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今月のニュース
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| 2012年2月5日(日)
2444号
製造業が元気を取り戻すよう 難局を共に乗り切ろう 愛機工 新年賀詞交歓会に360名 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=野田道典氏・ノダキ社長)は、1月11日午後6時より金山総合駅南のANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋において、2012年新年賀詞交歓会を開催した。来賓をはじめ、組合員、賛助会員ら360名余りが出席。野田理事長は挨拶で、業界を取り巻く環境に触れた上で「私たち同業者団体の組合の場を使って、皆さんと一緒になって難局を乗り切って行きたい」と語った。 新年賀詞交歓会は、熱田支部(支部長=滝沢有一氏・松本商店社長)が設営を担当し、服部支部幹事(大宝社長)の司会で進められた。 冒頭、野田理事長が、出席方にお礼を述べた後、「2012年が明けました。21世紀になったのがついこの間のような感じがしましたが、干支で言うならば一巡した。21世紀に入ってから、余りよい事が無くて、厳しい時代になってきております。特に、昨年は本当に悲しい事が起きまして、日本中が沈んでいた1年でございました。次から次に色々なリスクやら、不都合な事ばかりが起きた一年でございますが、その中で一つ、すがすがしく思った事があります。昨年ブータンの国王が来日されました。ブータンの国の国民総幸福量という言葉を初めて聞きました。国民のほとんどの人が、自分たちが幸せだと感じているという話で、ブータンは小さな国でさほど裕福ではありませんが、それでも国民の皆さんが、自分たちは幸せであると感じている。話半分としても凄いと感心をしました。日本は20世紀の後半、高度成長の中で、ややもすると私利私欲だとか、あるいは権利ばかりを主張するという風潮が出てきたように思います。昨年の震災の後よく言われました、絆という言葉がございます。日本人の思いやりの言葉とか気持ちとか、そんな日本人の気質を改めて感じました。やはり日本は大丈夫だと思った次第でございます。業界は昨年後半から、少しずつ仕事も増えてきたのではないかと感じております。今年はもう少し忙しくなって行くのではないかと思っておりますが、ただ3年、5年というレンジで見ますと、我々、機械工具商の業界は大変に厳しいと思います。製造業の空洞化、あるいはネットビジネスによる生産財の販売、ネット通販が伸びてきている。そのような中で、私たちの3年先、5年先がどうなるかは大変難しい。そのような時こそ、私たち同業者団体の組合の場を使って、皆さんと一緒になって難局を乗り切って行きたい。まだまだこの先問題はありますが、今年一年、とにかく元気を出して前を向いて皆で頑張って行きましょう」と挨拶。 来賓紹介に続いて、来賓を代表して鍋澤愛知県産業労働部商業流通課長が大村知事の祝辞を披露する中で「皆様の機械工具商が取り扱います商品は、とても幅が広いことから産業資材全般にわたり、製造現場においては無くてはならない存在であります。このようなことから、機械工具業界はモノづくり愛知には欠かせない重要な業界であります。また、貴組合は時代のニーズ、組合員のニーズを的確に把握され、業界発展に資するため景況調査や雇用環境調査に取り組まれ、その調査結果を生かし、社員研修や経営者セミナーを通し社員戦力化事業を積極的に進められておりますことは、誠に心強い限りでございます。昨年は東日本大震災という未曾有の国難や超円高による産業空洞化という危機に直面し、閉塞感に覆われる中、『愛知の元気なくして、日本の復興なし』と決意し、被災地、被災者支援や景気対策に全力で取り組んでまいります。新たな年には日本中に笑顔と元気を取り戻せるように、モノづくり産業の競争力強化に向け、航空宇宙、新エネルギー等の新たな成長分野での産業振興や企業誘致に積極的に取り組むとともに、2月にオープンする知の拠点の『あいち産業科学技術総合センター』を活用し、県内企業の技術開発等の後押しをしてまいります。『世界と戦える愛知・名古屋』の実現を目指してまいりたいと考えておりますので、皆様のご理解とご支援をお願い申し上げます」と述べた。 乾杯に際しては、伊藤副理事長(春日鋼機社長)が日本の復興・復活を祈念して高らかに乾杯の音頭をとった。 年が変わり、震災等の影響で落ち込んだ経済情勢も明るさを取り戻すのではとの期待が高まる中、出席者は互いに新年の挨拶を交わして歓談し、水谷副理事長(ミズタニ機販社長)の中締めで盛況のうちにお開きとなった。 組合の力を結集して 業界の活性化を 中日本木工全木商中部 新年合同賀詞交歓会 中日本木工機械商工協同組合(理事長=木村秀夫氏・昭元産業社長)と全日本木工機械商業組合中部支部(支部長=島田昭三氏・シマダ機械社長)による「平成24年新年合同賀詞交歓会」が1月13日午後5時より、名古屋市中区金山の札幌かに本家金山店において開催され、来賓はじめ組合員ら28名が参加して木工業界並びに組合員企業のさらなる発展を祈念した。 賀詞交歓会は、村瀬中日本木工副理事長(ムラセ社長)が司会進行役を務め、若原中日本木工理事(若原工機社長)の開会の辞で開会。 年頭に当たり、木村中日本木工理事長は、賀詞交歓会への出席と日頃の組合活動への協力に対するお礼を述べると共に、組合活動を通じて業界全体が活性化していくことを目指すと挨拶した。 橋本全国木工機械工業会会長、宮川中部木工機械工業会理事長、福本全日本木工機械商業組合理事長より来賓祝辞が述べられた後、島田全木商中部支部長の発声で乾杯。 祝宴では参加者が和やかに歓談する中、榊原中日本木工会計理事(朝日工業社長)による万歳三唱、小林中日本木工監事(小林機械工業社長)の閉会の言葉で盛況のうちにお開きとした。 また、この日は賀詞交歓会に先立って合同理事役員会が午後3時より行われ、平成24年度事業計画などについて審議した。 取引改善に向けた活動を報告 特色ある組合として発展を 静岡県管工機材商組合 第15回新年賀詞交歓会 静岡県管工機材商組合(理事長=村松孝一氏・村松商店社長)では、1月12日午後4時より静岡市内の静岡グランドホテル中島屋において「第15回新年賀詞交歓会」を開催し、来賓、正会員、賛助会員ら約150名が出席し、新春の門出を祝った。 司会進行と開会の辞を一色副理事長(一色機材社長)が務めて開会。 冒頭、挨拶に臨んだ村松理事長は出席者に御礼を述べた後、「静岡の組合では、昨年『返品処理についてのお願い』という文書を皆さんと話し合って作り、お客様に配布しました」と、返品について取引改善のための組合活動を報告した。そして、引き続き組合として適正利潤の確保に努めることを強調した。また「静岡の組合では毎月理事会を開催して、値段や物件、信用面、時代の流れや、色々な個性を持った社長の私的な話しを含めて、お互いが理解できるような会を開催しています。今後も他と比べて特色あるしっかりした楽しい組合にしていきたいと思います」と決意を述べた。その上で「最近荘子を読み始めました。その中に『愉快に生きる』という言葉がでてきます。これは愉快という物事もその人の感じ方によって愉快に感じるのか全く感じないのか、心の持ちようによって変わるということです。皆様の絶大なるご協力をお願いし、愉快な1年にしたいと思います」と結んだ。 次いで、管機連齋藤会長、賛助会員代表キッツ小林会長から祝辞を頂いた。 管機連齋藤会長は、震災から人々が強い絆で結ばれ、復興に向けた原動力となっている話題を紹介し、「我々業界全体も迫りくるグローバル経済の波を強い絆で凌いでいきたい。管機連は皆様方の組合活動の向上のために課題をまとめ、議論を継続して深めていきたい」と述べた。 キッツの小林会長は、マイコン製造会社が、震災による工場被災を受けた際、納入先の自動車各メーカーが援護隊を結成した。被災地入りした自衛隊規模を上回る人員を投入して知恵を出し合った結果、予定の半年以上も縮まり生産再開できた話を紹介。「行動するかしないか、すると決めたらどうやってやるかだと思う」と話した。 引き続いて、橋本総業橋本社長の発声で乾杯を行い、橋本社長は2020年の日本を見据えた業界活性化にも繋がる明るい話題を披露した。その後、愛知県管工機材商業協同組合の小川理事長から第29回管工機材・設備総合展の案内と、祝辞を頂戴した。 中締めは岡谷マートの北野社長による御礼の言葉と三本締めにより盛況の内にお開きとした。 お願い文書の配布報告 浜松山信が入会 また、当日は午後2時30分より新年会に万全を期すための理事会を開催した。 ▽第1号議案=新年会での各担当と出席者の確認。 ▽第2号議案=返品処理についてのお願い文書-(納入時の配送、事務、返品時の検品、点検、整備、戻し事務等の経費を考慮し、今後返品される場合は、納入価格の30〜40%引きにて御願いします)を全組合員名で作成し、昨年12月に会員全社にチラシを配布。配布後の感想として「潜在意識で植えつけるのはよい」「何度も言い続けることが大事」「みんなが同じ気持ちでやることが大事」と好評であった。 ▽第3号議案=正会員の入会ついて。 浜松山信(社長=小川信氏・住所=浜松市西区桜台5‐9‐9)が正会員として昨年の11月に入会した。 ▽第4号議案=正会員の異動情報 昨年12月に、西部支部の林角本店の林角次代表取締役社長が代表取締役会長に就き、後任の社長に林毅(たけし)氏が就任した。 ▽第5号議案=その他 現在建設中の新東名高速道路について、今後の経済活動の振興に寄与するとの期待が寄せられた。 【今後の理事会等日程】3月8日、4月6日、5月17日総会、18日ゴルフ、6月1日、7月5日、8月3日、9月7日、10月5日、11月2日、12月7日ゴルフ、2013年1月17日新年賀詞交歓会、2月1日、3月1日。 トラスコ中山 水油吸収シート “吸い魔人”新発売 高い柔軟性、あらゆる場所に 機械工具卸商社のトラスコ中山(社長=中山哲也氏、大阪本社=大阪市西区)は、プライベート・ブランド商品「水油吸収シート 吸い魔人」(品番 TSM―3075)を1月上旬より発売した。 この商品は、水分と油分の両方を吸収可能なシートで、水溶性切削油や結露対策にも役立ち、バックシートが付いていることで吸収物が裏移りしにくい。 また、高い柔軟性を持つのが特徴で、筒状にしたり縛ったりと使用用途に応じて変形自在である。 シートのサイズは30p×75p、30枚入りでメーカー希望小売価格3600円となっている。 【特徴】 @水分と油分の両方を吸収するため、水溶性切削油対策や結露対策にも使用可能。 A柔軟性があるため筒状にしたり縛ったりしやすく、配管口の液漏れ対策などにも使用可能。 Bバックシートにより吸収物が裏移りしにくい。 Cポリプロピレン製と比較して吸収スピードが速い。 2011年度超硬工具需要見通しは 前年度比6.5%増の3020億円 超硬工具協会 新年賀詞交歓会を開催 超硬工具協会(理事長=田中啓一氏・日立ツール社長)は1月12日午後零時15分より、東京都千代田区丸の内の銀行倶楽部において「平成24年新年賀詞交歓会」を開催した。当日は業界関係者ら200名余りが出席。年頭の挨拶で田中理事長は超硬工具業界を更に発展させていくのが我々の使命と話し「基本に回帰して常に技術革新を」と呼び掛けた。 新年賀詞交歓会は関口専務理事の司会進行、開会の辞で始まり、田中理事長は挨拶で「2011年は日本にとって厄年でした。1年前の新年会では、あのような事が次から次に起こるとは予想をしておりませんでした。大震災以降、東北を中心にまだご苦労をされている方が多い。私どももできるだけの支援をさせていただきたいと考えております。我々事業をやっている人間は、常に前向きでないといけない。それぞれの皆さんのご努力で、超硬工具業界を更に発展させていくのが我々の使命ではないかと考えております。リーマンショック以来、世界経済を牽引する地域や国の存在がない状況となり、さしもの中国市場も伸び率の鈍化が見られ、米国でかろうじて失業率、住宅着工率等が改善しておりますが、残念ながら景気の機関車になるかどうかは分かりません。我々超硬工具業界は2011年度上期に1,453億円を出荷しております。9月時点で下期の見通しを皆様に伺いましたところ、東部地区と大阪以西が6%、中部に至っては11%の伸びとのお話をいただき、協会としましても通年で3,000億円強という見込みを出しました。我々超硬工具業界は技術を生業に生きている。その点を基本に回帰して、常に技術革新を行い、業界が更に発展することを新しい年に期待したい」と述べた。 来賓を代表して挨拶した藤木経済産業省製造産業局産業機械課長は「今年に関しまして、昨年のようなことのない普通の年であってくれたら、そこそこやれるのではないかというお気持ちでないかと思います。今年は良い年にしたい。日本という国で、産業基盤をもう一度立て直して行くことが重要だと思っております。そのためには何が必要か。まずは、エネルギーの問題。これにはしっかりと対応して行かなければならない。足元、電力の問題。節電をお願いしておりますが、夏にどうして行くのかという問題があります。それから中期的、長期的にどのようなエネルギーにして行くのか、供給体制をどうするのか、あるいは使う側の体制をどうして行くのか。このようなことを真剣に議論して、きちっと方向性を出して行くことが何よりも重要と考えております。またそのような検討の中では、エネルギーを核として新しいビジネスチャンスも出てくると考えております。そのような方向性を皆様と共に考えて行きたい。それからもう一つは、グローバルマーケットでしっかり商売をして行く、グローバルマーケットで勝って行くという取り組みが重要と考えております。昨年秋、TPPの問題がありましたが、TPPは勿論のこと、中・韓・EUとの貿易自由化交渉に我が国としてはしっかり対応をして行かなければならない1年となる。皆様が国際市場においてしっかりと仕事をしていただく、そのための基盤づくりに私どもは取り組んでまいりたいと存じます。今、為替の問題が色々難しいところもありますが、一方で資源高も進行しております。特に超硬工具ではタングステンを中心とするレアメタルの上昇について、我々は供給構造がどうなっているか、需要がどうなっているかをしっかりと考えて行かなければならない。協会の皆様にも色々とご協力いただいておりますが、リサイクル、あるいは省資源にも取り組んで行かなければならない。このような中で、しっかりと日本の産業基盤を固めて、日本の産業経済が復興を引っ張るようにつなげて行きたい。ぜひ皆様のご協力をお願いしたいと存じます。今年一年、新しい日本をもう一度しっかりしたものにする、第一歩の年と思っております。そのためには、今日お集まりの皆様のもうひと頑張りをお願い申し上げたい。私どもも皆様と共に頑張って行きたいと存じます」と述べ、祝辞とした。 続いて平成23年度超硬工具協会賞の発表があり、受賞者(別掲)を代表して業界功労賞の吉村寛範氏(元超硬工具協会理事長、元三菱マテリアル副社長)は謝辞で「超硬工具業界は強い、その源泉は技術開発力。メーカーが互いに切磋琢磨して新製品の開発をしております。世界で高性能な製品を高品質でしかも安定的に作る技術力は高いものがある。開発と生産技術のドッキングが強さではないかと感じます。本日表彰されました若いエンジニアの方々、これは良き伝統ですので受け継いでいっていただきたいと思います。皆様の益々の発展を祈念いたします」と述べた。 鴻野副理事長(アライドマテリアル社長)の力強い発声で乾杯し祝宴に移り、和やかに歓談が行われる中、藤井副理事長(サンドビック社長)の中締めで午後1時30分前にお開きとなった。 超硬工具協会賞表彰式 平成23年度超硬工具協会賞の表彰式が同日午前11時30分より銀行倶楽部4階中ホールであり、業界功労賞1名、技術功績賞18件、作業・事務・生産技術等の改善賞5件が表彰された。 【受賞一覧】 社名50音順 業界功労賞(1名) ・吉村寛範(よしむらひろのり)氏(三菱マテリアル) 技術功績賞(10社18件) ・鋳鉄旋削加工用CVD工具『CA45シリーズ』の開発(京セラ) ・高能率フェースミルMFPN型の開発(京セラ) ・高圧クーラント用ヘッドコロターンHPの開発(サンドビック) ・鋼旋削用サーメット『T1500A』の開発(住友電工ハードメタル) ・焼入鋼加工用CBN焼結体『BN2000』の開発(住友電工ハードメタル) ・高能率仕上げ加工用『Sヘッドエンドミル』の開発(ダイジェット工業) ・レアメタル(WC、Co)を用いない工具材料の開発(ダイジェット工業) ・焼入れ鋼加工用CBN材種『BXMシリーズ』の開発(タンガロイ) ・超高送りカッタDoFeed Miniの開発(タンガロイ) ・内径加工用工具『モーグルバー』の開発(日本特殊陶業) ・『エポックDスレッドミル』の開発(日立ツール) ・AVアーバ(防振アーバ)の開発(日立ツール) ・フジロイ合わせガラスカッターの開発(冨士ダイス) ・ステンレス鋼用超硬ソリッドドリルMMS形の開発(三菱マテリアル) ・鋼高能率旋削加工用材種UE6105の開発(三菱マテリアル) ・チタン合金加工用刃先交換エンドミルVFX形の開発(三菱マテリアル) ・PCB工具用DLC皮膜『ULF』の開発(ユニオンツール) ・PCB用制振型コンポジットドリルの開発(ユニオンツール) 作業・事務・生産技術等の改善賞(5社5件) ・回転式炭化炉のカーボン製治具の寿命延長(アライドタングステン) ・フライスの端面等の加工方法改善(ダイジェット工業) ・帳票類処理業務の効率化(富士精工) ・研削精度向上に寄与する被研削物の固定装置(冨士ダイス) ・生産活動に関連した廃棄物のゼロエミッションの達成(三菱マテリアル) 年商1,000億円へ 再び挑戦 一歩前に出て流れを掴む 東陽 新春賀詞交歓会開催 東陽(社長=羽賀象二郎氏、本社=愛知県刈谷市中山町3-38)の「新春賀詞交歓会」が1月6日午後3時よりホテルグランドティアラ安城(愛知県安城市三河安城南町)で開催され、仕入先の商社、メーカーらおよそ700名が参集した。 会の冒頭、同社の羽賀昭雄会長と羽賀社長から年頭の挨拶が行われた。主な挨拶の内容は次の通り。 【羽賀昭雄会長挨拶】 昨年は災害の多い年でした。私どももタイの大洪水で、タイの6カ所の拠点のうち2カ所が完全に水没してしまい、被害を受けました。 今、アユタヤのハイテク工業団地内にあるアユタヤ支店は完全に営業を開始しておりますが、ナワナコーン工業団地内のPTS Tool(再研磨工場)はほぼ3カ月間操業停止となり、設備機械は全損で入れ替えし、場所も変えてイースタンシーボード工業団地で1月より操業を開始します。 被害金額は保険でカバーされ東陽全体ではそれほど大きくはありませんが、被災した従業員の対策、新工場の選定、電気をはじめとする内装設備、生産準備等々で、PTS Toolの駐在員の苦労、仕事の量は大変なものでした。今後はタイ洪水からの復興にPTS Tool共々役に立ちたい。 今言われている日本企業の五重苦。1つ目に、長引く超円高。2つ目が、依然として世界一高い法人関係税。3つ目として、原子力発電の中止による電力使用の抑制と電力価格の更なる高騰。四つ目は、今騒がれている欧州の金融危機。そして五つ目が、タイの洪水によるサプライチェーンの大被害。 色々ありますが、いたずらに現状を嘆いていたのでは何もなりません。この中で我が社はどう生きて、更にどう業績を伸ばすかが問われております。 今年の全世界の東陽の方針は「我々の強さ、独自性を推し進めて、世界No.1を目指す」。その方策として、3つ考えています。 一つは、ITへの積極投資。 昨年までに総計七億円を投資し基本のOSを入れ替え、より使い勝手が良くなり生産性の向上に大きな力を発揮しました。 今年は、全社員にスマートフォンを持たせ、更なるITC(情報・通信に関連する技術)の進化を図りたい。これにより、全世界8カ国の情報交換、Web機能の充実でより競争力が上がるものと期待している。今後もこの方面の投資をして行きます。 二つ目は、取扱商品の幅の拡大。 縮小する日本経済の中でマーケットシェアを拡大するには、新規顧客の獲得の方法はいたずらに価格競争を激化させライバル会社共々消耗していくばかりであり、むしろ、顧客が世界競争に打ち勝つために、より産業の強度化のために使われるお金を、どう我々が取り込むかにかかっている。 皆様方、サプライヤーにおかれては、従来品にとらわれない正に新しい商品をぜひ供給していただきたい。それを我々は全力をかけて売ってまいります。 また昨年度、我が社は今まで取り扱っていなかった分析機の分野に手を伸ばしました。具体的には、独のカールツァイス社の走査電子顕微鏡の、主として自動車産業部門向けの代理店権を取り、我が社で京都大学の博士を専門担当として採用しております。初めて博士号を持つ方が加わり、東陽の人材層に一層の厚みが増すこととなりました。今年はこの分野の進化と更なる分野の新商品を取り込んで行きたいと考えております。 三つ目は、超円高にぶれない経営対策の強化。 私どもの関連の輸入専門商社「TOSMAX(トスマックス)」は円高に助けられて史上最高の売上と最高利益を12月決算で達成しました。今年は更に強化していきたい。 また、商品検査専門会社の「日本ラボテック」は食品分野を強化したほか、山善様の輸入商品の検査を任せていただき、より内容の充実した年になるものと思います。 本体の東陽では、海外会社の充実化、現地化の一層の推進を図ります。今期を含め七年間で約百億円を投資してきましたが、最も大きな比重を占めたのは、これら関係会社、海外会社への支出です。 本年は更に力を入れて現在約30名の海外駐在員を20%ほど増員するとともに、社内全般の人事制度に手を入れて国内外の社員をスムーズに移動させグローバル人材の育成の確立をしてまいります。 東陽本体の為替リスクの軽減としては、為替の乱高下を中立にできる手法を取り入れて、旨く乗り切れる方策をほぼ確立できました。 以上、三つの施策を一つ一つ実施して、皆様にとって頼りになる商社、お客さまにとっては必要な商社となるべく全力を傾注いたします。 私の夢として、再びリーマンショック前の年商1,000億円を目指して挑戦するスタートの年としたい。皆様方の商品を全社の営業マン、国内250名、全世界で350名が一生懸命に売ってまいります。ぜひ東陽を今年も宜しくお願いいたします。 【羽賀象二郎社長挨拶】 昨年は、東日本大震災、タイの洪水で、我々製造業にとってはサプライチェーンに大きな挑戦を受けた1年でした。内外の識者の方々の色々な不安、懸念を吹き払い、今、我々日本の製造業は自動車も半導体も電機も元気に復活を遂げようとしております。 タイはまだまだこれからという面も多いでしょうが、それでも多くの工業団地で清掃も終わり、これから機械を入れていけば生産が行われていきます。その過程で、お客様の生産が減って落ち込んで苦しんでいた時期、それから直ぐに回復をされている。我々も一時期は秋までかかるのではないかと思っていましたが、夏にはもう回復していた。それだけ力強く素早い復活に対して我々が的確について行くことができたのは、ここにおられるサプライヤーの皆様が、素早く的確に他のどこよりも早く商品を提供していただき、我々のお客様の生産に支障をきたさないためのサポートをしっかりとしていただいたお蔭だと思います。誠にありがとうございます。 さて、今年2012年は初日からユーロが百円割れ、欧州の財政危機が非常に騒がれております。では、リーマンショック第二弾になるのか。私はそうはならないと考えます。我々のお客様の生産はリーマンショックの教訓を踏まえて非常に多角化をしている。色々なカーメーカーの方々と付き合いを広げている。海外メーカーを含めて様々な方面に製品を販売、生産されている。色々な意味で変動に対しての対応力がついてきている。 また、トヨタ自動車がプリウスαを出したりアクアを出したりというように、新しい自動車を各メーカーがどんどん出している。お客様の実需の面では本当に力強い状況にあります。 今年2012年は壬辰の年です。六十年前の壬辰の年に何があったか。日本がGHQ(連合国最高司令官総司令部)の頸木を外れ、再独立し本当に戦後日本の国家として歩みを始めた年。それが1952年。またこの年、ヨーロッパでECの前身のECSC(欧州石炭鉄鋼共同体・European Coal and Steel Community)が結成された。ここからヨーロッパ統一の話が動き始めた。 暦が戻り、同じことを繰り返して行くならば、日本は新しい世界への発展を遂げて行く、その第一年目となる。ヨーロッパは原点に戻り、ECSCを作った時の精神に戻って、統一に向けてお互いのエゴを捨て仲良くしていくのだというようになり、政治家の人たち、ヨーロッパに住む民衆の人たちが心を一つにして歩んでいくという年になると思います。 本日も外は大変寒いですが、寒い風に身を縮ませて立ち止まっていると、目の前に流れている熱い潮流、新しくて強い上昇気流に乗って行くことができない。一歩踏み出して前に出て行くことさえすればその流れを掴んで大きく伸びて行くことができるのに、怯んでしまったらそこで終わってしまう。 我々は今年も「東陽MONOづくりフェアー2012」を行います。キャッチフレーズは“円高に克つ!復活ニッポン!”。この1月から3月をお客様にとって、当面の震災での減産を少しでも減らすというだけではなく、この一年もっともっと発展して行く、海外に出て行く、そのための大切な時期と我々は考えています。我々全員、お客様の生産をサポートしていくために、皆様の最新の商品、最高の商品をPRしてお客様にドンドン販売をして行きます。ぜひ1月から3月のフェアーのキャンペーン、4月以降の更なる発展に向けて、皆様のご協力と熱いサポートをお願いいたします。今年一年、宜しくお願いいたします。 ◇ ◇ 「東陽MONOづくりフェアー2012」は3月8日、9日の2日間、メーカー約70社が出展して刈谷市産業振興センターあいおいホールで開催される。開催時間は午前9時30分から午後8時まで。 災いを蹴散らし昇り龍の如く 力強く上昇する1年にしたい 名古屋金物業界 賀詞交歓会を開催 愛知県金物商工協同組合(理事長=岡本忠史氏・岡新社長)、名古屋建築金物卸商組合(理事長=佐藤章氏・アキラ金物社長)、名古屋利器工匠具卸業組合(理事長=鬼頭保雄氏・丸政社長)の3組合による「名古屋金物業界賀詞交歓会」が1月13日正午より、名古屋市中区の東京第一ホテル錦において開催され、来賓をはじめ、各組合の組合員及び賛助会員(メーカー)ら約百名が出席し新年の祝賀と、金物業界の発展を誓った。 賀詞交歓会は、印藤印藤産業社長の司会進行で、開会の辞を鬼頭名古屋利器工匠具卸業組合理事長が述べて開会した。 国歌斉唱に続いて、岡本愛知県金物商工協同組合理事長が挨拶に立ち、出席者に御礼と、昨年の東日本大震災、紀伊半島の豪雨水害により、被災された方に御見舞いを述べた。金物業界の現状について、「金物業界は消費低迷とデフレの影響を受け昨年は大変な年でした。今年も続くと思います」と話した。日本は震災復興、原発事故収束、円高対策、税と社会保障の一体改革、次世代エネルギー政策、米軍基地を含む安保政策、TPP、など課題は山積みで政治の沸点になりそうな状況である。日本の首相は毎年交代しているが、世界の主要国では今年大統領選挙があり、結果によっては世界経済に大きく影響が及ぶので、引き続き業界もあおりを受けるのではないかと危惧した。岡本理事長は「今年は辰年です。災いを蹴散らし昇り龍の如く、力強く上昇する一年になるように祈念致します」と力強く語った。 来賓紹介があり、竹内名古屋市市民経済局産業部産業経済課産業企画係長より、名古屋市長の祝辞が代読された。 参加メーカーを代表し寺本ニッペホームプロダクツ取締役販売本部長が日頃の拡販にお礼を述べ、数年前までは業界は280億円規模から現在は230億円規模にまで縮小している実情であると報告し、とにかく基本に返って提案したいと話した。寺本氏の乾杯の発声で祝宴に移り、情報交換や福引きなどで和やかなひと時を過ごした。 佐藤名古屋建築金物卸商組合理事長の「今年は辰年。昇り龍の如く皆様方の企業が飛躍致しますように心から祈念いたします」との閉会挨拶があり、三本締めで散会した。 展示会にかける思いを語る 第29回管工機材・設備総合展 大藪淳一氏 展示会実行委員長 テーマは「暮らしと産業を支える 管工機材〜来て、見て、知って〜」 愛知県管工機材商業協同組合(理事長=小川信氏・山信社長)では、隔年毎に開催している「管工機材・設備総合展」を今年10月4日(木)・5日(金)・6日(土)の3日間名古屋市吹上ホールで開催するため、展示会実行委員会(委員長=大藪淳一氏・大清社長)を中心に準備を着々と進めている。 第29回目となる今回の展示会のテーマは、「暮らしと産業を支える管工機材〜来て、見て、知って〜」。管工機材・設備機器は、一般家庭から都市整備、産業活動にいたるまでの幅広い分野にわたって、人々が安全で豊かな生活を営み、産業発展し続けるための社会づくりに貢献するものであり、最新機器・技術の展示や情報を公開し、来場し見て知ってもらうことで新たな需要の創出と販売促進を図るのが展示会の大きなねらい。 前回展の副実行委員長から、今回は実行委員長という大役を務められる大藪実行委員長に、同展のテーマに込められた思い、特長などをお伺いした。 ―まず、昨年11月28日には、関係メーカーへの「出品説明会」を開催されました。 「展示会に関心を持っていただいた102社、136名の方々にご出席いただき大変喜んでおります。出品を促進するため、1社、1小間でも出品していただきたいのと、展示会実行委員のお披露目をしたいという思いがありました。さらに今回から展示会の基本小間寸法を前回の2,700mm四方から標準的になっている3,000mm四方に若干大きくしたので、会場に配置できる小間数が前まで260位でしたが、上限220〜230と減りました。満小間になる前に早めのお申し込みをご案内したいこともあり説明会を開催しました」 ―基本小間寸法を変更されたのはなぜですか? 「前回展示会直後に全出展メーカーさんにフリー形式でアンケートをとりました。色々な意見を吸い上げたいという思いで自由形式にしたところ、ほとんど返信いただき、たくさんのご意見を頂戴致しました。その中で、『展示小間の基本小間寸法を3,000mm四方に変更してもらうと、東京や大阪の管工機材・設備総合展の小間寸法と統一されるので、部材等同じものを使用することができありがたい』というご意見が多数ありまして、変更を決めました」 ―委員長が考えたテーマに込められた思いやねらいは何でしょう? 「私達が取り扱っている管工機材や設備機器は普段目立ちませんが、昨年の東日本大震災を経て、水やガスなどのライフラインを支え、工場でエネルギー供給を支えながら、暮らしと産業の大きな社会基盤となっている重要なものであるということを再認識しました。その思いを皆さんと共有し、外部の方々へ発信していきたいと考えています」 ―今回実行委員会の20名の皆様は年齢層が下がり、初めて実行委員になられた方も半分位いらっしゃると聞いています。 「メンバー20名は若くて精鋭で行動力がある方々です。組合自体も次代を見据えて、役割を次の世代の方へ徐々に下ろしていくことで、活性化し永続発展につながると考えております。今までは理事会の構成メンバーが実行委員も兼任する場合が多かったのですが、今回は青年部を卒業され(定年40歳)、40〜50代の方でこれからの組合活動に携わっていただけそうな方にお声かけをしたところ、皆様から快諾をいただきました。また実行委員を歴任されているメンバーは実力者揃いですが、前と違う担当をお願いしておりますので、期待して下さい」 社会基盤を再認識。思いを共有し、発信していきたい。 ―展示会の併催事業についてはいかがでしょうか? 「セミナーを充実させたいと考えております。展示会は出展メーカーさんの最新機器や情報を、ご来場のユーザーさんに見ていただくための場であると考えておりますので、我々は両者の接点をより多くする機会を設けたいと思っております。メーカーさんには積極的にセミナーも利用して製品PRをしていただきたいです」 ―出品者へのメッセージをお願いします。 「年々小間のディスプレイが洗練されPR上手になっておられるので、今回の展示会においてもぜひ創意工夫した小間作りを期待しております。また早めのお申し込みをお願い申し上げます。ご商売にお役立ちできるように、理事長はじめ、実行委員会、全組合員あげて、参観動員や色々な面で頑張りますので、一社でもたくさんのご参加をお願い致します」 ―来場者へのメッセージはいかがですか? 「普段は目立ちませんが、暮らしや産業になくてはならない管工機材・設備総合機器類は住宅用、工業用とも現在のニーズに合わせた耐震対策や省エネ性能に優れた新製品が日々誕生しておりますので、この機会にぜひ来て、見て、知っていただき、ご商売にお役立ちできればと思います」 インタビューを終えて、大藪実行委員長は管工機材・設備業界の発展を強く意識されながら、現在展示会に求められること、期待されていることを吸い上げ、時代のニーズに合った展示会を開催することで、組合員、メーカー賛助会員、ユーザーが一体となり大きく前進したいというメッセージが強く伝わってきました。 管工機材設備総合展 歴代テーマ一覧 第29回:暮らしと産業を支える管工機材 〜来て、見て、知って〜 第28回:地球にエーコ(ECO)としよみゃーか 第27回:提案します!新しい建築設備 第26回:うるおいある共生・さらなる貢献 第25回:地球にやさしく本モノづくり―水と緑の豊な環境を未来に残す― 第24回:ひと、水、地球を結ぶ 第23回:おいしい水、大切にしたいにゃあ 第22回:暮らしと水の関係、もっと知りたい 第21回:全ての配管と住宅設備に必要な機材と機器 第20回:全ての配管と住宅設備に必要な機材と機器 第19回:マイホームからプラントまであらゆる設備に関する機材と機器 第18回:マイホームからプラントまであらゆる設備に関する機材と機器 第17回:マイホームからプラントまであらゆる設備に関する機材と機器 第16回:マイホームからプラントまであらゆる設備に関する機材と機器 第15回:マイホームからプラントまであらゆる設備に関する機材と機器 第14回:生活と産業を築く第14回管工機材総合展 第13回:生活と産業を築く第13回管工機材総合展 今年は“復活の年”に 役に立つ会社に徹する 中部ユアサやまずみ会・炭協会 合同賀詞交歓会を開催 ユアサ商事(社長=佐藤悦郎氏、本社=東京都中央区)の中部ユアサやまずみ会と同炭協会の合同による賀詞交歓会が1月11日午後3時より名古屋市東区葵のメルパルク名古屋で開催され、両会員である販売店・メーカーの関係者ら400名余りが参集し盛大に新年の幕開けを祝った。 中部ユアサやまずみ会の小川会長(日本ベターリビング社長)は挨拶で「年が明けまして、辰年です。1988年にバブル景気、2000年にはIT景気がありました。今年は何とか昇ってほしいものと期待しつつ、新年を迎えさせていただきました。悪い話ばかりが出ておりまして、ユーロの問題もどのような始末になってまいりますやら、とうとう100円を割り込んでしまいました。76円の対ドルレートもどこまで行くのか分からない。日本の経済の力に比例していない円高の水準は、たぶん今年一年も続くであろうと思います。そのような中にあって、当然のことながら各製造メーカーさんをはじめとして皆様には、海外の進出を含めて様々な対策をお取りになられる。しかしながら鑑みますと、円高の対策を海外シフトという形で行うことは、少し角度を変えてみると、日本の中で創造されてくる価値が減るともいえる。大変な問題と思わざるを得ません。そのような中、私たちが今改めてしていかなければならないのは、世界という視点も当然のことですが、この日本が元気になること。私どもがその一助となれれば幸いと思います。日本はやはり、製造業を中心として、世界の経済の中のリーダーとまでは申しませんが、大きな役割を担っていると思っております」と話し、「このユアサやまずみ会、炭協会、そしてユアサ商事様の三位一体は、常々ユアサ商事様が仰っておられますが、昨年の漢字の『絆』そのものだと思っております。その絆を更に強くして皆様方と手を携えながら、お互いにwin winの関係を今年作れますように心からお祈りし、努力することを皆様にお誓い申し上げます」と結んだ。 佐藤ユアサ商事社長は日頃の愛顧と支援に対し感謝の意を表した後、「中部ユアサやまずみ会・炭協会の賀詞交歓会を今年から合同で開催させていただけますこと、大変ありがたく思っております。本年、2012年は日本にとりまして復活の年であります。東日本大震災では、ご承知の通り、住宅あるいは住環境、社会インフラ等、甚大な被害を受けました。今年は家づくり、街づくり、それからインフラ整備が本格化されるものと考えております。また製造現場におきましても、東日本大震災の影響が大きく出ている。昨年後半のタイの大洪水もあり、自動車産業はじめ多くの企業さんが生産の大幅な低下を余儀なくされました。自動車あるいは電機の大手メーカーは、昨年落としたシェアを奪還しなければならないと考えている。昨年は非常に円高が進み、輸出産業の方々は大変苦労をされた。あらゆる手立てを通じて円高を克服していかなければならない。製造業の海外移転は今後も進みます。コストの低減、日本の電力事情、あるいは生産拠点が日本に集中していることが非難され分散化する意味合いで、また現地生産、現地調達が海外の基本であることなどから海外移転は加速します。国内の問題もあろうかと思いますが、このような流れを止められない中にあって、どのようにしていくかも重要な課題です。我々は日本からアジアへワンステップ広げて行こうと考えております。今こそ全力を挙げて取り組む時と考えております」と述べ、メーカー・販売先に対し一層の協力を求めた。 また、佐藤社長は国のエネルギー政策について「大変関心を持っている。この政策の良し悪しが、ユアサ商事の事業展開に大きく影響をするということだけではなく、日本の行く末を左右しかねないと考えております。しかし今年も電力事情が好転するとは思えませんので、様々な産業、国民の生活に大きな制約が出てくるのではないか。一方では節電というところで新しい動き、新しい技術が生まれてくると考えられます」。 今年の取り組みとしては「日本の全てが平穏無事である期間が短くなっている。常に社会は動き、波風が立っている。私どもとしましては、変化を当然のことと受け止め、今後どのような影響が出るかをよくよく見定めまして、しっかりと早めに準備をし取り組んでいきたい」との姿勢を示し、「本年は3カ年の中期経営計画NEXTAGE2014の2年目になりますが、@コア事業の拡大A成長分野、我々としては海外、環境、消費財の拡大B基盤強化の三本柱を同時に推し進め、計画を達成させていきたい。本年は私ども、創業から346周年となります。『老舗は常に新しい』をモットーに、新しい気持ちで皆様のお役に立つ会社に徹したい」と決意を述べて年頭の挨拶とした。 中部ユアサ炭協会を代表して三菱マテリアルツールズ中部支店の木村副支店長が「昨年は自然災害に打ちのめされた一年でありました。今年は復活のスタートの一年にしたい。気力を充実させて取り組んでまいりたい」と挨拶、同氏の力強い発声で乾杯した。 和やかに宴が進み、鶴見製作所中部支店の伊森支店長より「変化に対応するためにも、ユアサ商事様を要として、やまずみ会の皆様方と炭協会がお互いに支え合いコミュニケーションを図り、更なる絆を深めることが大切。辰年にあやかって、勢いよく龍のように前に進んでいける年にしたい」と挨拶があった後、中締めでお開きとなった。 より良い商品をユーザーに 衝天の勢いで頑張る 名機工同友会 新年宴会と1月例会 名機工同友会(会長=田中知之氏・ミユキ商會社長)は1月10日午後6時より名古屋市中区錦にある東京第一ホテル錦において「新年宴会」を開催し、来賓、会員合わせて50名が参加した。 新年宴会は可児厚生部員(近代精機社長)の司会で進行され、冒頭、田中会長が「2012年がスタートしました。昨年は大変な年でした。このことは忘れてはいけないのですが、今年になり、仕事上は忘れて頑張らなければならない年ではないかと思います。絶大な力を持つ辰年ということで、私自身も考え方を変えてみました。昨年は何とか数字を残さなければならない、頑張らなければならないと考えておりました。でも今年になってからは、もっと更に上を目指し取り組んでいきたいと思います。今年は前半までは曇り、秋口からは晴れてくるのではないかと予想を立てている方が多い。日本はモノづくり。精度を高めてより良い商品を改良改善してユーザーに提供している。商売上の道徳も身につけている。自分の所のノウハウがあるかないか。モノマネだけなら、どこでもできます。精度を高め頑張る日本人の魂。この力を発揮して、特に今年は辰年にちなんで、衝天突き抜けるくらい頑張らないといけないと思っております。ご来賓の皆様方、この同友会は若手がたくさんおります。将来性も豊かで、頑張り屋ばかりです。この一年、同友会に是非ともお力添えを賜りますようご協力の程をお願いいたします」と挨拶。引き続き田中会長の音頭で一同乾杯した。 来賓紹介では、来賓のメーカー・商社各社が今年の抱負などを発表。東日本大震災などが起こった昨年とは異なり、明るさの兆しを見つけて期待を寄せる声が多く聞かれた。 鈴木副会長(マルマン商事社長)より世界に目を向けて行くことの重要性が話され、中締めで終了した。 新年宴会に先立って同日午後5時30分から開かれた1月例会では、野崎総務部長(常磐精機社長)の司会進行のもと、各部の報告などが行われた。 アカギ 本社移転 1月17日から営業開始 配管支持金具など、建築設備資材総合メーカーのアカギ(社長=渋谷宏明氏)は、本社を中央区新富に移転し、1月17日から営業を開始した。 【新住所】〒104-8251 東京都中央区新富1-19-2 【電話番号】*従来と同じ (大代表)03-3552-7331 【FAX番号】*従来と同じ 03-3552-1877 四国地区初拠点 高松営業所を開設 2月2日から営業開始 アカギは四国に初進出する。香川県の高松市に高松営業所を開設し、2月2日から営業を開始した。 【名称】株式会社アカギ高松営業所 【所在地】〒760-0078 香川県高松市今里町1-7-14 【所長】大枝弘明氏 【電話】087-812-5231(代表) 【FAX】087-812-5621 【営業品目】アカギ式配管支持金具、インサート類、支持架台一式 2012年の工作機械受注額 9.1%減の1兆2000億円と予測 FA業界新年賀詞交歓会開催 ニュースダイジェスト社(社長=岩波徹氏、本社=名古屋市千種区内山3-5-3)主催の「2012年FA業界新年賀詞交歓会」が1月12日午後2時より名古屋市中村区名駅のキャッスルプラザで開催され、工作機械ならびにFA関連機器のメーカー・商社、関連団体など業界関係者600名余りが出席し新年の幕開けを祝った。 冒頭、ニュースダイジェスト社の岩波社長が主催者挨拶を行い、そこで「わが国工作機械産業の需給実績と見通し」について主に次のように話した。 ・昨年2011年の工作機械の受注総額は前年比34.9%増の1兆3,200億円に達した。内外需比率は3対7と海外需要がけん引。内需も順調に回復し、09年の受注総額を上回った。 ・国内経済が回復の兆しを見せ始めた矢先に東日本大地震が発生。その後の福島第一原発事故も加わり、落ち込んだ。しかし復興需要もあり、夏ごろから本格的な回復に転じた。 ・海外でも好調な外需に加えてタイの大洪水に伴う復興需要がプラスに作用したが、12年は一段落する。 ・12年は外需の中核を担ってきた中国経済の減速、一部欧州諸国の金融不安、米国経済のかげりなどにより世界的な景気後退が懸念され、先行き不透明な展開となりそう。したがって12年は前年比9.1%減の1兆2,000億円を見込む。 ・需要業種別では、自動車、建機、鉄道、IT、医療関連などが堅調に推移。なかでも携帯端末機器やリチウム電池などが好調だった。 ・11年の工作機械の生産額は1兆2,000億円に達したもようだが、12年は前年比8.3%減の1兆1,000億円と予測する。 ・12年の工作機械の輸出額は前年比6.1%減の7,800億円を見込む。これは07年当時の水準に近い。 ・輸出仕向け国では中国を含む東アジア向けが多い。10年には工作機械輸出全体の約半分、11年は同じく3分の2にまで達し、いまや欠くべからざる存在となっている。 ・機種別ではマシニングセンタとNC旋盤が多く、両機種で工作機械輸出全体のおよそ3分の2を占めている。 ・11年前半は、景気回復により欧米各国向け輸出が大きく伸びたが、12年は減速し、前年並みか微減が予想される。 ・グローバル化の進展や円高対応もあって、今後は現地生産化が進むことが予想されるため、輸出金額は相対的に低下していくとみられる。 ・12年の工作機械輸入額は前年より微減の430億円を見込む。 ・輸入先では06年までは米国がトップだったが、07年以降はドイツにとって代わられた。かつては首位だった米国は11年には4位に退いた。アップダウンはあるが、中国の伸びが大きい。中国製品に加えて、日本メーカーの現地生産製品の逆輸入が寄与しているとみられる。 ・機種別輸入額では、研削盤や半導体加工用の特殊加工機などが多い。近年は五軸MCなどの高付加価値機種も増えてきている。 続いて行われた「第28回NDマーケティング大賞」の贈呈式では、多彩な素材を扱いながらバランスよく事業展開する手腕と震災からの迅速な復旧などが評価され大賞に輝いた、三菱マテリアルの矢尾宏社長に昨年の受賞者であるアマダの岡本満夫社長より賞状と記念のブロンズ像が贈られた。 受賞講演で矢尾社長は同社の取り組みなどを紹介した。 新春トップインタビューでは、日本工作機械工業会の横山元彦会長(ジェイテクト会長)と日本工作機械販売協会の上田良樹会長(三菱商事テクノス社長)より、今後の業界の動向などについて話を聞いた。 このあと第2部として懇親パーティーが催され、情報交換などが行われた。 1月25日より申請受付再開 復興支援・住宅エコポイント 国土交通省 耐震改修にもポイント 国土交通省の「復興支援・住宅エコポイント」が平成23年度第三次補正予算の成立により再開され、1月25日より申請受付がスタートした。 「復興支援・住宅エコポイント」とは、住宅の省エネ化、住宅市場の活性化、東日本大震災の被災地復興支援のため、エコ住宅の新築またはエコリフォームをした場合にポイント(1ポイント=1円)が発行され、そのポイントを被災地の商品やエコ商品等と交換できる制度。 新制度は、被災地の復興支援のため、被災地に建設するエコ住宅の新築には、その他の地域の倍のポイントを発行する。 エコ住宅の新築の場合、岩手・宮城・福島などの被災地(※「東日本大震災に対処するための特別の財政援助及び助成に関する法律」における「特定被災区域」10県221市町村)は一戸あたり30万ポイント、被災地以外は15万ポイントとする。 エコリフォームでは、一戸あたり30万ポイント、リフォーム瑕疵保険への加入をした場合には一律1万ポイントを発行する。耐震改修を行った場合には一戸あたり30万ポイントの上限とは別に15万ポイントを加算する。 また、発行されたポイントの半分以上は被災地の特産品や商品券等に交換できる。 【工事対象期間】 ■エコ住宅の新築 ・対象となる工事の期間平成23年10月21日〜平成24年10月31日に建築着工したものを対象とする。 ■エコリフォーム ・対象となる工事の期間平成23年11月21日〜平成24年10月31日に工事着手したものを対象とする。 交換商品や被災地の対象地域等は復興支援・住宅エコポイント事務局のホームページから検索できる。 ■ホームページアドレス http://fukko-jut aku.eco-points.jp/ クボタシーアイ 好評につきシリーズ追加 「貯めてるゾー18L」 貯水機能付きの給水ヘッダー クボタシーアイ(社長=宇治耕吉氏・本社=大阪市浪速区)は、貯水機能付きの給水ヘッダー「貯めてるゾー18?」を昨年12月下旬より発売した。 「貯めてるゾー18?」は災害等による断水に備えて18?(2?ペットボトル9本分)の飲料水を簡単に備蓄する事ができる製品。現在貯水量36?タイプが好評販売されており、顧客の「より軽量・コンパクト製品を」とのニーズに応えてシリーズを追加した。 一般家庭での飲料水の備蓄は、ポリタンクやペットボトルによる方法が一般的であるが、保管スペースと定期的な水の入れ替えが必要である。こうした現状からメンテナンスフリーで新鮮な水を備蓄でき、断水時であっても簡単に操作できる装置があればという顧客ニーズから製品が生まれた。 【コンセプト】 @非常用の飲料水を天井裏などのデッドスペースに備蓄 A断水時は水栓を開くだけで飲料水を簡単に取り出し可能 B水道配管に組み込む事で常に新鮮な水を備蓄 また製品コンセプトが高く評価され、昨年「2011年度グッドデザイン賞」を受賞した。 【商品の特長】 @コンパクトで軽量 ・高さ200mmのコンパクト設計により、狭い天井裏への設置、リフォーム時の設置も可能 ・本体重量約15kgで施工性が向上 A特別なメンテナンス不要 組合としての結束を強固に 平成24年度新年会開催 名古屋水栓販売協会 正・賛会員40名が参加 名古屋水栓販売協会(理事長=土方隆氏・東洋物産社長)では、1月13日午後6時より、名古屋市中区錦のルーマニア料理サルマーレを会場に「平成24年度新年会」を開催し、協会員はじめ賛助会員ら40名が出席して壬辰年の新春を祝った。 新年会は、伊藤理事(イトウ社長)の司会開会の辞に次いで、挨拶に臨んだ土方理事長は出席方にお礼を述べた後、「昨年は震災や洪水被害があり一生の記憶に残るくらいの大変な年でした。今年は地方政権に期待する機運も高まり、名古屋もその一つでここから元気を発信していけたらいいなと思っております。少しでもいい年になるように我々の組合もお互いに協力して頑張って行きたい」と述べた。 続いて本年年男となる長瀬かめや商店社長の威勢のいい乾杯音頭で宴会に移り、懇親を深めた。 出席者は店の名物であるルーマニア風ロールキャベツの「サルマーレ」を味わうと、「初めて」「もちもちして美味しい」など互いに感想を述べ、料理にも話題を広げていた。 余興としてビンゴゲーム大会が安井理事(錦興業社長)の司会進行で行われ、全員に景品が当たるビンゴに盛り上がった。その後ステージに女性ダンサーが登場して情熱的な動きのジプシーダンスショーが開催された。ステージに上がって一緒に踊る参加者も加わり喚声が沸く中、棚山副理事長(丸一商会社長)の力強い1本締めで散会した。 業界は「異業種格闘技戦」の状況 メーカーの更なる支援を期待 三重県管工機材商業組合 新春賀詞交歓会開催 三重県管工機材商業組合(理事長=尾藤彰氏・旭工機社長)は、1月11日午後4時より、津新町駅西のプラザ洞津にて「平成24年新年賀詞交歓会」を開催した。正会員・賛助会員併せ129名と多数が出席し、新年の門出を祝った。 司会進行役の中川監事(東晋商事社長)による開会の辞により交歓会が始まり、昨年5月の総会で選任された役員5名(任期2年)による新体制が発足したことが紹介された。 冒頭、挨拶に臨んだ尾藤理事長は、出席者にお礼を述べ、「当組合は基本的に大した活動は何もしないという方針ですが、賀詞交歓会だけは新年の早い時期に且つ盛大に開催しています。皆様が新年の挨拶であちこち飛び回らなくてもいいように、またメーカー様には出席している正会員の幹部社員から三重県の現状をよくお聞き頂き、これから一年間のご支援をお願いするためです。」と述べた。 他社との違いを 打ち出しながら また業界の現況について「『異業種格闘技戦』を戦っている状態」と例えた。「既に、同業者間の競争は熾烈です。そこにホームセンター、家電量販店、電材商、ネット業者等の異業種が参入し、メーカーさんも競争相手になりかねない様相を呈してきています。統一ルールもなく反則自由・時間無制限のデスマッチを、低価格だけを武器に戦っています。皆さん勇気のあることです。それでも、先を行く会社はユニークなサービスを編み出し、他社との違いを打ち出しながら独自の戦いを仕掛けています。これからは、そのようなことを考えるのが経営者の役割だと思います。」と述べた。 引き続いて賛助会員代表の三菱樹脂販売高田営業第一部部長より祝辞を頂戴した。高田部長は、日頃の拡販にお礼を述べた後、昨年は東日本大震災や三重県南西地区を襲った台風12、15号、タイの洪水による甚大な被害を挙げ、自然災害に翻弄された年であったと振り返った。家族が仙台に住んでおり、地震の翌日から給水車が応援に駆けつけ、都市ガスも数日後復旧したことを挙げ、管工機材がインフラとして非常に重要であることを再認識したと述べた。そして「三重県管材商会員の皆様とメーカーが深い絆を深めていき、我々の製品によってライフラインを一層拡充してくことが我々の使命であります」と結んだ。 ベンの木下執行役員西日本営業部長は乾杯の挨拶で、「尾藤理事長の年頭所感にありました、『変化に追従していく』を思い、いくぞ三重県!という新たな思いでスタートします」と述べて威勢よく乾杯し、交歓会に移った。 それぞれに賀詞を交歓し和やかな雰囲気の中、杉山副理事長(杉山機工社長)の、「メーカー様には更なるお力添えをお願いします」という中締めで盛況の内に散会とした。 新社長に大河公也氏就任 大河機材 隆社長は会長に 管工事材料・配管工具販売の大河機材(本社=静岡市葵区沓谷6-9-1)は、昨年6月に代表取締役社長の大河隆氏が取締役会長に就任し、後任の代表取締役社長に大河公也(きみや)氏が就任した。 同社は1966年に創立し、二代目社長公也氏は大河会長の長男にあたる。 新社長の公也氏は、1969年2月3日生まれの43歳。 東京のスーパーゼネコン系列の内装工事会社で7年間修行の後、1997年9月に大河機材に入社。営業販売の傍ら、2008年頃から修行先で培ったノウハウを糧に、内外装リフォームを手がけるようになる。 やがて専業として営業から、協力会社と連携した耐震、ガス、水道、電気、排水ツマリ洗浄塗装、塗装、防水、エクステリア、キッチン、井戸工事、建築全般を扱い現在に至る。 公也社長は「こんなご時世なので、結果を出していかないといけないので、ひたすら前向きに前進します」と抱負を述べている。昨年9月の台風15号により被害のあった屋根や壁の補修工事で県内を忙しく飛び回る。 趣味はアウトドア全般、大の阪神ファン。 2012年1月15日(日) 2443号 協同組合42年の歴史に幕 3月に遠州機工会発足へ 浜松機械工具商協組 臨時総会を開催し可決 浜松機械工具商協同組合(理事長=増田幸三氏、プロム・マスダ社長)は、今年度の通常総会で議決された任意団体への移行に向けての臨時総会を1月6日午後5時より浜松市中区のオークラアクトシティホテル浜松にて開催し、出席者全員の賛成を得て組合解散とそれに伴う清算人の選任の件を可決した。 臨時総会には組合員25社中24社(委任状含む)が出席。 内山専務理事(内山商店社長)の司会進行で、杉野副理事長(浜松機材社長)の開会の辞に続いて、増田理事長が挨拶し「浜松機械工具商協同組合は今期42期目でございますが、本日は42年の法人格を持った協同組合から任意団体に移行するということを審議する臨時総会でございます」と開催の趣旨を述べた。 議長を増田理事長が務めて第1号議案=組合解散の件、第2号議案=組合解散に伴う清算人選任の件を審議し、第1号議案は、議長より組合解散に至る経緯(別掲載)が報告されたあと審議の結果、組合は1月31日をもって解散することを全員賛成で可決した。 第2号議案は、増田理事長が清算人を務めることを可決した。 これにより同組合は3月に協同組合解散総会を開催し法人格を持った協同組合としては42年の歴史に一旦幕を下ろすが、3月に現メンバーを中心とし更にエリアを広げた「遠州機工会」が新たに発足することになっている。 組合解散に至る経緯 臨時総会で議長より説明された内容は次の通り。 発端は、協同組合における会計処理についての意見の衝突からであったと思いますが、浜松機械工具商協同組合の組織の課題として、ひとつには、組織の大きさから事務局職員を持つことができないため、事務局、会計など特定の人に大きな負担がかかってしまうということ、また、理事長が交代するたびに登記をしたり、役所に書類を提出したり、事業をしていないにもかかわらず税の負担があるなどの問題がありました。 そのため、昨年度、中小企業団体中央会に相談しながら、協同組合であることのメリット、デメリットを精査し、任意団体との比較検討をしました。その過程で、任意団体である静岡機工会、協同組合から任意団体へ移行作業中であった三重組合を訪問し、意見を伺いました。 そして、共同事業、共同購入などの事業ができなければ、そのメリットは薄く協同組合であり続ける必要はない、また現在行っている活動は任意団体でも同様のことが引き続きできる、ということで、任意団体に移行することにしました。そして、今年度総会において発表させていただきました。 今年度は、現四役と理事長経験者からなる「組織変更準備委員会」を設け、具体的に、移行に向けての作業を進めてまいりまして、本日の「臨時総会」を迎えております。 以上が、組合を解散するに至った経緯、過程です。 製販の絆を大切にして 三位一体で成長を 新年賀詞交歓会開催 浜松機械工具商協同組合としての最後の新年賀詞交歓会が1月6日午後6時より、オークラアクトシティホテル浜松で開催され、来賓はじめ組合員、賛助会員(商社・メーカー)ら83名が参加して新年の幕開けを祝った。 新年賀詞交歓会は内山専務理事の司会で進められ、増田理事長が年頭にあたり「昨年は、想定外が余りにも多く大変な年でした。この辰年は、成長の年と言われます。メーカーさん、問屋さん、私ども販売店が三位一体となって、絆をもって、辰年を成長して乗り切って行きたい」と挨拶した。 また増田理事長は、賀詞交歓会前に行われた臨時総会で、42期目をもって浜松機械工具商協同組合の解散が決まったことを報告。これに併せて、任意団体の「遠州機工会」が3月に発足するとも述べ、引き続き会の運営への協力を呼び掛けた。 来賓の静岡県中小企業団体中央会西部事務所の高橋副所長は祝辞で「機械工具商の協同組合が、辰年に新しいステップを踏み出すために、発展的な解散をされるということです。これで終わりということではなく、『遠州機工会』として、私ども中央会の特別会員として益々一緒に発展して行けたらと思います。辰のごとく上の方に登って行って、浜松のモノづくりのために頑張っていただければと存じます」。 続いて賛助会員を代表して安田ジーネット名古屋支社長が「商売は義理人情、恩返しと昔から言われております。利益はお客様からのご褒美。これを頂けるようにしっかり考えて実践することが、利益につながる。我々の役目は、ユーザー様の近くでお役に立ち、潜在需要を掘り起こす活動をすること。このことを肝に銘じて賛助会員一同、浜松組合の皆様と一緒に頑張ってまいりますのでよろしくお願いいたします」と祝辞を述べた。 乾杯に際し、浜松商工会議所の山本副会頭が「昨年は激動の一年であった。今年は更に大きな変化がある年ではないかと感じております。政治の世界では、日本を取り巻くすべての国で国家元首の選挙がある。国内は震災復興のほか、製造業にとっては円高と厳しい状況にあると存じます。誰も助けてくれませんので、自分で頑張って行くしかありません。3月から『遠州機工会』に組織と名称が変わります。更なる皆様方の社業の発展を祈念いたします」と挨拶し、乾杯の音頭をとった。 賛助会員の母店からの参加者や青年部員の紹介が行われ、会場では参加者同士で和やかに新年の挨拶を交わす姿が見られた。賛助会員の田窪日東工器浜松出張所所長の中締めで午後8時過ぎに終了した。 好調な業績推移を受け イノベーション実現の年に 山善名古屋営業本部 新春賀詞交歓会開催 山善(社長=吉居亨氏、本社=大阪)の「名古屋地区新春賀詞交歓会」が1月6日午後5時10分より名古屋市熱田区の熱田神宮会館で開催され、昨年を12社上回るメーカー264社、439名が出席して2012年壬辰年の幕開けを祝った。 賀詞交歓会は酒井アナウンサーの司会で進められ、開宴にあたり森園山善名古屋営業本部長が、出席方にお礼を述べた後、震災や円高、欧州債務問題で日本を取り巻く環境が厳しかったにもかかわらず、「名古屋営業本部は66期(2011年4月〜9月)に対前年売上げで119%の推移をしております」と計画の達成を発表し感謝の意を表した。続けて「今年仕入先のメーカー様とより一層の絆を結び、66期決算に向かって情報と目標の共有化を図り、計画達成に邁進致します。今年は産業システム部と工具部が統合し、機工事業部になります。また各部門が事業部制に移行する年であり、これにより『私たちは組織力をさらに高め強い現場力と提案力でイノベーションを実現しよう』のスローガンに挑んで参ります」と挨拶。 続いて出席したメーカーを代表して中川ミツトヨ代表取締役社長が挨拶し、山善に日頃の製品拡販への感謝を述べ「世間では不況と言っておりますが、山善さんの業績は大変よく上方修正を重ねてみえ、とてもうらやましい限りです。そのことを吉居社長は『運がいい』とおっしゃる。ただ運は向こうからはやっては来ません。運を呼び込む努力、仕掛け、姿勢を啓蒙しておられることがよくわかります。そうした思想が役員や社員の方とお話していると百%浸透しているのを感じます」と称えた。 また今年の景況感を分析する上で「現在はマクロ経済の動きとミクロ経済の動きのギャップがあり、動きを注視している」と述べた。欧州財政問題の悪化や欧州向けの輸出も多い中国の景気減速懸念がある一方で、ユーロ安の恩恵を受けているドイツは好況であり、米国も車や航空機産業が盛んである事実。そしてOECD(経済協力開発機構)は、今年先進国の中で日本は復興支出が景気浮揚効果につながり、高い成長を遂げるという報告を紹介し、「どう山善さんのように運を呼び込むか、悩み、考えよい結果を出せるようにしたい」と結んだ。 年頭の挨拶として、吉居山善社長は日頃の愛顧に感謝を述べた後、「昨年日本経済は六重苦と言われました。それ以外にもありますが、結局自助努力で克服をするしかない。運の強い人は努力しております。私は社員のモチベーションをどう上げるか、いかにメーカー様から協力していただけるか、やることをしっかりやってから皆様に協力をお願いする姿勢で行きます」。 「山善はギブ、ギブ、ギブアンドテイク。このような方策でこれだけ実行させていただきますと具体的な目標を掲げれば、協力者は現れると思います。運の強い人は有言実行。そうすれば協力者も必ず現れます。今年は皆様にいかに協力していただけるか、その前に山善はやるべきことを実行しようという方針でいきます」と力強く所信を述べた。 今年のスローガンに掲げた「組織力」・「現場力」・「提案力」と、2013年3月までの3ヵ年経営計画「VISTA―3S」を成し遂げることで、よりお客様に役立つ新しい価値創造へシフトをしていきたい(イノベーションの実現)と強調した。 続いて緒方山善副社長より参加した同社役員の紹介が行われ、大庫オークラ輸送機取締役副社長の音頭で乾杯し、祝宴に移った。 出席者は歓談しながら余興の「お楽しみ抽選会」を楽しみ、星ブラザー工業エグゼクティブバイスプレジデントの中締め、川端山善名古屋営業本部副本部長のお礼の言葉でお開きとした。 元気が出る展示会 「チャレンジフェアー2012」 丸政&外栄金物 2月11〜12日ポートメッセなごや 丸政(社長=鬼頭保雄氏、本社=名古屋市南区)では、2月11日・12日の両日、名古屋市港区金城ふ頭のポートメッセなごやを会場に「丸政&外栄金物ジョイントチャレンジフェアー2012」を、新規出展メーカーを11社増やし、153社の協賛を得て盛大に開催する。 同展示会は、昭和48年に第1回目が開催されて以来、今回で39回目を数え、中部地区において金物業界屈指の総合展示会として、関係者から高い評価と関心が寄せられている。 今回は「チャレンジの歴史が新たな可能性を拓く」をテーマに、最先端の省エネ・環境製品や技術を紹介する。 鬼頭社長は「現状日本は未曾有の困難に直面しております。このような日本の状況の中、微力ながら弊社はメーカー様と協力して元気が出る展示会をしていこうと改めて決意した所存でございます。ぜひご来場頂き、情報収集、メーカー動向、新商品等色々ご活用頂ければ幸甚でございます」と述べている。 展示場内には、春先の商材に向けてのニーズに応える新製品・売れ筋商品の他、格安な商品を取り揃えて展示即売する。 毎年大好評の来場者企画については、当日発表され、フェア2日間限りのお値打ち商品が出品予定。 【出展メーカーの商品】電動・エアー・充電機器、工具・大工・作業補助用品、土木・板金・仮設機材、切削・切断・木工刃物、測定・測量機器、環境・安全機器、園芸・刃物・資材・用品、塗料・補修・接着、OA機器・健康補助食品関連まで。 【新規出展メーカー】 カナイ、カルエンタープライズ、川西工業、岸本農工具製作所、サンデーペイント、信和、近正、ドンケル、ニッカリ、藤井電工、丸山製作所(順不同) 能動的に考え行動して 結果を恐れず挑戦を オータケ 新年会に200余名が参加 管工機材総合商社のオータケ(社長=吉川富雄氏、本社=名古屋市中村区名駅3-9-11)は1月5日午後5時30分より、名古屋市西区牛島町のレセプションハウス名古屋逓信会館において「平成24年新年会」を開催した。当日は仕入先メーカーとオータケの役員、社員合わせて200名余りが一堂に会し、新春にあたり同社並びに業界のさらなる発展を祈念した。 年頭の挨拶で吉川オータケ社長は「どのようにチャンスを捉えるかということが大切です。人口減少で私どもの業界を見ても、成熟した業界。過去から今まで行ってきた流れを、ある意味でリセットしなければならない。成熟社会での企業運営は、過去に経験のないこと。その様な面では、日本が最先端を走っています。その中で、いかに企業の力をつけていくかが大きな課題です。私どもは、11月に中間決算を迎えましたが、会社の人、モノ、金、そして情報をいかに最大活用するかをいつも心掛けております。私はこの様な成熟社会では、特長をもった企業が生き残っていけると感じております。でもどのように特長をつけていくのか。その重要ポイントとなるのが、やはり人であります。次の世代をどのように導いていけるかということで、昨年は大分厳しく、特に営業の管理職の方々には接してまいりました。大変ご苦労を掛けるかとは存じますが、その結果として少し成果が出てきたのではないかと感じております。もう一段アップするためにどうするかということが、今年の課題ではないかと思っております。私は、この会社を何が何でも良くしていかなければならないという一念で、会社の人、モノ、金、情報を最大限活用するような経営を心掛けていきたい。今年は、『信用・信頼の維持』『従業員とその家族を守る』を第一に、顧客満足度を満たすために我々社員一同がどの様なアプローチが出来るかを強く行っていきたい。また組織の再構築を現在行っており、社員間のチームワーク、各セクション間の横の連携を大切にして、結果として社員自身のモチベーションを高くし、受動的ではなく能動的に活動できるようにしたい。人の良さをいかに伸ばしていくかが大切。組織は互いの長所をいかに束ね企業力向上を図っていくかが肝要と固く信じております。さらにスピードアップをしていく。時代の変化が早いので、これに対応した企業づくりをしていく。マーケットの変化に対して、どのようにアプローチが出来るかのスピードが問われる。そのためには、皆さんの感覚を一段と磨いていただきたい。皆がやりがいのある会社、やりがいを得られる会社にしていきたい。皆さん自身も前向きに、結果を恐れずに挑戦し続けてください」と今年の取り組み姿勢を示した。 当日参加したメーカー21社の紹介が行われ、代表して挨拶に立った小田キッツ名古屋支社長は「私どもキッツグループも本日社長より『変化の激しい社会。変化に流されるのではなく、自分たちで能動的な変革をすること。自分の立場で何が変革できるかを考えて、人から言われてやるのではなく、自分からやっていかなければならない』というメッセージがありました。私どももオータケさんと一緒になって変革をしていかなければならないと思っております」と述べた後、高らかに乾杯の音頭をとった。 祝宴では、参加者が新年の挨拶を交わすなどして和やかに歓談。 村井常務・営業本部長の「まだまだ今年も厳しい環境下ではないかと感じておりますが、この中でいかに結果を残すかが大切。社員全員が結果を出すためにはどうするかを考えて行動に移し、一人一人が切磋琢磨して一割伸ばし、厳しい環境の中を乗り切ってまいりたい」と決意を込めた挨拶があり、三本締めでお開きとなった。 粂内さか江さん 名古屋機器 社長ご母堂 名古屋機器(名古屋市瑞穂区鍵田町)の粂内勝義代表取締役社長のご母堂粂内さか江さんが薬石の効無く昨年12月11日にご逝去された。享年89歳。 葬儀は、12月13日正午より名古屋市熱田区四番の六番町愛昇殿において、ご四男の正行氏が喪主となり執り行われ、業界関係者等多数が詰め掛けて故人のご冥福をお祈りした。 ものづくりを支える最先端技術を紹介 中部ものづくり基盤技術展 中小機構中部支部 ウインクあいちで開催 独立行政法人中小企業基盤整備機構・中部支部主催の「中部ものづくり基盤技術展」が昨年12月13日、名古屋駅前のウインクあいち(愛知県産業労働センター)8階展示場で開催された。 同展は、自動車、情報家電、ロボットなど製造業の競争力を支える中小企業の基盤技術を強化するため、「中小ものづくり高度化法」に基づき、経済産業省の支援を受けた中小企業が実施する研究開発の成果を発表・展示し、研究開発の事業化支援をはかるとともに、更なる案件の発掘を目指して行われたもので、金型、切削加工、プラスチック成形加工、鋳造、金属プレス加工、組込みソフトウェア、めっき、粉末冶金、織染加工、位置決め、溶射、部材の結合、熱処理などの分野で最新の技術を有する、中小企業38社が出展した。出展企業はイマオコーポレーション、イワタツール、豊田バンモップス、ナガセインテグレックス、ビーティーティーほか。 ミニプレゼンテーションでは、出展企業のうち七社が自社技術の概要を発表。イワタツールの「長期安定的な高速度加工が可能なハイブリッド小径ドリルの開発」(平成22年度戦略的基盤技術高度化支援事業)、ビーティーティーの「次世代工具材料SiC単結晶工具」(平成20年度戦略的基盤技術高度化支援事業)など、各社の技術概要や進捗状況、製品化への改善点などが説明された。 このほか、商談会や経営相談も盛況だった。 年 頭 所 感 平成24年 年頭の辞 日本機械輸出組合 理事長 宮原 賢次 平成24年の新たな年を迎え、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。 まず始めに、昨年の東日本大震災で、多くの尊い人命が失われ、また、多くの人が未だに不自由な生活を余儀なくされていることに対して、あらためて心からお見舞い申し上げます。 さて、昨年の我が国機械輸出は、大震災、超円高に加え、国内の電力不足などの影響で、3月から7月までは対前年比マイナスとなり、8、9月に一時的に回復したものの、タイの洪水、欧州信用不安などから、10月、11月と再びマイナスが続いています。 また、貿易・投資環境においても、韓国とEU及び米国とのFTAが発効し、我が国企業にとっての貿易面での競争条件の悪化に加え、高い法人実効税率、国内の電力不足などの大きなハンディーを背負いながら厳しいグローバル競争を戦い抜かなければならない状況にあります。 このような状況の中、本年の世界経済を展望してみますと、政権交代期にあたる中国では、比較的高い経済成長率を維持すると見込まれるほか、米国でも金融緩和策の継続により緩やかな回復が期待されるものの、欧州の信用不安については、金融安定化策が市場の十分な信頼を得るにはまだ時間がかかると思われ、世界的な信用収縮再燃のリスクが懸念されています。 このように、厳しい状況が続くと思われますが、かかる現状を克服して、新たな成長の基盤を築いていくために、我が国機械輸出業界は次のような対策を取っていく必要があると考えます。 第1は、国際競争力の更なる強化です。 当組合の調査では、2010年度の我が国機械関係企業の国際競争力は回復傾向にあるものの、北米、欧州、アジア企業との比較では、最下位にあります。我が国企業が国際競争力を強化するには、競争力の比較的強い業種や分野に集中して投資し、圧倒的な競争力をつけること、そして、誰も追随できないビジネスモデルを構築することです。 第2は海外取引の拡大です。 2010年度の我が国機械関係企業の売上高の約六割、営業利益の8割が海外市場でもたらされたものです。海外市場、とりわけ今後の世界経済を牽引する新興国市場において、現地ニーズにあった製品・サービスを開発し、低価格で、品質の良い製品・サービスを提供していく必要があります。 また、これらを実現するグローバルで創造的な人材を育成していく必要があります。 第3は、貿易・投資環境の更なる改善です。 我が国政府に対しては、TPPやEUとのEIAの早期締結や各国との投資協定、租税協定、社会保障協定の締結に加え、行き過ぎた円高の是正、法人実効税率の引下げをお願いするとともに、各国の自国産業優遇措置、輸出入規制の撤廃などを強く要請して行きたいと思います。 さらに、官民一体による海外インフラプロジェクトの推進、貿易手続の簡素化などもお願い致したいと思います。 日本機械輸出組合は、平成24年においては、これらの対策を実現する事業を強力に展開して、新たな成長基盤を築いて行きたいと考えております。 最後になりますが、皆様方のご健勝とご発展を祈念致しまして、新年のご挨拶と致します。 新年のご挨拶 全国木工機械工業会 会 長 橋本 恭典 新年明けましておめでとうございます。 旧年中は、私ども工業会の事業活動に対し、格別のご支援、ご協力を賜りましたこと、厚く御礼申し上げます。 昨年は、国難ともいえる大災害に見舞われました。 3月11日に発生した東日本大震災、これに起因する津波が東北地方太平洋岸地域に甚大なる被害をもたらしましたが、その後には東京電力福島第一原子力発電所における炉心溶融にいたる極めて重大な原子炉事故が発生しました。 発生当時は余震も多く、情報も乏しいことから不安な時間をすごしましたが、被害の状況が明らかになるに付け、余りにも悲惨な状況に言葉を失い、日本の脆弱さを思い知らされました。 このような状況に対し、工業会として全会員からお寄せいただいた義援金を被災された方々にお届けするとともに、会員企業も個別に現地へ支援物資を提供するなど、業界を挙げてご支援させていただきました。 また、被災地域には合板工場をはじめ木材加工工場も多く、その再建には最優先で取り組ませていただいております。 被災された方々のお気持ちは察するに余りあるもので、お亡くなりになった方々のご冥福と、被災された方々、地域の一刻も早い復興を祈るばかりです。 さて、欧州の財政金融危機を契機とした世界経済の減速、欧米の信用不安に起因する歴史的な円高基調は昨年来から引き続いており、政府は為替介入などを試みましたが、我が国単独のものであったがため、一過性の効果しかもたらしませんでした。国内、国外ともに景気の先行きが不安視される中で、円高は海外における日本製品の競争力を削ぎ、企業の体力を奪いかねず、一刻も早い有効な金融政策の実行を切望するところです。 昨年年初には新設住宅着工戸数、機械受注等とともに木材加工機械の出荷も弱いながらも回復基調を示したことから、国内の景気回復に期待しました。しかし、3月の震災以降、国内産業は厳しい円高、サプライチェーンの再構築、エネルギー不安、更に自然災害への対応など難問山積し、個人消費も低調に推移したことから、木材加工機械の需要の太宗である住宅産業では新設住宅着工戸数が低迷し、2011年は一昨年を下回り80万戸を切るとの予測が出されております。このため、木材加工関連の設備投資意欲も低調で、木材加工機械メーカーにとりましても厳しい環境となっております。 政府は中小企業の厳しい経営環境を踏まえ、信用保証制度、中小ものづくり高度化法に基づく各種施策等による中小企業支援施策、また木材産業については、森林・林業再生プランに掲げられている木材自給率50%以上の目標を達成するため川上から川下に対する幅広い施策を執行していただいております。これに加え、東日本大震災復興を目的に数次の補正予算が組まれ、その一環である「森林・林業・木材産業に関する放射性物質緊急調査事業」について工業会としても協力させていただいているところですが、景況改善の上からもこれらの早期完全執行を切望しております。 このため、工業会では木材産業が地球環境保全の観点からも重要な産業であるという認識の下に、木材産業活性化を図るべく、木材産業関連十団体の連名で各種木材関連施策の提案、現行施策の見直し等に関する要望書を政府、行政機関に提出しております。更に要望内容の実現化に向けて、政府関係者等に直接業界の現状を説明し、ご理解を深めていただくことに努めており、最近ではご賛同いただける方も徐々に増え、心を強くしているところです。 この活動に加え、木材加工機械業界として木材産業発展の一翼を担うべく、木材関連業界の皆様方のご指導を頂きながら新たな技術や機械開発にも引き続き積極的に取り組んでまいります。 なお、昨年は11月2日から5日までの間、「ポートメッセなごや」において「第40回名古屋国際木工機械展/ウッドエコテック2011」を中部木工機械工業会と共催し、最新の開発機械を展示いたしました。 木材加工機械産業も厳しい景況にあるにも拘らず、関連業界をはじめ多くの皆様方のご協力を得て前回展示会を上回る規模の出展を得て、大盛況のうちに終了することが出来ました。 厚く御礼申し上げる次第でございます。 最後になりましたが、皆様方のご発展とご健勝を祈念して、新年のご挨拶とさせていただきます。 年頭挨拶 森精機製作所 取締役社長 森 雅彦 新年明けましておめでとうございます。 昨年は東日本大震災という大きな災害にみまわれ、さらには急激な円高、高い法人税、TPP(環太平洋経済連携協定)をはじめとする貿易自由化の遅れ、労働規制、温室効果ガス抑制のための環境規制の強化に加え、東日本大震災後の電力の供給不足も加わり六重苦と呼ばれ、企業にとって非常に厳しい一年でした。その中でも日本の工作機械産業は、知恵を出し合い、改善改良を重ねることで成長しております。このような厳しい環境の中でも成長を持続している工作機械産業は日本の産業の中で競争力のある産業と思います。本年も昨年と同様に、厳しい一年になると予想されますが、このような厳しい環境を乗り越えていかねばなりません。 工作機械の価値は三分の一が製造(工場)で、三分の一が顧客ニーズに合わせた新たな加工技術の提案、三分の一が長期にわたるサービスや修理によって生み出されます。 当社においては、本年度よりスタートした中期経営計画「GQ-C-SI 123」達成のために、厳しい環境の中でも売上を達成することができる強い組織である「強靱な営業・強靱な工場」を実現させ、グローバル化・国際化と大上段に構えるのではなく、自然に外国人とチームを組み、多様性を生かして仕事をするような企業になるように「DMGとの協業」を進め、お客様に納入した機械を10年・20年の長期間にわたりサポートするため、今後も強固な財務体質・緻密なパーツ供給を維持していくために、製品と業務の品質を一桁向上させる「一桁違う品質」を目指します。 また、急激な円高に対しては、欧州購買と北米工場(2012年7月操業開始)での生産により、費用のドル化・ユーロ化を進め、為替リスクの軽減を図ります。 特にギルデマイスター社との協業においては、出資比率の相互の引上げにより、より強い企業体となりました。当社におけるグローバル化とは、ギルデマイスター社との協業をいかに実りあるものにするかに尽きます。昨年9月から、ドイツにおいて共同販売・サービスを開始し、本年には欧州全域に広がり、ロシア・中国・南米を除く全世界での協業体制が整い、春からはギルデマイスター社と現場交流プログラムを開始します。また、両社の協業強化だけでなく、お客様から見て更に使いやすい機械の開発に努めます。 世界中のお客様の多様化するご要望に、末永くお応えするソリューション力と俊敏な対応力をつけるために切磋琢磨して参ります。 本年も、変わらぬご支援、ご愛顧を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。 三菱マテリアル 新製品紹介 インパクトミラクル制振ラジアスエンドミル エムスターハイパワーラジアスエンドミル φ 16、20の大径サイズ追加 三菱マテリアルツールズ(社長=滝沢俊夫氏、本社=東京都墨田区横網1-6-1)は、三菱マテリアルが開発、製造する難削材加工に適した“インパクトミラクル制振ラジアスエンドミル”「VF-MHVRB」と“エムスターハイパワーラジアスエンドミル”「MSMHDRB」に新たなサイズを追加、販売開始した。 ジェットエンジン、発電機のタービンブレード、航空機機体の補強部等、軽量で高い強度や高い耐熱性が必要な部品には、ステンレス鋼、チタン合金、耐熱合金といった、難削材が多用されている。これらのワークは、大きな隅R形状で設計されていることが多く、機械加工において大径で大きなコーナRを持った専用のラジアスエンドミルが必要とされている。 同社は、異なるねじれ角を複合させた不等リード形状を持つ“インパクトミラクル制振ラジアスエンドミル”と、切削抵抗を低減させた独自の断面形状を持つ“エムスターハイパワーラジアスエンドミル”の二つのシリーズにおいて、ニーズが高い5mmおよび6.35mmの大きな隅R形状の加工に対応するため、φ16とφ20の大径サイズを追加した。 「VF-MHVRB/MSMHDRB」の主な特長は次の通り。 @びびりが生じやすい薄肉形状部品や、工具寿命が問題となる耐熱合金に対する高付加価値加工が可能な“インパクトミラクル難削材加工用制振エンドミルシリーズ”と、汎用性の高い“エムスターエンドミルシリーズ”の二つのシリーズより選択が可能。 Aそれぞれのシリーズで、φ16×R5、φ20×R5およびR6・35の3型番を標準在庫として追加することにより、ユーザーの要望にタイムリーに対応する。 B切れ味に優れたコーナR形状を採用したラジアスエンドミルであり、難削材の高能率加工が可能。 両シリーズともに3型番ずつ(何れも4枚刃)を追加。 標準価格は、[型番]VFMHVRBD1600R500が65,620円(税込み68,900円)、MSMHDRBD1600R500が41,330円(税込み43,400円)などとなっている。 1月5日発売で、初年度の販売目標は1,000万円。 4枚刃インパクトミラクル 制振ボールエンドミル 小径サイズ追加 三菱マテリアルツールズは、三菱マテリアルが開発、製造する難削材加工に適した“四枚刃インパクトミラクル制振ボールエンドミル”「VF-4SVB」に新たなサイズを追加、販売開始した。 航空機部品などに多く用いられるステンレス鋼やチタン合金、耐熱合金などの難削材の加工においては、高能率加工を行おうとするとびびり振動が発生し、問題となることがあった。同社はこの問題に対し、耐びびり性に優れた“4枚刃インパクトミラクル制振ボールエンドミル”「VF-4SVB」を商品化し、高い評価を得ている。 今回、難削材小物部品の高能率加工に対応できる小径サイズ(四型番)を追加した。 「VF-4SVB」の主な特長は次の通り。 @R切れ刃に不等カーブ形状を採用し、難削材や薄肉部品の加工においても、びびりを抑制し、高能率加工を実現する。 A従来の四枚刃ボールエンドミルに比べ、底刃部分のチップポケットを大きく確保することにより、切りくず排出性を向上させている。 B耐熱性に優れた“インパクトミラクルコーティング”を適用。高い皮膜硬さと耐酸化性、低い摩擦係数により、高精度・高品位加工を実現する。 標準価格は、[型番]VF4SVBR0100が13,1200円(税込み13,860円)、VF4SVBR0250が15,100円(税込み15,855円)などとなっている。 1月5日発売で、初年度の販売目標は1千万円。 オフセット砥石を超える高い研磨力を発揮 3MTMペーパー砥石ディスク 住友スリーエム 「EGD36」新発売 住友スリーエム(社長=ジェシー・ジー・シン氏、本社=東京都世田谷区)は、高い研磨力となじみ性、長寿命の特性を兼ね備えた研磨材、3M TMペーパー砥石ディスクEGD36の販売を昨年12月13日より開始した。 溶接・切削加工・鋳造などの現場におけるグラインダー作業では、常に高い研磨力が求められている。主にオフセット砥石が利用されているが、グラインダー作業中の研磨かすなどによる目詰まりが研磨力の低下につながり、作業効率が落ちる課題があった。 この課題を解決する研磨材として新発売された3M TMペーパー砥石ディスクEGD36は,セラミック製で消耗時にも鋭利な切っ先を維持する特性を持つ「3M TMキュービトロン TM-砥粒」を採用しているので、従来のオフセット砥石に比較して2.5倍の研磨力を誇る。 また、フラップディスク形状を採用しているのでグラインダー作業中の研磨かすなどによる目詰まりを起こしにくく、作業時間を短縮でき作業効率を高めることができる。 このため、タービンやポンプなど各種プラント設備の製造、メンテナンスのほか、溶接ビードの除去、切削加工後の仕上げ研磨、面取り、新しい鋼材の表面を覆っている黒皮の除去などのグラインダー作業に適している。 3M TMペーパー砥石ディスクEGD36は、粒度36番手に相当。砥石・研磨材商社や工具商社を通じて販売し、価格はオープン価格となっている。 3M、キュービトロンは、3M社(本社=米国ミネソタ州)の商標。 ESD(静電気放電)/ATEX対応 ケーブル保護管短納期に イグス 1月よりドイツ本社に在庫 イグスGbmH(ドイツ/ケルン市)が10年前に「イグミッドESD(静電気放電仕様の特別素材)」を発表して以来、この材質で成形された同社の「エナジーチェーンESDシリーズ」は好評を得ている。 今年一月より同社では、ユーザーが機械や設備の設計をより速く進められるように、ケーブル保護管「ジッパー」「E2/000」「E4・1」「E4/ライト」シリーズのESD対応版を、本社ドイツに在庫を持つことになった。全部で280種類のESD/ATEX(爆発の危険性がある環境での使用を目的とした機器に関する欧州の指令)対応ケーブル保護管を在庫し、日本への納品の目安は3週間前後となる見込み(製品・納品場所により納期は異なる)。 電子機器の生産を安全に ESD/ATEX対応ケーブル保護管は、「イグミッドESD」という特殊材質でできている。同材質は、静電気が発生すると被害が及ぶような精密機器や部品を製造および取り扱いする環境向けに開発された。 物が動くことによって機械部品間で摩擦が生じ、それが静電気を起こす。最大一万ボルトの電圧が起こりうるため、アース接続によって電気を逃がすのが一般的。多くの場合、電流はそれほど高くないので人体に影響はない。 しかし、精密機器や部品にとって静電気は修理不可能なダメージを与えかねない。そのようなダメージを回避するためにはシステム全体をアースする必要がある。そのためには、「オートメーション設備の生命線」とも言えるケーブル保護管が帯電しないことが重要である。 爆発の危険を回避する 静電気の放電が危険なのは、電子部品だけにとどまらない。揮発性のガスや埃、蒸気に引火し、爆発に至る危険がある。薬品業界や積み荷のハンドリング、塗布工程などにおいて「エナジーチェーンESDシリーズ」が静電気放電を予防してくれる。 「エナジーチェーンESDシリーズ」は、標準材質「イグミッドG」に特別な物質を追加して導電性を確保しているため、他社の導電レイヤーのみを添加した一時的な静電気放電対策の製品とは異なり、半永久的に導電性を失うことはない。 また、欧州のATEX指令のEXU 2 GDクラスの認証を受けていること、出荷前の全量検品にて導電性が備わっているかどうかテストしていることも安心して使用できるポイントだ。 イグス 多軸ロボット向けアプリケーション ケーブル保護管の調整機能 付き巻き戻しシステム開発 小さな溶接ロボットから大きなパレタイジングロボットまで、あらゆるアプリケーションの電力供給用ケーブル保護管を手がけるイグスは、ケーブルを安全にガイドする「RSP」調整機能付きケーブル収納システムを開発した。大きなロボットアームや複雑な三次元の動きに対応する。 安定した動き RSP(空圧巻き戻しシステム)は、シリンダーの力で動く。シリンダ内の圧力を変えることで巻き戻す力を調整することができる。「かかる力は安定しているので、ケーブル保護管内のケーブルやホースがどんなに複雑な構成になっていても確実にケーブル保護管を元の位置に戻します」と同社担当者。 RSPは、取り付けブラケットを使えば様々なロボットに手早く簡単に取り付けることができる。このシステムは、長さ調整可能(500〜1,000mm)で場所をとらず、軽量。 モニタリングのオプション プログラムシーケンスが頻繁に変わるロボットや、また100%予測できないような動作をするロボットには、オプションでモニタリングシステムをつけることができる。とくに、カメラや画像キャプチャーシステムによって動くロボットには効果的としている。ロボットのコントローラーまたはPLCにつなぐことでモニタリングが可能。あらかじめ設定された距離も長くシリンダーが伸縮すると、近接センサーが作動し、信号が発信される。プログラムがよく変更されるようなシステムでも、安心して使用することができる。 三次元の動きを可能にするケーブル保護管 「トライフレックスR」は、パワーケーブル、データケーブルなど様々な三次元での電力供給の場面に使うことができる。ロボット向けに特別に開発されたエナジーチェーン(ケーブル保護管)は、約250のパーツでケーブルやホースをガイドする。このロボット用ケーブル保護管には三タイプある。 一つ目は、密閉タイプで粉塵や火花片が舞うような過酷な環境からケーブルを保護するもの。 二つ目は、「EZ(イージー)」タイプで、ケーブルを保護管の切り込みから押し込み、簡単に収納ができるもの。 三つ目は、保護管部分は半スケルトン状になっているため、ケーブルの収納も素早くでき、また組立ても簡単な軽量タイプ。 以上のような「トライフレックスR」シリーズは、世界中で幅広く使われており、在庫からの短納期も可能。「トライフレックスR」が抗張力を吸収するため、ケーブルの寿命を延ばすことができたりダウンタイムを軽減できることも大きなメリットとしている。コレットチャックの検索が ニーズに合わせて容易に ユキワ精工 ホームページを充実 ユキワ精工(社長=酒巻和男氏、本社=新潟県小千谷市)は、コレットチャックの専門メーカーとして50年以上にわたりコレットチャックの製造を行っている。今まで、ワークの形状や使用条件に応じた様々なコレットチャックの製造実績があったが、その実績をPR用資料として発行していなかった。 今回、ユーザーの要望に応える形で、コレットチャックのホームページを充実させ、ニーズに合ったコレットチャックを検索しやすいよう改定した。 ◆コレットチャック概要 コレットチャックは、加工時にワークを固定する、あるいは切削工具を固定するための消耗工具。工作機械や搬送機の部品の一部で、その機械に組み込まれて使用される。コレットとチャックユニットで構成されており、ワークはチャックユニットに組み込まれたコレットが開閉することで、ワークの着脱と固定を行う。 ◆改定した内容 ・コレットチャックの製品写真、参考図を分類別に掲載した。 ・特殊チャックユニットの事例等も掲載した。 ・12月1日より専用の問い合わせフォームを作成し、仕様に関する問い合わせができるようになった。 ◆掲載WEBアドレス http://www.yukiwa.co.jp/sc TOTO新製品 業界初「便器きれい」機能 新「ネオレストハイブリッドシリーズ」 TOTOは、ウォシュレット一体形便器の環境性能をさらに進化させた新「ネオレストハイブリッドシリーズ」を、2月1日(水)に発売する。 新「ネオレストハイブリッドシリーズ」では、業界初の「便器きれい」機能を搭載している。除菌効果のある水を自動で便器ボウル面にふきかけ、便器を除菌する。便器の汚れを抑制し、トイレのきれいが長持ちする。汚れが付着しにくい「便器きれい」機能を搭載し、便器内部の形状を見直すことにより、さらに少ない水量での便器洗浄が可能となった。新「ネオレストハイブリッドシリーズ」の床排水タイプでは業界最少の3.8?(2011年11月現在)洗浄を実現した。 また、使用時だけ素早く便座を暖める「瞬間暖房便座」を搭載し、省エネ達成率の向上を実現。その他、ソフトな水流で広い範囲を一気に洗える「おしりソフト洗浄」も新たに搭載している。 フルモデルチェンジ 新「ウォシュレット アプリコット」 TOTOは、ウォシュレットの代表シリーズをデザイン・機能ともに進化させ、フルモデルチェンジした新「ウォシュレットアプリコット」を2月1日に発売する。 新「ウォシュレットアプリコット」では、業界初の「便器きれい」機能を搭載する。除菌効果のある水を自動で便器ボウル面にふきかけ、便器を除菌する。便器の汚れを抑制し、トイレのきれいが長持ちする。 同製品は多くの機能が搭載されていることを感じさせない厚さ99.9mmのスリムデザイン。隙間や凹凸が少なく、サッと一拭きできる掃除がしやすい形状になった。 また、使用時だけ素早く便座を暖める「瞬間暖房便座」を搭載し、業界トップ(2011年11月現在)の省エネ達成率221%(アプリコットF3W、F3AWの場合)を実現した。その他、ソフトな水流で広い範囲を一気に洗える「おしりソフト洗浄」も新たに搭載している。 組合員13社から137名が参加 山下氏と雪野さんが優勝 愛鋲協 親睦ボウリング大会開催 愛知鋲螺商協同組合(理事長=土方成一氏・金城螺子製作所社長)のボウリング大会が昨年12月11日、名古屋市千種区の星ケ丘ボウルで開催され、組合員の従業員や家族ら137名が参加して親睦を深めた。 当日、参加者は午前9時30分より順次受付を済ませ、午前十時、土方理事長の始球式でゲームスタート。およそ1時間30分にわたり3ゲームを行った結果、男子の部は山下哲治氏(藤田螺子工業)がトータル672ピン、女子の部では雪野佳代さん(金城螺子製作所)が同466ピンでそれぞれ優勝した。 ゲーム終了後はパーティールームへ移動して表彰式が行われ、はじめに大会委員長である大野理事(中部製作所社長)が「今回13社より137名の方に参加いただいております。このボウリング大会は、愛知鋲螺商協同組合の福利厚生部が主催して、組合員の社員の方に福利厚生の一環として皆さんに楽しんでいただき、かつ組合員相互の交流を深めていただこうと毎年開催いたしております。ここ5年間、100名を超す方々に参加していただいております。このボウリング場を貸し切りにできる180名を目指して役員一同頑張っておりますので、今後ともご協力をよろしくお願いいたします」と挨拶。 続いて土方理事長が「今年度から理事長を務めさせていただいております、土方でございます。本日はお疲れ様でございました。3月に東日本大震災があり、その影響を受けて、戻りかけた経済も減速をしてしまいました。夏以降、頑張って参りましたが、またまたタイの洪水による減産などで色々な影響が出ているのではないかと存じます。このボウリング大会は、全レーンを貸し切って行うことを目標にしております。ぜひ来年度も開催したいと存じますので、ご参加の程よろしくお願い申し上げます」と挨拶した後、成績発表に移った。 男女別に上位入賞者と各賞受賞者が発表され、それぞれに賞品が贈られた。 上位入賞者は次の通り(敬称略)。 【男子の部】 ▽優勝=山下哲治(藤田螺子工業)672ピン ▽準優勝=近藤俊和(藤田螺子工業)605ピン ▽第3位=杉本篤(八幡ねじ)526ピン 【女子の部】 ▽優勝=雪野佳代(金城螺子製作所)466ピン ▽準優勝=野々辺美子(藤田螺子工業)459ピン ▽第3位=吉田一代(藤田螺子工業)489ピン ※組合の特別ルールにより、過去3年間の優勝者が最高得点となった場合は第3位とすることになっている。 鈴木誠氏(山田商工)が優勝 静岡県管工機材商組合 製販親睦ゴルフ会開催 静岡県管工機材商組合(理事長=村松孝一氏・村松商店社長)では、昨年12月2日に「製販親睦ゴルフ会」を静岡県島田市の“静岡カントリー島田ゴルフコース”を会場に開催し、正会員はじめ賛助会員等36名が参加して平素の腕前を競った結果、正会員の山田商工の鈴木誠氏がネット72.6で見事優勝を飾った。 プレイ終了後は表彰式に移り、和やかな雰囲気の中、入賞者にそれぞれ賞品が渡された。 上位入賞者は次の皆さん。(敬称略) ▽優勝=鈴木誠(山田商工)N72.6H8.4 ▽2位=松原博(鈴萬工業)N72.8H19.2 ▽3位=中西英之(冨士機材)N75.2H16.8 ▽ベスグロ=鈴木誠(山田商工)81 三和シヤッター工業と LIXILがOEM契約締結 製品供給開始は2012年3月 三和ホールディングス(社長=高山俊隆氏・本社=東京都新宿区)と住生活グループ(社長=藤森義明氏・本店=東京都江東区)は、2011年11月10日付けで双方の事業会社間でのOEM供給(相手先ブランド名での製品供給)について、具体的協議を開始する旨発表していたが、この度三和シヤッター工業(社長=木下和彦氏・本社=東京都板橋区)とLIXIL(社長=藤森義明氏・本店=東京都江東区)は正式にOEM契約を締結することとし、一部の軽量シャッター及び軽量ドアについて供給を開始することを合意した。 1、今回具体的にOEM供給を開始する商品 @三和シヤッター工業が、LIXILに対して2012年3月より、一部の軽量シャッター(LIXIL鈴木シャッター取扱製品)の供給を開始する。 A三和シヤッター工業が、LIXILに対して2012年3月より、鋼製ドアのうち、一部の軽量ドア(LIXIL鈴木シャッター取扱製品)の供給を開始する。 他の商品については現在協議中であり、協議が整ったものから順次OEM供給を開始する予定。 2、OEM供給開始による両社のメリットについて 今回のOEM供給の開始によりLIXILにおいては、外部調達による生産コスト低減を見込むことが可能となり、三和シヤッター工業においては、主要商品の数量増による生産性向上が見込まれ、両社の事業基盤の強化につながる。 LIXIL 最優秀賞は新井和さん(名古屋市) 光るどろだんご全国大会 住宅設備機器・建材の総合メーカーである株式会社LIXIL(社長=藤森義明氏・本社=東京都千代田区)は、昨年11月月27日、INAXライブミュージアム「土・どろんこ館」(愛知県常滑市)にて、同館で開催している土の体験教室「光るどろだんごづくり」の腕を競う「光るどろだんご全国大会2011」を開催した。 4回目となる今大会は、全国の営業拠点と連携し、21道府県、26会場にて地区予選を開催。総参加者735名の中から選出された代表30名が技を競い合った。 最優秀賞は、名古屋市の新井和(あらいなごみ)さん(9歳)の作品「雪だるま」、優秀賞は高知県土佐市の山本妙(やまもとたえ)さん(36歳)の「そらうみ希望の光」、愛知県東海市の小出修基(こいでしゅうき)さん(12歳)の「ピカソ」、そのほか優良賞3点、企業賞3点、挾土秀平(はさどしゅうへい)特別賞1点が表彰された。 最優秀賞の新井さんは、青い地に白や赤の色を使って雪だるまを描いた。冬を連想するモチーフとして雪だるまを選んだそうで、顔の部分を描くのが難しかったと話していた。 INAXライブミュージアムの辻孝二郎館長は、「どろだんごを装飾する技術が年々幅広く、高度になってきている。審査する側も大変だった。今後も、もっと技を磨いて、オリジナルなどろだんごづくりに挑戦してほしい」と講評した。 加工範囲が広がる放電加工機 中日本 メカトロニクスウィンターフェア 三菱電機 500名が来場し盛況 三菱電機(社長=山西健一郎氏・本社=東京都千代田区)の産業メカトロニクス事業部(事業部長=稲葉元和氏)では、昨年12月9・10日の両日、名古屋市東区にある名古屋製作所内FAコミュニケーションセンターにおいて、「中日本メカトロニクスウィンターフェア2011〜中部大商談会〜」を開催した。期間中、金型・板金・部品加工業者など約500名が訪れ、盛況を博した。 今回は、昨秋に開催されたメカトロテックジャパン2011名古屋に出展し、来場者の関心を集めた高速高精度細穴放電加工機や、高生産性二次元レーザ加工機eXシリーズ、新型大型レーザ加工機等を主に展示、実演した他、レーザ加工機技術講演会も同時開催した。 産業メカトロニクス事業部では、タイの洪水で浸水した工作機械の特需の他、国内向けも「じわじわと回復している」と話しており、高度な加工に対応する機械のニーズが高い。それに対応した高精度形彫放電加工機「EA1V ADVANCE」の販売が順調に伸びている。マシニングセンタでは削りにくい、細かい部分については形彫放電加工機で削ることで、高度な加工が実現できる。 また放電加工機は従来金型を製作するために用いられていたが、昨年発売した高速高精度細穴放電加工機「SH-12」は、部品や下穴加工もできるとして、ドリルでは加工困難な細くて深い、例えばシリンダーの噴射ノズル等の細穴をあけることができ、直径0.1mm〜3mmの細穴を高品位加工できるのが特長。発売後、小型精密加工部品に対応できるとして、人口歯等の医療機器部品分野にも加工範囲の広がりを見せているという。 過酷な状況下での使用に 耐える トルクヘッドが登場!! TOP ラチェットN形トルクヘッド 作業工具の総合メーカー、トップ工業(社長=渡辺一郎氏、本社=新潟県三条市塚野目2190-5)は、土木建設現場など異物が入ったり、障害物に当たったりする環境下での作業にも耐える、ユーザー待望の強力形トルクヘッド「ラチェットN形トルクヘッド」を昨年12月に発売した。 同製品は、水辺や悪天候でも使用できるため水道・建設・電力などの室外作業に適するほか、自動車・機械・設備関連にも多岐に渡って使用できる。 主な特長は次の通り。 ●爪の切替部の開口が大きく、異物が入っても排除しやすく、メンテナンスが容易。 ●トルクヘッド単体でまず仮締め作業をし、トルクハンドルに装着してトルク締めをすると、作業の効率化が図れる。 ●本体はもちろん、爪も鍛造品で耐久性に優れている。 ●爪のかみ合わせが二ツ山のため、耐荷重性抜群。 ●ギア数24で15度でラチェット駆動する。 標準価格は一丁6,800円(税込み7,140円)。 環境問題をテーマにした 創作バレエで年忘れ 月曜会 12月例会華やかに 異業種交流の月曜会(代表世話人=松田謙三氏・児玉興業会長)の12月例会が昨年12月19日午後6時より、名古屋市西区樋ノ口町のウェスティンナゴヤキャッスルで開催され、会員ら90名余りが出席した。 今回は、名古屋在住の童話作家・藤真知子氏の原作で、環境問題(地球温暖化)をテーマにした絵本『モットしゃちょうと モリバーバのもり』を基にした創作バレエを鑑賞。バレエ組曲の作曲は伊藤安信氏(楽器晴海堂社長、愛知芸術文化協会員)、振付、諏訪等氏(豊田バレエ学校・豊田シティバレエ団主宰)。3氏は月曜会会員。 豊田シティバレエ団などの出演で、作家の藤氏自らが朗読も担当し、一年の締めくくりにふさわしい豪華な舞台となった。 当日のプログラムは、このほか「タランテラ」「ラ・スパニョーラ」。 2012年1月8日(日) 2442号 次回MECTは2013年10月23日〜 人材開発委の初会合開く 愛機工 12月理事会を開催 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=野田道典氏・ノダキ社長)は、昨年12月6日午後4時より名古屋市中区の東京第一ホテル錦で12月理事会を開き、メカトロテックジャパン(MECT)2011の結果報告をはじめ、社員戦力化事業の実施状況や全機工連人材開発委員会の第1回会合の報告などを行った。 冒頭、野田理事長より挨拶があり、議事に入った。 第1号議案=会員の増強活動の件は、三晃技研工業(大阪府高槻市、切削工具・プリント配線資機材ほか)の賛助会員加入と、愛幸発條(日進市)の賛助会員脱退が事務局より報告され、承認された。 第2号議案=MECT展については、伊藤実行委員長(副理事長・春日鋼機社長)より開催結果が報告された。 MECT2011は9月29日〜10月2日の4日間、ポートメッセなごやで開催された。出展者数365社・団体、1,490小間。内、組合関係出展者98社、355小間。入場者数は8万3,057人となり、目標の8万人を上回った。 10月27日に東京第一ホテル錦で開催されたMECT展反省会(懇談会)には、出展者をはじめ実行委員、主催のニュースダイジェスト社、組合役員約100名が出席。ニュースダイジェスト社の黒田社長(当時)が同展の報告をした後、出展者と意見交換を行い、概ね成功との意見が多く寄せられた。しかし一方では、来場者の業容別色分けや日曜開催・会期の設定、ナイター開催の見直しなど、課題も提言された。 次回のMECT2013は、2013年10月23日〜26日に開催される。 第3号議案=社員戦力化事業については、事務局より事業報告と今後の予定が示された。 経営者・管理者セミナーは10月4日に東京第一ホテル錦で開催され、福田悦久氏(豊田通商)が「自動車産業の急速なグローバル展開と機工商品の購入変化」をテーマに講演した。受講者65名。 このあとの事業予定は@経営者・管理者セミナー=12月6日午後6時〜、東京第一ホテル錦(同理事会終了後)。テーマ「職場のメンタルヘルス…予防と対処について」、講師・村井みほ氏(村井みほクリニック院長)。受講者30名。 A経営者・管理者セミナー=2月7日午後3時〜、東京第一ホテル錦(理事会前に開催)。テーマ「危ない会社の見分け方、最近の倒産事情」、講師・小島永嗣氏(東京商工リサーチ)。 B社員研修「営業マンのビジネス数字」(継続事業)=1月24日、講師・林理事(広島商事社長)。 C社員研修「トラブル&クレー=2月15日午後1時〜4時30分、見学先・ヤマザキマザック美濃加茂製作所及びフェニックス研究所。 E社員研修「営業社員・幹部社員研修」=2月(予定)。 第4号議案=全機工連人材開発委員会については、水谷委員長(副理事長・ミズタニ機販社長)より、第一回会合の模様が報告された。 人材育成委員会は、これまで戦力化委員会に併せ今後の方針を検討してきたが、中部ブロック各組合より担当者を一名選任して定期的に開催する。実務は愛知組合が中心となるが各組合から広く意見を求める。11月11日午後3時よりル・ウエストで開催された第一回人材開発委員会では、他組合の担当委員は不在だったが、社員教育を中心に自由な発想で意見交換が行われた。提言された項目は、継続して議論を重ね課題を絞って具体化していく。 第5号議案=第71回野球大会報告は、六浦厚生部長(六浦本店社長)より行われた。冬期の試合は事故が懸念されるため大会を再度中断することとなった。当初は、今大会の年度内終了を目指していたが日程的に難しく年度をまたいで優勝戦まで行う。次回大会(第72回、平成24年度)は、今大会終了後に開会する。懸念された大会再開の球場については、4月の毎週日曜日に確保できる予定で、一宮運動場(土曜日開催/申請中)と合わせ集中して実施する予定。 第6号議案=組合親善ゴルフ大会については、引き続き六浦厚生部長より報告された。第38回大会は10月19日に貞宝カントリークラブで行われ、2年振りの開催に35名が参加して親睦を深めた。収支報告があり、承認された。 第7号議案=組合新年会については、担当の熱田支部滝沢支部長(松本商店社長)より当日の詳細について説明された。 2012年愛機工新年賀詞交歓会は1月11日午後6時よりANAクラウンプラザ・ホテルグランコート名古屋で開催される。出席者数360名を見込む。12月1日、支部忘年会を兼ねた試食会を開き当日の段取り確認や食事メニューの見直しをまとめた。 第8号議案=三役・相談役会報告は、野田理事長より行われた。11月19日の会合では@次年度組合組織(体制)A全機工連・愛知大会(2013年)B全機工連・人材開発委員会を議題に現状報告と意見交換が行われた。 第9号議案=部会報告。 【総務部】理事会及び組合の運営に努める。 【情報部】組合報秋号を11月に発送した。景況調査は1月に実施する。 【経対部】社員戦力化事業及び人材開発委員会を並行して取り組む。12月19日に戦力化委員会を開き人材開発及び中部ブロック会議について要項をまとめる。ブロック会議は2月16日、名古屋逓信会館(仮予定)。 【事業部】中小企業共済、ガソリン取次事業を継続して強化する。またカーリースについては間もなく正式な契約を結び具体的な活動に入る。 【青年部】全国青年部交流会を11月2日に開催した。幹事は東機工青年部。参加13組合66名。当青年部は、森部長、滝沢副部長はじめ五名が参加し「震災後の日本経済をどの様に生きるか…嵐の中の工具商」をテーマに各地域の参加者と意見交換した。今後の予定は、忘年会を12月13日、日帰りバスツアーを2月4日に実施する。内容は神戸・異人館&瀬戸内クルーズ。参加者募集中。 【厚生部】年内に厚生部会を開催し野球大会について次回大会も含め進行を検討する。 第10号議案=業界情報は、人材開発委員会提言について報告された。 第11号議案=その他として、事務局年末年始休業と次回理事会日程が伝えられた。次回理事会は2月7日の開催で、@経営者セミナー午後3時〜4時30分A理事会午後4時40分〜6時B理事懇親会午後6時10分〜8時を予定している。 「職場のメンタルヘルス」 予防と対処について 経営者・管理者セミナー開催 愛知県機械工具商業協同組合は12月6日の理事会終了後、経営者・管理者セミナーを実施した。 今回は、精神科・心療内科が専門の村井みほ氏(村井みほクリニック院長)を講師に招いて「職場のメンタルヘルス(予防と対処)」をテーマに話を聞いた。受講者30名。 現在、職場のストレスなどでうつ病などにかかる事例が多く発生しており、労働災害として認定されるケースも出ている。 精神疾病の予防や対処は企業にとって避けられないテーマとなってきているが、あまりその予防法や対処法は知られていないため、今回は専門家に、従業員が精神疾病にかからないようにするための環境づくりや、もし病んでしまった場合の早期発見の重要性、専門医との連携、さらに職場復帰後の経過観察といった企業の対応について学んだ。また県内にある相談機関の紹介も行われた。 質疑応答では、実際に従業員が患ってしまったという人に対して具体的なアドバイスがあったほか、非常に対応の難しい「新型うつ」についての話も出ていた。 今年度残りの事業を確認 1月24日に新年賀詞交歓会 GKC 12月理事・役員会を開催 岐阜県機械金属商業協同組合(GKC、理事長=関谷治頼氏・岐阜機械商事社長)は、昨年12月7日午後6時30分より韓国食彩「オモニ玉宮店」(岐阜市玉宮町)において、理事・役員会を開催した。 理事・役員会では、関谷理事長が、総会以降実施された理事会、納涼ビアパーティー、懇親ゴルフ会などの事業報告を行った後、1月24日に新年賀詞交歓会(会場…岐阜会館)、2月16日に中部ブロック会議(会場…名古屋逓信会館)、3月にボウリング大会を開催するといった今後の事業計画を確認した。 市橋会計担当副理事長(市橋商店社長)より今期決算の概略が説明され、関谷理事長は「皆さんの協力により、収支は黒字で終えられそう」と話した。また、組合のメリットをどのように打ち出していくかについては、今後も継続して具現化を目指していく考えを示した。 来期の計画として、JIMTOFの見学会、研修会の実施、今期好評であった懇親ゴルフ会の継続、福利厚生は恒例のビアパーティーとボウリング大会以外の事業の実施、会員の増強などの構想が理事長より打ち出された。 このあと嶋崎総務担当副理事長(シマザキ商会社長)が新年賀詞交歓会に関し、開催時間や会費など詳述した。 理事・役員会後は忘年会に移り、和やかに歓談して互いに1年間の労をねぎらった。 新年賀詞交歓会は1月26日 全員例会は2月23日開催へ 岐阜県管工機材商組合 12月理事・忘年会開催 岐阜県管工機材商業組合(理事長=森嶋靖雄氏・大東会長)では、昨年12月5日午後6時より岐阜市柳ヶ瀬西北の“う我仁”において、「12月度定例理事会(忘年会)」を開催し、新年賀詞交歓会での準備内容を決定した。 当日審議され、承認された議案は次のとおり。 ▽第1号議案=平成24年新年賀詞交歓会開催の件 1月26日に岐阜グランドホテルで開催、当日の式次第に沿っての役割について審議した。 賀詞交歓会当日は、午後5時30分に受付を開始し、同6時に開会。 役割分担について、司会進行・開会の辞は山田理事(山兼社長)が決定した。 来賓について、岐阜県知事、市長、岐阜県管設備工業協同組合に案内を持参する予定。 また恒例の抽選会も実施される他、前年通り参加者全員に手土産を配る。 ▽第2号議案=第60回製販親睦ゴルフ会結果報告の件 平成23年11月17日に関市山田芳洞の岐阜関カントリー倶楽部の西コースを会場に開催し、正会員はじめ賛助会員等23名が参加した。賛助会員の清水合金製作所の西澤輝哉氏がネット74.6で見事優勝を飾った。 ▽第3号議案=2月度全員例会開催の件 開催日を2月23日午後5時30分からとし、岐阜グランドホテルで行う。 ▽第4号議案=その他の協議事項 ・岐阜県内での公共事業については、地産地消とのお願いを前向きにお願いしていき、岐阜県管工機材商の存在価値を高めたい。 ・競合他社による安値攻勢がさかんな地域も、最近一部では落ち着きを見せている。 次回理事会は2月23日午後5時から岐阜グランドホテルで開催する。 理事会終了後は忘年会が開催され、和やかな雰囲気の中懇親を深めていた。 発電総出力が世界最大級の 中電・川越火力発電所見学会 愛知県管工機材商協組 事業部会主管 愛知県管工機材商業協同組合(理事長=小川信氏・山信社長)の事業部会(部長=成田幸隆氏・大成工機社長)主管による「中部電力・川越火力発電所見学会」が昨年12月7日に開催され、組合員ら21名が参加した。 当日は晴天の下、三重郡川越町にある川越火力発電所と、併設の川越電力館テラ46の見学、その後桑名市に移動してなばなの里のイルミネーションを楽しんだ。 バス車内にて成田事業部部長は「今年は震災以降、電力不足の問題が発生し、エネルギーへの関心が高まりました。今日は火力発電所について学びたいと思います」と挨拶を述べた。 川越火力発電所は、LNG(液化天然ガス)をボイラで燃焼させ、その蒸気の力でタービンを回転させ、電力を生み出している。電力の総出力は480万2,000kwで世界最大級の火力発電所。 一行は福田館長から川越火力発電の概要を聴講後、中央制御室で9名程が24時間2交代制で集中管理をする様子や、タービン建屋内のタービン発電システムを見学した。参加者は「発電システムは思ったより小さい」と感想を述べていた。 併設する川越電力館テラ46では、46億年の地球(テラ)と人の共生を学んだ後、バスでなばなの里へ移動した。 場内にある日本料理「翡翠」で、小川理事長の挨拶、大藪相談役(大清会長)が乾杯の音頭をとり、懇親会を開催した。植田事業部担当副理事長(ウエダ社長)の中締めで終了後、なばなの里メインイベントである、ウインターイルミネーションを見学した。平日にもかかわらず満員の場内で、圧倒的なスケールの光の競演に参加者は感動し、写真撮影も行われていた。 年頭所感 平成24年 年頭あいさつ 岐阜県知事 古田 肇 新年おめでとうございます。 皆様には、健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。 待ちに待った「第67回国民体育大会・第12回全国障害者スポーツ大会」の年を迎えました。半世紀振りに岐阜県全域を会場に、国内最大のスポーツの祭典、かつ約80万人の方々が出会い、交流を深める壮大な舞台が開幕します。 今年は、岐阜県のアイデンティティ「清流」の名を冠した「ぎふ清流国体・ぎふ清流大会」を何としても成功させるとともに、三つの分野で、その成果を県政に生かしていきたいと考えています。 一つ目は「県民総参加」です。合い言葉に掲げた、「輝け はばたけ だれもが主役」が示すとおり、運営ボランティア、花飾り、歓迎のぼり旗の作成、清掃活動など、とにかく身近な自分に出来る形で両大会に参加し、多くの県民の皆様に主役となっていただきたいと願っています。一方で、そうした活動を通じて深まった地域の絆を、コミュニティの再生、更には地域医療、地域福祉の向上へとつなげていきたいと思います。 人と人との絆、地域の絆の再生は、東日本大震災の被災地の力強い復興に通じるものであり、その意味でも両大会を日本「再生」のシンボルにしたいと思っています。 二つ目は、両大会を、「県の未来につながる大会」にしなくてはなりません。両大会は決して一過性のスポーツイベントではなく、県内の自然、観光、芸術、文化、モノづくりなどあらゆる魅力の発信につながる千載一遇のチャンスです。「岐阜の宝もの」を核とした新たな観光キャンペーンの展開や新たな県産品の開発、若者流出を防ぐとともに、人、モノを呼び込む地元中小企業の秘めた力のアピールなどを、開催期間中はもちろん、終了後も継続していきます。 そして三つ目は「天皇杯・皇后杯の獲得」を目指すことです。同時に、高い競技力を両大会終了後も維持発展させていくことが大切です。このため、選手・指導者の定着、スポーツ環境の整備、学校、企業、団体等が一体となった強化体制の整備・継続はもちろんのこと、各地で開催された競技をその地域のシンボルスポーツとして根付かせる取り組みを進めていきます。 以上のほか、新年においては、引き続き行財政改革を着実に進めつつ、東日本大震災を踏まえた防災対策の充実・強化、長期化している歴史的な円高に対応した積極的な産業政策、雇用対策の展開に重点的に取り組んでいきます。 最後になりましたが、県民の皆様、今年は力を合わせて、岐阜の地から多くの出会い、感動を全国の方々にお届けしましょう。そして、皆様お一人、お一人が、さらには岐阜県が、「輝き、はばたく」素晴らしい年にしたいものです。 末筆ながら、今年一年の皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。 新しい年、復興とさらなる発展の年 一般財団法人 機械振興協会 会 長 庄山 悦彦 皆様には、色々な大事がありました昨年を振り返り、新たな希望と決意を持たれて、新年をお迎えのことと存じます。 昨年3月に発生した東日本大震災で被災され、未だに大変なご苦労をされている多くの方々には、心よりお見舞いを申し上げます。 さて、当協会は昨年四月より一般財団法人に生まれ変わり、産学官連携センターの開設など新たな取り組みを始めております。同センターは、機械産業の視点から産学官連携の広域的な交流を促進し、全国各地の産学官連携活動の成果を横断的に普及させることを目標に掲げておりますが、当協会と致しましては、同センターを核に技術、経済の両研究所のシナジー効果を最大限発揮させ、日本の機械産業の発展に貢献したいと考えております。 現在、日本の機械産業を取り巻く環境は、大震災の影響に加え、欧州金融不安に伴う超円高、さらに、タイ大洪水の影響など、これまで私たちが経験したことのない非常に厳しい局面にあります。また、日本の社会経済的状況は、人口減少社会の進行に伴う地域経済の疲弊、あるいは企業における後継者の不足等々、多くの課題に直面しております。 そこで、当協会では、事務局、技術研究所及び経済研究所が三位一体となって、内需の掘り起こしと新産業の創出、中小企業を含む製造業のグローバル化への対応、そして大震災からの本格的な復興への貢献という視点に立脚し、日本の機械産業の活性化のために必要なサービスの提供、新技術の開発及び産業の実態調査・分析をこれまで以上に積極的に実践してまいります。 本年も皆様からのご支援、ご指導を何卒、宜しくお願い致します。 国産材の利活用促進へ 技術開発に拍車を 中部木工機械工業会 理事長 宮川 嘉朗 輝かしい西暦2012年の初春を迎え謹んでお慶び申し上げます。 平素は、当会の事業に格別のご理解とご協力を賜り厚くお礼申し上げます。 さて、昨年3月大きな被害をもたらした東日本大震災はその後も被災者および地域、更には日本経済に困難と試練をもたらせました。この上は政府に迅速かつ実効性ある施策を求めると共に、国民は挙って復旧・復興に向けた支援活動を推進してまいらねばなりません。 木工機械の需要の大宗であります住宅産業は2011年における住宅着工件数が約80万戸に留まったものと思われます。今後もこの水準で推移し、長期優良住宅を柱とした「量から質へ」の時代へと移行するものと考えられます。また、政府が掲げます木材自給率50%を達成させる一環として、公共建築物における木材利用促進を図る取り組みは一段と強化されるものと期待されます。 そうした状況から木材加工機械業界は当分追い風をうけることになりますが、木工機械メーカーといたしましては国産材の利活用促進を踏まえた技術開発に拍車を掛けると共に中長期的な展望として海外市場を含めた新規需要の開拓もまた重要であります。 昨年、開催しました第40回名古屋国際木工機械展/ウッド エコテック2011は出品者数、小間数、入場登録者数共に前回展を上回る結果となりました。メーカー団体が主催するわが国唯一の同展に参加する出品者には、先進かつ最新の技術や情報を発信する機運と使命感があります。一段と技術革新が進みセンスアップされた出展状況のなか、海外及び国内各地からご来場いただいたビジターはいずれも積極的で、活発な商談が展開されましたことはご同慶に堪えません。 また、《木機展・名古屋2011》を象徴する技術優秀賞は技術水準、独創性、経済効果等において高く評価された五点が顕彰されました。更には、特別展示やセミナー等の併催事では早生樹種利用促進の現状や地産地消に取組む関係者が日頃の成果を披露するなど時宜を得た多彩な情報が発信され、併せて産学交流も活発に展開されました。このように、所期の目的を達成し盛会裡に閉幕しました同展は次回展への期待が大きく膨らむ展示会となりました。これも偏に関係各位のご尽力の賜物と感謝し衷心よりお礼申し上げます。 なお、次回展は2013年(平成24年)秋、ポートメッセなごやにおいて開催する予定でございますので一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。 最後になりましたが、本年も倍旧のご指導とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げますと共に関係各位のますますのご繁栄とご健勝を祈念いたしまして年頭のご挨拶といたします。 「飛竜乗雲」のごとく 日本工作機械工業会 会長 横山 元彦 平成24年の新春を迎え、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。 昨年は、日工会創立60周年という大きな節目の年に当たり、関係者一同万感の思いで過ごした一年でありました。 また昨年は、内外で予想だにしなかった事態が相次ぎました。取り分け、3月11日に発生した東日本大震災によって、わが国社会は、人的・物的に著しい被害を受けました。被災された皆様方、特に津波に襲われた地域の方々、原発事故で今なお避難を余儀無くされている方々に、心からお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。 さて、昨年の工作機械業界を振り返りますと、毎月の受注額は、概ね1,000億円を超すレベルを維持して順調な回復基調を辿り、直近11月までの受注額累計は、前年比37%増の1兆2,100億円となっております。 このうち、内需につきましては、一般機械や自動車を中心に緩やかに上向いているものの、歴史的円高に起因する国内需要産業の伸び悩みを背景に、その水準はピーク時の半分程度にとどまっております。 他方、外需に関しては、好調なアジア市場に牽引されて、年間で過去最高額を更新する見込みとなっております。中でも、中国はわが国工作機械産業にとって、国内市場に次ぐ第二の市場として、一段と存在感を増しております。 このような中、本年の工作機械受注は、引き続きアジア市場を中心として、外需主導で底堅く推移するものと見込んでおりますが、欧米の財政危機などの懸念材料も多く、全体的に先行き不透明であります。この中で、受注環境の変化に機敏に対応しつつ、あらゆる受注機会を捉えるよう業界を挙げて頑張っていきたいと思います。 併せて、当工業会と致しましては、わが国工作機械産業が、技術やサービス等の質的側面においても世界をリードし、日本はもとより、あまねく世界の産業界に貢献することを第一義として、諸事業を展開していく所存であります。 このためには、まずは有為な人材が不可欠であることは言うまでもありません。当工業会では、次代を担う人材の確保・育成に向けて、産学の人材交流を積極的に推進するとともに、工作機械に関する社会的認知度の向上を図るべく、諸活動に注力して参ります。 わが国工作機械産業の持続的成長の実現に向けて、当工業会では、特に今後の拡大が期待される新興国市場について、製品の開発・供給から、アフターサービスに至る全ての面において、競合国との差別化を図り、総合的な戦略の構築に取り組みたいと存じます。 翻って、中長期的な観点では、今後、業界各社が採るべき方策の一助とするため、産学官の英知を結集して、わが国工作機械産業が克服すべき課題と目指すべき方向を明らかにし、本年5月を目途に、「工作機械産業ビジョン2020」として、とりまとめることとしております。 さらに、今年はJIMTOFの開催年に当たります。主催者として従来にも増して盛大かつ国際色豊かな展示会を目指し、その成功に向けて、会員各位とともに万全を期したいと考えます。 このほか、工作機械の標準化活動の強化、次世代技術開発の促進など、幅広い事業を展開するとともに、本年4月からの一般社団法人への円滑な移行に向けて鋭意準備を進めて参ります。 関係各位には、更なるご指導とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。 本年は辰年です。わが国工作機械産業が「飛竜乗雲」のごとく大きく飛躍することを祈念いたしまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。 満足いただける商品・サービスで 価値ある企業を目指したい キッツ 代表取締役社長 堀田 康之 謹んで新年のご挨拶を申しあげます。 皆様には、格別のご高配を賜り厚く御礼を申しあげます。 さて、昨年の経済環境を振りかえりますと、東日本大震災の発生、福島第一原発の事故、歴史的な円高が日本経済に大きな影響を与えた厳しい一年となりました。また、海外においては、欧州債務危機や不透明な米国経済、中国やインドなどの新興国にもその成長に陰りが出はじめた年となりました。 新年を迎えた2012年の国内外の経済は、残念ながら明るい兆しを見出しづらい状況にあります。しかしながら、新年は、震災による被災地の復旧・復興を加速する年となり、グローバル化した経済環境の下、円高対策やTPP問題など日本経済が抱える難局を、私達は乗り越えていかなければならない年と考えております。 キッツグループは、このような経済環境の中で、お客様が要求する品質、納期に対応し、円高による厳しい価格競争を乗り越えていくために、「現状を是認することなく、常に高い目標を持って、知恵を出し仕事に取組み事業環境の変化に対応していく」ことが重要だと考えております。そして、お客様に満足していただける商品・サービスを創造して、その価値を認めていただける企業を目指してまいりたいと思います。 最後に、今年の干支は「壬辰(みずのえたつ)」の年です。その意味あいから、皆様にとって、新年が、改革や革新の動きに対してしっかり準備を整えて対応され、実り多き年になることを祈念いたします。 「着実に前へ」 オーエスジー 代表取締役社長 石川 則男 2012年の新春を迎え、謹んでお慶び申し上げます。 また、東日本大震災、福島原発事故で被災された方々に慎んでお見舞い申し上げますと共に、被災地の一日も早い復興を心より祈念申し上げます。 世界経済はリーマンショックを経てようやく回復の足取りを見せておりましたが、わずか2年弱で欧州金融不安が高まり、再び不透明な状況に陥りました。 また長期化する円高は製造業の努力の範囲を大きく逸脱しており製造業の空洞化は日本経済最大の課題と言っても過言ではないと思われます。 そのような中、企業に求められているのは市場の変化、顧客の変化に対応する機動力であり、顧客のニーズを捉える力が試される時代であると思います。 当社は長期的な視野に立ってグローバルでの顧客への対応力と最適地生産の強化に取り組んでおり、2012年も着実に前に進みたいと思います。顧客への対応力は、グローバルレベルでのサービス体制の強化に加えて、現地生産を強化すべく、アジアだけでなく欧米でも大きな投資を計画しています。メーカーの生命線は、新製品開発でありどのような製品も必ず進化する余地があると思います。日本国内は、特に製品開発部門への投資を今まで以上に積極的に行いたいと考えます。 最後になりますが、日本経済の益々の発展と皆様のご健勝を祈念いたしまして年初のご挨拶とさせていただきます。 「復活の年」全力を尽くす ユアサ商事 代表取締役社長 佐藤 悦郎 年頭にあたり、謹んで新春のお慶びを申し上げます。 2012年は日本にとって「復活の年」であります。東日本大震災では住宅や社会インフラなどの建設関連分野が甚大な被害を受けましたが、今年は本格的な復興に向けた街づくり、家づくりが大きく進みます。また、昨年タイで発生した大洪水の影響により、日本の製造業は生産低下を余儀なくされましたが、今年は自動車や電機など裾野が広い産業界が、世界シェアの奪回に向け大きく踏み出す一年ともなります。 また昨年は歴史的な円高が日本の輸出産業に大きな影響を及ぼしましたが、日本は既にグローバル化の波の中にあり、円高に対応しそれに打ち勝たなければなりません。今年も製造業の海外移転は、コスト低減、日本の電力事情、製造拠点の分散化、現地生産・現地販売へのシフト等を要因として加速すると思われますが、私たちもこの流れに順応し、日本企業の力をあらためて世界にアピールしなければならないと思います。 「アジアの産業とくらしに貢献するユアサ商事」としては、今こそ全力を尽くすときと考えております。そのためには、販売先様、仕入先メーカー様との協力、努力が不可欠でございます。何卒ご理解とご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。 さて、私が今最も関心を寄せておりますのは「国のエネルギー政策」であります。この政策の内容、良し悪しが今後の私どもの活動に大きく影響するだけでなく、広く言えば日本の針路を左右するものと思うからです。今年も電力事情が大きく改善されるとは考えにくく、様々な産業や個人の生活に大きな制約が出ることが予想されます。一方で「節電」をテーマとした新しい取り組みや新ビジネスが多く生まれる年となるでしょう。 また「先行不透明」とよく言われますが、振り返ってみれば「平穏無事」と言われる期間は短く、常に経済面で何かが起こり、また変化しています。変化を当然のことと受け止め、自らの目で先を見通し、できる限りの準備を怠らないことを肝に銘じ、取り組んでまいりたいと思います。 最後になりましたが、皆様にとって希望と幸福に満ちた素晴らしい一年となりますよう心からお祈り申し上げまして、新年のご挨拶とさせていただきます。 「備 無 憂 有」 トラスコ中山 代表取締役社長 中山 哲也 「備えなければ憂い有り」と読んでいただきたい。常識的には「備え有れば憂い無し」というところですが、「備えはやっておいた方が賢明ですよ」の時代から、「備えを怠っていたら大変なことになりますよ」の時代に変わったと確信しています。 「想定外の出来事」は自然災害のみならず、社会や経済にまで波及し、国家まで破綻しかねない状況です。ユーロ圏に端を発した国家の信用収縮、財政面から見れば日本がもっとも厳しい状況なのに、大問題にならないのは、日本の国債がほとんど国内で消化されているからに過ぎません。信用不安の矛先がユーロから日本に向けられた時、「想定外」どころか、「とんでもない」出来事が起こるのではないかと危惧しています。収入と支出のバランスを欠いた家計も企業も成り立たないのと同様に、国家もまったくかわりありません。 日本は極端に言えば支出の半分しか収入がなく、赤字国債で帳尻を合わせている借金大国なのです。よって「ムダを切りつめれば…」だけでは到底成り立たないのです。にもかかわらず、当選目当ての選挙公約を振りかざす政治家が多いことに、この国の未来に不安を感じずにはいられません。 きっと起こるであろう「想定外の出来事」を憂いとして、備えをしなければなりません。まずは、人も企業も三割アップの知力と実力を身につけなければなりません。オールラウンドでの三割アップが理想的ですが、知識だけでも、ヤル気だけでもかまいません。大事なことは、過去の延長では未来につながらないことを知ることです。「自分だけは絶対に困らないだろう…」と安楽的に考えないことが、一番の防衛方法なのかも知れません。どんな「想定外の出来事」が起こったとしても、全員で乗り切る一年にしたいと思います。(2012年社内向け年頭所感より) 復興元年、私たちの出番 山 善 代表取締役社長 吉居 亨 年頭にあたり謹んで新年のごあいさつを申し上げます。 新しい年を迎えましたが、昨年の3・11に発生した東日本大震災のことを想い起こしますと、今年は、心から「あけましておめでとうございます」とは言い難いものがあります。未曾有の大災害は、わが国の政治を、経済を大混乱に陥れ、多くの人々の生命を奪い、日常生活を根底から破壊しました。あれから10カ月近くが経ちましたが、年が変わっても被災地域の復興はまだまだ道半ばであり、厳しい冬とともに避難生活を余儀なくされている人々がたくさんおられます。 新しい年も被災地域の完全復興に向けた息の長い活動が続きます。復興とは仮設住宅のような間に合わせではなく、震災前以上にしっかりした人々の生活基盤を築くこと、モノをつくること、ビジネスの拠点をつくること、経済活動を拡大することです。その意味で、これからが「私たちの出番」になります。モノづくりにかかわる私たちが、次の時代を見据え、知恵と技術と、気概と気力と行動で復興に全力を尽くし、役割を果たさなければなりません。また、そうすることが、長く続く国内のモノづくりの閉塞感に風穴を開け、日本を元気にする足がかりになるのではないでしょうか。私たちも、社会的責任を負う企業として、日々のビジネス活動を通じて、しっかり復興支援の一端を担ってゆきたいと思います。 日本のモノづくりは、経済のグローバル化や円高といった環境下で、生き残りとさらなる飛躍を目指して成長市場であるアジア新興国への移転が相次ぎ、大震災でその流れは一段と強まりました。しかし、昨年後半のタイの大洪水で自動車をはじめ進出企業の生産がストップするなど、混乱を来たしました。多大なリスクをともなう海外移転は、将来的な不安は解消されないままです。世界の工場といわれる中国も消費市場としての期待は大きいものの、モノづくりには賃金コストのアップなど対処すべき課題も出てきました。そうなると、アジアの新興国もいいのですが、やはり、モノづくりも消費も安心、安全な日本国内の見直し、強化が必要になってきます。 日本は今年、大震災からの本格復興を目指して大きく動き始めます。日本の「復興元年」と位置付けてもよいと思います。国の復興に向けた補正予算は十兆円規模。もう一度言いますが、私たちの出番です。自らが果たすべき使命・役割を認識し、商品力や専門力を発揮して、東日本の、ひいては日本の復活に貢献しながら、私たちの生産財と消費財の飛躍に結びつけることができればと願っています。 本年の皆様のご多幸と益々のご活躍を心から祈念致します。 原点に立ち返り 求められる役割を粛々と ジーネット 取締役社 長古里 龍平 謹んで新年のご挨拶を申し上げます。 昨年は、東日本大震災の発生が、何にも増して衝撃的な出来事であり、決して忘れることのできない年となりました。津波の被害にあわれた多くの人びと、福島第一原発事故の影響を受けている地域の住民など、今も不自由で不安な生活を送っておられる方々が大勢いらっしゃいます。当社のお客様の中にも、被害を受けられた会社が多数あり、中には甚大な被害にあわれたお客様もありました。しかしながら、それらの企業のほとんどが早い時期から業務を再開して、復旧・復興のために逞しく活動しておられます。 我々も常日頃より「日本のものづくりを応援する」ことを標榜し、活動してまいりましたが、今回の被災地で活動される方々を見て、また、不十分な状況の中でそれらのお客様にお応えしようと駆けずり回る現地の営業社員を見て、企業として果たすべき責任や役割の重大さを改めて考えさせられました。 震災の他にも、史上最高価格を更新した円相場や、ギリシャに端を発した欧州危機、タイでの洪水の影響やTPPの行方など、企業を取り巻く環境は激動のさなかにあり、その先行きは伺い知れない状況です。そのような時こそ、社会のお役に立ち、必要とされる企業として存続していくという「経営の目的」の原点に立ち返り、求められる役割を粛々と果たし、堅実な事業活動を行なっていくことが必要であると考えております。 震災からの復旧・復興、日本経済の回復に、少しでも貢献できるよう努めてまいりますので、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 世界市場に挑む カツヤマキカイ 代表取締役会長 木村 雄一 新年明けましておめでとうございます。 2011年は東日本大震災、津波、バンコク大浸水、第二次リーマンショックでの米国・欧州の経済危機、日本もそのあおり受け超円高不況、と追い打ちを掛けられる激しい一年でしたが、改めて気付かされた事は、日本と世界の繋がりが如何に強く、大切であるかという事です。 また東日本大震災、津波、バンコク大洪水、米国、EC諸国経済危機を見ていると、グローバル時代には「強者」は存在しないことを教えられます。 この荒れ狂う世界経済を見ていても、日本企業が育てたタイ王国を含むASEAN諸国が世界に与える経済影響は大きいです。 日本企業はあらゆる商品デザイン力に長けています。商品を作るにあたっては、ライセンス提携企業とのパートナーシップは非常に重要です。 その点、日本企業はモノづくりに対して、信用と信頼を含めたあらゆる経営展開面において、高い能力を持った経営者が多い。 日本企業で作ったモノはもっと世界で売れます。私共は日本国内だけではなく、視野を世界に挑む日本企業に向け、またその傘下の外資企業に向け、自らもグローバルな経営展開をする2012年にしたいと考えます。 日本は幕末、世界第二次大戦、第一次ドルショック、バブル崩壊、リーマンショック…等を乗り越え、昨年は東日本大震災、津波、南紀州を襲った台風12号、米国・欧州の経済危機での超円高による不景気…と続きますが、日本企業は難問題から決して逃げず、真正面に問題事項を受け止め、日本は見事に成長を成し遂げて来ました。 日本人には「Why not? Nothing is impossible.」、日本語に変えれば「為せば成る」「不可能なことはない」…この不撓不屈の精神が強くあります。皆様頑張りましょう! 頑張ろう、日本! 愛機工組合 2011年各支部忘年会 賀詞交歓会に向け万全を期す 12月1日 熱田支部 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=野田道典氏・ノダキ社長)の熱田支部(支部長=滝沢有一氏・松本商店社長)は、昨年12月1日午後6時より、「支部忘年会と組合新年賀詞交歓会下見・試食会」として、会場となるANAクラウンプラザホテル・グランコート名古屋にて開催し支部員ら15名が参加した。 滝沢支部長は挨拶で、日頃の組合活動への協力に礼を述べ、「今日はしっかりと打ち合わせをして1月の賀詞交換会を成功させましょう」と話した。 山崎事務局長より式次第について説明があり、各セクションのリーダー▽統括=滝沢支部長▽司会者=服部支部幹事(大宝社長)▽受付=乾理事(山下機械社長)▽会場係=佐藤支部幹事(佐悦社長)▽来賓受付=山本理事(センサスヤマモト社長)と支部員の担当、現在の参加申し込み状況が発表された。 続いて水谷副理事長(ミズタニ機販社長)から賀詞交歓会への準備協力のお願いと、大宝の服部会長が熱田区の街づくり協議会委員メンバーの一人として作成している、好評な「熱田ぐるりんマップ」の紹介がされた。服部会長から内容説明と広告協賛の案内があり、熱田支部としての広告掲載が了承された。マップには区の史跡や名所が紹介されており、駅などに無料配布されている。 その後力強い発声の乾杯があり、当日の食事メニューを試食した。中締めを乾理事が行い、賀詞交歓会に向けて万全を期した。 各社カラーを出し頑張ろう 12月1日 東支部 東支部(支部長=田中知之氏・ミユキ商會社長)は、昨年12月1日午後7時より名古屋市中区錦の「嘉っとび炉端 ざぶん」で、支部員・賛助会員ら38名が参加して忘年会を開催した。 忘年会は野崎理事(常磐精機社長)の司会で進められ、冒頭、田中支部長は挨拶で、忘年会への出席と日頃の組合活動並びに支部活動への理解、協力に対してお礼を述べた後、「円高、震災、原発、タイの洪水と今年も色々とありました。最近の経済情勢から見まして、まだまだ厳しい状況です。各社様のカラーを出しながら、頑張っていただきたい。東支部の一年間の行事は総会、ゴルフ会、ビアパーティー、そして本日の忘年会です。無事に行うことができました」と一年を振り返った。 引き続いて、林副支部長(組合理事・広島商事社長)の力強い発声で乾杯。 当日参加した賛助会員一人ずつから挨拶があり、支部員らは情報交換しながら親睦を深めていた。 倉地理事(倉地社長)の中締めで盛況のうちにお開きとなった。 次年度の事業も話題に 12月3日 尾張支部 尾張支部(支部長=服部利一郎氏・服部商会会長)は、昨年12月3日午後5時30分より、名古屋市中区金山町のANAクラウンプラザ・ホテルグランコート名古屋の30階にあるスカイレストラン「スターゲイト」で忘年会を開催。支部員とその家族17名が参加した。 冒頭、服部支部長が「本日は大変お忙しい中、尾張支部の忘年会に参加いただき誠にありがとうございます。今年はなかなか支部事業ができませんでしたが、来年度は、今年新装になりました名古屋市科学館のプラネタリウムの見学会なども考えております。色々あった一年でしたが、本日はその様なことも忘れて一日楽しんでいただければと存じます」と挨拶。 伊藤理事(伊藤商事社長)の発声で一同乾杯した。 名古屋の夜景を眼下に、フランス料理を楽しみながら一年を振り返り、新しい年が良い年であるよう願った。 本格台湾料理で年忘れ 12月13日 中南支部 中南支部(支部長=鈴木俊雄氏・マルマン商事社長)の忘年会は、昨年12月13日午後6時30分より名古屋市中区栄の「台南担仔麺(たいなんたーみい)」において、支部員ら二十名が参加して行われた。 定刻になり、設営担当の大矢支部役員(山勝商会名古屋営業所長)が「今年は、3月11日の東日本大震災、秋口のタイの洪水等々があり、皆様の業績にも多少なりとも影響が出たのではないかと存じます。本日は今年最後の支部の行事です。和気あいあいと楽しく過ごしたいと思います」と開会の挨拶。 中南支部では前回の忘年会から、支部員は社員や取引関係者などを同伴して参加する形をとっており、鈴木支部長は挨拶で「中南支部が存続する限り、この様な形で進めたい」と話した。さらに「今年は少し景気が良くなったかなという感じでしたが、来年は今年よりも良くなるのではないか」と期待感を示した。 続いて組合事務局の渡辺さんより組合の現況が報告された。 山本杉本商事名古屋営業所長の力強い発声で乾杯。 会場は元中日ドラゴンズの抑えのエース郭源治氏が経営する店で、参加者は本場の台湾料理を満喫しながら一年を振り返り、新年にかける思いなどを語り合った。 2012年はさらに良い年に 12月16日 西支部 西支部(支部長=滝川和彦氏・滝川物産社長)は、昨年12月16日午後6時より名古屋市中区錦の「錦個室の扉 和桜ひとひら錦店」で、支部員ら16名が参加して忘年会を行った。 梅村理事(梅村本店社長)が司会進行役を務め、冒頭、初参加となった藤川伝導機の池谷名古屋営業所長が紹介された。 滝川支部長は挨拶で「今年1年を振り返ってみますと、3月の東日本大震災から、現在も続いている超円高、タイの大洪水、それとヨーロッパの経済不安。タイの大洪水では、自動車産業をはじめ、大きな影響が出ております。ヨーロッパの経済不安が来年も尾を引かないでほしいと願っております。本日はこんな良い所で最後の締めを行えることとなりました。和気あいあいと情報交換をしていただき、来年はさらに良くなって、皆さんが元気よく過ごせるように願っていきたい」と述べた後、力強く乾杯の音頭をとった。 会場では和やかに談笑する参加者の姿が見られた。 また、2月10日に支部ボウリング大会を企画していることが伝えられ、参加が呼び掛けられた。 1月21日豊川稲荷参拝へ 12月21日 北支部 北支部(支部長=熊田達也氏・久満田商会社長)は、昨年12月21日午後6時30分より名古屋市中村区名駅の北京料理「百楽」で、支部員ら10名が出席して忘年会を開催した。 長村理事(長村商店社長)が司会進行を務め、冒頭の挨拶で熊田支部長は日頃の組合活動への協力に御礼を述べ「12年の干支は辰であります。昇り竜を期待していきたい」と述べた。 また今後の支部事業の計画にも触れ、毎年恒例となっている豊川稲荷の初詣について1月21日に参拝することが決定した。また、2月16日に幹事会、総会は3月8日を予定していると報告された。 続いて山崎事務局長がメカトロテック2011での協力に感謝の意を表した。また北支部が2013年の愛知県機械工具商業協同組合の新年賀詞交歓会担当になることを伝え、引き続き協力をお願いして一同乾杯した。 支部員は和やかに歓談し一年の締めくくりとする中、永田支部役員(永田商店社長)が力強く一本締めをし、終了した。 役員会では、年度後半行事を審議 12月13日 愛機工青年部 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=野田道典氏・ノダキ社長)の青年部(部長=森庸一氏・森哲社長)は昨年12月13日、名古屋市中区の「和桜ひとひら」で忘年会を開催し、部員ら45名が参加した。 東爪会合担当幹事(マルマン商事)司会の下、森部長が「青年部の活動を着実に自分なりに行ってほしいです。あとで必ず仕事、友人関係等いい結果につながるものです」と激励し、力強い発声で一同乾杯した。会は部員同士懇親を深め楽しむ中、ゲーム大会で一層盛り上がった。 途中、慶弔規定により該当者にお祝いが贈られ、また愛知県中小企業団体中央会の愛知大会で、優良青年部として愛知県知事表彰を受賞したことを中央会担当の野崎社長(常磐精機)より報告された。滝沢副部長(松本商店)より中締めの挨拶があり、服部統括幹事長(服部商会)の一本締めで終了した。 当日は忘年会に先立ち青年部役員会が行われ、礒貝幹事(ユアサ商事)の司会進行で報告各議題について審議した。 内容は次の通り。@青年部忘年会について東爪会合担当幹事より、忘年会の式次第が説明された。Aレクリエーションについて荒木レクリエーション担当幹事(NaITO)より、2月4日に開催するルミナス神戸と南京街見学会の現状の申し込み人数が報告された。70名程の参加を見込む。B他産業視察について澤口研修担当幹事(ピカコーポレイション)より、3月3日に滋賀県にあるダイフクの最新物流システムと機器の総合展示場である「日に新た館」を見学後、京都の月桂冠等を訪れる予定と報告された。C組合野球大会については丹羽野球担当幹事(杉本商事)より、年内は中断し4月から再開する。平成24年度の第72大会は、今大会の終了後に開始すると報告された。Dその他の件については服部統括幹事長より、来期の人事編成を協議する時期にきていることと、青年部会費を利用しての新企画が提案され、1月役員会での議題とした。次回役員会は1月19日。 ヨシタケ新製品 工具使わずスクリーン交換 ストレーナ「ST-10」 ヨシタケ(社長=山田哲氏・本社=名古屋市瑞穂区)は、NEXSTシリーズのストレート型ストレーナに、工具を使わずにスクリーンの交換ができメンテナンス性に優れた新製品「ST-10」を発売した。 主な特長・仕様は次の通り。 【特長】 ・工具を使わずにスクリーンの交換が可能。 ・流体の流れと同軸方向にスクリーンを入れることでボディを大幅にコンパクト化 ・圧力損失を大幅に低減 ・流体を無駄にすることなくメンテナンス可能 ・電着塗装で優れた耐食性 【仕様】 ・適用流体=冷温水、油(灯油、A・B重油) ・最高使用圧力=1.0MPa・最高使用温度=80℃・標準60メッシュ・取付姿勢は水平・垂直任意 流れ方向360度、全方向配管可 「TSF-11」「TSF-11F」 ヨシタケは、TRAPSTARシリーズとしてフロート式スチームトラップの新製品「TSF-11」「TSF-11F」(以下TSF)を発売した。TSFは装置設計の概念を変える多量トラップであり、流れ方向が360度全方向の配管が可能で、蒸気使用装置のスチームトラップ配管の選択肢を大幅に広げることを実現した。 主な特長は次の通り。 @フロート式多量トラップ Aフロート、エアベントなどの主要部品とコックが一体構造となっており、コックを回転することで流れ方向360度全方向での配管が可能。 B高圧用ベローズ式エアベントの採用により、配管内の空気を迅速に排出。 Cストレーナ内蔵タイプ。 D主要部品はステンレス製を使用し、耐食性向上。 「前向きにチャレンジしたい」 仕入先各社と親睦図る ミユキ商會 恒例の忘年会盛大に ミユキ商會(社長=田中知之氏、本社=名古屋市昭和区円上町)は昨年12月16日午後7時より、同社仕入先のメーカー・商社ら約80名が参加して、名古屋市中区錦の東京第一ホテル錦で忘年会を開催した。 冒頭、田中社長が、「本日はお忙しい中、また非常に寒い中、皆様方にご参加いただきまして誠にありがとうございます。私共会社は、2009年7月13日に現在の社屋に移転いたしました。リーマンショックの真っ只中の時でございました。売上も利益も激減した時でしたが、そんな中、皆様と共々一生懸命やってまいりました結果、本日こうして皆様方のお顔を見られるものと思っております。私共の決算は10月の末で、12月に数字が出てまいりますが、売上は二割増です。これも皆様方のお陰と感謝いたします。ただ利益がこれについて来ないことが、今年(2011年)の課題であったと感じております。まだまだ数字上は満足しておりませんが、今期はある程度明るい見通しがついております。その中で、前向きな形でチャレンジをして行きます。今後とも益々のご協力、ご支援をお願いいたします」と挨拶し、威勢よく乾杯の音頭をとった。 会場では参加者が和やかに歓談。ほぼ全員に景品が当たる恒例のビンゴゲームで盛り上がり、田中ミユキ商會専務の中締めでお開きとした。 1月10日の新年会の詳細確認 賑やかに一年の締めくくり 名機工同友会 12月例会と忘年会 名機工同友会(会長=田中知之氏・ミユキ商會社長)は、昨年12月21日午後7時より、名古屋市中区錦のざぶんで12月例会を開催、会員ら25名が出席した。 例会は野崎総務幹事(常磐精機社長)の司会進行の下、新年会の打合せを中心に行われ、そのあと忘年会へと移った。 忘年会は三木厚生部員(三起工機常務)が司会を務め、はじめに田中会長が「今年(2011年)会長になりまして、まだまだ不慣れで皆様にご迷惑をおかけする所がありますが、皆様のご理解とご協力で何とかここまで頑張っております。1月10日にお客様をお迎えして新年会がありますのでよろしくお願いいたします。本日はお時間の許す限り、楽しく過ごしていただければと存じます」と挨拶。鈴木副会長(マルマン商事社長)の音頭で乾杯した。 出席者は一年を振り返りながら歓談したり、余興を楽しんだりして親睦を深めていた。 現ジュニアー会の最終行事 「壺中天」で忘年会 ジュニアー会 家族会を兼ねて開催 ジュニアー会(幹事長=長村康義氏・長村商店社長)は昨年12月3日午後7時より、名古屋市東区葵にあるフランス料理「壺中天」で忘年会を開催した。 現在のジュニアー会は、1985年(昭和60年)8月、親の代が作った初代ジュニアー会の設立30周年を機に、その名を受け継ぎメンバーの子弟10名で発足。それから26年余り、会員を増やしながらメンバー同士で互いに研鑽し合い成長してきた。今年、若手による新生ジュニアー会の発足に伴い、次の世代へバトンを渡す。 最後の行事となる忘年会には、会員の家族も含め33名が参加。野崎幹事(常磐精機社長)の司会進行のもと、冒頭、長村幹事長は挨拶で2011年を振り返り「1年間、皆様には本当にご協力いただきありがとうございました。『地にナマズ 国会ドジョウ 円ウナギ』というマネー川柳が今年(2011年)を表しています。本当に大変な事ばかり起こりましたが、私達はまだまだ頑張ってやって行かなければなりません。ジュニアー会の皆様はじめ、業界の方々と力を合わせて頑張って行きたいと思います。最後にまだ、新生ジュニアー会に引き継ぐ大事な事業も残っておりますので、ご協力をよろしくお願いいたします。本日は、素敵なフレンチをお楽しみください」と述べた。 現ジュニアー会の初代幹事長を務めた印藤氏(印藤商店社長)の発声で乾杯。会員らは26年間の思い出話に花を咲かせて和やかにひと時を過ごし、新生ジュニアー会の初代幹事長に決まっている小川氏(小川管商社長)の中締めで終了した。 福岡政行(白鳳大学)教授の講演会 第30回謝恩懇親会を開催 大東 340名が出席して盛大に 総合設備工事・管工機材総合商社の大東(社長=渡部勝裕氏・本社=岐阜市六条南)では、昨年12月6日の午後4時から、岐阜市長良川河畔にある岐阜グランドホテルにおいて「第30回大東謝恩講演会と懇親会」を、細江岐阜市長や堀江十六銀行頭取の来賓をはじめ、同社の取引先や仕入先を招いて同社社員と総勢340名が出席し、盛大に開催した。 第1部では白鳳大学教授でありテレビ出演も多数の福岡政行氏を講師に迎えて「これからの政局」をテーマに講演会を実施した。次の解散・総選挙に向けた新党の動きや、阪神・淡路大震災当時の村山首相の決断と行動の速さを紹介するとともに、福岡教授が定期的に東日本大震災の被災地へ足を運び現地報告と、被災地にお地蔵さんを立てる構想を述べた。 第2部の謝恩懇親会では、森嶋会長が挨拶に臨み、出席者にお礼を述べ「今年でこの会も30回目を迎えます。福岡先生に来ていただくのも24回目になりました。来年もこのような会が継続できるように頑張って参りたいと思います。一年間本当にありがとうございました」と深々とおじぎをした。 続いて渡部社長も出席者に、「この会が開催できるのも、ひとえにご来場の皆様の温かいご支援があったからこそと、深く感謝をしております。これからも末永くお引き立てをお願い申し上げます」と感謝の意を表した。 来賓挨拶では、堀江十六銀行頭取が「会は数年ぶりですが、ご出席されてみえる協力会社の方々のお顔ぶれがしっかりされてみえます。今後益々の発展を祈念致します」。細江岐阜市長は「上下水道等の社会資本整備は戦後にできたものが多く、老朽化している。市では財政が厳しい中で、何とか財源確保をしながら粛々と進めたい」。また上松JAぎふ組合長は、「この会は毎回盛大で素晴らしいといつも感心しております」と祝辞を述べた。 また岐阜市会議員の山田氏や広瀬氏、本巣市会議員の高橋氏や道下氏、西濃運輸硬式野球部監督の後藤氏が出席し、藤井参議院議員も東京からお祝いに駆けつけ挨拶を述べた。その後、岐阜芸子組合の芸子さんが雅な踊りを披露し会場に華を添えると、野々垣アピ会長が乾杯の音頭をとり、開宴。 参加者は互いに懇親を深める中、ビンゴゲーム大会やくじ引き抽選会、オークションが開催されると一層会場は沸き、盛況の内に福岡教授の一本締めで終了した。 今後の需要に望みを繋ぐ 羅針盤の役割的な存在 『第40回名古屋国際木工機械展』を顧みて 国内外の優秀な木材加工機械及び木質系廃棄物処理機器と切削工具等々を一堂に展示紹介した『第40回名古屋国際木工機械展/ウッドエコテック2011』が、全国木工機械工業会・中部木工機械工業会の共催によって、昨年11月2日〜5日までの会期4日間、名古屋市港区金城ふ頭二のポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)3号館で開催した。 60年近い歴史を持つ同展は、木材加工産業、木材廃棄処理の環境産業における機械生産設備の合理化と生産性の向上を目指す国内最大級の国際木工機械展で、知名度の高い専門展に位置付けられ、木工機械業界の明日への景気を左右する重要な担い手の役割を抱えている。とくに10年前までは世界4大展(ドイツ・ハノーバー、イタリア・ミラノ、米国・アトランタ)の一つに数えられ、アジア最大級を誇る国際木工機械展“木機展NAGOYA”の名で広く知られ、東アジア、東南アジアからの来場者で賑わった。バブル経済崩壊後は日本の住宅関連産業及び家具や建具などの木工産業界の市場縮小に伴い、次第に木工機械需要が低迷し、アジア全体から国内需要に絞られたが、製品の価格競争により台湾や中国勢が台頭し、世界的に高額な日本ハイテク機械販売が減少し、円高傾向とグローバル化現象から眼に見えて企業の弱体化が目立ち、2010年は大阪ウッドテクノロジーフェア、東京国際木工機械展が相次いで開催中止に見舞われ、機械業界の需要低迷の危機感の中にあって、名古屋展も一時開催が危ぶまれたが、機械メーカー各社が努力の甲斐あって、出品者数130社(団体・研究機関含む、前回展127社)、出品小間数543小間(同532小間)の規模で開催し、木工機械業界の今後を占う景気の羅針盤となる木工機械展により、会期中1万2,000人強の木材加工に携わるユーザー業者らで会場内に久しぶりの活気が戻った。 第40回展には、国内企業の121社を筆頭に、ドイツ24社、イタリア12社、台湾8社、オーストリア&米国4社、中国3社、スペイン2社、インドネシア&シンガポール2社、スイス・スウェーデン・デンマーク・フランス・ベルギー・ルクセンブルグ・インド・マレーシア・オーストラリアから1社の18ヶ国・地域の外国勢70社が参加した。また、会場内では企業出展の他に16の大学・研究機関、あいちの木で家をつくる会等の学研展示・特別展示コーナー、エコ展示21も設けられた。 新技術と情報の発信基地として期待 機械メーカー主体の同展は、展示品の過半数が最新技術を誇る新製品発表の場という特色を有し、1973年(第21回展)に創設された申請出品機対象のハイテク技術を競う同展独自の制度『技術優秀賞』は今回で20回目に当たり、木材産業及び関連産業の発展に寄与する独創的且つ高付加価値の優秀製品としてエントリー機種に注目が集まると期待したが、今回の申請機種が例年になく少なかったことが悔やまれた。審査は各業界関係者や研究者から構成される14人の専門委員によって個別書類審査、合同書類審査を経て、初日に最終の合同現物審査で五製品を選考した。審査座長の喜多山繁・東京農工大学名誉教授から選考基準は@機械としての技術水準(品質・操作性・保守の良さ、安全性、騒音・環境保全を含む)A独創性(萌芽的・将来性等)B経済効果でのポイントと、資源の有効利用や廃棄物処理などの観点も考慮する評価を重視した。審査結果、左記の5製品が受賞した。 ■兼房「UFO薄刃鉋胴」=独創的で高い技術力によって開発された鉋胴。高品質の切削面の創出、刃物材料の省資源性などを評価した。 ■菊川鉄工所「マテライザー“マルチ”&“エコ”」=間伐材や低質材の高能率製材が行え、現在求められるニーズに寄与し、機械操作の簡便性などを評価した。 ■太平製作所「G40‐Bイーグルキャッチャー」=極めて斬新なアイデアでラミナなどを横方向に圧締保持する機構で、その独創性、効率性などを評価した。 ■宮川工機「高速羽柄三次元切断機カッター付MPC‐25K」=羽柄材や2×4材等に対して多機能性、多目的の加工ができ、現在求められているニーズによく対応している機械として評価した。 ■山本ビニター「高周波コンパクト加熱接着機テクノアイロン=v=現場施工の作業にも優れ、移動可能でコンパクトな高周波接着機の利点を高く評価した。 これら受賞製品以外でも、新しい簡便で緊着力の高い結合金具、クランプ機構の斬新なボーリングマシン、高性能ダイヤカッターなどにも注目され、今後の発展が期待されるポテンシャルの高い機械が多かった。 審査講評の中で、喜多山座長は「環境改善に寄与する産業として期待される木材産業を発展させるには、木材資源の豊富な日本の木材生産を更に増強することも必要である。近年、きのこなどの特用林産物の生産額より下回った木材生産の低迷には種々の理由が挙げられるが、川下の木工機械の高い技術力を川上の木材生産力にも応用、増強して川上から川下までの総合システム的生産方式や機械開発をすることも木材生産の低迷打破に寄与するだろう。そういう意味で同展に素材生産から搬送などの林業関係の機械や装置をも今後出現すると見られている。関連業界のニーズに応える新しい機械の開発,新技術の開拓こそ業界全体の発展に繋がり、更にはサステナブル社会の実現に寄与する。これからも新しい技術と情報の発信基地となる同展に期待したい」とも付け加えている。 名古屋展の会期中の入場登録者数は1万2,293人と、前回展の1万1,025人を上回ったものの、常連の出展者数社が低迷する需要減から見合わせて不参加、参加復活組、新規出展者もあったが、展示小間を大幅に増加するに至らず、3号館の四分の一が未使用と、需要低迷の現れが強く影響したようだ。主催者は次回展も2013年秋に開催を決めているが、従来の開催時間、展示内容を見直し改善の考慮が必要である点も指摘されている。 (取材=橋本正史) お詫びと訂正 弊紙昨年12月4日付(第2438号)2頁の愛鋲協「開運・色風水セミナー」の文中、風水の中には木、日、…となっておりますのは誤りです。正しくは、風水の中には木、火、…です。お詫びして訂正いたします。 2012年1月1日(日) 2441号 新年に思う 新年明けましておめでとうございます。 昨年は、色々な事が起きました。東日本で発生した地震、それに伴う津波、原発事故での炉心溶融、1ドル70円台後半の常軌を逸した円高と、いずれも想像を絶するものばかり。 世界に目を向ければ、中東の春により民主化運動が進み、ギリシャの財政破綻からユーロ圏の経済不安、タイの大規模な洪水、年末には北の将軍の死去など、政治、経済、科学技術、そして自然が大きく揺れ動いた年でした。 今年は、辰年。辰はおめでたい印、吉兆として最高の文様で、古来より権力の象徴であったようです。 縁起の良い辰年にあやかり、昇竜のごとく、高い志をもって力強く前進して行ける年でありますことを祈念いたしますと同時に、紙面におきましては、ものづくりの集積地である中部地区の話題を中心に、読者の皆様に有益な情報をお届けできますよう一層努めてまいります。 本年もよろしくお願いいたします。 名古屋機工新聞社 岩田 健嗣 新春を迎えて 愛知県知事 大村 秀章 あけましておめでとうございます。 昨年は、東日本大震災という未曾有の国難や超円高による産業空洞化の危機等に直面し、日本全体が閉塞感に覆われた年でありました。 このような中、1日も早い復興を目指し、県民の皆様のご支援、ご協力のもと、被災地及び被災者への支援を行うとともに、日本の産業経済を支える愛知の責務として「愛知の元気なくして日本の復興なし」という決意をもって、中小企業支援を始めとする景気対策に全力で取り組んでまいりました。 新たな年には、こうした努力が実を結び、日本中に笑顔と元気を取り戻せるよう、さらなる取組を積み重ねていきたいと考えております。 このため、モノづくり産業の競争力強化に向け、航空宇宙、次世代自動車、新エネルギーといった新たな成長分野での産業振興や企業誘致に積極的に取り組むとともに、本年2月にオープンする「知の拠点」の「あいち産業科学技術総合センター」を活用し、県内企業の技術開発等を後押ししてまいります。 また、「あいちトリエンナーレ2013」や2014年の「国連ESDの10年最終年会合」に向けた準備を着実に進めるとともに、叡智を結集して、2027年のリニア中央新幹線開業を視野に入れた都市づくり、地域づくりに力を入れて取り組んでまいります。 さらに、農林水産業の振興やふるさとづくりを進めるほか、県民の皆様の安心・安全を確保するため、東海・東南海・南海の三連動地震に備え、防災対策を充実し、地域防災計画や地震対策アクションプラン等の見直しを進めるとともに、福祉、医療、健康等に関する施策を総合的に推進してまいります。 本年4月からは、いよいよ「東三河県庁」がスタートいたします。今後の愛知県全体のさらなる飛躍に向けた大きな柱と位置づけ、東三河の特性を生かした地域づくりを進めてまいります。 これらの取組を通じて、世界に誇れる産業力、経済力、文化力、地域力をさらに高め、「世界と闘える愛知・名古屋」の実現を目指してまいりたいと考えておりますので、県民の皆様の一層のご理解とご支援をお願い申し上げます。 年頭所感 中部経済産業局長 紀村 英俊 平成24年の新春を迎え、謹んでお慶びを申し上げます。 中部地域はものづくりの一大集積の拠点であり、これまで輸送用機械製造業を基軸として我が国の経済成長を牽引してまいりました。しかしEUの先行き不透明感による影響が懸念されるだけでなく、歴史的な円高の進行により企業収益が圧迫されており、厳しい事業環境にあります。 こうした状況の中、リーディング産業である自動車産業が力を持ちつつ、雇用を生み出す新産業の創出や海外市場の開拓により、新たな付加価値を創出し続けることが重要でございます。 当局といたしましては、今日の状況をしっかりと見据え、海外市場も念頭に置きつつ、地域独自の成長戦略である「中部地域八ヶ岳構造創出戦略」を引き続き推進してまいります。具体的には次世代自動車、航空機・ビジネス、ヘルスケア・ビジネス、グリーンクリーン・ビジネスの4つの産業の振興に重点を置きつつ、これらの産業の担い手である中小企業の支援及び農山漁村の活性化支援についても積極的に取り組んでまいります。併せてまちづくりの担い手である商店街の取組を支援するとともに、電力需給対策など国民生活の安全・安心の確保にも努めてまいります。 最後になりましたが、皆様のますますの御発展を祈念しまして、新年の御挨拶とさせていただきます。 年頭所感 三重県知事 鈴木 英敬 平成24年の年頭にあたり、謹んでごあいさつを申し上げます。皆様には健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。 さて、三重県では、米国発の金融危機に端を発する不況の影響に対しまして、切れ目のない総合的な雇用・経済対策に取り組み、東日本大震災により未曾有の被害に見舞われた被災地域の企業の操業支援やサプライチェーンの復旧に向けた施策など震災対策を講じてきたところです。 しかし、歴史的な水準の円高や欧州の債務・金融危機など、日本経済を取り巻く環境は一段と厳しさを増しており、一時持ち直しの兆しが見られた地域の雇用・経済の回復の動きは弱まっています。 本県では、おおむね10年先を見据えた長期的な戦略計画である「みえ県民力ビジョン(仮称)」の策定に向け作業を進めており、『幸福実感日本一』が実現できる県政運営の在り方を検討しています。 本県には先端的な産業や高い技術力を持つ中小企業など多彩な産業・技術の集積などがあり、これまでも日本経済をリードしてきましたが、さらに今後は、地域の資源や特性を生かした振興や、産業間、企業間、異業種間の連携、海外とのネットワークの構築など、つながりを生かした取組も必要ではないかと考えています。 こうしたことも踏まえて、本県が今後、何を成長産業と位置づけ、何で雇用を生み出していくのか、そのための強靭で多様な産業構造をどのようにつくりあげていくのか、この方向性を示すため昨年11月より「みえ産業振興戦略」の検討を始めたところです。その中で見えてきた、クリーンエネルギー分野をはじめとする成長産業の集積と育成、中小企業の競争力の確保などの政策課題について具体的な検討や取組を進め、新しい産業政策の展開につなげていきたいと考えています。 また、観光振興についても、平成25年の式年遷宮を全国に本県をPRする好機と捉えて様々な取組を行っており、昨年10月に施行した「みえの観光振興に関する条例」に基づき、観光産業を、本県経済を牽引する産業の一つとして発展させていきたいと考えています。 今年も引き続き、県民の皆様や関係機関と協働連携して、これらの施策を効果的に進め、「強靭で多様な産業構造」への転換を進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解とご協力をお願いします。 住んで自慢になるナゴヤへ 名古屋市長 河村 たかし あけましておめでとうございます。市民の皆様には、健やかに新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。 昨年は、東日本大震災により、東北地方を中心に甚大な被害が発生しました。本市におきましては、災害発生直後から現地に職員を派遣し、いち早く復興支援に取り組んでまいりましたが、とりわけ、津波により市役所を含む市域の大半が壊滅的な被害を受けた岩手県陸前高田市に対しては、日本でも初の試みとなる、行政全般にわたる“丸ごと支援”など、市民の皆様のご理解とご協力をいただきながら、様々な取組みを行っています。 また、本市においても、台風第15号により、家屋の浸水など様々な被害が発生しました。この対策として、早速、地元住民の皆様のご要望も踏まえ、排水施設や雨水貯留施設の整備をはじめ、必要な措置を取ることとしています。 このように、昨年は自然の脅威を目の当たりにした一方で、人と人との助け合いの重要性、市民の皆様の生活を守る基礎自治体の責務を改めて実感することとなりました。本市は、これからも「絆」を大切にし、引き続き被災地復興に向け支援をしていくとともに、市民の皆様が安心して暮らせるよう、きめ細かな防災対策や上下水道などのライフラインの整備に全力で取り組んでまいります。 こうした災害に強いまちづくりを進める一方で、市民の方が大いに楽しみ、また、市外から多くの人が名古屋を訪れ、さらには住んでいただけるよう、都市の魅力を磨いていかねばなりません。昨今、歴史やB級グルメが全国的な関心を集めていますが、本市においても、名古屋城を中心として活躍する「名古屋おもてなし武将隊」が人気を博し、戦国武将ブームを牽引しており、また、昨年は手羽先や味噌カツなどいわゆる「なごやめし」をテーマとしたイベントが多くの人で賑わいました。 今年は、市内の資源をさらに活かし、名古屋城地区での「世界の金シャチ横丁(仮称)」構想の推進や、名古屋テレビ塔を中心とした栄地区の魅力向上、歴史的建造物の保存活用、熱田神宮周辺の活性化などを通じて、市民の皆様が誇りを持てるまち、住んで自慢になるまちナゴヤをつくっていきたいと思います。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 『さらなる挑戦へ、新たな船出を』 名古屋商工会議所 会頭 高橋 治朗 明けましておめでとうございます。 会員の皆様には、お健やかに平成24年の新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。 昨年は、中日ドラゴンズが球団史上初のリーグ優勝連覇という、当地にとって明るいニュースもございました。惜しくも4年振りの日本一は逃したものの、大きな目標に向けて最後まで決して諦めないというナインの精神力・集中力と、勝利に対する執念は、厳しい経済環境の中で日々、経営努力を続けられております中小企業の皆様方にとりましても大変勇気づけられた出来事であったかと存じます。 大きな転換点を迎えて さて、昨年の日本経済は、東日本大震災や、その後のサプライチェーンの寸断、電力不足など、かつて経験したことのない未曾有の被害に苦しめられました。また、欧米の財政不安に起因する超円高やタイの洪水被害が輸出依存度の高い中部経済に深刻な影響を与え、産業の空洞化といった観点からも大変憂慮すべき事態が続いております。 中長期的に見渡しましても、わが国は人口減少社会を迎え、国内市場が縮小する中で如何にして経営基盤の維持・強化を図ることができるか、経営者の皆様方は大変難しい舵取りを強いられております。 経済のグローバル化が進展する中、野田総理は、昨年11月にTPPの交渉参加に向けて関係国との協議に入ることを表明されました。TPP参加により、国益を損なうことがないよう慎重な姿勢で交渉に臨むことは重要でございますが、わが国が貿易立国として引き続き経済成長を持続するためには、アジアを包含する各国との包括的な経済連携の推進は不可欠であると存じます。 時代は正に大きな転換点を迎えております。内向き、後ろ向き一辺倒の考え方では、世界から取り残されることにも成り兼ねません。知恵と力を結集し、さらなる挑戦に向けて、新たな船出をしようではありませんか。 「世界交流都市・名古屋」の実現に向けて さて、今年は「竜年」でございますが、干支に掛けて申し上げれば、「竜に翼を得たる如し」という諺がございます。その意味は、力の強いものに更に強い力が加わること、でございます。 名古屋商工会議所は、「中期計画2009-2011」において、街の魅力と技術の先進性で世界の交流の舞台となる都市、すなわち「世界交流都市・名古屋」を目指して様々な事業に取り組んで参りました。 そして、本年は、昨年来の円高や産業の空洞化といった喫緊の課題を踏まえ、そのセカンド・ステップとして新たに「中期計画2012-2014」を策定いたしました。 セカンド・ステップでは、当地のモノづくりの強みを核として、都市の魅力に一層の磨きをかけ、アジアを始めとする海外からの観光客の誘致、受け入れ態勢の整備にも取り組むことにより、ヒトやモノが活発に行き交うモノづくりのハブ都市、「世界交流都市・名古屋」の実現に向けて新たにチャレンジしたいと存じます。 幸いにして、名古屋港は、昨年五月に国際バルク戦略港湾に選定され、コンテナなども扱う日本一の国際総合港湾として今後益々整備が進められることが期待されます。また、本年は、新東名高速道路の一部が供用開始されるほか、2027年の開業を目指すリニア中央新幹線も再来年の着工に向けて準備が進められるなど、「世界交流都市・名古屋」を支えるインフラの整備は着実に前進しております。 一方、当地の基幹産業である自動車産業は、大変厳しい環境下にございますが、次世代自動車の開発などにより国際競争力をさらに高め、引き続き中部経済の牽引役として大きな役割を果たしてくれるものと存じます。 また、もう一つの柱である航空宇宙産業も確実に育ちつつあります。昨年11月のボーイング787の就航に加え、本年は、「2012年国際航空宇宙展」も開催される予定であります。さらに、MRJの開発も着々と進んでおり、当地にとりましては、正に竜が翼を得る年になるものと確信しております。 商工会議所の原点は中小企業振興 お陰さまで名古屋商工会議所は、昨年、創立130周年を迎えることができました。今後も地域を代表する総合経済団体として、様々な活動を通じて「地域の発展」と「中小企業の振興」に努めて参る所存でございます。 私は、商工会議所として最も重要なことは、皆さんに利用していただけること、皆さんのお役に立てることであると考えております。引き続き、中小企業の皆様方の前向きな取り組みをお手伝いさせていただくため、日々の経営相談の充実は勿論のこと、企業の新たな出会いの場である「メッセナゴヤ」や「アライアンス・パートナー発掘市」など、ビジネスチャンスの拡大支援事業を積極的に展開して参りたいと考えております。 本年も名古屋商工会議所の活動にご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げ、新年のご挨拶といたします。 年頭所感 岐阜市長 細江 茂光 謹んで新年の御祝辞を申し上げます。 昨年発生しました東日本大震災は、自然を敬う心を失いかけた人類に対する貴重な警鐘を鳴らし、私たちに改めて人と人との絆、命の尊さを痛感させることとなりました。利便性や効率性の追及を足元から見つめ直し、自然と共に生きる人間本来の暮らし(スローライフの精神)に立ち返ることが求められています。 本市におきましては、平成24年度の重点政策の基本方針として、人の叡智や人と人との絆が生み出す「人間力」に立ち返り、力強く未来を拓くため「原点回帰〜人間力が拓く“未来への道”〜」をキーワードに掲げました。 これまでも「教育」及び「健康(幸)」を最重要政策に位置づけてきておりますが、「文化・芸術」、「防災」、「エネルギー」を平成24年度の重点政策の柱に加え、人と人との絆を深める施策や市民と行政との協働事業にも力を注ぎ、多くの市民が未来に明るい希望を抱き、安心して生活しながら、この地に住んで良かったと実感できる岐阜市を目指してまいりたいと考えております。 これらの取り組みの一つである、岐阜大学医学部等跡地の「つかさのまち夢プロジェクト」においては、「知の拠点」としての役割を担っていく(仮称)中央図書館や、「絆の拠点」、「文化の拠点」となる(仮称)市民活動交流センターなどを中心とした複合施設の整備を進めてまいります。また、昨年2月に、岐阜城を含む金華山一帯が岐阜城跡として国の史跡に指定されたことを契機に、豊かな自然や歴史・文化を活かしたまちづくりに、より一層取り組んでまいります。 本年はいよいよ「ぎふ清流国体・ぎふ清流大会」が岐阜メモリアルセンターをメイン会場として開催されます。長良川畔には、鵜飼を核とした通年型観光施設「岐阜市長良川鵜飼伝承館」も完成予定となっております。全国からお越しいただく皆様を温かくお迎えし、「日本一元気な県都・岐阜市」の魅力を全国にアピールできますよう、市民の皆様方の御支援と御協力を賜りますようお願い申し上げます。 年頭所感 岐阜商工会議所 会 頭 堀江 博海 皆様には、平成24年の新春を健やかにお迎えのことと心よりお祝い申し上げます。 昨年わが国におきましては、3月に発生した東日本大震災により未曽有の被害がもたらされました。その影響は経済全体に波及し、景気の落ち込みが見られたものの、サプライチェーンの復旧による生産活動の回復を背景に、景気は持ち直しに転じております。 本年につきましては、電力供給の制約や原発災害の影響に加え、欧州の財政問題等を要因とした海外経済の減速や長期化する円高による景気の下振れが懸念されるものの、政府の政策効果により景気の回復基調が持続することを期待しています。 さてわが国は、大震災からの復旧・復興に加えて、人口減少・少子高齢化問題等の諸課題にも並行して対応しなければならない状況にあり、地域社会におきましても地域経済の発展・振興に向けた重要な局面を迎えています。 こうした中、地域経済の活性化に向け、地域の産業・雇用・消費を支える中小企業の成長は不可欠であり、商工会議所といたしましては、中小企業支援施策の充実を図るべく、岐阜県内外の会議所や関係機関との連携に注力してまいります。 とりわけ、東海地方における経済活動の中心である名古屋地域の活力を取り込むべく、名古屋商工会議所との連携を一層強化し、新たなビジネスチャンスを創出していきたいと考えております。 また、観光面におきましては、岐阜県を代表する「長良川鵜飼」をはじめとし、昨年国史跡に指定された「岐阜城跡」、岐阜県の明日の宝ものに認定されています「川原町界隈」の観光資源に磨きをかけつつ、相互の連携を深め川原町一帯の魅力向上を図ることにより、岐阜県内はもとより名古屋地域からの観光客増加を目指してまいります。 皆様方のご健勝とご繁栄を祈念いたしますとともに、引き続きご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。 年頭の辞 愛知県中小企業団体中央会 会 長 鶴田 欣也 新年あけましておめでとうございます。 会員の皆様には、輝かしい新春をお迎えになられましたことと、心よりお慶び申し上げます。 平素は、本会の事業推進につきまして、多大なご支援・ご協力をいただき深く感謝申し上げます。 また、昨年11月17日に名古屋市において開催いたしました第63回中小企業団体全国大会には、地元愛知の900名をはじめ全国より3,000名の参加を得て、盛大に開催することができました。ご協力をいただきました会員の皆様方に、厚く御礼申し上げる次第でございます。 顧みますと、昨年の我が国経済は、3月に発生した東日本大震災による甚大な被害から、被災地の復旧・復興に向けての懸命な努力と、各種の政策効果も相まって、立ち直りつつありました。 しかしながら、歴史的な円高、欧州における不安定な金融情勢、タイをはじめとする海外における自然災害、資機材価格の高騰、さらには本格的な少子高齢社会の到来による労働力人口の減少など、依然として先行きへの大きな不安が高まる状況にあります。 このような、かつてない厳しい状況のなか、我が国経済の本格的な回復には、中小企業の活力の発揮が不可欠であり、中小企業組合をはじめとする多様な連携組織のネットワークを最大限に活用し、新分野への挑戦や経営革新に取り組み、課題解決を図っていくことが何より肝要であります。 これには、第63回中小企業団体全国大会で掲げたキャッチフレーズ「立ち上がろう!中小企業 絆を活かして」を今一度思い起こしつつ、組合の下に一致団結し、今後も地域経済の基盤を支えていくことが、中小企業の役割であると存じます。 本会といたしましても、厳しい経営環境に果敢にチャレンジする意欲ある中小企業と組合の中核的な支援機関として、引き続き役割が果たせるよう、決意を新たにしているところでございます。 会員の皆様におかれましては、新年の決意を新たに、団結を更に強固にされ、中小企業の振興のために邁進されますことをご期待申し上げますとともに、ご繁栄とご健勝を心よりご祈念申し上げまして年頭のご挨拶と致します。 2012年 年頭所感 日本機械工業連合会 会長 伊藤 源嗣 謹んで新年のご挨拶を申し上げます。皆様におかれましては、お気持ちも新たに新年を迎えられたことと存じます。 年頭にあたり、平素より日本機械工業連合会にお寄せ頂いております皆様の温かいご指導とご支援に対し、心より御礼申し上げます。 昨年は3月に未曾有の大災害となった東日本大震災が発生し、被災地は勿論、我が国経済にも大変深刻な苦難をもたらしました。現在、被災地においては、関係各位の献身的なご努力により、復旧・復興に向けての歩みが着実なものとなってきておりますが、他方では今回の震災関連の被害が甚大であったため、未だに不自由な生活を余儀なくされている被災者の方々や、事業活動の再開に困難を抱える企業の方々も、多々居られます。そうした方々の一日も早い復旧、更には復興を、心より念願する次第であります。 さて、我が国経済は、東日本大震災で寸断されたサプライチェーンの復旧に伴う生産の回復や震災の復興需要などにより、昨年7-9月期の国内総生産(GDP)は実質で前期比1.4%増、年率換算では5.6%増と1年振りにプラスとなりました。しかし、欧州の財政金融危機を契機とした世界経済の減速、歴史的な円高、エネルギー不安、タイの洪水など懸念材料も多く、景気の先行きが未だ不安視されております。政府におかれましては景気が再び悪化せぬよう、円高対策や第三次、第四次補正予算の早期執行など、確固たる対応を早急に講じて頂きたいと思います。 近年、我が国を巡る経済社会環境は、急速な少子・高齢化による人口減少が進む一方、新興諸国も加えたグローバル競争が激化するなど、非常に厳しい状況が続いております。これらの困難を乗り越え、今後の我が国の繁栄を確保するためには、政府、企業、国民が一丸となり、諸課題の解決に全力で取り組んで行く必要があります。政府には新成長戦略を早期に確実に実行するとともに、持続可能な社会保障制度の構築及び中長期的な財政健全化のために「社会保障と税の一体改革」を実現し、国民が安心できる社会システムを構築することが期待されています。 一方、企業には産業活動を活発化し、輸出の増大、国内産業の振興と雇用の確保を図ることが求められています。しかし、我が国の事業環境には、円高、突出した法人税、労働面や環境面の規制、経済連携の遅れなど、国内においてものづくりを続けていく上で大きな障害があります。これらが早急に改善されなければ、国内の生産や雇用、技術が丸ごと海外へ流出してしまう「好ましくない海外展開」が広がっていく心配があります。我が国企業が国の内外において対等な条件で海外企業と競争を行うことができるよう、国際水準の事業環境整備を早急に進めることが重要と考えます。 機械工業は我が国産業の中核として、未曾有の大震災からの復興を先頭に立ち推し進めるとともに、今後の活力ある経済社会実現の牽引役とならねばなりません。その実現のためには、我々企業はイノベーションによる新技術や新製品の開発、コストの削減、機械の安全性や省エネの徹底などにより、他国製品とは違う、国際競争力に秀でた製品を作り上げるとともに、世界各国を市場として、また、生産基地として、厳しいグローバル競争に打ち勝つ戦略を構築し、実践していくことが重要であります。優秀な人材の育成はその課題解決の鍵であり、国を挙げて取り組む必要がありましょう。機械工業はこれまで幾多の苦難を乗り越えて来ました。難局に直面した時にこそ、日本企業の底力が発揮できます。非常に厳しい道のりとなりますが、今回の困難も我々はかならず克服できると確信しております。 困難が続く中ですが、朗報もあります。我が国はTPP(環太平洋経済連携協定)への交渉に参加することとなりました。世界で最も成長が期待されるアジア太平洋地域の需要を取り込むことは、我が国の活力ある経済成長の確保に欠かすことが出来ず、今回の政府の決定は国益を重視した的確な対応であったと思います。これを契機に日中韓FTA(自由貿易協定)や東アジアでの広域貿易圏構想も動き始めており、自由貿易は我が国成長の源泉であるため、その早期実現が非常に重要と考えます。また、先月のCOP17(国連気候変動枠組み条約第17回締約国会議)では京都議定書が延長され、2020年に新たな法的枠組みを発効させることで合意されました。地球規模の問題である温暖化への対処は、世界全体で当たるべきであり、その体制への道筋がようやく付いたと申せましょう。我が国は議定書延長には参加せず、自主的削減努力を行うこととなりましたが、温暖化防止に対する取り組みは技術革新を生み、経済の成長を促す面もあり、積極的に臨むことが産業界にとって重要と思います。 一方、法律面では改正労働者派遣法で検討されていた「製造業派遣の原則禁止」が見送りとなりました。雇用の流動性確保に繋がるものであり、労働規制の足枷の一つが取り除かれ、雇用確保の面で中小企業も含めた企業経営に好影響を及ぼすものと予想されます。 日本機械工業連合会では、我が国機械工業の競争力を維持、発展させていくための課題に鋭意取り組んでおります。本年も、若手理数系グローバル人材の育成・教育調査、ドイツ機械工業連盟と協力した模倣品対策調査、機械の安全対策や標準化、レアメタル等の代替材料技術の開発など、会員各位の企業経営にとって密接なテーマを取り上げ、調査研究を進めるとともに、税制面での改善方策など機械業界の事業環境改善に向けた要望や政策提言などを行って参ります。 皆様には大変厳しい事業環境が続く中、ご苦労が多いことと存じますが、日本機械工業連合会は、新たな時代に求められるニーズに対応し、皆様と産業界の利益のために誠心誠意努力を続けたいと存じます。皆様の一層のご活躍とご健康を心から祈念申し上げます。 グローバル競争を勝ち抜くために 日本ねじ工業協会 会長 竹中 弘忠 平成24年の新春を迎え、謹んでお慶び申し上げます。 わが国ねじ業界にとっては、歴史的な円高と新興国等との厳しい国際競争の中で新しい年を迎えました。 昨年のわが国経済は、上半期は東日本大震災によるサプライチェーンの寸断、福島原子力発電所事故に伴う節電対策等で機械工業等の生産活動の急激な低下、消費マインドの低下、欧米等の景気悪化による外需の減退などで大きく落ち込みました。下半期は、震災からの復旧・復興とともに生産活動が予想外に早く再開され、個人消費の持ち直し等で明るい兆しが見えてきていました。 しかし、米国景気の先行き不透明感、欧州の債務危機問題、急速な円高・ドル安・ユーロ安が回復基調にあったわが国経済に水を差す結果となりました。 国際通貨基金(IMF)が昨年9月に発表した世界経済見通しによれば、財政・金融不安、経済の回復が著しく不透明であることなどで、2011年の世界経済成長率(実質成長率)を4%、2012年も4%とともに当初の見通しを下方修正しています。 わが国の経済成長率については、2011年は大震災の影響によりマイナス0.5%と急激に落ち込むものの、2012年は震災復興需要等により持ち直し、2.3%と予測しています。 わが国経済は、大震災からの復旧・復興により持ち直して来るとは思いますが、円高、欧米景気の停滞・欧州の債務危機問題、原子力発電所の再稼動の遅れによって生ずる電力不足問題などねじ企業はじめ製造業を取り巻く環境は非常に厳しいものがございます。 特に、円高対策、電力不足問題の解消が長引けば、製造業が生産拠点の海外への移転を一段と加速させ、産業の空洞化、雇用の喪失、競争力の低下を来たし、わが国経済に悪影響を及ぼすとの懸念が産業界では強まってきています。 社団法人日本ねじ工業協会は、今年も会員企業の皆様方と一緒になって、イ、国際競争力をさらに強化・推進。ロ、ねじの国家技能検定制度創設実現ための一環として、第1回協会認定技能試験の実施。ハ、ねじ産業の未来開発・ビジョン関連事業の推進。ニ、製品の品質・安全問題、環境問題。ホ、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)参加に伴う対応策の検討等々の事業を厳しいグローバル競争を勝ち抜くために全力で取り組み、供給責任を果たし、ねじ企業の持続的な成長に繋げていくととともに、わが国機械工業等の発展に努めてまいりたいと思っている次第です。 また、今年は、5地域ねじ協会(中国、台湾、韓国、香港、日本)交流大会が日本で開催されます。共存共栄を図り、国際協調を促進するため有意義な交流大会になるよう努めてまいる所存です。会員の皆様方のご支援、ご協力をお願い申し上げます。 会員の皆様方並びに関係各位のご健勝とご発展を祈念いたしまして、私の新年のご挨拶といたします。 新年のごあいさつ 三重県中小企業団体中央会 会長 佐久間 裕之 新年あけましておめでとうございます。 平成24年の新春を迎えるにあたり、謹んでごあいさつを申しあげます。 さて、昨年来から欧州の信用不安を背景に歴史的な円高の進行により輸出企業を中心に産業空洞化の一層の加速、製造業の国際競争力の低下が顕著となり、政局の混乱による政策の停滞もあり、わが国経済はまさに正念場といえる岐路に立たされております。 さらに、昨年勃発した全国広範囲にわたって経済活動に甚大なる被害を与えた東日本大震災からの復興並びに原発事故の収束にはまだまだ時間を要し、また、三重県では台風12号により南部地域が多大なダメージを受けるなど天災による影響も大きく、県内中小企業は依然として厳しく予断を許さない状況に置かれています。 このように、私ども中小企業は、自助努力をはるかに超える経営環境に直面していますが、このような時こそ不撓不屈の精神を持って逆境に立ち向かい、地域経済の担い手として、多様な経営資源を相互に補完し連携・ネットワークによる付加価値を創造するとともに、地域に密着した事業を通じて諸課題の解決に向け、勇気を持って、積極果敢に「龍」のごとく「坂の上の雲」を目指して挑戦することが重要と考えております。 本年も、昨年にもまして、これまで積み上げてきた数々の実績と貴重な財産を活かしつつ、中央会会員並びに中小企業の皆様の多様なニーズに応えられるよう新たな連携組織づくりや中小企業の経営革新及び経営基盤の強化に向けた支援に精力的に取り組みたいと思います。 また、昨年11月に鈴木知事の下に設置された、三重県がわが国経済を支えリードしていくことができる「みえ産業振興戦略検討会議」の一員として、県内中小企業の発展に向けて邁進し、経済活力の源泉である中小企業の皆様がその力を思う存分発揮できるよう全力を傾注する所存ですので、会員の皆様の変わらぬご支援をお願いいたします。 最後に、本年が、名古屋機工新聞読者の中小企業の皆様方のご繁栄とご健勝、さらに希望に満ちた飛躍の年になりますよう心より祈念申しあげまして、新年のあいさつといたします。 時代は我々に新たな環境と チャレンジの場を提供する 超硬工具協会 理事長 田中 啓一 謹んで新年のお慶びを申し上げます。 昨年を振り返りますと、年頭においては、2008年のリーマンショックを乗り越え、日本経済にも、ようやく明るい陽射しが射すものと思っておりました。 しかしながら、3・11の「国難」ともいうべき、東日本大震災を経験いたしました。日本国民は総力をあげ、復興に邁進してきましたが、まだまだその傷跡は癒されておりません。 また、追い打ちをかけるように、十月にタイにて大洪水が発生し、洪水自体は終息を迎えたものの、自動車関連を主として部品調達等、我が国の産業に大きな影響がでており、生産活動の全面的な回復までにはもうしばらく時間がかかると思われます。 世界経済は、リーマンショック以来、世界経済を牽引する地域や国の存在が無い状況となり、さしもの中国市場も伸び率の鈍化がみられ、ヨーロッパの一部地域の政府債務危機は、更に景気が下振れするリスクとしてマイナスの要素をもっています。 日本経済は、東日本大震災の影響に端を発して依然として厳しい状況にありますが、今年は緩やかに持ち直すことが期待されています。 具体的には、個人消費については供給量の回復による自動車販売、自粛ムードの後退による旅行等のサービス消費が持ち直してくると考えられます。 設備投資については震災後に手控えられていた投資活動が再開され、震災からの復旧需要が見込まれています。 我々製造業では、東日本大震災の影響で一旦大きく落ち込んだ生産活動が、サプライチェーンの立て直しや各種の政策効果等を背景に徐々に回復しました。夏場の電力不足も節電の工夫等により何とか乗り切り生産活動を後押ししました。情報通信部門に停滞はあるものの、国内生産に占めるシェアが高い業種では、前向きな動きが見られ、緩やかながら景気の持ち直し傾向が続くことが期待されています。 当協会において、超硬工具出荷額は、2011年度上期は1,463億円(実績)でありました。2011年度下期は、国内外の経済、産業指標は先行き不透明感があるものの、工作機械、自動車、産業機械産業と同様に、主として中国をはじめとするアジア地区の新興国需要に支えられると予想されます。2011年度通期の出荷額を、不透明な要素は見られるものの、3,020億円(見通し)と策定いたしました。しかし、この見通しは、ピーク時でありました2007年度の3,572億円の84.5%であり、まだまだ「道半ば」という思いであります。 当業界の製品主原料であるタングステン(ATP)価格は、10kg当たりの単価が昨年末時点で450ドル前後と、依然として高止りを継続しており、主要生産国の統制等により多少のぶれはあるものの、急激に価格が下降するとは考えられません。 そのような状況の中で、我々の使命は、弛まぬ技術革新により、さらに製造原価を抑え、その品質と日本ブランドの強みでもって国際競争力を維持することにあります。 また、理事長としてお願いをしてきましたが、企業の責務である「コンプライアンス」を最優先とし、業界全体がお互いに切磋琢磨し、共に栄えていかねばなりません。 時代は、我々に新たな環境とチャレンジの場を提供します。本年も一層のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。最後になりましたが、皆様のご多幸とご発展を心よりお祈り申し上げ、新年のご挨拶といたします。 信頼され成長する バルブ産業を目指して 日本バルブ工業会 会 長 田渕 宏政 平成24年の新春を迎え、謹んで新年のお慶びを申し上げます。 工業会会員の皆様方には平素から多大なるご協力を賜り厚く御礼申し上げます。 また、昨年の東日本大震災により被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。被災地の1日も早い復興と皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。 さて、昨年を振り返りますと、大震災、大津波、原発事故の三重苦で3・11後の日本経済は3・10までの延長線上にはありません。有事を処理できない日本の技術力に対する世界的な信頼感の失墜と、長引く放射線汚染処理が生む内外での不安感、そして日本からの供給が途切れたサプライチェーンが、世界市場獲得の好機を見出す韓国、中国企業への需要シフトを生みました。タイで起きた洪水の影響も重なり、拍車をかけたと感じます。ギリシャ経済危機に端を発した欧州経済の混乱は、世界規模での経済危機に繋がろうとしています。また、この金融不安がもたらす欧米市場の消費者マインドの変化により、東南アジア諸国の産業が多少なりともダメージを受け、特に中国経済は今後の舵取りが難しくなろうとしています。この中で日米は両国の経済運営について相協力していくことを見据えています。 一方、私どもバルブ業界を取り巻く環境は、素材価格の高騰に加え、円高が進み先行きの不透明感はぬぐえません。また、アジア地域(アセアン諸国含む)におけるFTA(自由貿易協定)の方向性によっては、関税が撤廃され、海外の製品が今まで以上に流入してきます。海外製品が日本独自のニーズに応えられるかは未知数であり、他の自由貿易協定地域で起きたメリットと同じことが、日本が結ぶ地域間においても起こるとは限らず、むしろ当工業会にとって望まない方向へ進む可能性もあります。当工業界会員各位は今にも増してその備えを充足させ、対応されていくことと思います。 当工業会の平成24年度活動方針は、バルブ産業ビジョン『日本ブランドの恒久的な地位確立をめざして』の第2期計画アクションプランを実行中です。2007年度のバルブ産業ビジョン制定から一部見直し、再検討を行いました。信頼され成長するバルブ産業を目指し、健全な取引慣行の定着を掲げています。また品質管理に対しては、これまでの経験を踏まえ、しっかりと体制が構築されるよう啓発を続けていきたいと思います。多様化するユーザーニーズに十分対応して行くことが、当バルブ工業会に課せられた使命であり、将来のバルブ業界発展の基盤につながるものと確信しております。当工業会は平成24年6月頃に社団法人から一般社団法人への移行申請を進めていく予定です。会員各位の皆様にご協力をお願いし、確かな形にしてまいります。 今年は選挙の年でもあります。アメリカ、ロシア、フランス、韓国等12カ国以上で大統領選等があり、各国とも国内で手一杯の状況です。もしかすると日本でも…。そんなことを考えず、着実に一歩ずつ前に進んで行き、活力みなぎる良い年となるよう祈念いたします。おわりに、関係各位の倍旧のご指導ご鞭撻をお願い申し上げますとともに、皆様の益々のご繁栄とご健勝を心よりお祈り申し上げ、新年のご挨拶といたします。 震災からの復興と 日本の再生に向けて 日本産業機械工業会 会長 日納 義郎 昨年3月11日に発生しました東日本大震災により被災された皆様に謹んでお見舞い申し上げます。また、被災地の皆様のご健康と一日も早い復興を心からお祈り申し上げますとともに、復興活動にあたられている方々のご奮闘に敬意を表します。 平成24年を迎えるにあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。 昨年のわが国経済は、年初より懸念材料を抱えつつも全体としては外需主導の景気回復の流れにあったと思われます。年明け以降に緩やかな増加基調を示していた生産や輸出も、大震災によるサプライチェーンの寸断や電力不足など大変厳しい供給制約に直面し、大幅に減少いたしました。 その後、大震災で深い痛手を負ったサプライチェーンが予想以上のスピードで復旧し、自動車産業を中心に生産が回復に転じるなど、わが国の7-9月期GDPは3四半期ぶりに増加いたしました。 しかしながら、夏場以降は新たな懸念材料として、欧州の財政問題を背景とした海外経済の減速や歴史的な円高の進行、タイの洪水被害の影響、今冬も続く電力不足への対応などが加わり、極めて厳しい状況に見舞われております。 私ども産業機械業界の昨年の受注は、大震災の影響により落ち込む中、製造業の底固い需要や電力供給不足への緊急対応、アジア新興国の需要等に支えられ、夏場にかけ総じて持ち直しつつありましたが、秋口以降、製造業の需要に陰りがみえ始め、さらに外需では中国向けなどで前年比マイナスに転じるなど、先行き不透明感が高まっております。 本年につきましても、欧州経済の混迷に伴う新興諸国を含めた世界経済への影響とそのリスクに対する警戒感が強まる中、円高や電力不足等の課題も抱えており、産業機械業界にとりましては厳しい受注環境が続くものと予想されます。こうした閉塞感を打破し世界の変化へ適応していくためには、国際競争力をより強化しアジアの成長を見据えたネットワークの構築に努め、ビジネスチャンスの一段とした拡大を目指し、果敢にチャレンジしていくことが必要であると考えます。 我々産業機械業界は、大震災後の供給制約を解消していく過程でも発揮された、日本の「ものづくり」の底力・現場力、品質へのこだわりやきめ細やかなサービスなど、世界に誇る独自性や強みを数多く保有しております。さらに、わが国は世界の成長センターであるアジアの一角を占めており、地理的な有利性にも恵まれております。 こうした強みを活かし関連産業と連携しながら、競争力の源である技術革新・技術結合等を強力に推進し、需要にマッチした供給体制を整え、グローバル展開と内需開拓の両面を戦略的に進めることにより、わが国成長力の強化に繋げ、大震災からの復興と日本の再生に貢献することが重要であります。さらに、より一層の省エネルギー性能に優れた製品を開発し、わが国のみならず世界に供給することで、経済成長と環境保全の両立に貢献するべく努力を継続してまいります。 政府におかれましては、歴史的な超円高の是正、TPPやASEAN+6など経済連携の戦略的推進、エネルギーの安定確保、大震災の影響を踏まえた新しい成長戦略の構築など、わが国の産業に前進していく力が備わるよう、強力に支援していただくことをお願いしたいと思います。 なお、皆様ご承知の通り、公益法人新法の施行に伴い、平成25年11月末までに、新たな法人への移行を完了しなければなりません。私ども産機工は、昨年9月の臨時総会において「一般社団法人」への移行を決議し、本年4月から新法人としてスタートすることとなりますが、社会から求められる使命と役割を積極的に果たしていきたいと考えております。 年頭にあたり考えるところを述べさせていただきましたが、関係各位におかれましては一層のご指導、ご協力をお願いしますとともに、皆様のご多幸を心からお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。 素形材産業は ものづくりの原点 素形材センター 会長 緒方 謙二郎 2012年の新春を迎え、謹んでお慶び申し上げます。 昨年は各国で多くの災害が発生しました。我が国におきましては、3月11日に東日本大震災が発生し、わが国経済全体に大きな傷跡を残しました。その後半年かけて、ようやく鉱工業生産指数では日本の製造業は大震災の影響からほぼ回復しましたが、被災地域における復旧には一部でまだ時間のかかる地域もあるようです。一日も早い復興をお祈りしております。 日本の経済は全体では緩やかに持ち直してはいるものの、欧州の政府債務危機、タイの洪水の影響など国際的な懸念材料も加わり、本年も厳しさが続くことが予想されています。このような経済環境の下、素形材産業には新しい時代に向けての経営が求められています。 鋳造、ダイカスト、鍛造、金属プレス加工、粉末冶金等の素形材は、日頃直接一般の方々の目に触れる機会が少ないこともあり、自動車、電機、産業機械など、機械工業には欠かせない大変重要なものであるにもかかわらず、一般の理解は未だに十分ではありません。政府におかれましても、昨年11月の素形材月間期間中に庁舎に垂れ幕を掲示し、あらためて素形材の普及啓発に努められました。また、素形材産業はものづくりの原点であるとの認識のもと、さらなる発展を促進するため、技術開発や経営改善の支援等のきめ細かな施策に取り組んでおられます。 素形材業界では、政府のビジョンを受けて、各素形材産業界自身がそれぞれ作成した業界別ビジョンに基づき、目指す産業の将来像を実現すべく努力が続けられております。日本の素形材産業には、長年積み重ねてきた技術と経験の強みと底力があります。これらを生かしてこの厳しい経済環境の中、さらなる成長の道を切り開くことが期待されます。 このような中、素形材センターとしても、伝統ある技術の継承と新技術等に関する人材育成事業、素形材に関する情報発信、顕彰などの普及啓発事業及び交流促進事業、さらには次世代材料技術研究開発、素形材技術戦略に基づく新技術開発支援に重点を置いた事業を推進することとしています。また、公益法人改革が進展する中、素形材産業振興に向けた一層の体制の充実強化を図るとともに、ニーズに沿った各種事業の展開に努めてまいります。 先行きが見えない混沌の時代、ものづくりの基盤を支える素形材の役割は、ますます重要となっております。その素形材の重要性が、素形材産業に携わる方々ばかりではなく、広く社会に認識され、素形材産業がさらに発展することを祈念いたしまして、新年のご挨拶といたします。 日本の強みはものづくり 日本工作機械販売協会 会長 上田 良樹 皆様 新年明けましておめでとうございます。健やかに新春を迎えられたことと存じます。 旧年中は当協会に対し一方ならぬご厚情を賜りありがとうございました。あらためて御礼を申し上げますと共に、本年も引き続き宜しくお願い申し上げます。 さて、昨年は日本のものづくりが未曾有の危機に面した年でありました。 千年に一度といわれる東日本大震災が発生し、これに大津波と原発災害が追い討ちをかけ、日本の生産現場は甚大な被害に見舞われました。漸く正常化軌道に入りかけたところに、今度は50年に一度といわれるタイの大洪水が発生し、グローバル展開を加速している日本のものづくりは再度窮地に追い込まれました。さらに、欧州の債務危機に端を発した世界金融不安、世界経済を牽引してきた中国市場の減速、超円高等々、これでもかというくらいの多重な試練が与えられた年でありました。然し、工作機械受注高は期中に上方修正した目標を達成、依然課題は山積しているものの、日本のものづくりは復興・回復に向けて着実に前進しています。日本のものづくりの底力、強さをあらためて認識した年でもありました。 以上のように大変な苦難を経験した昨年でありましたが、新年を迎えるにあたり、以下の点を申し上げたいと思います。 1.「日本の生命線はものづくり」 日本人の特性でもあると思いますが、世界が直面する課題をどこよりも早く解決し、進化させていくところに、日本が生きてゆく道があると考えます。ものづくりの礎である工作機械は日本産業のDrivingHorseであり、成長分野であります。市場の中心がどこになろうとも、世界のものづくりにおいて、高機能・高付加価値の日本の工作機械は益々必要とされていくものと確信します。世界に先んじてこの分野を進化・発展させて行くことが、日本のものづくりを支え、世界の成長を取り込んでいくことになると考えます。 2.「市場のあり様が根本的に変わった」 統計上、工作機械受注の中身は内需3割、外需7割となっていますが、実態は、内需・外需といった区分けのないボーダレス市場が形成されています。日本のものづくりが、日本という枠を超えて、アジア、新興国地域を広範に巻き込む形でボーダレスな生産現場を形成しています。対面する我々としても、日本にこれらの進出先を加えた地域を拡大日本市場として捉え、対応・行動して行くことが益々必要になっていると考えます。 3.「アジアは世界最大の成長市場」 昨今のTPP、FTA論議を見ても分かるように、各国が争ってアジア地域の成長を取り込もうとしています。この地域は歴史的にも日本と繋がりが深く、日本のお客様が移管された生産拠点が数多くあります。まずは、このアジア市場をしっかりと取り込んで行くことが肝要であると思います。製販一体となって、これまで日本で培ってきた「ものづくり」の技術・知見を進化させ、アジアのものづくりに貢献して行くことが、我々に託された使命であり、我々自身の飛躍にも繋がると考えます。 工作機械の輸入拡大を図り 日本のものづくりに貢献 日本工作機械輸入協会 会長 千葉 雄三 東日本大震災が発生してから約10ヶ月が経過しました。依然多くの方々が困難な生活を強いられています。心からお見舞いを申し上げますと共に、1日も早く復興されますことをお祈り申し上げます。 被災された方々、地域の再興のためにも、日本という国をしっかりと発展させ、成長させて行くことが必要です。日本の強みはものづくりであります。ものづくりに深く関わるものとして、我々商社が有する、横断的なネットワーク、情報力が今こそ必要とされています。日工販の会員各社が叡智を集結し、連携を密にして、日本のものづくりの進化、成長、発展に寄与して行く所存です。 最後になりますが、皆様の益々のご多幸とご健勝を祈念申し上げて年頭のご挨拶とさせていただきます。 平成24年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。 旧年中は、当協会の事業活動にご支援・ご協力を賜りまして誠に有難うございました。 平成20年秋のリーマン・ショックによる世界的不況からようやく抜け出して、本格的な景気回復に入りかけた平成23年3月の東日本大震災によって、日本経済は大きな打撃を受け、更に、歴史的な円高、欧州の財政危機、タイの大洪水が追い討ちをかけて、停滞感と不透明感を増しました。 しかしながら、アジアにおける堅調な需要により日本の工作機械メーカーの受注額は、日工会の発表によれば、昨年10月末の時点で前年同月比で40.2%増となる1兆982億円に達し、年初に予想した年間受注額1兆1,000億円を大幅に上回る1兆3,000億円超になった模様です。内訳は概ね、外需が9,000億円(69.2%)、内需が4,000億円(30.8%)程度とされています。 一方で、円高、電力不安、高い法人税、経済連携協定(EPA)への取組みの遅れなどから、日本企業の海外展開が加速されており、日本のものづくりの空洞化が問題となっています。そのような背景から、円高基調が輸入工作機械の販売に追い風とはならず、輸入統計数値にはまだ受注回復の兆しはありません。昨年1年間のドライエッチングマシンを除く切削型工作機械の輸入額は、1月から10月までの輸入通関金額累計から予測して、前年比約41.5%増の434億円程度になったと思われ、過去最高であった平成18年の輸入額770億円から43.6%減少したことになります。一方で、測定機器・検査機器を除く、コンポーネント機器・工具・ホルダー等の周辺機器の受注は、いずれも過去のピーク値の90%程度まで回復しました。 昨年の9月には、ドイツ・ハノーバーで開催された「EMOハノーバー2011」へ、例年のように輸入促進ミッションを派遣し、各国の工作機械工業会およびメーカーとの交流を図ってきました。 3年ぶりに復活した「工場見学コース」には19名が参加して、ドイツ・ミュンヘンとチェコ・プルゼンの工作機械メーカーを訪問いたしました。また、輸入協会の活性化を図るために「企画委員会」を再構築して、会員企業から約20名の企画委員が参加して毎月1回の企画委員会を開催して、会員同士の相互理解と親睦を深めるべく活動しています。 今年は、9月10日から15日まで、シカゴショー「IMTS2012」が開催されます。今年も恒例の輸入促進ミッションを派遣して、最新技術を活用した工作機械と周辺機器を発掘することにしていますので、多数の皆様にご参加いただきたいと思っております。 また、国内最大のイベントとして、11月1日から6日まで「JIMTOF2012」が開催されます。今回は会員企業から過去最多となった「JIMTOF2008」に次ぐ537小間の出展申込みがあり、輸入工作機械の復活に対する会員各社の意気込みが伝わってきます。 厳しさの続く市場環境において、当協会は新しい工作機械の需要分野とされるエネルギー・医療・環境対応・航空宇宙関連産業における加工方式に対応した、優秀な輸入工作機械と周辺機器を発掘してその導入を図ると同時に、海外メーカーと一体になったサービス体制を構築することによって工作機械の輸入拡大を図り、バランスのとれた業界の発展と日本のものづくりに貢献できるように努力していく所存です。 最後に当協会の会員各位ならびに業界関係者の皆様にとって、今年が最良の年となりますように祈念して新年のご挨拶とさせていただきます。 工具はモノづくりの鎹 日本工具工業会 理事長 増田 照彦 ちょうど一年と少し前の初冬、ひょんなことから「鎹」という漢字は「かすがい」と読むことを知りました。「かすがい」はホッチキスの針のような、そっけなく単純な形状なのに「仲を取り持つ」「繋ぎ合せる」という大事な機能を果たしていることに魅力を感じました。そんなふうに生きたいものだし、役にたちたいものだと、2011年の年賀状には押上にある馴染みの長屋茶房の絵に加え一文字「鎹」と記しました。 その時には「鎹」の心もちで一年が乗り切れるし乗り切ろうと考えておりましたが、まったく知らぬが仏で、それが3月11日以降は世の中が「絆」一色になりました。 理不尽な複合災害時には、お客様へのご迷惑を最小限にと、のたうちまわりながらも対応し、夏の節電もなんとか乗り切りました。私たちの主力産業である自動車業界も震災影響を取り戻すべくフル生産を計画されていたことから、景気も順調な回復を辿るに違いない、何か流れを変えるひとつの好機にしたいなどと市場が自信を取り戻しつつありました。 ところが文字通り、降ってわいたタイの洪水がサプライチェーンの寸断をひきおこし、自動車産業はもとより、電気、機械、素材と幅広い産業に悪影響を与えることになりました。そして為替においても、欧州ユーロ圏の信用不安からくる円の独歩高が際限なく進み、史上最高値を更新するなど、企業収益を押し下げ、海外生産の一層の加速による国内産業の空洞化が心配される昨今であります。よくもまぁ次から次へとあらゆる課題が私たちの試練のネタになるものだと呆れるほどやってくるものです。 そんな状況下、当工業会は平成23年度の生産額を昨年度に続いて1,000億円を超えると見通しました。なかなかしぶとい存在感であります。 新年度になれば、各産業にて昨年度来の作り損ねた挽回生産が始まり、秋にはJIMTOFが「匠の技と先端技術の融合」というテーマで開催されます。高度な熱処理技術、優れた材料技術と最先端のコーティング技術を生かしたかけがえのない商品をお客様に提供することで社会に貢献してゆきたいと考えております。 環境対応については温暖化、廃棄物対策、化学物質管理に取り組んでおりますが、前年度実績をベンチマークにして第二次環境自主行動計画を策定し取り組んでおります。 そしていよいよ来年五月には世界切削工具会議(WCTC)が京都で開催されます。現在、超硬工具協会と共同で実行委員会を立ち上げ、準備を開始しました。あらゆる難事から見事に立ち直った元気な日本を世界にお見せできるよう魅力的なプログラムを提供してゆきたいと考えております。 昨年は「絆」に意識が集中しましたが、あらためて「鎹」を想い起こし、お客様、商社様と「かすがい」。超硬工具協会とも「かすがい」、当工業会会員の皆様同士で「かすがい」、そもそも工具はモノづくりの「かすがい」なのでありました。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。 国際競争力のあるものづくりに 貢献できる計測技術を提供 日本精密測定機器工業会 会長 吉田 均 皆様、新年あけましておめでとうございます。謹んでお慶びを申し上げます。また、皆様には平素より精密測定機器工業会の活動に深い御理解と御支援、御指導を賜り、厚く御礼申し上げます。本年も何卒、宜しくお願い申し上げます。 昨年は激動の1年でした。甚大な被害をもたらした東日本大震災は日本のサプライチェーンを寸断し、ものづくり産業に深刻な影響をもたらしました。ある意味、日本のサプライチェーンのもろさが露呈されたわけですが、業界を挙げての協力体制による復旧の速さには目を見張るものがあり、短期間でほぼ回復するまでに至っています。しかし、その矢先にタイで大洪水が発生し、これによる部品供給ならびに製品生産の影響が出ております。これまで外需主導ではありますが、日本経済がリーマンショックから順調な回復を遂げていただけに、1日も早い復旧が望まれます。 また、異常な円高が長期に渡り継続していますが、現在のものづくり産業において最大の問題となっており、且つ、企業努力で対応できる範囲を超えています。これに電力問題や自由貿易協定問題など、いわゆる六重苦と言われる諸問題が日本のものづくり産業に逆風として強く吹き付けています。このままでは生産拠点の流出による産業の空洞化は避けられず、政府による一刻も早い対応策が必要となっています。さらに今年は欧州金融危機からの世界経済の減速への懸念も加わり、より緊張感を持った対応の年となりそうです。 こうした状況下で日本のものづくり産業を拡大させるためには、今まで以上に国際競争力をもった部品、製品が必要です。そのためには、コスト低減だけではなく日本の特長でもある高品質に裏づけされた安心と信頼のものづくりを前面に打ち出すことが重要だと考えます。このものづくりの差異化には計測・測定が必要不可欠です。計測・測定により高品質と高効率な生産を実現するとともに、部品、製品の差異化を定量的に示すことができるようになると考えています。 今年、工業会としては「国際競争力のあるものづくりに貢献できる計測技術」として、単に高精度、高機能を追求するだけではなく、生産の効率化や品質向上などに役立つ、よりアプリケーションに即した測定技術を提供したいと考えています。また、海外での生産拠点が増加する中で操作性、耐環境性、省エネ、ローカライゼーションへの取り組みも重要なテーマと認識しています。勿論、新素材や複合部品など新技術や新製品に対応した新しい測定技術開発への注力も必要です。同時に、高度な測定技術で世界をリードするべく、優秀な人材の育成にも取り組んで行きたいと考えています。 最後になりましたが皆様の益々のご発展とご健勝をお祈りすると共に、力強い発展の年となることを祈念申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。 力強い龍のように 日本光学測定機工業会 会 長 横倉 隆 2012年の年頭に当たり謹んで新年のご挨拶を申しあげます。 昨年は東日本大震災、福島原発事故という未曾有の災害が起き、被災されたすべての方々の1日でも早い安心、安全な生活の確保、そして地域の復旧、復興の速やかな進展を願って止みません。 日本経済は六重苦のハンデを負う中、既にグローバル、ボーダーレスで事業展開をしています。特に輸出産業においては、このところの超円高が一向に改善されない中、製造の海外シフトは不可避の状況にあります。そこに欧州の金融危機、タイの大洪水も加わるなど、世界規模での景気下ぶれという難しい局面の中、新年を迎えることになりました。健全なる経済活動が営まれるよう、あらゆる国、地域の協調を強く願うとともに、政府にはスピーディな政策実行を求めたい。 しかし国内の産業界を見てみると、新成長産業の創成、育成の取り組みが産官学連携のなか活発化しています。スマートシティ、環境、エコ、医療介護といった分野においては、ロボット、省エネ関連などで新しい技術が出てきており、活性化の機運が感じられます。当工業会の製品、技術は、物づくりの基盤として、高度な技術開発や精密機械の生産に必要とされています。昨年の工業会関連の生産額統計で、輸出比率が以前と大きく変わってはいません。これは生産の海外シフトの状況下にあっても、日本の本来の強みである高度で付加価値の高い産業のイノベーションは、国内で生み出されていることの証左であるといえます。当工業会では関連する工業会のみならず、ユーザーサイドの工業会とも緊密な連携を推進してくと共に産官学の一層の交流にも積極的に取り組んでいきたい。今年の世界経済の停滞はやむを得ないところではありますが、新しい機運に乗り、新たなる成長の牽引に貢献できるよう努めていきたいと考えています。勇気と不可能を可能にする力強い龍のように。 最後に皆様の今年一年のご多幸を祈念してご挨拶とさせていただきます。 本格的なアジアメーカーとの競合時代へ 日本工作機器工業会 会長 寺町 彰博 あけましておめでとうございます。年頭に際し、所見を述べさせていただきます。 昨年の世界経済は、前半においては、新興国の成長が世界経済を牽引する中、先進国でも経済は緩やかな回復基調となっていました。しかしながら3月11日に東日本大震災が発生し、日本経済は非常に大きな被害を受けました。特に製造業においては、直接的な被害に加えサプライチェーンの寸断により、多くの企業が操業停止や減産を余儀なくされました。 後半においては、新興国では経済成長が鈍化、米国では財政関連の混乱が発生、そして欧州各国ではギリシャに端を発する債務問題が深刻化するなど、世界経済には不安定な要素が増加いたしました。加えてタイでは大規模な洪水が発生し、製造業はまたもサプライチェーンの混乱に見舞われました。 日本の製造業を取り巻く環境といたしましては、リーマンショックを契機として、新興国が世界経済の牽引役、すなわち重要な消費国となっていました。そのような中、サプライチェーンの見直しの必要性や、東日本大震災を契機とした電力コストの上昇、加えて為替の円高は、日本の製造業の海外シフトを加速させています。さらに他の先進国においても同様のシフトが見られる中、新興国は生産国としてもその存在感を増しつつあり、日本の部品製造業にとっても、いよいよ本格的なアジアメーカーとの競合時代に突入したと言えます。 私たちは、今後このような厳しい競争環境下でビジネスを遂行していかねばなりません。しかしながら、震災後に日本の人々が見せた復旧・復興に向けた強い信念と団結力をもってすれば、日本の部品製造業は引き続き世界の製造業の発展を牽引していくことができると信じて疑っておりません。従いまして、当工業会といたしましても、会員の皆様とともに強い信念を共有し、新たな顧客にとって価値ある製品を開発し日本の製造業の発展に寄与できますよう積極的な活動を展開してまいる所存です。 なお、当社団法人日本工作機器工業会は、本年4月より一般社団法人として新たなスタートを切る予定です。事業環境が激しく変化する中、既成概念にとらわれず、公益法人としての目的を達成すべく活動を進めてまいる所存ですので、今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。 最後になりましたが、会員企業様の益々のご発展と皆様のご健勝とご多幸を心より祈念し、年頭の挨拶とさせていただきます。 年頭のごあいさつ 日本ねじ商業協同組合連合会 会 長 由良 豊一 新年あけましておめでとうございます。 皆様には健やかに新年をお迎えに成られたことと、心よりお慶びを申し上げます。 旧年は、悪夢のような1年と言って過言ではなかったかと存じます。震災と津波、そして大雨による水害と、たくさんの日本企業がいるタイにおける大洪水を入れると、水による被害が大きかった年ですね。原発事故についてもこじつければ冷却水と言う水にまつわることで、今後の存続問題と電力安定供給問題とが天秤にかかり、また、温暖化対策などが加わって、困難な選択を求められることですね。一方では、ギリシャをはじめとするユーロ問題に端を発したドル安円高現象は、これまた経済活動に影を落とす問題として・・・・、この様な中から税収不足を伴い、政府の国民からの借金が1,000兆円を超える事態となり、通貨不安も対岸の火事ではなくなる日が、ひたひたと近づきつつあるこの様な苦難を抱えた日本のみならず、世界人類が、新しい年を刻み、末永く繁栄する足がかりをいよいよ本気で作らなければならない年のような気も致します。わが国では、鉄鋼を含む素材産業からの色々な問題、環境問題、などなど、世紀末と言うより日本の国力の変局点に差し掛かってる感のする、少子高齢化、年金問題、消費税率引き上げ問題、どれをとっても無視できない、待ったなしの政治が解決しなければならない問題をいっぱい抱えつつ、この年を皆様でどのように切り開いて行くべきか、我々総じて頑張りを出さなければならない年であると感じます。そして日本の未来に栄光が続けられるよう、努力を重ねなければなりません。 昨年は又、サプライチエーンと言う言葉が頻繁に使われ、生産から消費の財の流れをこれほど注意深く語られたことは嘗て無かったのではないでしょうか、メーカーが作ったものが滞りなくユーザーにわたるこの流れの中で卸の果たす役割は大きいものが有ります。 ともすれば“もの作り”と言う生産ばかりが取り上げられがちですが、その産物が使用者に渡らなければ何の意味もないのです。使われてこそ財なんですね。それを集積、貯え、配給する機能、それが流通業の姿ですね。 小職の社業は卸です。財を作り出す“もの作り”と繋がって初めて社会的に価値のある、いわゆるバリューが生まれるんですね。昔から製販は車の両輪です。 小職は大阪にいる関係で、ちょっと残念ながら、過去においては東高西低とよく経済事象を語られたのですが、津波の被害からなかなか抜け出せない要因の、此処に来て東電の引き起こした問題で端を発してか、なんとなく、西高東低の冬型の気象に例えられる現在の景況感ですね。(日本の景況も冬のように滞ってますが) 関東より東の地域の足元の経済を考えたとき、西日本の経済が力強く下支えをすべき時だと思います。関西が元気になれるのか、ある種の切り札が知事市長のダブル選挙で維新の会が勝利、総じて待ったなしの改革を関西(大阪)は見せてくれるのか、そして中央の改革につながるのか。 そんな中で、日本のねじ流通を考えますと組み立て産業が海外にどんどん出てゆくとき、いかにねじ需要を引きとめて置くのか、この様な重要な時点で関西が力を発揮すべき時です。私が関西人だから言うのではありません。益々一極集中の中で、副都と言う感覚で頑張らないと、一地方都市では無かったはずです。中部地域は自動車や最近注目の航空機の産業集積が有り、これも産業副都と言うべきでしょうか。特に関西でのねじつくりと関西でのねじ使用の存続を末永く願うところが本意ですが、現下においては困難な問題と誰もがとらえているのではないでしょうか。と、すると、一致してその打開策はないでしょうか? 小職はちょっとかけ離れた航空機などと言うもの作りに視野を開きましたが、昨今は、益々安価な輸入商品(ねじ)によって、攪乱されているマーケットでもあります。我々資本で、ときには海外で(安い材料を使い)生産し持ち込んで、いわゆる海外品との品質等の差別化を図りながらやり抜いて、使用者に使ってもらうのも一手です。また、日本の国内でのねじ消費の維持ができないか、これは前者と合わせ、ねじメーカーとも連携する必要がある問題です。いろいろな産業を品質と合理的な価格で支えてきたねじメーカーも、これからの需要の減退は十分承知しているところでしょう。建設資材に関連するねじについては、来年度以降、太平洋側東北地域を中心とした地域での復興需要が見込めます。これには巧く対応してゆかないといけませんね。 また、世界に目を転じる時、いろいろな問題がすごい勢いで起こり、処理されいることがあります。このスピードには日本が取り残されている感が多大にあります。日本という海に囲まれた平和な島国で、過去に積み上げられた豊かさを食ってる間に、世界は大きく変化し、貧困から豊かさを手にする国民、いつまでも取り残されそうなところ、そして、過去の覇権や栄光を何とかとどめておこうと死に物狂いの国、そのような国と国のエゴの鬩ぎ合いの中で、おっとり構えて、ともすればその波から外れて、一時の平和を保っている国、日本。然し色々な側面で改革は待ったなしです。ぜひ今年は勇気をもって、(痛みを伴うことは必定ですが)この内国的には“つじつま”を合わせながらの日々ですが、深刻なあらゆる指標を見届けながら、各自でできることから進めてゆくときであると思います。どうか、深層の議論をしながら個々の問題を解決してゆきましょう。まだまだ、日本の底力は大きいです。もう一度皆で謙虚に自信を持って、難問を覆い隠すのではなく、掘り起こして解決してゆきましょう。それぞれの地域で危機意識を持ち議論され、処置されようとしていることがあるはずです。それぞれにおいて、正面から解決して、次の若い世代に少しでも負担を軽減をしてやりましょう。“もの作り”日本において鉄は産業の米、ねじは産業の塩とまで言われています。ねじ産業は不滅であり、活況は日本の国力の持続を意味します。団結が困難から成功を生みます。頑張ろう日本。 クルマ社会の安全・安心へ一層機能を発揮したい 日本自動車機械器具工業会 理事長 北川 不二男 新年明けましておめでとうございます。 我が国は、昨年3月、かつて経験したことのない巨大地震に見まわれ、その後の津波の影響と原子力発電所事故によって甚大な被害を受け、未だに多くの課題は残されているものの、一歩一歩復旧を遂げつつあり、全体的には落ち着きを取り戻してきているものと認識しております。力強く復興していくことを祈念いたしております。 我が国経済は、急速な円高の進行、震災による打撃及びタイ洪水の被害の影響等未だに厳しい状況にさらされておりますが、政府においては、円高への総合的対応策、第三次補正予算措置等の対策が展開されてきているところであります。自動車産業については、国内市場活性化、震災を踏まえたサプライチェーンの強靭化等に取り組まれているところであります。 工業会メンバーは自動車関連産業の一員として、自動車の整備・サービス分野で用いられる機械器具等の製造、供給を通じて、新製品の開発及び技術開発等にも取り組むなどして、引き続き市場関係者から信頼が得られるよう努力を重ねていきたいと考えております。 当工業会は、発足以来52年が経過し、この間、「JAMTA」をシンボルマークとして長きに亘って幅広く事業活動を展開してきたところであります。今般の公益法人制度改革を機に更なる自律的な法人運営を目指して、昨年8月に内閣府に移行認可申請を行っていたところ、11月には公益認定等委員会から「認可の基準に適合すると認めるのが相当」との答申がなされたところであります。 工業会としては、内閣府からの認可処分を待って本年四月から一般社団法人日本自動車機械器具工業会として再スタートすることとしておりますのであらためまして、多くの関係者の皆様のご協力・ご支援をお願い申し上げます。 いずれに致しましても、これからも工業会の事業運営・活動を通じてクルマ社会における国民の安全・安心につながっていくよう一層機能を発揮していきたいと考えております。 最後になりますが、関係各位のご健勝と我が国経済を牽引する自動車産業の発展を祈念して年頭の挨拶とさせていただきます。 年頭のごあいさつ 日本防錆技術協会 会長 沖 猛 雄 新年明けましておめでとうございます。 すぎし年は、思いも掛けない事象が起こり、私共の近接将来向け思考に大きく変化を要求される情勢となりました。東日本大震災、原子力発電問題、政治・経済環境、技術移転問題など枚挙に暇がない状況にあります。このとき、私共に要求される思考は発生由来の本質的思考に基づく手法による実行動であると考えられます。 当協会は、本年4月より一般社団法人日本防錆技術協会として、防錆技術学校など様々な講習を含めた活動をフレキシブルに行えるように新発足することになります。この機会に日本防錆技術協会が更なる発展をし、機械金属技術の発展に貢献できることを願っております。そして、防錆技術の本質的メカニズムを追求し、これに伴う方法論を展開し技術革新を確立されることを強く期待する次第であります。 日本防錆技術協会の特徴は、本来の学協会の業務の中に通信教育「防錆技術学校」があり、防錆技術の教育が熱心に行われており、大きな成果を収めていることであります。1年間の学習期間中に実施される各種試験の合格者には、防錆管理士の称号が与えられ、さらに防錆管理士によって構成される防錆管理士会が組織され、全国で活発に事業を展開しております。 防錆設計から防錆施工にいたる工程の一環すりあわせ技術の確立が構成されるためには、これらを総合したアーキテクチャーの思想の樹立が強く要望されるところであります。 防錆技術を施された材料は、新材料としての位置づけを行い、新材料の創製と考えても良いほどの意識付けが必要ではないでしょうか。 当協会も益々防錆技術で社会的に貢献できるように、防錆の本質的発生由来を見極め、社会的要求要素を十分満足するような技術工程を構築出来るように皆様と共に邁進いたしたいと願うものであります。 最後に、機械金属業界並びに防錆防食技術の業界の飛躍・発展をお祈り申し上げますとともに、皆様の益々のご繁栄とご健康を衷心よりお祈り申し上げ新年のご挨拶とさせていただきます。 より良き年に 全日本木工機械商業組合 理事長 福本 豊彦 2012年の年初に当たりまして、ご挨拶申し上げます。 旧年中は、当工業会に対しまして格別のご厚情とご高配を賜り誠に有り難う御座います。 東日本大震災や記録的な豪雨をもたらした台風、更にタイの大洪水による歴史的な大被害に遭われました皆様、企業様には衷心よりお見舞いを申し上げますとともに、1日も早い復旧、復興をお祈り申し上げるばかりです。 本年は、昨年に引き続き、激動と混沌とマダラ模様の1年になるのではないかと考えております。あらゆるもの、事柄が一言ではくくりきれない多様化、細分化、多層化が益々進行する年であると思います。同じ経済圏でも良い国とそうでない国、同じ業界でも業績好調な企業とそうでない企業がないまぜに存在し複雑な相互作用によって難しい対応が求められます。ソブリンショックなどの深刻な問題もありますが、同時にこのような状態は、誰にでもチャンスのある状態であることを意味致します。 当工業会は、このような時代の大きな変化に対応すべく、「人財の育成」と「会員相互の信頼の構築」を重視した活動を行う一方で『未来創成委員会』を立ち上げ、一年かけて今後の当工業会のあるべき姿を模索致して参りました。多くの方の英知と共感を基に本年は一定の方向性の確立と具体的な行動のスタートの年とさせて頂く所存で御座います。何卒、倍旧のご指導、ご鞭撻を賜ります様お願いを申し上げます。 2012年 年頭所感 日本小型工作機械工業会 会長 長瀬 幸泰 新年明けましておめでとうございます。顧みますと、昨年は千年に一度といわれる東日本大震災とそれに伴う東京電力福島第一原子力発電所における炉芯熔融事故等による悲惨な報道に接し、国民の一人として被災者の方々のご心痛を慮る時、深い哀悼と同情を禁じ得ません。 ご承知のように当組合員のご浄財を迅速に被災された方々にお届けできました事は、組合の連帯という観点からも本当に良かったと存じます。ご協力戴きました皆様には紙面をお借りし再度御礼申し上げます。 その後の復旧・復興過程を見守る中で、日本の政治の混乱ぶり・制度面での欠陥がクローズアップされてきたように感じます。政争に明け暮れる中、国の復興政策の遅れ・義援金分配等の遅れに対し大いに義憤を感じております。 又、ガレキ等の処理に際しても各地方自治体の受入れ拒否の態度はエゴイスティックな反応として残念でなりません。その中で先搬石原東京都知事が受入れを有言実行された事に一筋の光明を見る思いで賞讃したいと存じます。 今まで誰もが良い政治形態と信じてきた民主主義とは、これ程時間とコストがかかるものかと焦燥感と閉塞感を感じているのは私だけでしょうか。 ご批判を覚悟で申し上げれば、公正無私で誤謬なきリーダーが存在するのであれば独裁という政治形態の出現もありかな、と思う昨今でございます。 1,000兆円という国の債務残高と財政健全化・社会保障・年金問題・防衛も含めた対外政策・TPP加入の是非等々国の山積する諸問題を快刀乱麻の如く解決していく。そのような頼もしいリーダーに拍手喝采を送る夢を見ますが、残念ながら公正無私で誤謬なき人間の存在はあり得ず幻想に終わりそうです。まさに真夏の夜の夢ならず、真冬の夜の夢です。 話題を変え、木材業界の動向を占いますと、政府の住宅優遇政策は今年も継続されるのではと報道されています。又、国産材需要拡大政策・公共建築物の木造化政策等、木材業界には引き続き政策面での追い風が吹くものと思われます。東日本大震災の復興も今年から本格的な動きになるものと思われ、長期の潜在需要が期待されます。それらに呼応して私ども木工機械業界にも好影響の恩恵に浴する機会が増えるものと感じます。当組合員の皆様には長期低迷状況から浮上できるビジネスチャンスと捉えて、積極的な提案営業を行って下されば成果は上るものと信じます。 最後になりましたが、当組合の抱える課題としては会員増強を引き続き重点的に取り組んで参りたいと存じます。会員増強は組合活性化にも欠かせない課題で、組合事業の充実にも大切ですし、財政面でのバックアップにも必要不可欠です。 現在、全国の組合員の分布状況も濃淡があり、在籍組合員の少ない支部には掘り起しをお願いし、各支部からの訪問要請には執行部としましても優先的に伺う所存ですので、ご遠慮なくお申しつけ下さいますようお願い申し上げます。 今年は組合員の皆様にとりまして、昨年とは違いより良き年になります事を祈念申し上げご挨拶と致します。 時代に即した体質へ 推進体制をスタート 全日本機械工具商連合会 会長 田中 康造 謹んで、新年のご挨拶を申し上げます。 昨年の我々業界も厳しい試練の1年ではありましたが、皆さんの仲間を思いやる心や、ビジネス連携の大切さを認識し直す重要な起点となりました。 特に東日本大震災で直接的な被害を受けられた方々は、復興はこれからだと考えておられることと存じますので、私たちは常に関心を持ち続け、日頃のビジネスで一段と密な関係を作り、ビジネスの活性化で応援を、と考える皆さんが多いと考えています。今後、さまざまな困難が予想されますが、被災地の1日も早い復興を願うばかりです。 環境的にもまだまだ厳しく、我々の業界も、時代に即した体質に変えてゆく必要性を感じ、教育、IT、広報の切り口で委員会組織も充実させ、ブロック組織と連携し、全国展開での推進体制のスタートをしました。 まだまだ活動に入るための準備段階ではありますが、来年度は予算化も進み、各地のブロック会議での議論に期待をしています。各委員会を担当していただいている、東京、大阪、愛知組合の皆さんの協力で、活動内容は進んで行きますが、活動を活発に推進してゆくために、傘下の組合の皆さんも興味を持って独自に研究されて、ブロック会議等で活発な議論が進むことを心より願っています。 今までも、「組合活動のメリットは」と言う議論もありましたが、前回の全国大会の事業システムの研究では、我々の業界は“むく鳥”の集団であると上野教授から命名されました。集団化して行動し、連携して外敵から自らを守ると考えればその通りですが、“むく鳥”も時代に即した方向に舵取りが必要ですし、業界の質や能力を高め、外敵に対応する必要があると考えます。 業界全体の多くの課題の中から、組合としてできることを選択し、委員会組織等をつくり具体的に研究し、全体的なコンセンサスを仰ぎながら、業界のレベルアップに積極的にブレークダウンして行く時代ではと感じています。 自己の企業経営に忙しく、組合行事や活動まで手が届かないといわれる場合も多々ありますが、業界で働く皆さんで研究・研鑽し、販売の質の向上に力を入れなければ、付加価値が認められる業界への進化も難しくなります。ITの仕組みを業界として重視し、有効に活用できるように転換して行かなければ、人海戦術で忙しいばかりの、便利屋の業界となるのではと心配をしています。 これらの問題も、各社の問題として取り組む必要は勿論ですが、基礎的なレベルアップや最小限の仕組みの整備や、共通の認識を共有できるように、組合を通したコミュニケーションが重要になって来ていると考えています。 今年は委員会活動が、皆さんの組合でも興味が持たれ、議論や活動が進むことを願っています。 今後の進むべき道を 探る場として活用を 岐阜県機械金属商業協同組合 理事長 関谷 治頼 新年あけましておめでとうございます。 先ずは昨年3月、東日本大震災において亡くなられた多くの方々に対しご冥福をお祈り申し上げます。また、被災された機械工具関連の方々が今も復興に向け懸命な努力をされておられることお察しします。 さて、震災、超円高、タイの洪水など昨年は我々の業界を直撃する出来事も多く発生し、その都度何らかの対応を迫られてきました。百年に一度などという「想定外」が度々起きるとなると、それは想定外だからと簡単に片付けておくことは危険かも知れません。 「超円高」も諸外国の経済情勢から察すると、比較的信用のおける“円”に投機マネーがシフトする傾向は今後も続くかも知れません。地方の機械工具商としても、円高対策を考えざるをえない時期に来ているのも事実です。しかし小さな機械工具商が一社でこのような難題に立ち向かうのは困難です。多くの情報を集め、時代の流れを読むことは不可欠です。時には他社と情報を共有し、智恵を出し合って迫り来る課題に立ち向かう必要が出てくるかも知れません。 組合活動はその原点にあるものだと思います。組合活動に積極的に参加することによって、日常の営業活動では得られない情報を集め、今後の進むべき道を探る場として活用頂ければ幸いです。 最後に皆様の会社のご繁栄を祈念し新年の挨拶とさせて頂きます。 社員総幸福量を目指して 愛知県機械工具商業協同組合 理事長 野田 道典 人類の技術や文明は自然界との戦いであるかのように思っていましたが、昨年3月の地震津波やタイの水害など昨今の自然災害を憂うとき、私達の技術や文明が自然の猛威の前には如何に無力なものであるかを知らされました。安全性を最優先にしてきたはずの原子力発電所が信じられないほどいとも簡単に崩壊させられてしまい、日本の原子力技術者や行政は非難を受けざるをえない状況にありますが、彼らはもちろん日本人のすべてが落胆して途方にくれているわけにはいかないのです。まずは復興、被災地の復興にこれは総力をあげて取り組まなければなりません。そして次に将来計画、自然と向き合い自然と調和するなかで人々の生活を豊かにすることを考えていかねばなりません。原子力にしても日本だけが脱原発を唱えていてもどうかと思います。原子力の安全技術で世界をリードして国際社会において積極的に発言できることがむしろ必要ではないかと考えています。 長い人類の歴史の中でここわずか数十年の間に地球環境に異変が出てきており、新興国の人口増加を予測すれば今後は加速度的に環境異変が進むといわれています。科学技術が自然の猛威を押さえ込むことはできないとわかってしまったのですから人類の英知は自然と闘うことではなく自然と調和することを考えていかねばなりません。やさしく豊かなそして時にどう猛な自然をすべて受け入れることができる科学技術であらねばなりません。 こんなことを考えていますと昨年来日されたブータン国王夫妻のことが印象的です。ワンチュク国王は国会でも演説され日本のことを随分ほめていただきました。国際外交面の背景などは私にはわかりませんがただ単純にすごい国なのだと感心させられました。ブータンはGNP国民総生産でいえば貧国ですがGNH国民総幸福量では世界一といわれています。国民の95%が幸福感を示しているとのことで、統計の取り方にはいろいろあるでしょうからこの数字に感心することはないにしてもやはりきっとすばらしい国なのでしょう。 さて新年を迎えて、私達はこの1年をどのように見通せばよいでしょうか。世界的な経済の減速感があるなかで円高だけは高止まりしています。日本の製造業は海外に活路を見出すしかないような状況下ですが日本のものつくりをきちんと守っていくことが日本にとって大変重要であると思います。真に価値あるものつくりを日本経済の原動力にしていかねばなりません。機工品流通に身をおく私達はたとえ小さくともそのために貢献できることを日々実行していくことが大切だと思います。ワンチュク国王にほめていただいた「技術と勤勉さと責任感そして強固な伝統的価値における模範」である私達日本人の国民性をあらためて思い出し「幸福感」を得られるような仕事をしていきたいものです。ものつくりを手伝いする仕事を通して社会に貢献し、中小企業においても社員総幸福量日本一を目指す企業であれば、それはすばらしいことではないかと思います。 情報交換を広めて 秩序の維持に努める 全国管工機材商業連合会 会長 斎藤 成八郎 平成24年の年頭にあたり謹んで新年のご挨拶を申し上げます。 皆様におかれましては気持ちも新たに新春をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。 また旧年中は連合会の事業に対し格別の御支援、御厚情を賜り衷心より厚く御礼申し上げます。 さて、昨年を顧みますと、東日本大震災による甚大な災害と原発事故・台風12号、15号による水害・内閣総理大臣 菅直人氏が退陣し、野田佳彦氏が新総理大臣に就任・欧州の政府債務危機等による株価下落と急激な円高・タイの大洪水により現地の日本企業が操業停止となり大幅な生産調整・TPP参加表明等、様々な出来事があり政治、経済、社会面ともに混迷のうちに新年を迎えました。 さて、当業界は、新築住宅着工戸数に持ち直しの傾向が見られるものの、依然として低い状況が継続しており、また公共投資につきましても年々減少の一途を辿り、平成24年度も回復への兆しは期待出来ない情勢となっております。私ども業界団体といたしましては本年も、昨年に引続き厳しい状況を前提に一層真剣な活動及び対応が求められるものと覚悟いたしております。 当連合会におきましては、昨年3月に正副会長・常務理事会議、10月に地区代表者会議、6月に第49回通常総会を開催いたしました。特に正副会長・常務理事会議及び地区代表者会議では、傘下会員組合への各種取引事例のアンケート調査を実施し種々問題点について、確認及び議論をいたしました。 その中で各地区組合から、各種製品において、常識では考えられないような廉価受注やサービスの強要とも見られる取引をやむなくされるケースが多発している状況が報告されました。 将来の業界の安定のために、このような状況と向かい合い、団結して秩序の維持に努めることは、業界に属するものとして、いまや最重要課題の一つとするべきだと思います。 そのような観点から、業界において適正利潤とは何か、廉売とは何か、公正な取引とは何かを、また取引の改善のために、配送の現状、梱包材の処理、返品対策、支払い条件など、個々の契約に関係する事柄の現状と、本来あるべき姿を見据えて、改善努力を図るべく、さらに議論を継続し、深めていくことを確認しました。現実に困っていることや対処成功例の情報交換を広めることを通して、適正利潤、適正サービスのレベルが業界として広く認識され、その遵守に向けて一致できることを願っております。 年頭にあたり関係各位の尚一層のご指導、ご鞭撻をお願い申し上げますとともに、皆様のご繁栄をご祈念いたしまして、年頭のご挨拶といたします。 年頭所感 中日本木工機械商工協同組合 理事長 木村 秀夫 新年あけましておめでとうございます。 旧年中は、当組合の事業活動に一方ならぬ格別のご厚情とお力添えを賜り厚くお礼申し上げます。 さて、昨年は“兎の上り坂”のように物事が良い方向に進む年として景気が徐々に回復すると見られましたが、3・11の東日本大震災の発生に伴ない、あらゆる面で大打撃を受けることになりました。とくに大津波による甚大な被災地の爪跡、福島原発の放射能漏れは世界中に驚愕なニュースとして報じられ、日本の復興を目指して各方面から“頑張ろう日本”の掛け声で被災地の復旧に投じました。被災の影響を受けた産業界は生産の制約、企業の海外逃避等でゼロ成長に陥り、米国、欧州諸国との兼ね合いから歴史的な円高も加わって予断を許さない厳しい経済状況の深刻さが漂っています。 この円高・デフレ経済という経営環境の悪化により、新設住宅着工戸数は一昨年より若干回復傾向にあるものの、83万戸前後という予測による低水準をみせ、住宅産業の需要拡大を掘り起こすだけの期待薄状態が続く気配にあるようです。この状況に追い討ちを掛け、9月は台風12号が紀伊半島に記録的な豪雨をもたらす土砂災害、タイ首都バンコクの洪水による工業団地の水没で日系自動車・電機関連産業の生産停止という大打撃の被害に見舞われ、この一年は「大水害」の年でもありました。 東日本大震災の影響から開催が心配されました『第40回名古屋国際木工機械展&ウッドエコテック2011』は、ここ名古屋でメーカー団体の努力により11月に無事催すことができ、需要低迷の機械業界にあって、多少なりの需要喚起に貢献しました。 また、今年の干支「辰年」生まれの方は、正直で感情が鋭いため、活動力に富み、負けず嫌い、闘争心の強い星と言われています。性格気質を等しく、類を同じくするものはお互いに引き合うという“雲は竜に従い虎は風に従う”ように、我々組合組織も微力ながら会員の総力を発揮し、共にメリットが得られるようお互いに協力し合い、業界に少しでも活気のある場づくりに心掛けていきたいと思います。 業界各位の皆様方には昨年同様、本年も倍旧のご支援、ご鞭捷を当組合に賜わりますようお願い申し上げますと共に、皆様の益々のご繁栄とご健勝を心より祈念申し上げ、年頭のご挨拶と致します。 『竜となって』 静岡県管工機材商組合 理事長 村松 孝一 明けましておめでとうございます。メーカーと商社の皆様には、組合の活動に絶大なるご協力をいただき、ありがとうございます。感謝しております。 昨年は国内景気が良くなると言われ出した矢先に東日本大地震と津波が発生しました。多大な影響を全国で受け、今もなお続いています。台風・洪水・ユーロ他国内外で暗くなるようなことも頻発しました。商売はあいも変わらず厳しい値引き合戦が続き、健全な経営を危うくするような状態が無くなりません。 「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例なし。世の中にある人と、栖とまたかくの如し。」で始まる鴨長明の方丈記を思い出しました。安元の大火・治承の辻風・福原遷都・養和の飢饉・元歴の大地震が鎌倉時代にありましたが、現在は日本だけで無く世界規模での大災害や大事件が起きています。そんな無常とはかなさを嘆きたくもなります。 しかし、今年は辰年。勢いがある様を示した諺が多い辰。「画竜点睛」して「竜の水を得たるが如し」と言われる様な商いを目指して、皆様と共に、一年間を頑張っていきたいものです。「日本人は集団になると竜になる」と言われています。こんな危機にこそ跳ね返し、『竜となって』新しい時代を拓いて行きたいですね。 2012年 年頭所感 三重県管工機材商業組合 理事長 尾藤 彰 昨年は、自然災害・政治・経済あらゆる面で、全世界が大きなうねりの中に翻弄された一年でした。今年は何と言っても、東日本大震災の被災地の一刻も早い復旧復興を急がねばなりません。世界的な景気停滞や円高は継続し、ビジネスの世界では当面厳しい状況が続くと思われます。すでにメーカーは生産や販売の仕方を根本から見直し始めており、生き残りをかけた大改革の時代に突入しています。異業種との連携、M&A、海外進出等々、あらゆる手法を駆使して変革に挑戦しています。かつて、メーカーと販売店は同じ方向を向き、互いに協力しながら仕事をしてきました。今は、メーカーによる突然の急激な方針変換により、ぼんやりしていると我々の身が危うくなりかねない時代です。もちろん、この変化をいち早くキャッチして自らがうまく変革できれば、逆に成功を収めることができます。どこかに書いてありました。これからは、「異業種が同じ土俵に上がり、違うルールで戦う時代」だそうです。反則自由の、異“業”種格闘技デスマッチ状態と言えるでしょう。生半可の覚悟では、勝機が見出せません。 私たちは地元に根を張り、資金を投入して在庫を持ち、きめ細かいデリバリーをして工事の現場を支えています。地域社会に大きく貢献しており、誇りを持って働ける職場であると、常々から社員に言い聞かせています。お客さまから、「助かった」「ありがとう」と言う言葉をかけてもらうこと、メーカーさんから「頼りにしている」と言ってもらうこと、これを励みに社員は日々汗を流して頑張っています。急速な時代の変化が、この思いを無視できるとは思いません。しかし、変化する流れの方向を見誤ることなく、その対応策を講じることが今こそ必要であると考えます。 この一年が皆さまにとって良い年でありますよう、心よりお祈り申し上げます。 メンタルデフレに陥ることなく経済活動に邁進したい 岐阜県管工機材商組合 理事長 森嶋 靖雄 新年明けましておめでとうございます。今年も昨年同様宜しくお願い申し上げます。 昨年は、3月11日の東日本大震災に依って日本全国が精神的かつ物質的なパニックに陥り、わが国の政治経済は大きな混乱に見舞われました。震災の直接的被害以上に深刻であったのが福島の原発事故が及ぼした影響であり、漏れ出した放射能が世界中を不安に陥れ、多分野において「ニッポン」ブランドが信頼を失う結果となりました。 また、“想定外”の急激な円高は、過去に類を見ない経済システムの変革により一ドル70円台を超える勢いであり、更にギリシャの財政危機に端を発したユーロ圏の連鎖的破綻への懸念は、その影響がヨーロッパのみに留まらず、世界大恐慌の前ぶれであるかのようにも思えるほどであります。このような世界同時不況の中、日本の進むべき道を見出すのは極めて至難の業であると思われます。 厳しい環境下で疲弊したわが国経済が僅かながら回復の兆しを見せ始めた昨今、新たな難題としてクローズアップされたのがTPPであります。批准の賛否は別として、この件の舵取りによっては、また混乱に大きく拍車をかけることになりかねません。米国は、経済面での指導的立場を失って自らの国益確保を最優先する傾向が見られ、世界の中での相対的な地位の低下が顕著であるように見受けられます。現在のグローバル化した世界においては、大国の政策の失敗が世界同時恐慌の引き金となる恐れが十分に有り得ると思います。 このような時代の中で目本を蘇らせるには、我々国民一人一人が日常に溢れる過多な情報に惑わされることなく、事の真実を的確に見極める常識感覚(バランス感覚)を磨いていくしかないのではないかと考えます。為替相場や株価の値動きに一喜一憂することなく、自国の実力を信頼するように努め、“メンタルデフレ”に陥ることなく、想像力を創造力に変換して積極的な経済活動に邁進して行きたいと考えております。 我々の業界も、対象業務の主体を“官”から“民”ヘシフト変更し、わが組合のスローガンである「適正利潤の確保」と「地産地消」を念頭に置きながら、日本人の倫理観を信頼し、自信を持って共存共栄を実現できるよう頑張る所存です。 2012年 年頭所感 愛知県管工機材商業協同組合 理事長 小川 信 今年度より理事長を仰せつかっています山信株式会社の小川です。平成24年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。 皆様におかれましては、健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます…と言い切れないのが残念なこの平成24年の正月ではないでしょうか。 思えば、昨年年頭、激安クーポン業者を通した通販「おせち」が、写真と現物が違うどころか、まるで食い散らかした後のようなモノとして購入者に届けられる事件が発生したところから、何か不穏なものがあったのかもしれません。1年の計は元旦にありとは良く言ったものだと思います。その後の、荒々しい気象とそれに対する備えの脆弱さから起こった、国難と言って良い災害、またわが国で、欧州で、そして太平洋を囲む各国の間での経済活動をめぐる各種の問題・課題は、挙げていくにきりがないほどとなっております。 しかしそのような中でも、我々企業は最善の道を一歩一歩選びながら歩んでいかなければなりません。そのためには、何ができるのでしょうか。また、何をしていかなければならないのでしょうか。差し当たって新年最初の月は、様々な会合で皆様と互いにお元気な顔を見せ合い、これから始まる今年1年のことを考え、語り合ってまいりたいと存じます。 さて、当組合では、いよいよ今年は第29回の「管工機材・設備総合展」を10月4日から10月6日までの3日間、開催します。大藪淳一氏(株式会社大清)を実行委員長に、また峰澤彰宏氏(峰澤鋼機株式会社)を実行副委員長に選出し、準備を進めております。既に出品お申し込みをいただいた関連メーカー様も多く、この場を借りて御礼申し上げます。組合設立50周年を間近に控え、半世紀に及ぶ歴史の節目直前の展示会となります。小間寸法も、見本市業界標準のシステムパネルによる3m規格に変更し、今年の10月には装いも新たな愛知の管工機材・設備総合展をお見せできるかと思います。多くの皆様のご支援・ご来場を、ご案内がてらお願い申し上げます。 年頭所感 日本冷凍空調工業会 会長 藤原 克彦 年頭にあたり謹んで新春のご挨拶を申し上げます。 旧年中は、皆様より当工業会に対し格別なるご指導、ご鞭撻、ご支援を賜り、心より厚く御礼申し上げます。本年も宜しくお願い申し上げます。 1、平成23年を振り返って 平成23年の世界経済を振り返りますと、昨年は3月の東日本大震災や夏場以降のタイの水害に端を発する世界的サプライチェーンの混乱、また、ギリシャ財政危機から始まったEUに端を発する金融不安の世界的広がりなど、グローバルに連動する事象が次々に発生しました。特に欧州の経済は低迷しましたが、一方、新興著しい中国や後続のインド・ブラジルなどは先進国との経済の連動性が高まりつつある中でも堅調に経済成長を続けております。 日本経済におきましては、震災直後の落ち込みからは急回復、鉱工業生産が震災前の水準まで回復し、消費マインドも改善してきております。しかし、産業活動を取り巻く環境は超円高基調やレアアースをはじめとする輸入原材料の高騰など非常に厳しく産業界は大きな影響を受けました。 こうした環境の下、平成23年度上半期の当工業会関連製品では家庭用エアコンが節電志向の高まりで、より省エネ性が向上している最新モデルへの買い替え需要が促進され、猛暑で過去最高の出荷となった前年を更に上回る実績となりました。一方、震災によるサプライチェーンの混乱や電力事情が影響して、カーエアコンや家庭用ヒートポンプ給湯機は低迷する結果となりました。 上半期の国内向け出荷状況を当工業会の自主統計ベースで製品別に申し上げますと、家庭用エアコンが542万台(105%)、業務用エアコンが42万台(112%)、ガスエンジンヒートポンプエアコンは1万台(130%)、食品の流通・保存に関わる冷凍冷蔵ユニットが1万7,000台(101%)、冷凍・冷蔵ショーケースが14万5,000台(109%)と前年を上回る状況となっております。一方、カーエアコンが194万台(79%)、家庭用ヒートポンプ給湯機が25五万4,000台(93%)と前年を下回っております。 総計としては上期の生産・出荷額は震災影響を受けた製品が全体を押し下げる形となりました。具体的には、上期生産額が9,917億円(前年比96.5%)、同じく出荷額は9,768億円(前年比92.5%)です。輸出につきましては、1,888億円(104.2%)となっております。 2、平成24年を迎えるにあたって 平成24年の世界経済は、依然継続している欧州の金融不安、米国などでの景気の先行きの不透明感が存続し、先進国においての実質GDPは低成長になる見通しです。新興国経済は堅調な内需を背景に景気の拡大は続くものの、先進国の景気の鈍化に伴う輸出の減少などにより経済成長は減速するものと思われます。 日本国内においては、復興需要が顕在化し、経済成長を押し上げることが期待される一方、前年のサプライチェーンの混乱や超円高基調を回避するための生産拠点の海外移転、海外経済の減速傾向の影響などマイナス要因が存在しています。震災後のエネルギー政策見直しの動きについても、当工業会の製品・機器は密接に関わりがあり、慎重に動向を見守りたいと思います。 また、地球環境問題への全世界での取り組みは、更に強化されるものと思います。製品に冷媒を扱う当工業会としては世界動向を継続して注視し、対応して参りたいと思います。 このような環境のもと、平成24年の当工業会の施策につきましては、以下の3点について特に重点をおきたいと考えます。 T、環境問題への適切な対応 U、事業のグローバル化への対応 V、検定制度の充実 T、環境問題への適切な対応 国際的に温暖化効果ガスの大幅な削減が求められており、福島原発の事故に伴い、発電量の不足や火力発電所の比率が増加するなどの背景から、エネルギー政策は根本的に見直される可能性があり、更なる省エネの要求が強まることも予想されます。また、HFC冷媒はオゾン層の破壊はしませんが、温暖化係数が高いものがあり、これらのHFC冷媒の排出による地球温暖化問題は近年、急浮上してきております。これらの諸問題は当業界事業に大きく影響を与えることは必至であり、的確に対応していく必要があります。そのために以下の取り組みを推進して参ります。 @HFC冷媒の漏洩削減と回収 「HFCの責任ある使用原則」の精神に則り、行政の協力を得ながら、使用時の冷媒漏洩を削減し、整備時・廃棄時の冷媒回収の向上を引き続き進めます。平成23年度には冷媒の漏洩点検・管理制度の構築を念頭に漏洩防止実証モデル事業を開始したところであり、今後はこれを法整備へつなげていきたいと思います。また、これらの事業の中核を担う組織として平成23年10月には「一般財団法人日本冷媒・環境保全機構(JRECO)」を新たに設立し、従来3団体にて共同運営していた冷媒回収推進・技術センターの事業を移管しました。引き続き、冷媒の回収量向上に向けた実行性ある具体的取り組みを推進していくための強化を図って参ります。 A次世代冷媒代替技術の検討 温暖化係数の低い次世代冷媒の開発は当業界の大きな課題です。次世代冷媒の候補には微燃性を持つものが多く、これらの微燃性冷媒の使用に対する安全性評価を産学で研究を推進するなど、次世代新冷媒・代替技術の可能性を積極的に追求して参ります。 Bエネルギー消費の削減と高効率機器の開発・提供 製品・機器のエネルギー消費の削減のため、当工業会としては引き続き、高効率の機器を開発し、それらの情報を常に提供するという理念のもと、活動を行って参ります。併せて、今後省エネ法の対象となる製品・機器についても的確に対応するとともに、製品・機器に課せられるエネルギー消費目標が適切なものとなるよう、計画策定に協力して参ります。 U、事業のグローバル化への対応 国際規格は国内規格と密接に関係していると同時に、国際化した製品にとっては従来にも増して重要になってきています。特に昨今ではエアコンの性能評価方法や、冷媒の安全に関する規格など、冷凍空調分野の省エネや環境に関連する国際規格は多岐に亘っており、当工業会を含む様々な団体で検討が進められています。当工業会としては、業界の意見を的確に反映していくために、迅速かつ計画的な行動及び将来を見据えた地道な国際的活動も不可欠であると考え、業界意見を取り纏め、行政との連携も図りながら活動を推進していきたいと思います。 また、各国における省エネや環境に対する規制、基準についても、業界意見を取り纏め、各国行政へ的確に反映していきたいと思います。特に環境規制が進む欧州には、以前から欧州事務所を置き、早急かつ的確な意見反映を行っておりますが、引き続きこの活動を推進して参りたいと思います。 V、検定制度の充実 従来、製品の検定制度は当工業会が運営しておりましたが、平成23年4月から「一般財団法人日本空調冷凍研究所」を検査試験業務を実施する機関として設立しました。また、検定制度の基本規定も見直し、平成24年度からの運用を行う予定としております。昨年には一昨年のパッケージエアコンとガスエンジンヒートポンプの新設備建設に加え、ヒートポンプ給湯機の試験設備も新設しました。特に平成24年度はパッケージエアコンの検査範囲の拡大やガスエンジンヒートポンプの性能検定制度の導入の為の各企業設備の相互校正、ヒートポンプ給湯機の検定制度導入のための体制つくりを進めていきたいと思います。 3、「HVAC&R JAPAN 2012」の開催について 本年は「HVAC&R JAPAN 2012(第37回冷凍・空調・暖房展)」を2月14日から4日間の日程で東京ビッグサイトにて開催いたします。 本展示会は「あらゆる温度の未来が見える」をキーワードに当工業会があらゆる温度帯の制御機器を取り扱っていることをアピールするのみならず、世界をリードする高度な技術力、環境に配慮した最新の機器、システム、ソリューションを一堂に展示することにより、出展各企業のビジネスチャンスの創造や最先端情報の発信の場として企画しております。さらに、行政活動、学術、企業技術などを発表する各種講演会やセミナーの開催、出展者による製品の動向の紹介など多数の併催行事も予定しております。2年に一度のこの開催をビジネスチャンスとして活用頂き、出展企業各社のハード、ソフト両面にわたる最先端のテクノロジーの披露と来場者の有意義なビジネス交流の場としての活用を期待しております。 多数の御来場をお待ちしています。 4、今後の業界の活動方針について 当工業会が扱う製品・機器は日本の基幹産業のひとつであり、家庭用から業務用までの空間の空調機として、食品の物流・保存に関わる冷凍・冷蔵機として、またはカーエアコン分野、先端医療分野など、幅広い分野で扱われております。 国内では、東日本大震災後、更にクローズアップされてきた省エネ性に関し、多エネルギー消費機器であるという一方、再生可能エネルギーを利用するヒートポンプ技術を核としているという点の両面から、今後もますます要望が課せられるものと思います。日本の業界は世界でもトップクラスのインバータ技術やヒートポンプ技術を有していますが、今後もさらに社会の要請に応えて効率の高い製品・機器の開発に取り組み、エネルギー消費削減と環境配慮の両面から期待に応えて参りたいと考えます。 海外に対しましては、国内で築いた、ヒートポンプ技術を展開するとともに、新興国・途上国におけるHCFC代替冷媒の選択や性能評価基準の構築等に関して、積極的に支援をして参ります。 国際的な工業会の交流機能としてはICARHMA(冷凍空調工業会国際評議会)が毎年開催されていますが、この会合を有意義にするために、日本としての立場や対応を明確にしていきたいと思います。特に本年度は日本がICARHMAの開催国になります。加えて、隔年で主催する環境と新冷媒国際シンポジウム(神戸シンポジウム)も開催年に当たるため、日本の技術をぜひ積極的に広めたいと思います。 平成24年度からは、当工業会は公益法人制度改革に伴い、一般社団法人として出発する予定です。今後とも関係省庁、関係団体、会員各社そして報道機関の皆様方の尚一層のご指導・ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。 早期のTPP参加を 日本フルードパワー工業会 会長 宮内 壽一 2012年明けましておめでとうございます。 当協会が発足して7回目の新春を迎えることが出来ました。改めて当協会活動に対して、多面にわたりご理解とご支援を賜りました関係官庁、諸団体並びに会員各位に心から御礼申しあげます。 昨年、未曾有の東日本大震災、それに起因した福島原発事故と電力不足等は、得意としてきたものづくりサプライチェーンの脆弱性を現出し、世界の製造業に多大な影響を及ぼしました。鋳造業界も、被災鋳造工場の復旧、電力制限対応等に追われました。現在、ユーロ危機、円高等の厳しい環境下ですが、2011年新春と同程度の経営状態で新年を迎えられ、会員各位の懸命な経営努力に敬意を表する次第です。 鋳造業はいろいろな意味で大きな転換期にあります。そのような状況下、昨年も日本鋳造協会(JFS)は会員のご理解とご支援でサポーティング・インダストリーのリーダーとしての活動を進めてきました。 東日本大震災では鋳物サプライチェーンの大きな混乱を防ぐことが出来ました。一方、原子力発電を含めたベストミックスの安定・安価・良質な電力供給のための諸活動も鋳造業界にとって急務となっています。 技術開発では、レアアースレス化、高灰分コークスのキュポラ炉への適用等の研究開発に取組み実用化段階にあります。また、環境問題対応として人工砂の普及活動に取組んできました。人材育成では、鋳造カレッジを更に充実し、鋳鋼コースの開講準備も進み2012年度開講の予定です。鋳造技能者育成を目的とした新人教育研修プログラムも徐々に充実しています。 2010年から準備を進めてきました「第13回世界精密鋳造会議(The13thWCIC)」をアジアで初めて今年4月京都で開催します。この会議は先端を行く鋳造技術情報をJFS会員に提供できるものと期待しています。 「大きな転換期にある鋳造業界」を踏まえ“新しい成長と発展”をコンセプトとして“鋳造産業ビジョンアクションプラン2012”を近く情報発信します。会員皆様にとって大きな指針となることを願っています。 最後になりましたが、経済産業省を始め関係官庁、関係諸団体並びに会員各位の益々のご健勝をご祈念申し上げ新年のご挨拶とさせていただきます。 大きな転換期にある鋳造業界 日本鋳造協会 会 長 中谷 兼武 新年明けましておめでとうございます。 平成24年の年頭に当たり一言ご挨拶を申し上げます。 昨年3月の「東日本大震災」に加え「東電福島原発事故」の発生から一時は大混乱したわが国の経済環境は、「超円高問題」・「エネルギ―問題」・「海外経済の下振れ問題」等の課題はあるものの落ち着きを見せており、成立した第一次・第二次及び本格的な第三次の補正予算の早期成立・執行により、被災地における遅れ気味の復旧・復興を促進し、1日も早い経済環境の好転を図ることが望まれます。 ところで昨年のわが国の経済は、年初より比較的堅調に推移しておりましたが、3月の「東日本大震災」と「東電福島事故」の発生により、サプライチェーンが寸断された産業界は大きな打撃を受け、また、「東電福島事故」に伴う「電力危機」も加わり、わが国の経済環境は、未曽有の危機に見舞われました。こうしたなかで被災地はもとより、いち早く復旧・復興計画を進めた産業界の努力により7月頃より立ち直りの気配を見せた景気は、この夏、日本全体に広がった「節電要請」も何とか乗り切り、その後は明るさも見え始めておりました。事実、11月に内閣府が発表した本年7-9期の実質GDP速報値は、前期比1.5%増で年率換算では6.0%増と4四半期振りにプラス成長を遂げました。しかしながら直近の日銀の景気判断は、欧州の債務問題を大きなリスク要因と見て「景気は持ち直しの動きが続いているものの、海外経済の減速の影響などから、そのペースは緩やかになっている」とトーンダウンさせております。 こうしたなかで私どもの業界動向を見ますと、昨年前半の出荷状況は比較的堅調に推移しましたが、10月以降一部に鈍化傾向も見られる等厳しさが増してきております。私どもの会員企業においても下期の業績予想を下方修正する等厳しい対応を取っております。これは欧州における債務問題や中国をはじめとする新興諸国の経済の低迷さらにはタイにおける洪水問題等「海外経済の下振れ」に加え高止まりしている「超円高問題」今後の「エネルギー問題」などに起因しており、先行きの経済環境を見るとき不透明感は払拭できず今後とも慎重に対応する必要があると考えております。 一方、先に政府においては、懸案であったTPP交渉に参加する旨決定し、各国との交渉に入ることとなりました。カナダ・メキシコも参加を表明するなど発展する環太平洋諸国の需要を取り込むためにも早期の協定参加が望まれます。さらに今後の経済環境を見ると、平成23年度の補正予算の早期執行や平成24年度予算の年度内成立等適切な経済運営が望まれるところです。 フルードパワー業界は「モノづくり」を支える重要な産業であり、今後とも大きな成長が期待されております。グローバル化への対応や地球温暖化対策としての「省エネ技術」・「水圧技術」等の開発は喫緊の課題です。また、業界としては厳しい経済環境のなかでも健全な競争と協調のなかで共に発展してゆくことが望まれます。 いずれにいたしましても各需要業界の皆様方には更なるご支援、ご鞭撻をお願い申し上げ新年のご挨拶とさせていただきます。 年頭所感 日本金型工業会 会長 上田 勝弘 謹んで平成24年度の新春を迎えてのご挨拶を申し述べます。 会員の皆様も引き続き厳しい経営環境を耐えしのぎ心新たに新春を迎えられた事と存じます。 昨年は天災、人災、経済災という複合災害に見舞われた戦後最大の日本列島受難の年であったと思います。1日も早く被災地の復興が進展する事を切に願っております。しかしながら日本のものづくり産業%チに我々金型産業は、引き続き大手ユーザーの海外進出が止まらず、受注額が大きく減少し続けております。超円高現象も長期化するものと思われます。又、金型の受注コストも人件費、電気、材料、輸送費、法人税率等々、アジア諸外国に比べてすべて高く、まるでハンディキャップのあるゴルファーがスクラッチで勝負するようなものですから、基本的に勝ち目はありません。品質レベルで同等クラスの金型は海外調達が多くなっています。我々がこれからの生きる道は、@自社の得意技術を強くしていくこと A営業力を強化すること B海外進出する体制を作り上げること C他社との連合を考え企業力を強くすること D国内の人材の育成や海外との人的ネットワークを構築すること E中小企業に対する補助、支援制度を効果的に活用すること F国内外のユーザー等の情報を最大にキャッチしながら経営戦略を立てることなど、色々な諸方策を駆使して頂きたいと思います。 社団法人日本金型工業会は、会員の皆様の身近に発生する取引上のトラブルや相続や知的財産権問題、経営の問題等にもお応え出来るべく、経済産業省との連携を強めて頑張る所存でありますので、会員の皆様方も一体となって金型工業会活動を盛り上げて頂く事を期待しております。 平成24年 年頭所感 愛知県金物商工協同組合 理事長 岡本 忠史 新年、あけましておめでとうございます。 平素は私ども組合に対し、格別のご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。 昨年3月に発生しました「東日本大震災」は、千年に一度といわれるぐらいのマグニチュード9・0の地震と、想定を上回る津波、そして福島第一原子力発電所の事故に伴う放射性物質漏れは、大気中や海水に拡散し、除染作業・がれき処理など、東目本の復旧・復興は長期化する見通しとなる大変な年でした。 海外では、中東・アラブ諸国において機運の高まりを見せている民主化運動で、チュニジア・エジプト・リビアなどの独裁政権が倒れる「アラブの春」がありました。また、ギリシャ・アイルランド・スペイン・ポルトガル・イタリアの五ヶ国がユーロ圏の中でも財政が最も悪化していると見られ、1999年のユーロ導入以来、欧州連合(EU)の首脳たちがこの危機を克服する具体策がまとまらないと、世界経済は2008年の危機を上回る混乱に陥りかねません。 日本は・国と地方を含めた借金がついに1,000兆円。これは利払いだけでも一分につき1,000万円を払わなければならないといわれています。 今、日本はデフレがあまりにも長期化にわたっているため、経済が大変になっています。円高・株安・空洞化・消費税・増税等いろいろと問題をかかえています。 次に明るい話として2つあげます。 まず1つは「メタンハイドレート」です。原発・太陽光・風力より有望な資源といわれこの「海底の燃える氷」は次世代エネルギーとして注目を集め、年間消費する天然ガス百年分が日本の国土と扱われる「排他的経済水域」内の太平洋岸にあり、今年から試掘が始まるそうです。 もう1つは「日本の技術」です。小惑星探査機「はやぶさ」が「イトカワ」へ行って帰ってきた技術です。「イトカワ」までの距離は約三億qで、太陽までの距離のおよそ二倍です。四年間で帰ってくる予定が結局七年間かかりましたが、その技術たるや世界に冠たるものだといわれています。 私共金物業界は「省エネ住宅」・「耐震・耐火住宅」による「住宅版エコポイント制度」・「長期優良住宅優遇税制」など各種住宅購入促進策で国内住宅着工戸数は前年を上向りましたが、中小企業の経営環境の悪化・デフレの進行などで個人消費が冷え込みますと再びマイナスとなります。このようななかで、ライフスタイルに対応した商品の開発・建築工法の変化・量販店との対応・ネット社会における流通の多様化など、さらなる改善の努力が必要です。 当組合もいかに組合活動の活性化をはかるか、組合員と賛助会員の増強を含め努力していきたいと考えております。 どうか皆様のご健勝とご事業のご発展を祈念いたしまして、年賀のご挨拶とさせていただきます。 組織をスリム化し会員に喜ばれる事業を展開 三重県機械工具商組合 理事長 伊藤 紀昌 新年明けましておめでとうございます。本年も昨年同様三重県機械工具商組合をよろしくお願いいたします。 昨年は様々な出来事が日本列島を駆け抜けた年であったと思われます。長引く不況の中3月頃迄は順調に景気も回復基調にあり、売り上げもリーマンショック以前迄回復傾向にありましたが、あの突然襲った東日本大震災、そして東京電力の原発事故後、この地方にも大きな打撃をうけ、大手ユーザー様及び中小企業の下請け業者様等も部品等の入荷が困難になり生産調整をせざるを得ない伏況に陥り、我々機械工具を取り扱いする業界も多大な影響をうけ一時売り上げ等も落ち込み先行き不安な時もありました。叉、タイ国での大洪水にて日本から進出していた多くの企業様にも甚大な被害を受け我が国、特にこの東海地方の製造業様にも、なんらかの悪影響を及ぼした年であったと思います。人災ではなく天災による被害が多く発生した年ではなかったのではないでしようか。 さて三重県機械工具商組合も発足以来18年が過ぎ昨年は組合の見直しの年として大きく改革をさせていただきました。まずは、協同組合を解散して、三重県中小企業団体中央会を退会して任意組合として立ち上げ正会員、賛助会員との区別を無くし新しい組織に改革してまいりました。又役員数も7名と少数にして理事会、委員会等も簡素化し組合の行う事業等も理事会で決定し理事全員で取り組み事業を行うようすすめてまいります。又組合の年会費についても減額して、A会員様B会員様とし受益者負担による行事をさせていただきました。夏の恒例でありましたビアパーティーも北勢地区、南勢地区と地区別に開催させていただき好評のうちなごやかに終えることができました。今年も会員様が参加してよかった思われる事業等を計画、実行してまいりますので、会員様の参加をお願いいたします。 三重県機械工具商組合一同わずかな会員数でありますが、皆様のご協力、ご支援のもと頑張って行きたいと考えております。 最後に本年が各会社の皆様にとって良い年でありますよう願って新年の挨拶とさせていただきます。 より良い組合を目指して 愛知鋲螺商協同組合 理事長 土方 成一 新年明けましておめでとうございます。 今年ほど、心新たに新しい年を迎えた事は無いように感じております。 昨年は、3月11日に「東日本大震災」が発生。日本での観測史上最大のマグニチュード9.0を記録し、これに伴い発生した津波は、東北地方の沿岸部に甚大な被害を及ぼし、死者、行方不明者は2万名という想像を絶する災害となりました。 また、地震と津波による被害を受けた「福島第一原子力発電所」は、原子炉を冷却できなくなり、炉心溶融で発生した水素ガスが爆発して大量の放射性物質を放出。周辺一帯の住民は長期の避難を強いられております。 私共の中部地区での主要産業でもあります自動車産業は、東北地区でしか生産されていない部品があった事から、大幅な減産に追い込まれ、一時期は、リーマンショック直後よりも酷い状況に陥る所もありました。 部品調達に一定の目途がついた夏場も、静岡の浜岡原子力発電所の停止をはじめ、日本全体に広がった反原発の動きから点検中の原子炉が再稼働できなくなり、工場にとって大切な電力が供給不足に陥る懸念があり、工場が平日休業、土日稼働と変則的となり、その対応に追われながら夏が過ぎました。 ホッとする暇もなく、タイの洪水で、前半の生産の遅れを取り返すために増産が期待されていましたが、自動車産業は減産を余儀なくされました。 さらにギリシャの経済不安からイタリア、スペインなどにも信用不安が広まり、ユーロ安、ドル安と過去最高水準の円高が続き、製造関連に身を置きます私共にとっては、心休まる事の無い1年でありました。 私にとりましても、2期4年間理事長職を務めていただきました、鈴木建吾氏(八幡ねじ社長)の後を受ける形で、昨年5月の総会にて理事長職を拝命いたしました。 鈴木氏の卓越した指導力には遠く及ぶべきものではございませんが、私なりに今できる事を一生懸命にすることで、永年お世話になっているねじ業界の発展にお役に立てばと考えております。さらに総会では、私を補佐していただける理事を定員一杯の11名体制としていただき、若手理事を増強していただきました。経験豊富な理事と行動力のある若手理事の力を結集して、組合員にとって、よりよい組合を目指して頑張って行く所存です。組合員はじめ、各関係の皆様におかれましては、引き続きましての御支援、御鞭撻のほどを宜しくお願いいたします。 最後になりましたが、皆様にとって今年が素晴らしき1年となります事を祈念申し上げます。 「真のグローバルbPのホイストメーカ」を目指して キトー 代表取締役社長 鬼頭 芳雄 「東日本大震災」におきまして、被災されました皆様、また被災地に所縁の深い皆様に心よりお見舞い申し上げます。 あらためまして、新年明けましておめでとうございます。 昨年は、不安定な世界情勢に加え、自然界においては近未希に見る災害が猛威を振るった一年でした。当社も震災の影響を受け思い通りの生産がかなわず、お客様にご迷惑をおかけしましたが、この状況も上期にて解消しました。 被災地におかれては、未だ粒々辛苦の状況ではありますが、復旧・復興は着実に進んでまいります。私共も少しでもお役に立てますよう取組んでまいります。 当社は昨年4月に、世界中のお客様に最も信頼される「真のグローバルbPのホイストメーカ」になる為に、いわゆる日本企業からグローバルな共同体企業へ変革を進め売上高1,000億円の事業規模を目指す5ヵ年中期計画を策定し、推進しております。 厳しい環境が続きますが、当社グループはお客様の安全性および生産性向上という付加価値を実現するベストパートナーとして、皆様のグローバルな活動に役立つよう取組んでまいる所存でおります。 皆様のより一層のご発展とご健勝を祈念いたしまして私の年頭の挨拶とさせていただきます。 市場ニーズに合った特徴ある商品を投入 ダイジェット工業 取締役社長 生悦住 歩 新年あけましておめでとうございます。 昨年の日本経済は、回復基調にはあったものの、東日本大震災やタイの豪雨・洪水などの相次ぐ災害や、急激な円高、欧州諸国の信用不安により大きく揺れ動いた1年でした。 我々超硬工具協会においては、東日本大震災の影響で一旦は落ち込みましたがその後は堅調に推移し、11年計では4年ぶりの3,000億円台も視野に入る水準となりました。 当社におきましては、国内販売は微増にとどまりましたが、輸出は前年を大きく上回り、全市場とも好調でした。今年は、この海外マーケットの旺盛な需要に、質・量ともに応え、更なる深耕を図ります。 今年も収益構造改革は継続し、当社が強い分野をさらに伸ばし、市場ニーズに合った特徴ある商品を投入していく所存です。特に、ヘッド交換式の「モジュラーヘッドシリーズ」は、更なる強化を図り、先端の「モジュラーヘッド」に新製品を投入し、当社が強い金型業界向けのみならず、他業種へも展開してまいります。 また、売れ筋商品の欠品でご迷惑をお掛けしていましたが、注力分野への集中投資を行い、デリバリーの面でもお客様の要望に応えていく所存ですので、より一層のご支援ご鞭撻を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。 パワーを全開させて お客様に信頼と安心を 三菱マテリアルツールズ 代表取締役社長 滝沢 俊夫 新年あけましておめでとうございます。皆様におかれましては、2012年の新春を健やかに迎えられましたこととお慶び申し上げます。 昨年は3月に発生しました東日本大震災、10月にはタイを襲った洪水など、未曾有の自然災害に苦しんだ1年となりました。記憶とは時間と共に薄れ、消え行くものですが、その中にも忘れてはならない数々の出来事や想いがあります。この度の災害を通して、リスク分散などの危機管理の重要性を改めて認識した一方で、苦難に立ち向かう人々のたくましさ、日本(特に日本の製造業)の底力を痛感した次第です。 昨年は弊社にとっても決して忘れることのできない、また忘れてはならない厳しい1年となりました。2012年こそは製販一体となった「三菱マテリアル」のパワーを全開させて、ユーザー様・販売店様・代理店様にご信頼頂き、ご安心頂けます様に努力して参ります。 また、本年はJIMTOF2012が開催されます。昨年は新製品をほとんどご紹介することができませんでしたが、本年は、魅力ある新製品を数多く投入し、お客様のご期待に応えたいと思っております。 欧州危機、米国経済の低迷、円相場の歴史的高値水準、TPPの不透明な動向、原料高など、我々を取り巻く事業環境は依然として厳しく不安定であると言わざるを得ません。 このような予断を許さぬ状況ではございますが、常にお客様とのコミュニケーションを密にさせて頂き、「お客様第一、最高のサービスを提供」という弊社の事業活動の理念のもと、「意識の変革こそが最善の対応策」と心得、全社員の力を結集し、目標達成に向けて邁進して参ります。 末筆となりましたが、本年も引き続きまして格別のご指導、ご鞭撻を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。皆様方にとりまして実り多き年になりますことをご祈念申し上げまして、新春のご挨拶とさせて頂きます。 為替リスクをヘッジできる生産体制に移行 住友電気工業ハードメタル事業部 執行役員事業部長 牛島 望 新年あけましておめでとうございます。 平素は格別のご高配を賜り心より御礼申し上げます。本年も何卒宜しくお願い申し上げます。言うまでもありませんが、昨年はここ数年の動向と較べて、インフルエンザ等パンデミックが発生しなかったこと、東アジアでの外交関係やレアアース等資源問題が比較的平穏だったことを除き、『事が多い』大変な一年でした。今や、我々現代人は、何が起こるか分からない、何が起きても不思議ではない時代に足を踏み入れたとの覚悟が必要なのかもしれません。 さて、当社はこれまで、量産は北海道、兵庫県、三重県、佐賀県といった国内拠点で、地産地消のサービス加工はそれぞれの海外各拠点でとの機能分担で製造レイアウトを決めてきました。しかし、過去最高水準の円高に直面し、従来以上に為替リスクをヘッジできる生産体制、グローバル量産体制との2本立てに移行する所存です。また、主原料であるタングステンのリサイクル事業も順調に拡大していますが、国内で販売した物量は国内でリサイクルする、『環境循環型』のビジネスモデル構築に向けて、本年もさらに努力して参ります。 販売面、顧客サービス面では、従来、伊丹、横浜、北海道、タイの四箇所で運営してきたツールエンジニアリングセンターを、本年からは、四日市、佐賀、上海、ドイツの4箇所を加えて8箇所体制で運営して参ります。お客様が抱えておられる切削加工についての課題を、お客様と一緒になって考え、解決していくためのテスト加工や、セミナーを効果的に行うための設備、機材を揃えております。皆様方に是非活用頂きたく、宜しくお願い申し上げます。 お客様への満足度の最大化を目指して タンガロイ 取締役社長 上原 好人 新年あけましておめでとうございます。 本年が、お客様および業界にとって素晴らしい1年になりますよう、心からお祈り申し上げます。 昨年は各種原材料の高騰、東日本大震災、超円高など天地のみならず経済界までをも揺るがす激震が走った年でした。いまだ、震災被害を受けられご苦労されている皆様に心よりお見舞い申し上げます。 さて、来るべき2012年は、更に高能率を追求した新製品の継続投入、流通の皆様との強固な関係作りを基軸に、お客様への満足度の最大化を目指していくことをお約束いたします。 特に昨年11月にオープン致しましたいわき新工場、および昨年末に竣工致しました名古屋テックセンターなどの最新鋭設備の本格稼働により、盤石な商品供給体制の確立とよりきめ細かなサービス体制の構築が実現することとなりました。超硬工具のパイオニアとしての伝統ある歴史と、更に新しく生まれ変わったタンガロイが全速力で商品とサービスをお届けし、皆様のものづくりの現場に最大の貢献ができますよう、またそのような1年になるよう全従業員とともに頑張っていく所存です。 この人訪問B 山信 常務取締役 酒井 弘氏 昨年7月の取締役会で生え抜きの酒井取締役は常務に昇格された。 山信の全営業部と購買を統括している。所長会議や部長会議では「鬼のようになる」と自認するものの「たたき上げなので、社員の気持ちはわかります。会社との架け橋をしたい」と話す。 昭和52年に入社、トラックで商品の配達から始めて、4年後には営業に。33歳の時、新規に立ち上げた愛知県長久手市にある名東営業所の所長に抜擢される。立ち上げメンバーは2人以外、全員年上の8人の所員だった。長久手を中心に守山、名東、天白区周辺を酒井所長含めて3人の営業で回った。平社員から一週間の課長職を経て所長になった酒井さんは「ゼロからのスタートで、もう最初は何がなんだかわからなかった」それでも機転と行動の速さは随一で、「この地域に自分が住むことで、地域に密着して営業しやすくなるだろう」と考え、港区から、妻と小学生、幼稚園の娘とともに、一家は長久手に引越した。そうして、子供の幼稚園が取引先の子供と一緒であったり、近所の話ができるようになると、お客と仕事以外の共通の話題が増える。「まず仲良くならないと値段だけになってしまう」さらに「既に他と取引があるお客様がうちと取引をしてもらうには何か理由がないといけない」と酒井さんは朝の6時から店を開け、休みの日でも顧客に自宅の連絡先を伝えて特急の注文にも配達できるようにした。 名東営業所は売上げゼロから、年々倍増していった。8人からスタートした営業所は現在約3倍に社員が増えた。そして達成率1位を長年継続してきたことで、平成11年には、名東営業所、大高営業所、北営業所をまとめた中営業部部長となり、購買部部長も兼任する。 「売れるものがわかっているので、購買部での仕入先との交渉もしやすい」と話す。酒井さん指導のもとで、修行した取引先の若い跡継ぎも巣立っていき、顧客となった今でも酒井所長と呼んで飲みに行く。「中小企業は何でもできないといけない。特に人間関係と知識はどんどん広げていかないと」というのが酒井さんの信条。常務になった今でもメーカーの研修に積極的に参加して商品知識を蓄積しながら、社員ともよく食事に出かけ、退職した社員とも書簡を交わすまめさも。 好きな言葉は山本五十六の「男の修行」。 昭和30年生まれの57歳。 DrillLine刃先交換式 大径穴加工用ドリル タンガロイ『タングドリルビック』 タンガロイ(社長=上原好人氏、本社=福島県いわき市好間工業団地11-1)の大径穴加工用刃先交換式ドリル「TungDrillBig(タングドリルビック)』が昨年10月の発売以来、好評を得ている。 タングドリルビックは、優れた性能と高い経済性で人気の刃先交換式穴あけ工具TungDrillシリーズの大径穴加工用ドリル。セッティングプレートを使用した工具径調整機能を有し、一つの本体で複数の穴径に対応することができるため、ドリル径φ55〜φ80の範囲をわずか5種類の本体でカバーする。このことにより、発電機器や建設機械などの大型部品で多数使用されている高価な大径穴あけ工具を、数種類のタングドリルビックに集約することが可能である。 また、定評のあるTungdrillTwistedと同じインサートを使用しているので、最新の軟鋼用DG形ブレーカを含む四種類のチップブレーカと四つの材種設定の中から被削材・加工条件に応じた最適のインサートを選択できる。 【タングドリルビックの主な特長】 ・ドリル径φ55〜φ80o,L/D=2.5を設定。 ・セッティングプレートを交換することで工具径調整が可能。 ・高剛性ボディ設計&インサートの最適配列により優れた穴径精度を実現。 ・4種類のチップブレーカと四種類の材種設定により、様々な被削材・加工条件に対応可能。 ・軟鋼用チップブレーカDG形は、大型構造物で多く使用される軟鋼の低速加工で驚異的な切りくず処理性能を発揮し、工具への伸び絡みを解消。 全アイテムは5形番(ドリル)。 主な形番と標準価格は、〔ドリル〕TDX55-56F50-2・5=14万5,000円(税込み15万2,250円)、TDX74-80F50-2・5=15万4,000円(税込み16万1,700円)、〔インサート〕XPMT08T308R-DJAH725=1,230円(税込み1,292円)、XPMT110412R-DJAH725=1,330円(税込み1,397円)。 初年度4,000万円の販売を見込んでいる。 JAPAN PACK AWARDS 2011 審査委員長賞を受賞! シュマルツ エンドエフェクタ VEE 真空機器専門メーカーのシュマルツ(横浜市都筑区)は昨年11月18日、同社の開発した真空エンドエフェクタ VEEが日本国際包装機械展ジャパンパック2011において「JAPAN PACK AWARDS2011審査委員長賞」を受賞したと発表した。 日本国際包装機械展ジャパンパックは隔年で開催されている包装業界、食品業界向けの国際的な展示会で、昨年10月中旬に開催され延べ9万人以上が来場した。 同展では、出展製品を新規性・独創性・安全性・衛生性・省資源・省エネ・波及効果等の観点から審査し、技術研究・開発の成果を表彰する「JAPAN PACK AWARDS」を設けており、2011年度の「JAPAN PACK AWARDS」において、真空エンドエフェクタ VEEが審査委員長賞を受賞した。 モジュール式のロボットハンドであるエンドエフェクタ VEEは、吸着対象に合わせて真空パッドの種類・数量を組み合わせ、最適なハンドを構築することが可能。主要のプラスチック部には耐熱性・耐薬品性に優れFDA(米国食品医薬品局)承認材質であるポリスルホンを採用し、フランジなどの金属部分にも鉛を含まない材質を使用している。そのため、フォイルやパウチ袋をはじめとする製品・部品だけでなく、食品を直接吸着し搬送するアプリケーションにも使用することができる。 西垣ポンプ製造 新製品 弁なし自吸式ポンプ 「PYS4-108E」 ステンレス製渦巻ポンプを中心に、特殊材質や特殊仕様などユーザーのニーズに合わせて製作する西垣ポンプ製造(社長=西垣功一氏)はこのほど、弁なし自吸式ポンプ「PYS4-108E」を開発した。 「PYS4-108E」は、サイフォンカット構造を採用することにより吸水弁をなくしても自吸できる構造とした。 また、軸封部へカスタムシール方式の採用、特殊セミオープン採用でスラッジ液に対応可能、エアーロックレスポンプとして利用可能などの特長がある。 製品に関する問い合わせは、【本社・岐阜県羽島郡笠松町美笠通3-12-1、TEL058-388-3531】まで。 Yahoo!ショッピングに トラスコ中山 自社店舗を出店 機械工具卸商社のトラスコ中山(社長=中山哲也氏、大阪本社=大阪市西区)は、大手通販ショッピングサイトに自社店舗「プロツールのトラスコ」の出店を進めていたが、このたび「Yahoo!ショッピング」に出店した。 同社は「プロツールのトラスコ」をプライベート・ブランド商品(以下PB商品)の認知度向上を図るためのアンテナショップと位置づけている。 また、これまで一部PB商品に限定していた取扱いアイテムに加え、一部メーカー商品(以下NB商品)の販売を開始し、よりユーザーの利便性向上につなげている。【掲載アイテム】約七万八千アイテム(PB商品=約1万8,000アイテム、NB商品=約6万アイテム) 【オープン日】2011年12月19日 【価格表示】トラスコ中山発刊カタログオレンジブック価格 【決済方法】クレジットカード 【納入形態】愛知県岡崎市のプラネット東海物流センターからヤマト急便などの路線便にて発送(納期1〜2日) なお同社は、「プロツールのトラスコ」について現行展開されている販売店のサイトと価格競合するものではないとし、同社の通常ルートでは100%卸売モデルを継続することを表明している。 高橋宏明氏(三菱重工)が日本の 航空宇宙産業について講演 日工販 中部地区忘年懇親会開催 日本工作機械販売協会(日工販)の中部地区忘年懇親会(中部地区委員長=高田研至氏・井高社長)が昨年12月1日午後4時より、名古屋市東区葵のメルパルク名古屋で開催された。当日は会員ら138名が出席。後藤日工販副会長(三栄商事社長)は挨拶で、工作機械販売は回復基調にあり2012年もこの傾向が続くのではないかと期待感を示した。 懇親会に先立って行われた講演会では、高橋宏明氏(三菱重工業名古屋誘導推進システム製作所工作部部長)が「航空・宇宙エンジン事業の取り組み」と題して講演。高田委員長の講師紹介に続いて、登壇した高橋氏は日本における航空・宇宙エンジン開発の歴史と航空機産業の現況や今後の展望について自動車産業との比較を用いながら解りやすく説明した。 続いて懇親会に移り、冒頭、挨拶に立った高田委員長は、日工販中部地区の日頃の活動に対する理解と協力に感謝の意を示したあと、「航空機需要が20年後ぐらいには倍増するとのお話がありました。中部地区は非常に航空機産業が盛んなので楽しみです」と講演を聞いての感想を述べた。 また高田委員長は、中部地区の事業として行った研修会、工場見学会等の報告をし、今後は3月に情報交換会を開催したいと話した。1年を振り返って「景況は本当に暗い年でした。急激な円高、東日本大震災、十月のタイの洪水と、大変な年でした。その様な中で、我々は航空機事業のこともありますし、自動車も今現在は非常に厳しい状況ですが、将来需要を見ると、現在の5,500万台から2020年には8,000万台、30年には1億台になると言われています。『目先真っ暗、将来バラ色』というのが自動車産業の将来像だそうです。来年(2012年)も非常に厳しい年ではありましょうが、今後とも日工販中部地区の行事への参加と協力をお願いします」と述べ挨拶を締めくくった。 後藤日工販副会長は「東日本大震災に際しまして、会より百万円の寄付をさせていただきました。日工販の教育事業として、6月に新人のための講座が開催され前年より5割増の51名が参加、景気も少しは戻ってきているのかという感じがします。また、秋口に行われたSE(セールスエンジニア)講座では136名の方が受講。SE講座は20年以上の歴史があり、受講者がめでたく資格を取得されますと、資格取得者は2,650名程となります。これは日工販にとって非常に心強い力です。今後とも続けていただきたい。日工会の発表によりますと、2011年の工作機械受注額は1兆3,000億円になるとのことです。リーマンショック以降、随分と苦労が多かったのですが、やっとここまで戻ってきました。ただ一つ問題は、この厳しい円高。また我々日工販のメンバーは、大半が国内での営業です。15五年前は日工会の数字も70%が国内、30%が海外でしたが、この1兆3,000億円は全く逆転しています。国内30%、海外70%。我々もビジネスモデルを少し考え直して、ひと踏ん張りしなくてはいけない。来年(2012年)からはまた、イケイケドンドンの年になるかと思っておりますので、ひとつ今晩はひと時を楽しんでいただけたらと存じます」と挨拶した。 メーカー賛助会員の新加入として、サンドビック・コロマントカンパニーが紹介された。 乾杯に際して、井川ジェイテクト社長が「今年(2011年)は色々天変地異があり想定外が続きました。今まで想定外は、オイルショック、2年前のリーマンショック。その時は上を下への大騒ぎで、それこそ今日の状態が想像できないくらいの変化がありました。昨年(2010年)はトヨタの品質問題で、日本の製造業があやしくなるくらい非常に大きな問題となりました。やっと乗り越えたかと思った今年が東日本大震災で、こんなに毎年毎年、想定外が起こるというのは考えもつかなかった。それでも、この日工販の各会社さんが全部生き残っているのは凄いこと。特にこの中部地区は、ものづくりの中部地区と言われるくらい、しっかりした地盤があります。各社さんが今以上の団結力で乗り越えていっていただき、来年(2012年)に向けてさらに発展されますことを祈念いたします」と挨拶、乾杯の音頭をとった。 会場では出席者が和やかに歓談して交流を深めていた。 事務所を移転 東洋バルヴ 1月16日より 東洋バルヴ名古屋営業所(所長=大場意広氏)は、このほど移転することになり、新事務所にて業務を行う。 移転先は次のとおり。 ▽新住所=〒451-0045名古屋市西区名駅3-9-3748KTビル6階 ▽電話番号=052-582-5111(変更なし) ▽FAX番号=052-561-8471(変更なし) ▽業務開始 1月16日 |