の参加申込み状況は、3月21日現在で3社18名と報告された。
 第4号議案の広報委員会(広報誌「愛鋲協29号」)に関する件は、原稿作成中で、3月31日完成予定と報告された。
 第5号議案のねじ商連第2回常任理事会に関する件では、3月18日に新横浜国際ホテルで開催された理事会の議事録に基づき、ねじの日の記念品や「粗悪輸入ねじ」に関するアンケート調査の実施などについて報告された。
 第6号議案のその他の件では、名古屋商工協同組合協会より景気動向調査の謝礼として商品券が贈られ、これを組合会計が管理することを承認した。
 次回の理事会は、4月22日の監査終了後に組合事務局で開催。

農作業や川遊びで環境保護活動の
2団体と1名に助成金
オータケ記念環境保護基金

公益信託「オータケ記念愛知県自然環境保護基金」の助成金贈呈式が3月24日、名古屋市中区の名古屋銀行協会で開催され、自然環境保護活動を展開する県内2団体と1名に活動助成金が贈られた。
 基金は、オータケ(社長=吉川富雄氏、本社=名古屋市中村区名駅3―9―11)の佐藤健一元社長の遺志で遺族が環境保護を目的に平成5年に設立。毎年愛知県内の環境団体に助成金を授与している。設立以降、鈴木オータケ会長が同基金の理事として、また同社も同基金に寄付金を実施するなど、物心両面において環境保護を通じて積極的な社会貢献をしている。助成は今年で14回目、43件になる。
 今回の対象は、農作業を通じて環境教育を展開するNPOエコバンクあいち(一宮市)、河川浄化活動や川遊びで自然に親しむ半田こどもエコクラブ(半田市)、郷土の野生動物を追いかけた写真冊子を地元の小中学校に寄贈する岡崎市緑丘小学校教諭三浦重光さん。同基金運営委員長の池田桂子さんから、それぞれ30万円から10万円が贈られた。

鳥羽と伊勢をめぐる
日帰りバスツアーに57名参加
愛機工青年部レクリエーション開催

愛知県機械工具商業協同組合(理事長=野田道典氏・ノダキ社長)の青年部(部長=森庸一氏・森哲社長)は2月2日、レクリエーション(担当幹事長=野崎憲昭氏・常磐精機社長)事業として「伊勢の名湯・戸田家&鳥羽水族館 日帰りバスツアー」を実施し、57名が参加して交流を図った。
 当日は好天に恵まれ、午前8時30分と少し早めの集合であったが、時間までには全員が揃い出発。予定通り午前11時前に、第1の目的地である鳥羽水族館に到着した。およそ1時間半の見学時間をとっていたが、日本最大の水族館とあって限られた時間では回りきれず、あっという間に集合時間に。参加した小さな子供たちは名残惜しそうに水族館を後にした。
 次に向かったのは、鳥羽を代表する老舗の旅館「戸田家」。ここで昼食をとり、伊勢の名物を味わった。食事を楽しみながら、参加者が各企業ごとに自己紹介などをして、親睦を深めた。また男女合わせて13湯と足湯2つがある戸田家自慢の温泉村も満喫。日頃の疲れを癒した。
 昼食後は、日本人の心の古里といわれる伊勢神宮(内宮)へ。一行は、厳かな気持ちで参拝し心を清めた後、内宮前の「おかげ横丁」を散策。買い物などで思い思いに時間を過ごす中、たまたまテレビロケで来ていたお笑いコンビ「ロザン」の菅広文と宇治原史規に遭遇するという一幕もあった。
 午後5時前に伊勢神宮を出発し、一路名古屋へ。予定より少し遅れて午後7時に金山に帰着した。
 楽しい1日を終え、参加者からは、1日に3カ所を回るという盛りだくさんの内容だったため「1つ1つが若干もの足りない」という声があったものの、「是非次もこのような企画をしてほしい」との声も多く、概ね好評であった。